2017年8月3日
㈱成学社・開成教育グループ主催(後援:ABC朝日放送[大阪会場・滋賀会場・東京会場]、京都新聞・びわ湖放送[滋賀会場])の『開成進学フェア』を今年も開催いたします。毎年3会場合計で5000名を上回る来場者数があり、盛大に開催させていただいております。
今年も、全会場で総勢200校以上の「公立学校」・「私立学校」に参加いただきます。また、「私立学校の個別相談ブース」の他に、各会場別に学校を知るワクワクするイベントを実施いたします。是非、ご来場ください。
今回は〔大阪会場〕《9/18(月祝)10:00~16:30 入場無料・入退場自由》の紹介です。
★大阪会場・進学&教育イベント紹介
【私立中学校&高等学校・個別進学相談会】(各私立中学校・高等学校の先生方と個別にご相談できます。)
【中学受験・入試分析会】【高校受験(大阪)・入試分析会】(開成教育グループの緻密な入試分析をお伝えいたします。)
【大阪公立中高一貫校・教育講演会】【大阪公立高校・教育講演会】(各学校の校長先生に自校の紹介をいただきます。)
【開成進学相談ブース】(進学全般のご相談を開成教育グループのスタッフがお受けいたします。)
【シリウス模試】(開成教育グループ独自の難関高校受験への受験必勝アイテム。※事前申込みが必要です。)
★大阪会場・学校活動イベント紹介
【ためしてハッケン・まなびステーション】(学校の特徴ある指導を体験できます。)
【Kaisei Autumn Music Fair】(生徒の音楽系部活動を生披露していただきます。)
★大阪会場・お楽しみイベント紹介
【開成NET・体験コーナー】(開成教育グループの講師陣による映像授業を体験してみよう!)
【開成親学セミナー】(受験生を持つ保護者に送る大人気プログラム)
【ザ・開成大抽選会】(特賞・USJペアチケットが当たる!空クジなしのイベント参加者へのプレゼント企画!)
※参加校や各イベント時間など詳しくは、HPで確認ください。(お申込みもHPで行っています。)
http://www.kaisei-group.co.jp/seminar/event/649



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2017年8月2日
世の中も便利になったものです。かつては学校の出願について、まず願書を手に入れて(しかも学校まで買いに行く必要がありました。)写真屋さんに証明写真を撮りに行き、銀行で受験料を払い、受験票返信用封筒の切手も貼ってから郵便局で送るか、学校の窓口に提出しに行かなければならなかったものです。今や大学はもちろん、インターネットで出願ができる私立中学校も増えてきました。この出願方法のメリットは、
- 銀行に行かなくていい(受験料はクレジット決済可能)
- 郵便局に行かなくていいし郵送物の受け取りも不要(受験票も自宅でプリントアウト)
- 家族で相談しながら出願できる(最後のチェックを家族で共有)
など、共働きなどでお忙しい御家庭にとっては、とても助かるシステムです。
実際に導入している学校にお伺いすると、出願される時間帯は夜の9時から12時、すなわち家族がみんな揃う時間帯が一番多いのだそうです。

(画像をクリックするとPDFが開きます)
さて、2017年度入試からインターネット出願を導入している雲雀丘学園中学校から2018年度入試の募集要項が送られてきましたが、出願が24時間OKなのは当然として、なんと入力に困ったときのコールセンターも24時間受付となっています。とはいえ、学校の先生方が24時間電話の前にいるわけではなく、インターネット入力に関するトラブルに対処できる業者に委託しているそうですが、それにしてもパソコン入力などが不慣れな生徒・保護者にとっては一つの安心材料となるでしょう。
http://www.kaisei-group.co.jp/nyushiblog/juniorhigh/27629.html
以前、このエントリーでも紹介させていただいた、雲雀丘学園ですが、生徒さんに対してだけはなく、受験生にも優しい学校なのでした。

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2017年8月1日
同志社ファンの皆様、お待たせしました。年に一度の大イベント「同志社合同学校説明会」が開催されます。同志社幼稚園、小学校、中学校、香里、国際、女子、大学、女子大学の9校が集結。学校法人理事会のような様相を呈しています。

(クリックするとPDFが開きます)
各園・校の説明に合わせて、同志社グッズの販売も行われます。しかも同志社大学・女子大学のオープンキャンパスも同時開催されていますので、大学の雰囲気を味わうこともできます。
例えば中学生のお子さんがいらっしゃる保護者にとって、中学校以下の学校の説明を聞いても仕方ないなと思われるかもしれませんが、高校に入学すれば、これらの中学校や小学校の卒業生と一緒になるわけですから、何を学んできたのかを知ることは有効でしょうし、まとめて説明を聞くことで、すべての学校を貫く哲学や雰囲気を感じ取ることができると思います。
というわけで、次の日曜日、京都も暑いと思いますが、室町キャンパスの涼しい寒梅館で同志社に浸ってみましょう。

