兵庫県公立高校出願状況(第2学区)

2017年3月8日 水曜日

第2学区は宝塚北や市立西宮といった大学進学実績が顕著な難関校の動向が注目されていましたが、この2校は昨年度より落ち着いた倍率になった一方で、北摂三田が昨年より大きく増加して1.29倍、尼崎稲園も1.4倍と激戦となっています。県立西宮も1.42と高止まりしていますので、難易度としてはトップ層とほぼ変わらない水準になると思われます。県立尼崎が昨年よりも大きく伸ばしていますが、この学校の地域や教育系の大学との交流や連携、普通科でありながら総合学科のような多彩なプログラムを持つ取り組みが浸透した結果だと思われます。しかし交通の便の良い阪神間は受験生の移動も多く、隔年現象が起きやすい地域ですので、今回低倍率の学校でも来年度は注意が必要です。(続く)