同志社中学から、合同説明会の案内が届きました

2018年2月13日 火曜日

中学入試でも人気が高まる一方の同志社系列の学校ですが、3月には4校合同での説明会が実施されるようです。今回は大阪と西宮も会場にして、行われます。

同志社系列の高校を卒業すると、同志社大学に進学するケースも多いわけですが、その同志社全体のコンセプトも知っておくことで、入学後の戸惑いも無くなると思います。

受験を考えている小学生とその保護者は是非、参加してみましょう。

 

 

私立高校入試とインフルエンザ

2018年2月5日 月曜日

2018年度の私立入試が2月に入り本格化しています。またもう一方でも本格化しているのが「インフルエンザ」です。1/22~1/28の1医療機関当たりの患者数が52.35人と2週連続で過去最高を更新したと厚生労働省は発表しています。

そこで、インフルエンザ対策として、[インフルエンザ追試]を実施する高校があります。

通常の入試日の1次(滋賀2/5、奈良2/6、京阪神2/10など)と公立入試日の間で実施される入試を1.5次入試と呼び毎年多く高校で行われています。この入試に併せて[インフルエンザ追試]行うようです。ただし、受験するにあたってはいくつかの注意点が必要です。

①:受験資格として[診断書]や[証明書]が必要な場合があります。

②:1次入試と受験科目が異なる場合もあります。5科目(英数国理社)入試➡3科目(英数国など)入試《理社の得意な生徒は不利になる可能性がある》

※ただし、1.5次入試やインフルエンザ追試を実施していない高校もあります。事前に必ず確認しておいてください。

いよいよ中学生の受験(高校入試)が本番を迎えました。手洗い・うがいをしっかりして、マスクを着用。今まで一生懸命に勉強してきたことに自信を持って臨んでください。『頑張れ!受験生!!』

 

 

「子どもがなりたい職業」と新学部・新コース(後)

2018年1月12日 金曜日

調査したのが第一生命ではないので選択肢が異なるのですが、1970年、いまでは50代の人が子どもだった頃の調査です。なんと、「学者・博士」がありません。また、食べ物関係が入っていません。(職業名も「看護婦」など古い表現ですが、あえて当時の調査のままの表記を掲載しています。)

 

昔も今も、男の子がスポーツ選手を、女の子が看護系や保育園・幼稚園の先生など人と触れ合う職業を志向しているのは変わりませんが、女子では1990年から、男子でも2000.年からランクインした「食べ物屋さん」ですが、立命館大学が今年から募集を始める「食マネジメント学部」はこのような指向も調査したのでしょうか。女の子でも今回ランクインした「ダンスの先生・・・」ですが、梅花や樟蔭、堺リベラル中学などの身体表現系のコースも、まさに今の子どものニーズをつかんでいるといえるでしょう。

そんな中で今回男の子第一位は「学者・博士」ですから、それに向けた探求型のコースを備えた学校が増えてくるのではないでしょうか。

 

 

「子どもがなりたい職業」と新学部・新コース(前)

2018年1月11日 木曜日

15年ぶりに「学者・博士」が男の子がなりたい職業1位になったという新聞記事を見つけました。それで、過去の推移を調べてみました。

 

まず、昨年2017年の調査結果から

見やすいように男女各1位を黄色で塗っています。これ以前の表も、この2017年で1位だった職業に色を付けています。

 

その5年前・・・。男子に「宇宙飛行士」が入っています。女子に「ダンサー・・・」が入っていません。たった5年前ですが、それほどダンスがメジャーではなかったのですね。代わりに「ピアノの先生・・・」が入っています。

 2000年、平成12年では・・・。男子の「おもちゃ屋さん」が微笑ましいですね。女子に「お医者さん」が入っていませんが、「獣医・・・」といった動物関係がこのころからランクインします。

 

バブル時代の1990年、男子の「学者・博士」のランクが低いです。女子に「客室乗務員」と「マンガ家」がランクインしています。

(続く)

 

 

