関西8大学(-関西大学) 現役率ランキング

2019年2月15日 金曜日

現在入試と合否発表真っただ中の私大入試ですが、文部科学省による入学定員厳格化の影響もあり、近年私立大学志願者でも現役合格が果たせなかった受験生が増えてきたようです。

そこで、2018年入学者(今の大学1年生)のなかに現役生が占める割合の低い順に(つまり既卒生が多い順に)並べてみました。(今回も元データは「大学真の実力情報公開BOOK」です。この項目について関西大学は情報を公開していないので、関西の関関同立産近甲龍の8大学から関西大学を除いた「7大学」でのランキングになります。)

まず、第1位は4人に一人しか現役生がいない近畿大学医学部、さすがでございます。何年かかっても合格するぞという受験生が多いということでしょう。

第2位は立命館大学の情報理工、第3位は同志社大学の生命医科、第4位は立命館大学の理工、第5位は近畿大学の薬学部の創薬科と理系が続きます。専門性が高く、併願受験数が限られる理系では、現役での入学者が少なくなる傾向にあります。

続いては、同志社大学の文系が2学部続きます。やはり京都大学、大阪大学の併願者が多い難関大学だけあって、関西7大学の文系では既卒が最も多い割合になっています。

先に断ったように関西大学は集計外なのでわかりませんが、この上位20学部の中に、近畿大学はあるが、関西学院大学が無いことがわかります。近畿大学は理系学部が多いということもありますが、このランキングを見ると「産近甲龍」というグループの一つと考えるべきではないのかもしれません。