【9年一貫】薬剤師をめざすなら、東大谷高校【育成プログラム】

2017年9月11日 月曜日

高大接続の取り組みは、大学付属系の高校を中心に広がりを見せてきました。早く本格的な学問に触れることで、学ぶ生徒のモチベーションを上げる、単位の先取りができる、といったメリットがあるのですが、ここにきて本格的な「9年一貫教育」が生まれました。

薬学部のある大阪大谷大学と東大谷高校のコラボです。

 

当然ですが、薬剤師になるには薬学部(6年制)を卒業して国家試験に合格しなければなりませんが、ここで4つのハードルが待ち構えています。

1.薬学部に合格する学力的ハードル
2.6年間通学する経済的ハードル
3.実習を受けるための試験合格やその後の実習、進級・卒業するための勉強を両立させるための体力的ハードル
4.国家試験合格という最終ハードル

 

このうち、国公立の薬学部に進学できれば②は軽減されますが、当然競争は激烈ですので合格できる人は限られます。

というわけで、薬剤師になる夢をあきらめてしまう人も多いわけですが、東大谷高校と大阪大谷大学のプログラムは、そこんとこ、よぉわかってはります。

1.理科、数学の課外授業を行い、高校での成績を元に薬学部への入学が許可される。
2.大学の入学金は免除、その他特待生制度や奨学金(貸与)も用意され、奨学金も国家試験に合格したら返還は免除。
3.高校の課外授業を受け、レポートを提出等で、大学の単位が認定される。

 

というわけで、あとは国家試験に向けて頑張ってね、ということになります。2016年の国家試験の合格率は私立大学平均で76.32%に対し、大阪大谷大学は64.90%と今は負けていますが、このプログラムで優秀な生徒が入学することによって向上していくことでしょう。

大学受験準備が間に合わず、薬学部を目指して浪人することを考えれば、とても経済的で安心できる制度ではないでしょうか。

詳しくは9月18日(月祝)開成進学フェアの、東大谷高校のブースでお聞きください。

 

 

園田学園高校 入試説明会&オープンキャンパス

2017年9月8日 金曜日

テニスファンの一人として、大きな時代の終わりを感じた、8月28日、2度目の引退を表明した伊達公子の母校である園田学園高校のお話です。

尼崎の阪急塚口駅から徒歩8分、住宅地の中に新たに建築された校舎に、BEAMSの制服を着た元気そうな生徒さんたちが吸い込まれていきます。

伊達公子だけでなく、ほかにもプロのアスリートを輩出している事からもわかるように、スポーツの分野でも頑張っている学校です。一部学校のHPから紹介しますと・・・

 

陸上競技部(2016年 走り幅跳び全国優勝)

テニス部(2015年 全国選抜 団体3位)

バドミントン部(2016年 全国団体ベスト16)

水泳部(2016年 全国出場 50m、100m自由形)

モダンダンス部(2016年 全国出場)

バレーボール部(2016年 近畿大会出場)

ソフトボール部(2016年 県3位)

バスケットボール部(2016年 県7位)

 

などなど、素晴らしい実績ぞろいです。

 

一方、この学校は海外研修にも力を入れています。ニュージーランドに学園が研修施設を保有しており、中学生は10日間、高校生の希望者は半年間、安全な環境で語学研修を受けることができます。その効果もあるのでしょうか、併設の園田学園女子大学・短期大学以外を受験する生徒も増えているようです。

 

というわけで、勉強もスポーツもしたい元気女子は、こちらの入試説明会に参加してみてはいかがでしょうか。阪急の駅が最寄ですがJRの駅からも歩けますので、大阪市内からでも通学は可能ですよ。

 

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★学校説明会特集!(追手門学院中学校高等学校)

2017年9月4日 月曜日

追手門学院中学校高等学校(茨木)の学校説明会に行ってきました!8/29(火)まだ8月の夏休み?の最中に学校説明会がありました。今回は、大阪(梅田)にあるイベントホールで開催されました。約100組の参加だったでしょうか・・・。