早稲田摂陵高等学校ウィンドバンド定期演奏会

2018年1月5日 金曜日

その昔、阪急西宮球場の中に「阪急商業学園」という阪急百貨店の企業内研修所がありましたが、そこでは全員必修の実業団のような吹奏楽団がありました。但し、ここでは高校卒業の資格は取れなかったため、茨木の向陽台高校(単位制・通信制)と提携をしていました。阪急商業学園は2004年に閉校しますが、その吹奏楽団は向陽台高校に移管され、2009年からは同じ学校法人の早稲田摂陵高校の普通科吹奏楽コースとして移管されたという団体です。そのような歴史がありますので、一般の高校の部活と異なり、音楽大学のように楽器ごとにプロの演奏家が指導してくれるというシステムになっています。

ちなみに向陽台高校は今ではガンバ大阪や宝塚音楽学校とも提携しているようです。(宝塚音楽学校は中学卒業後の2年間、歌や踊りを学ぶ学校ですが、高卒資格は得られません。)

早稲田摂陵高校の普通科吹奏楽コースの入試は教科+実技+面接です。募集は女子のみとなっています。

 (クリックするとPDFが開きます)

さて、その伝統あるウィンドバンドの演奏会が2月24日(土)にザ・シンフォニーホールで開かれます。1,500円+発券手数料で絶品のハーモニーをお楽しみください。

 

 

京都芸術高校 卒業制作展

2017年12月28日 木曜日

近畿圏で美術科を設置している高校は12校ありますが、そのうちで美術科のみの単科高校は「京都市立銅駝美術工芸高等学校」「大阪府立港南造形高等学校」「京都芸術高校」の3校です。京都芸術高校は私立としては近畿で唯一の美術科単科の高校というわけです。

入学時には美術に関する基本を全員勉強(週14時間)しますが、2年からは絵画表現とマンガ文化表現の絵画系2コース、造形表現コース、視覚デザインと映像メディアデザイン表現のデザイン2コースの計5コース制に分かれてそれ以上のコマ数で美術を学ぶことになっています。もちろん国公立の美術大学を目指す生徒向けにセンター試験対策の選択講座も用意されています。

 

そこで3年間学んだ彼らの卒業制作展が2018年1月24日(水)から28日(日)まで学校内で行われます。美術を本気で勉強したいという中学生は是非、先輩方の実力を見に行ってみましょう。場所はJR黄檗(おうばく)駅から徒歩1分以内です。

 

 

高槻中学校・高等学校 生物部にお邪魔してきました(下)

2017年12月27日 水曜日

既に一部完成していて使用が始まった新校舎の、100メートル以上の長~い廊下の前に真新しい理科実験室がずらりと並んでいます。なんとその数7つ、生物実験室だけでも2つという恵まれた環境です。隣には広い準備室があり、実験助手の方が作業を行っていました。

こちらでも生物部が活動しています。こちらには海水魚が入った温度が管理されている水槽がいくつもあり、まさにその生態を調べるために魚の模型を泳がせて、反応をみるという実験が行われていました。

高槻高等学校はSSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)に指定されており、その予算で購入された実験機器や書籍が活用されています。島津製作所製のデジタル顕微鏡もその予算で買いそろえ、現在35台になっているそうです。もちろん普通の光学顕微鏡は授業でクラス人数分、双眼実体顕微鏡も同じく一人一台揃っているそうですので、普段の授業でも観察・実験の効率も上がることでしょう。

もちろん先生方の苦労・工夫も欠かせません。結構値段の張る温度と湿度を一定に保つ機器の代わりに、家庭用のワインセラーを流用するなどで経費を節約しています。

今年の「科学の甲子園」でも大阪2位を獲得した高槻中学校・高等学校は、生物部以外でも電気物理研究部や科学研究部など理系の部活が盛んな学校です。先輩や先生方も含めて、好きなだけ実験や観察ができる恵まれた環境が備わった、関西では数少ない学校だといえるでしょう。

ところで、どさくさ紛れに今年の中学入試の出願者数を聞き出してきました。昨年同日比で約2割増し、とのことです。昨年も女子は男子よりも合格最低点が高くなっていましたが、今年は男女ともラインが上昇する可能性も高いといえるでしょう。今年受験の方は併願を厚めにするなど、受験作戦のご参考になさってください。

 

高槻中学校・高等学校 生物部にお邪魔してきました(上)

2017年12月26日 火曜日

新校舎の建築が進む高槻市の高槻中学校・高等学校ですが、今回は10月の「第10回大阪府生徒研究発表会」ポスター発表部門で金賞、オーラルセッション(口頭発表)部門でも優秀賞を受賞した生物部にお邪魔してきました。

