【まだ途中経過ですが】ウチの大学受験生も強気ですよ

2025年1月24日 金曜日

東大・京大をはじめとする超難関大学への志願者が増えているとの報道がありましたが、その理由として大学共通テストの易化が挙げられていました。(◆私の心の声=いやいやそれだけで難関校志願者が激増?東大や京大の2次試験の問題見たことあります??1か月で準備できないと思いますけど。)確かに共通テストの点数が伸びず、最難関大をあきらめた受験生が少なかった、と考えることもできますが、実は「今年の受験生は強気」というのはもっと前から始まっていたと思います。

今年の高校3年生は新課程初年度。新しい科目や教材に対して「わたしらの学年モルモットやねん」といいながら、たとえば「情報Ⅰ」は問題集や参考書も少なく、過去問も無い中で、自分で道を切り開いてきた「たくましい学年」なのです。

当グループには毎年4~5000名の大学受験生が在籍していますが、今年度は年内入試の割合が高い中堅以下の大学の受験者数が減少する一方、難関私大や国公立の志願者が増えています。この傾向は関西、首都圏とも共通です。つまり半年以上前から「よーし、一般選抜まで頑張って第一志望校に行くぞー!」と考えている受験生が増えたことになります。そしてそれに向けて、受験で必要な科目を中心に強化してきていたわけです。

入試が年々早期化しているのは、早く受験を終わらせたいという「弱い」高校生が増えているから、との説もありますが、最後まで自分を高めたいと考えるストイック高校生も増えているとすれば、二極分化していると考えるべきでしょう。