【今年は】甲南大学 公募制推薦 競争率【厳しかった】

2023年11月29日 水曜日

以前このエントリーでもお伝えしたように、今年は昨年の1.8倍の受験生を集めた甲南大学の公募制推薦入試について、合格者数が発表されました。

実際には募集単位は学科や方式別となっていますが、全体の傾向を見るために学部合計の数値だけまとめています。また参考までに昨年の数値も併せて紹介します。

出願しやすくなったということは他大学との併願も増えるため、そこも考慮して昨年よりも多くの合格者を出していますが、文学部は昨年の倍以上の競争率となってしまいました。特に日本語日本文学科の外部英語試験活用方式では合格最低得点率が86.6%と非常に高いハードルとなってしまいました。また、昨年も難関だった経営学部は今年も7.2倍という高倍率となっています。一方で専門分野として経営学部と重なる部分のあるマネジメント創造学部は3.1倍、合格最低得点率も方式によって多少の差がありますが、7割前後となっていますので、一般選抜での狙い目となるでしょう。

今年はこのような厳しい状況でしたので、ここで残念な結果となった受験生も一般選抜で再挑戦して欲しいと思います。但し、理工学部の生物学科は今回の募集で結構お席が埋まっている状況だそうですので、一般選抜では注意が必要でしょう。