高槻中学校・高等学校の生物部は約50名の大所帯で、「哺乳類班」「爬虫類班」など生物の種類ごとの班に分かれて活動しています。「鳥類班」は剥製の作成、「植物班」は花や野菜の栽培を行うなど、それぞれの班独自の活動も本格的です。部室にはずらりと魚類やサンショウウオなどの両生類が入った水槽などが並んでいます。

ロッカーの中には生きたクワガタやタランチュラの入った容器や、迷路の学習実験に使うためのハムスターの入ったかごが納められています。既に冬休みに入っている校内でしたが、これらの生き物のお世話のために交替で生徒さんが来ていました。ちなみにこのロッカーには中の温度を保つためにヒーターがセットされていますが、これらの設備も生徒さんたちの手作りです。今年から入学した女子生徒も数名入部しており、先輩方と一緒に生き物の世話をしていました。

近所の川まで魚や、箕面までサンショウウオを取りに行くなど、結構アクティブに活動しているようです。先日も先生の引率で水族館に行ってきたそうです。結構楽しそうですね。(続く)

 

【スクープ】大商学園高等学校 新校舎建築準備中【もっと快適に高層化】

2017年12月25日 月曜日

大阪府豊中市の大商学園はこの11月に130周年を迎えた伝統校です。かつては男子校でしたが2009年には全面共学しています。阪急宝塚線の服部天神駅から徒歩10分少々、御覧のように明るくきれいな校舎に到着です。2001年に建築したこの建物は手入れが行き届いているのでしょうか、中に入っても新築物件にしか見えません。

その奥に、古い建物(といっても公立高校より新しくてきれい・・・)がありますが、現在解体準備が進んでいました。

教頭先生にお伺いしますと、この校舎を二つ解体して、同じ場所に、6階建て(中は5層)と高層化する予定だそうです。現在の新しい方の建物は3階から6階まで中に吹き抜けがあるなど開放的な作りですが、新たな建物も明るい作りになりそうです。

ちなみにこの場所は伊丹空港から近く、外にいると時々飛行機の音が聞こえるのですが、そのために既存の教室も防音対策+冷暖房完備となっています。新たな建物も最新鋭のオフィスのような快適な環境になりそうです。

女子サッカーが全国で準優勝、硬式テニスもインターハイ出場、硬式野球も年に何回も大阪桐蔭と練習試合を行うなどスポーツ強豪校ですが、運動部員は特別扱いされず、授業もテストも一般の生徒と同じ扱いで、テストの点数が悪かったら練習にも行けない、というように、あくまでも勉強を第一に考えている真面目な学校です。

この垂れ幕は去年の実績ですが、このような大学入試実績も上げているという、まさに文武両道の学校です。一方、今でも大阪府で商業科を併設している唯一の私立高校なのですが、その商業科では実社会で通用するライセンス取得に特化したカリキュラムが組まれており、実社会に通用する人材育成という部分でもぶれていません。

新校舎は2019年3月完成とのことですので、今の高1以下の学年は新しい校舎を使うことが出来そうです。完成したら見に行こうと思います。

 

明日「城星学園」と「大阪女学院」でクリスマス会が開催されます

2017年12月15日 金曜日

今年もあと2週間ほどとなりました。今日から年賀状の投函もできるようですが、年末年始の、クリスマス、紅白歌合戦、正月、という年中行事は、入試本番が近づいてくるということを意味しますので、精神的に追い詰められてくる受験生もいるようです。そこで、これらの学校を受験するお子さまは、ちょっと気分転換に1時間ほどクリスマス会に参加してみてはいかがでしょうか。

 

【城星学園】

12月16日(土)

午前10時~11時 城星学園講堂にて

聖歌隊の合唱、神父様のお話、吹奏楽の演奏などがあります。

 

【大阪女学院】

12月16日(土)

(昼の部)午後1時30分~2時30分

(夜の部)午後5時~6時

こちらも聖歌隊やハンドベルの演奏などもあるようです。

時間帯をみると、2校をハシゴすることも可能となっています。ミッション系女子中高をお考えの方も、是非ご参加ください。年に一度のチャンスです。