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2017年7月31日
先日このエントリーでも紹介した、大阪府立高校文理学科併設8校で、募集定員のすべてを文理学科にするというニュースの続報です。

(画像をクリックするとPDFが開きます)
大阪府立大手前高校から「号外」が届きました。7月21日発表のわずか2日後に発行されていますので、大手前の先生方の並々ならぬ期待が感じられます。
この中の高校公式見解のQ&Aが大変参考になります。課題研究や発展的な専門科目など、文理学科のカリキュラムが全員に提供されることや、その意義が説明されています。「文理学科はレベルが高く、入ってからも大変だ」と心配している中学生の不安に答える内容になっています。
ところで、学校としては、文理学科を担当する先生の増員や組織替えなどの準備も必要だと思います。大学入学共通テストのプレテストや近畿総合文化祭の準備に加えてall文理学科対応も・・・先生方も大変です。今SSH海外研修でオーストラリアに行っていらっしゃる先生方は、帰国後驚かれることでしょう。

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2017年7月28日
神戸市、阪急六甲・JR六甲道が最寄り駅、神戸港が一望できるロケーションの親和中学校では次の日曜日にオープンスクールが開催されます。
今春の入試でも1学年5クラスの入学生を迎え、高校も合わせると1100名以上の生徒さんが学ぶ元気な女子校です。

(画像をクリックするとPDFが開きます)
入退場自由と書いてありますが、最初から最後までいなければもったいないようなイベントが目白押しです。部活体験などで元気な在校生と直接お話しできるのもお勧めです。
ところで、制服が変わるかも、という情報を得ました。今のシックな制服も良いと思うのですが、これから入学を考えている小学生にとってはどのような制服になるのかは大きな関心事でしょう。発表されるのはいつになるのか、オープンスクールで聞いてみましょう。
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2017年7月27日
大阪府堺市のプール学院大学は、来春から「桃山学院教育大学」と衣替えをするようです。国公立の教育学部や教育大学は統廃合など縮小する方向での検討が始まっていますが、逆にその受け皿としての作戦でしょうか、教育学に特化した私大という位置づけになります。

学長も兵庫教育大学の学長であった梶田先生を迎えるなど、かなり本格的な教育大学を作ろうとしているのがうかがえます。図書館司書の養成にも定評がある「桃山学院大学」との相乗効果も期待できそうです。
ともかくオープンキャンパスで詳しい説明があるようですので、教員志望の高校生は一度覗いてみてはいかがでしょうか。
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2017年7月26日
2017年7月20日、梅雨明け直後の暑い日でしたが、大阪高校の学校説明会に行って来ました。
200名を超える参加者は、設立当初からの伝統あふれる講堂に案内されました。
会の始まりは、『和太鼓部』の迫力ある演奏・演技、そして在校生によるスピーチ、学校DVDの上映など生徒たちの元気な様子を披露して頂きました。
多くの中学生を迎え入れ、志望する所へ卒業生を送り出しているこの学校ですが、入試については大きな変化・変更はないようです。
一方、今年度注目すべきことは、『学校内改革』です。キャッチフレーズが【あったかい学校】と謳われていますように、生徒により寄りそったシステムを立ち上げていらっしゃいます。その中で《支援センター》と名付けられた組織では、生徒の[生活][学習][進路]の3分野の支援が行われています。
●[生活支援センター]
・毎日の学校生活を気持ち良く、そして悩むことなく過ごす対策が行われます。「出欠や遅刻の管理」「生徒間問題」「身だしなみ」それと「自治会活動」なども含まれます。
●[学習支援センター]
・「Study&Collaborate」すなわち、「いっしょに苦しいことをする」をスローガンに、
〔夏期講座〕や〔文化祭プレゼン〕など積極的に行っています。
●[進路支援センター]
・大学進学だけでなく「社会で生き抜く力」の養成を目標に、様々な学習を通じて〔社会的〕〔職業的〕そして〔精神的〕に自立するための能力や態度を育成をしています。
進路決定率93.5%、下のチラシをご参考ください。
と、なかなかこの学校の魅力をここでお伝えするのも難しいので、オープンスクールにも是非一度、足を運んでみてください。
開成教育グループでは、生徒への学習支援だけでなく、子育てされる保護者様へのアドバイスも行っております【開成教育グループ・親学セミナー】などがございます。こちらも一度覗いてみてください。
http://www.kaisei-group.co.jp/sv2blog/

