
こちらの地域では、文理学科には動きはありませんが、隔年現象を起こしている2番手の寝屋川は次年度当たり年との予測でしょうか、1クラス増です。香里丘、港も1クラス増、門真なみはやは計算上では14名増ですが、この後「日本語指導が必要な生徒」の希望によって一般枠が縮小しますので例年通りになると思われます。(続く)
こちらの地域では、文理学科には動きはありませんが、隔年現象を起こしている2番手の寝屋川は次年度当たり年との予測でしょうか、1クラス増です。香里丘、港も1クラス増、門真なみはやは計算上では14名増ですが、この後「日本語指導が必要な生徒」の希望によって一般枠が縮小しますので例年通りになると思われます。(続く)
11月13日 大阪府教育庁より公立高校の令和6年度入学者選抜の募集定員が発表されました。現在は大阪府には学区制度が無くなりましたが、職業科や体育科など実技試験が課される特別選抜を除いた高校を地域別に分けて状況を紹介します。
昨年度1クラス増した北野がまた元に戻す形で1クラス減、一方でこちらも昨年1クラス分減らした茨木が1クラス増となります。千里は総合科学を1クラス増、高槻北、吹田東、豊島、東淀川、大冠、福井も1クラス増となっています。この地域の中学生の人口増を反映した動きとなっています。(続く)
120年前に創設された商業学校をルーツに持つ大阪学芸高等学校についてのお話です。この学校の所在地を「長居公園の近く」と説明することが多いのですが、実は長居公園ができる以前からこの場所にありました。因みに長居公園は大正時代には水田の中にため池が点在するような町はずれだったのですが、昭和23年には競馬場が、続けて競輪場やオートレース場が作られたため、戦後の人口急増期でも市街化されることが無く、今では複数の競技場を持つ広大な公園を作ることができたというわけです。
それはさておき、大阪学芸高校には2019年4月から「ダブルディプロマ(DD)コース」という20名募集のコースを立ち上げました。カナダのブリティッシュコロンビア州の基準に準じたインターナショナルスクールを併設し、そちらの授業も受けることで、日本とカナダ両方の高校卒業資格が得られるというコースとなっております。英語圏の大学への進学も有利になるというわけですね。
で、こちらのコースに入るためには併設中学校からの進学であっても、高校からの入学者と同じように試験を受ける必要があったのですが、次年度から無試験でこのコースに進学できるという枠を中学校募集段階からつくることになりました。これが中学校の「DD進学コース」というわけです。
出願資格等、詳しくは学校説明会で聞いてみましょう。
2023年7月12日~16日に今年の司法試験が実施されましたが、その結果が11月8日(水)午後4時に発表されました。全体状況としては4,165名の出願、3,928名の受験、最終合格者数は1,781名で、合格率45.3%となりました。新たな司法試験制度が始まったのは2006年ですが、最初は4割を超えていた合格率が2009年から2018年まで20%台と低迷していましたが、その後次第に合格率は上昇し、今年は過去15年間で3番目に高い水準となりました。
出身または在籍している法科大学院別の数値を元に、ランキング形式でまとめてみました。
今年度の1位は昨年に続いて京都大、マークシート形式の短答式で約9割、難関とされる論文試験でも76.7%の通過率は流石です。
今年の2位は一橋大。こちらも論文試験で高い合格率となっています。実戦的な訓練を積んできた証でしょう。
第3位は慶應義塾大。私学ではトップですね。第4位は東京大、昨年は2位でしたが、短答式で41名も不合格になったのは痛恨だったのではないでしょうか。第5位は昨年7位だった神戸大。こちらも安定の上位ですね。
一方で、1人も合格者を出すことができなかった法科大学院が13(内1大学は出願も0)もあります。今後これらの法科大学院が存続できるのか、心配なところです。
本日11月9日(木)が出願締め切りの追手門学院大学の公募制推薦入試ですが、11月8日(水)の朝段階での速報値が届きました。
募集は学部単位ではなく学科・専攻単位なのですが、全体状況をざっくりみていただくために学部合計の昨年比の表を作ってみました。「昨年比」が大きい方を赤色、少ない方を青色で示しています。
ご覧のように国際学部は既に昨年最終出願数に迫っています。コロナ禍の影響でどの大学も苦戦していた専門分野ですが、ようやく需要が戻ってきたようです。2022年度から新設(というより復活)し、昨年度も多くの受験生を集めた文学部も現時点で8割を超えてきましたので、高い評価を得ているようです。社会学部、経営学部も安定の人気ですね。
一方、昨年新設で話題を集めた法学部とこれまた手堅い人気を誇っていた地域創造は伸びを欠いています。
