神戸学院大学(文系学部) 2023年度入試結果分析

2023年4月6日 木曜日

1966年、栄養学部のみの単科大学として開学した神戸学院大学は、2007年にポートアイランドキャンパスを開き、今では定評のある薬学、及び医療技術系の学部に加え、法学部や経済学部、経営学部などの文系学部も含めて10学部14学科の総合大学となっています。

さて、今回はそのうちの理系学部について、分析してみました。

ご覧のように心理学部は倍率、合格最低点ともトップとなっています。しかも2年間比べてもほぼ同じ。つまり高めの受検者層が常に集まるという募集単位となっています。現代社会学部の現代社会学科も同様に高め安定となっています。一方グローバルコミュニケーション学部の中国語コースと人文学部が倍率、合格最低得点率とも低くなりました。今年の全国的な傾向がこの大学でも表れています。残念ながら日本と中国の国際的な関係は良いとはいえない現状を反映しているのかとも思いますが、相互理解が国際平和の第一歩ですし、そもそもこのような状態が続くとは限りませんので、今は狙い目だといえるかもしれません。