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2017年7月25日
前期入試を始めたり、やめたり、文理学科を作ったりと、改革が進む大阪府立高校の入試に関して、また新しいニュースが飛び込んできました。
次の入試(平成30年度入試)より、文理学科を設置している北野・茨木・豊中・大手前・四條畷・高津・天王寺・生野・三国丘・岸和田の10校のうち、北野と天王寺のみ1学年全員が文理学科でしたが、普通科併設の残りの8校も募集定員すべてを文理学科とする、と発表されました。
2017年度入試では文理学科の定員は合計で2000名、普通科は1560名でしたので、合計人数が変わらないと仮定すると、文理学科が3560名と一気に1.78倍になるという計算になります。しかし実際には文理学科併設の高校ではほとんどの受験生が普通科ではなく文理学科での出願をしていましたので、入試に関してはこれら10校の難易度にはそれほど変化はないでしょう。
一方、1学年をすべて文理学科にすることで、クラス編成や選択科目設置の自由度が増し、大学進学に向けた成果が出しやすくなるかもしれません。2018年度入学生が卒業する4年後の大学合格実績がどのように変化するのかにも着目したいと思います。

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2017年7月24日
大阪公立高校入学者選抜入試の結果が公表され、その中に【英語】『外部検定を利用した生徒人数』の一覧表がありました。(下表)

今年度(2017年度)より、英検など外部検定資格による英語選抜試験でのみなし得点が採用されました。試験のレベルや成績に応じて80%~100%の得点が保証されていて、当日の学力検査得点と見なし得点の高い方が採用されます。80%の得点が保証された志願者は315人。90%が3人、100%が27人の合計345人となっています。全日制課程の延志願者数は、52,735人ですからこの制度の利用率は、0.65%と1%に満たないことになります。すなわち、中学生にとっての外部検定(特にみなし得点を得る成績・レベル)はまだまだ難しいものかもしれません。
ただし、利用した生徒が多い志望校は、北野(64人。利用者の18.55%) 茨木(44人。12.75%) 天王寺(25人。7.25%) 大手前(22人。6.38%)の順に全体から見ると非常に高くなっています。
また文理学科設置10校では、221名が利用(利用率64.06%)し、利用者全体の半数以上を占めていることが分かります。
英語を得意とする生徒が志願する傾向の強い学科別での利用をピックアップしてみると、[英語科]を志望している生徒は9名(利用率2.61%)。[国際教養科]も9名(2.61%)。[グローバル科]では14名(4.06%)となっており、全体より高い利用率となっています。
一方、上表からも分かりますように、受験者344名に対して、到達者数は164人(割合47.7%)なっており、外部検定資格から保証された点数より当日の学力検査の得点の方が低かった受験生が、180人いたことになります。これら生徒の入学後の他生徒との英語における学力差が懸念されることも課題として残されたように思います。生徒にとって本当に良かったと思える制度にしてほしいものです。
最後に、外部検定においては、3ヶ月、半年先程度では、高いレベルは獲得出来ません。高校入試、さらに今後は大学入試にも導入されるこれら【外部検定】は、小学生の時から受験しておくことをお勧めします。開成教育グループでは、英検や漢検など多彩な検定を自教室で実施しております。是非、ご利用ください。



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2017年7月21日
以前、このエントリーでも大阪大学の世界適塾入試の出願ハードルが下がることをお知らせしましたが、第1次審査の書類選考で選ばれても、第2次選考で行われる面接・口頭試問をクリアしなければ合格はできません。そこで、このブログをお読みの志願者の皆さんへ、こっそりその第2次選考の様子を詳しくお伝えしましょう。
今年度、基礎工学部へ合格した受験生からのレポートです。
- 電子機器(携帯電話など)はすべて封筒に入れるよう指示されます。待合室に誘導されます。
- 30分ごとに10人ずつ(電子物理・化学・情報は各2名。システム4名)が資料観覧室に移動し、20分間資料を見る機会が与えられます。
- そこに用意されているメモ用紙に「口頭試問で答える問題」と「一番興味を持った問題」を選んで記入します。「垂直跳びの重心の位置と床からの効力の関係」「濃度不明の塩酸の滴定法」などの問題が用意されています。
- 一人ずつ面談会場に誘導されます。
- 試験官は4名と案内のスタッフ1名の5名が部屋の中にいます。受験生の前に机、横に荷物置きが用意されています。
- 最初の10分間は志望動機や将来の職業、アドミッションポリシーのどれに一番当てはまるかなどの面接が行われます。調べ物の手順などについても聞かれます。
- 次の10分で口頭試問となります。選んだ問題について答えとその根拠を口頭で説明します。
- 面接終了後、面接終了待合室に移動します。
- 全員揃ったところで、建物の外まで誘導され、そこで解散となります。(先に終わった人が情報を漏らすことができないような配慮だと思われます。)
と、いうわけで、少しは当日の様子が伝わったでしょうか。他の大学ですが理系の推薦入試では観察力を測るためでしょうか、住所地の近くの河川の水深や、受験会場前の廊下に貼ってあるポスターについて質問される例もあるようです。常に周りのものを観察し、疑問を持つという習慣も有効かもしれません。理系の推薦入試を考えている皆さんは、今日から視点を変えてみましょう。

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