近畿圏 国公立大学 推薦系入試による入学者率 ランキング2018

2019年2月21日 木曜日

国公立大学といえばセンター試験と2次試験という一発勝負を2回クリアする以外に入学方法が無かったというのは昔の話で、今では選抜方式も多様化しています。近畿圏でも京都大学、大阪大学をはじめとして多面的な評価による合格者を出しています。そこで、近畿圏の24の国公立大学の全学部(夜間部が合算されているため滋賀大学経済学部を除いた93学部)の2018年度入学者のうち、一般入試による入学者率の低い順、つまり多様な評価方法で入学を許可した学生数が多い大学、学部をランキングにしてみました。(こちらも数値は旺文社「2019年度用 大学の真の実力情報公開BOOK」を参考にしました)

すると、推薦系入試での入学者が4割を超える学部が2つ、25%を超える学部が18と思いのほか多くなっています。したがってこの学校への入学を考えている高校生は、推薦系の入試についても調べておく必要があるでしょう。

 

因みに、推薦系の入学者がゼロの大学はといえば・・・

大阪市立大の医学部、大阪府立大の獣医学部、神戸大学の文、理、法、医学部保健、京都市芸術大学(美術も音楽も)なのでした。つまり今のところ学力(芸大の場合は実技の実力)1本での勝負となっておりますが、今後は大学入試改革の影響を受けて変更される可能性もありますので、未来の受験生は情報収集もお忘れなく。