心理学部は同様に昨年の最終と比べて65.5%となっていますが、受験者の学力層が高いため、実際の合否ラインにはあまり影響がないと考えられます。
週明けには確定値が公表されると思いますので、注目しておきたいと思います。
突然ですが、第3の水ともいわれる「好適環境水」はご存知でしょうか。塩分(塩化ナトリウム)濃度を海水の4分の1ほどに調整し、その他塩化カルシウムや塩化カリウムを加えた水のことなのですが、不思議なことにこの中では淡水魚も海水魚も生きていける、そればかりか海水魚は代謝が上がって成長が早くなる、という魔法のような水なのです。
このような性質を利用すれば、海の無い場所でも魚の養殖が可能になるわけですが、海での養殖と異なり閉じた水域では寄生虫や感染性の病気の心配もないため、抗生物質などの薬剤を使う必要も無く、安心して食べられるお魚を育てることができます。
実際に奈良県でトラフグが、福島県でベニザケが養殖されており、既にスーパーなどで販売されているようです。
この新たな養殖技術を可能にした「好適環境水」を開発したのが岡山理科大学山本俊政准教授だそうです。岡山理科大学の生命科学部ではこのように最先端の食料生産技術が研究されているようです。内陸部でも新鮮なお魚を食べることができるという夢のあるお話でした。
高校生の皆さん、このような最先端の技術も面白そうですよ。
大学入試、中学入試ではインターネット出願が当たり前、という時代になってきましたが、紙の願書にこだわっていた(?)高校受験の世界でも次第にネット出願が普及してきました。四天王寺高等学校からこのようなお知らせが送られてきました。
コロナ禍の影響もあってか、ここ3~4年で各ご家庭のネット環境も急速に普及してきましたので、当然といえば当然の流れですね。
ネット出願の利点は、受験料の支払いのために平日の昼に金融機関の窓口に行く、平日に受験校に提出しに行く、または郵便局の窓口に出向く、といった手間が無くなることでしょう。また、ネット出願なら何時でも入力可能ですので、自宅で家族と相談しながら行うことができるというメリットもあります。既にネット出願を導入している学校から聞いた話ですが、出願「時刻」は夜8時~9時が多いそうです。
因みに大阪府立の「咲くやこの花中学校」、「水都国際中学校」、「富田林中学校」も次年度からインターネット出願を導入します。公立も含めて、高校受験でもインターネット出願が主流になっていくのかも知れません。
近畿圏の私立中学校では「プレテスト」などと呼ばれる各学校独自の小6生対象のテスト会を実施する学校が多いのですが、10月末で全体の半分程度の日程が終了しました。そこで、今年の中学受験生は昨年と比べてどうなのかを占う為に、10月21日までの日程で参加者数を集計してみました。
昨年度と今年度両方の参加者数が判明している学校が、現時点で35校ですが、それを合計すると昨年の5,364名に対し、今年度は5,284名(昨年比98.5%)とやや減少しています。昨年度はまだコロナ禍の影響から自宅受験を併用している学校もありましたが、それが無くなったこともあってか、若干減少となっています。
あくまでも途中経過の範囲内ですが、現時点で智辯学園奈良カレッジ、金光大阪、堺リベラル、履正社、相愛が昨年比で1.2倍を超える人気ぶりとなっております。
また追加情報が判明次第紹介したいと思います。
その次の日に行われる合唱部門についても紹介しましょう。
あれ?単独出場ではなく、ことごとく府県合同となっています。舞台人数はわかりますが、どの学校が参加しているのかがわかりません。そこで、その内訳も調べてみました。
各府県で国立⇒公立⇒私立 で同じ設置者の中では50音順に並べてみました。どの学校から何名という資料は無いので、多い順ではありません。
すると、大阪ではほとんど私立が占めているのに対し、他の府県では公立高校から多く参加しているようです。地域性が出ますね。
高校で合唱をやりたいな、という中学生は、これらの高校に入学すると、来年ステージに立てるかも。因みに2024年の会場は福井県となっています。
11月になりました。文化の秋です。というわけで、近畿の高校の文化部が集う総合文化祭に関する話題です。
書道部門の展示は10日(金)からスタートですが、11日に開会式が開催されます。会場となる三重県の高校による演奏やパフォーマンスも披露されます。
さて、今日は器楽部門の出場校を紹介しましょう。
2016年の開成進学フェアのミュージックフェアにも出演していただいた京都聖母学院のハンドベル、期待できますね。兵庫県からは雲雀丘学園のギターマンドリン。大阪からは府立清水谷の管弦楽。1校単独の割には人数が多いですね。
こちらは18日(土)に披露されます。(続く)