
他の3大学とは受験者層が少し異なる同志社大学では、出願者数は2021年以降増加が続いていますが、2023年度まではそれに伴って合格者数を増やしてきたようです。しかし、今年は受験者数の増加に対し、合格者は減少。狭き門となりました。細かく見てみると難化したのは理系学部で、文系学部はあまりラインが変わっていないようです。文系の受験生は過度に怖がる必要はありません。
他の3大学とは受験者層が少し異なる同志社大学では、出願者数は2021年以降増加が続いていますが、2023年度まではそれに伴って合格者数を増やしてきたようです。しかし、今年は受験者数の増加に対し、合格者は減少。狭き門となりました。細かく見てみると難化したのは理系学部で、文系学部はあまりラインが変わっていないようです。文系の受験生は過度に怖がる必要はありません。
かつては推薦による入学者が6割を超えていた関西学院大学ですが、2021年度から一般選抜で入学者を確保する方針に転換し、一般選抜でも多くの合格者を出すようになりましたが、それに伴って一般選抜の出願者数も増えてきています。従って合格最低得点率もあまり変化していません。次年度も昨年並みの合否ラインとなるのではないでしょうか。
7月14日に当社主催による「関西8大学大研究」が開催されます。大学受験生は是非来場して大学の入試担当者からの説明や、フリーステップ教育技術研究所による出題傾向分析のセミナーなどを聞いていただきたいですし、教員対象説明会も開催しますので進路指導や高校3年生担任の先生にも参加していただければと思います。
今回はそこで使用する予定の資料をちらりと見ていただきます。
今回は関西大学の全体状況です。
出願数と合格者数を2018年からまとめたグラフです。割合としては小さいのですが2019年度から毎年出願者の減少が続いています。一方で合格者数は減少していませんので、単純に考えると受かりやすくなっているはずです。そう思って細かく見てみると、外国語学部部の合格最低得点率は例年の62~64%から62%弱に下がっていますが、商学部はほぼ変わらずと学部によって動き方が違うようです。詳しくは7月14日をお楽しみください。
明治11年に創立された高等女学校をルーツに持つ梅花女子大学は4学部9学科ありますが、その中の一つ食文化学部、食文化学科では調理師免許や中学校、高等学校の家庭科の教員免許の取得に加えてその他多様な資格取得も可能となっています。また新たなレシピ開発などユニークな取り組みも行っていますが、その一つが宅配すしで知られている音羽鮨で買うことができます。今年で7年目になるそうですが、毎月29日に学生さんが考え出した月替わりの巻きずしを味わうことができます。12種類×7年=84種類ものレシピを学生さんたちが考え出したことになります。今月は「梅香る鯖の水無月巻」。前日までの予約が必要ですが、食べてみようかな。
それはさておき、学生さんが考えたものがこのような形で世の中に出るのって良いですねぇ。
大阪薫英女学院は留学制度があることでも有名ですが、最も長いプログラムはカナダかニュージーランドで11か月過ごすという本格的なものです。さすがに1年近く親元を離れて英語圏で生活すると、英語力だけではなく、積極性や国際感覚まで身につきます。というわけで、ひとまず留学ってどのようなものなのか、費用はどの程度かかるのかなど聞いてみなければ始まりません。留学に少しでも興味のある女子は是非参加してみましょう。
2024年2月に行われた第118回医師国家試験の合格者数は厚生労働省のHPに公表されていますが、それによりますと、10,614名出願、10,336名受験で合格は9,547名、合格率は92.4%という結果でした。今年度の歯科医師国家試験は66.1%、薬剤師国家試験は68.4%、獣医師国家試験は72.7%の合格率でしたので、それに比べると合格率が高い試験なのですが、それでも大学による差があります。
そこで、全国82の医学部医学科で合格率のランキングを作ってみると、1位は自治医科大学の100%、2位は国際医療福祉大学の99.2%、第3位が兵庫医科大学の99.1%、4位が産業医科大学99.0%、5位が順天堂大学98.5%と私立大学が上位を独占しました。
私立大学の医学部といえば学費が高いというイメージもありますが、その分確実に医師に育ててくれるというメリットがあると考えると悪くない選択かも知れません。
2017年に竣工した西宮キャンパス(医学部)の教育研究棟は12階建て。営業時間外の食堂利用はもちろん、小集団で学習できるスペースが随所に設けられており、最上階の6年生用自習室は24時間営業。その他売店や書店など学生用の設備が設けられています。
というわけで、どのような大学なのか実際に見てみましょう。
以前もこのエントリーでも紹介した京都東山のノートルダム女学院についてです。2023年度入試に関して、卒業生数101名という規模の学校でありながら、京都大学2名を含む国公立大に6名、関関同立+上智に37名が合格しているのですが、実は関関同立の指定校推薦枠だけでも47名分、それ以外の大学を含むと290学部以上の指定校推薦枠があるなど、大学からモテモテの高校です。
しかも学年の約半数が英検準1級に合格しており、オンライン英会話や英語でのプレゼンテーションを取り入れた授業も効果を発揮しているようです。
6月22日の小学生対象オープンスクールではオーケストラクラブの演奏や在校生による校内見学などお楽しみプログラムが用意されているようです。小学生女子はこの学校の人気の秘密を確認しに行ってみてはいかがでしょうか。お申し込みは学校HPからどうぞ。
以前このエントリーでも紹介した大阪市住吉区、南海高野線我孫子前駅近くの建国中学校・高等学校は、韓国系の学校ですが、日本の一条校(学校教育法第一条に規定されている学校)でもありますので、基本カリキュラムは学習指導要領に基づいています。しかし、韓国をはじめとして海外大学への進学を考えている生徒・保護者も多いため、語学教育には多くの時間が用意されています。習熟度別の韓国語の授業や、中3までに英検準2級取得を目標として標準以上の時間数の英語の授業、また海外からの入学者にも対応できる国語(日本語)の授業など、語学力養成については手厚い体制となっています。
生活面でも完全給食が実施され、空調が完備されている体育館など、安心安全にも配慮された学習環境です。
これでも十分魅力的な学校なのですが、さらに学びのスタイルを授業中心から探究活動に軸足を移そうという改革が行われています。
どのように変わるのか、是非説明会に参加して確認していただければと思います。
107年前の1917年に設立された高等女学校がルーツですが、4年制大学が設置されたのは戦後間もない1949年と関西で最も歴史がある私立女子大学です。
創立時から設置されている学芸学部に加え、児童教育学部、健康栄養学部の3学部体制です。学芸学部は現在、国文学科、国際英語学科、化粧ファッション学科、ライフプランニング学科、心理学科の5つの学科がありますが、2025年度より「リベラルアーツ学科」の増設に向けて準備中との情報が入りました。
詳しい内容はオープンキャンパスで聞いてみましょう。詳細・お申し込みは大学HPからどうぞ。
大阪府河内長野市にある清教学園の今春の大学合格実績は、卒業生402名に対し、国公立現役で138件(34.4%)既卒まで加えると157件合格、関関同立合計では現役で453件、合計で510件合格でした。圧倒的な実績を誇る進学校ですね。
この数字だけを見ると、生徒はゴリゴリと受験勉強をしているのかと思ってしまいますが、以前このエントリーで紹介したように、実際には生徒の主体性を重んじた伸び伸びとした教育活動が行われています。
こちらでは例年2回のプレテストが実施されていますが、今年の第1回目の日程が発表されました。夏休み前の祝日を利用して算数と国語2教科の試験が行われます。中学受験生はぜひ参加しましょう。