2024年10月28日
埼玉県は公立の男子校、女子校が残っているという地域ですので、備考欄に別学の表記を入れています。それではこのランキングでのベスト3の学校を紹介します。
埼玉県では東大合格者数でもトップの県立浦和が第1位です。129年前に創設された旧制浦和中学以来男子校で、埼玉県東大ランキングでも2016年以外の72か年でトップの学校ですが、部活動も盛んです。クイズ研究会は時々テレビ出演しています。
2位の県立大宮。こちらは共学校ですが、元々男子校と女子校が戦後統合されたという歴史があるため、男子と女子、共学の3通りのクラスが存在していましたが、10年ほど前にすべて共学クラスになったという学校です。今でも男子と女子で校章が異なっています。こちらも部活動が盛んで、国際大会にも出場している生物部や化学研究部、物理部、天文部と理系の部活に加え、全国大会レベルの音楽部(合唱)やアンサンブルコンテストで金賞の吹奏楽部など、音楽系のクラブも充実しています。大宮といえば聖地、鉄道博物館がありますが、大宮駅をはさんで南北逆方向になりますので、両方訪れたい場合は時間に余裕も持っておきましょう。
第3位は県立川越。こちらも旧制第3尋常中学をルーツに持つ伝統校です。映画「ウォーターボーイズ」でも有名になった男子校ですが、文化部も盛んで、新聞部や書道部、料理部など、文化部だけで23もあります。
東大合格者数は1(2022年)→5(2023年)→7(2024年)と順調に伸び続けています。
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2024年10月25日
こちらの数値を集計してみると、やはり甲南大にはほぼ合格実績がなく、他の4大学が多くなっていますが、龍谷大に3桁合格している高校も少なくありません。
12位までは公立が独占しています。京都の受験生は大阪の学校はあまり受験しない、といわれてきましたが、城南菱創、南陽、大谷から近畿大に150名以上合格するなど京都南部では次第に変化が出てきていることがわかります。
散布図も作りました。ご覧のように近畿大にも強い城南菱創の実績が目立ちますね。
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2024年10月24日
関関同立のランキングも作成しました。当然ですが京都の高校生は同志社と立命館に集中している様子がわかります。こちらも結構公立校が健闘しています。そんな中で福知山市の京都共栄学園が昨年の30位から一気にランクイン。大きく実績を伸ばしています。コース改編が影響したのでしょうか。
いつもの散布図ですが、高校合格基準偏差値の50~55付近で大きく差が開いているように見えます。ここでも公立高校の健闘ぶりが良くわかります。
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2024年10月23日
この元ネタの冊子では、地域ごとに掲載されている大学が少しずつ異なっており、京都府の高校のページには、なぜか東工大や一橋大が掲載されていないので、難関10国立大ランキングの代わりに旧七帝大ランキングを作ってみました。
実数では洛南がぶっちぎりの1位なのですが、卒業生数で割ってみると、洛星、西京、堀川の順番になります。2020年に宮津高校と加悦谷高校が統合して生まれた宮津天橋(みやづてんきょう)高校もランクインしています。
いつもの散布図です。11位以下は合計合格数が少なく、団子になってしまうので、ベスト10校から、高校募集の無い洛星を除いた9校で作成しています。
まあ、予想通りの結果となりました。
近畿圏の国公立についても作成してみました。このように対象校を広げると、公立高校も多くランクインしていますね。散布図も添付しておきます。
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2024年10月22日
産近甲龍佛でのランキングです。兵庫県ではこの5大学に限ると募集規模の大きい近畿大と県内にある甲南大の2大学の実績でほぼ順位が決まると思われがちですが、地域TOPの超伝統校である豊岡から龍谷大に74名も合格しています。龍谷大が福知山に地方会場を設置しているのはこのためか?
他の大学群と同じように分散図を作成してみました。少し相関があるようにも見えますがR^2=0.01と、ほぼ相関はありません。偏差値帯よりも地理的な影響が大きいような気がします。
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2024年10月21日
関関同立の占有率でのランキングです。3位までは昨年通り。安定ですね。このランキングでは公立勢が大半を占めますが、2022年度は23位、昨年7位だった須磨学園がついに4位。順調に順位を上げ、雲雀丘も16位から6位など伸びてきている私立もあります。
やはり関西学院大が一般選抜による募集に軸足を置いたことも大きいのでしょうか、兵庫県の高校は関関同立の合格数が増えている学校が多くなっています。
いつもの散布図を作成してみました。県西部の学校は関西学院大以外の3大学は地理的にも遠くなりますので基準偏差値に対して占有率は低くなる傾向がみられます。図書館の蔵書の多さでも有名な西宮東は、同志社大、関西大に100名以上、関西学院大には200名以上の合格を安定して出しています。
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2024年10月18日
まずは上位20校です。大阪公立大や兵庫県立大が入ってきますので、順位が難関10国立と変わってきます。ベスト10のうち公立高校が8校入っています。4位の加古川東から大阪公立大に26名(学校HPでは27名)合格していますが、地理的にもちょっと意外です。
同じように散布図を作成してみましたが、これもあまり相関が無い、つまり同じ基準偏差値でも学校による合格実績の差が大きくなっています。これから高校受験をする中学生は、その理由にも注意しながら学校説明会を聞いて、学校選びの参考にしましょう。
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2024年10月17日
続いて兵庫県の高校の大学合格実績ランキングです。
まずは難関10国立大学のランキング、上位20校です。
1位は安定の灘。因みに国公立の医学部合格者数は現役で34名、既卒込で70名でした。旧帝大医学部合格の数字は重複するので単純加算はできませんが、それを割り引いてもほぼ全員が難関10国立か国公立医学部に合格しているようです。
3位の神戸大附属中等は昨年の10位から大躍進。1学年100名規模ですから、東大京大併せて11名というのは1割を占めていることになります。公立では長田、姫路西、神戸、加古川東が10位以内にランクインしています。
高校入学時の難易度と占有率の散布図を作成してみました。
高校募集のない学校は除外しています。大阪と違ってあまり相関が無いようです。つまり兵庫では、灘は例外ですが、入学時の難易度が高くても、進路には幅があることがわかります。
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2024年10月16日
今回は産近甲龍+佛(今後、京都滋賀とも併せたランキングを作る予定なので、下ごしらえ)でランキングを作ってみました。
1位は昨年と同じ八尾、2位は昨年21位だった鳳。近畿大の合格実績が92名増の382名というのが大きな理由です。11位の泉陽の近畿大学実績は元資料では427ですが、学校HPでは314と発表されているので、学校発表の数字で計算しています。
こちらも分散図を作成してみました。
近畿大学系列の近大泉州は例外として、ほぼ偏差値55近辺の高校が集中してランクインしていることがわかります。産近甲龍佛を考えるなら、高校入学の段階でこのラインの高校をめざしておく必要がありそうです。
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2024年10月15日
関関同立の占有率も集計してみました。
昨年9位だった春日丘が2位にランクイン、逆に昨年6位だった千里が同志社と立命館の合格者が4割以上減少して15位になっています。立命館大と関大に強い三島も安定のランクインです。
分散図を作成すると、入学難易度との相関が無いことがわかります。一般選抜では入試科目が少なく、出題傾向の変化が少ない関関同立ですから、正しく対策をしておけば合格できるというわけですね。
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