まずは、学校長のご挨拶からでした。来年2018年に創立130年を迎えられ、さらに翌年の2019年には新校舎移転が実施されるということで益々前進される様子です。何か節目になることがあれば、新たな動きがあるのがつきものです。大いに期待できることと思います。

今回特に注目されることは2点。まず、中学校教育における成績の向上です。中1から中2、中3さらに高1と五ツ木模試・ベネッセ模試や進研模試の成績の伸びが飛躍しています。『リフレクション学習』(授業⇒週末課題⇒サイクルテスト⇒フィードバック講習のサイクル学習)が定着しつつあるのではないでしょうか。その他、『コミュニケーション教育』や『志の教育』『情報サイエンス教育』など様々な取り組みも後押ししているようです。

もう一点は、大学合格実績です。この数値については、以前から受験する生徒の学力からすると少し物足りなさを感じておりましたが、2015度⇒2017年度大学入試では、【国公立】68%増、【関関同立】23%増となっています。特に【国公立】については、2015年入試:28名、2016年度入試:29名、2017年度入試:47名と勢いが出てきた感じです。生徒数が増えても【国公立】の合格者数はなかなか増えないのが現状です。今後にさらに期待したいと思います。

 

★オープンスクールは、9/2(土)に実施され、「1,000名以上の生徒・保護者の皆さまにご参加いただきました。」とご連絡もいただきました。

★今後は・・・、

【中】授業見学9/27(水)/ 入試説明会10/21(土)11/18(土)〔プレテストあり〕/ ミニオープンスクール10/7(土)

【高】入試説明会10/14(土)11/11(土)12/9(土)/ イブニング説明会(高槻・池田・吹田・豊中)で11月実施予定

 

是非とも一度足を運んでみてください。

 

 

 

国立大学付属 入試見直し論

2017年9月1日 金曜日

29日に、国立大学の付属校はどうなるのか、という記事を書いたばかりですが、次はこのような新聞報道がありました。文部科学省の有識者会議の議論の内容のようです。

その主張を簡単にまとめると、国立大学の付属校は教員養成のためなので、これから教員が現場で直面するであろう様々な生徒を集めるべきだ、というものです。確かにエリート養成が目的ではないというのはわかるのですが、週休2日制が導入された時でも、付属校ではその数年前から土曜授業をなくしてカリキュラムの開発を行いましたし、20年ほど前に総合学習の研究授業が付属校でしばしば行われていた時でも、付属の生徒たちは教科の時間が削られたにも関わらず、自主学習用に与えられた問題集で、一般中学生以上の基礎学力を維持していたわけです。つまりある程度、学習面で優れた集団でなければ教育面での研究は成立しないのではと思うのです。

付属校の先生方の意見も含めて、今後十分な議論がなされることを期待します。

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(読売新聞 2017年8月27日 朝刊より)

 

 

【もしかして】国立大学附属校はどうなる?【もしかして】

2017年8月29日 火曜日

8月2日の新聞に、国立大学の教員養成大学・学部を縮小する、という提案が、文部科学省の有識者会議から出されたと報道されていました。まだ、何かが決定されたわけではありませんが、2015年の国立大学法人評価委員会の報告を受けて、国立大学は文系学部縮小や学部の再編を行う大学が増加しましたので、何らかの影響は避けられないと思います。その時も教員養成系に対する風当たりが強かったのですが、今回の報道は具体的な統合の方法まで言及されている点でも、もう1歩踏み込んでいるといえるでしょう。

 

(8月2日 日本経済新聞 朝刊より)

この中に、「県内外の単科大や総合大教育学部を統合する」という提案がありますが、先日、ある教育関係者から、「教育大学がなくなったら、附属校もなくなるのでは?」という情報を伺いました。確かに多くの国立大学附属校は教育学部に紐づいているわけですから、その学部がなくなれば、附属校もなくなるという理屈です。

今後、国立大学の組織改編と合わせて、国立大学附属校の再編や統合、廃止も発表されるかもしれません。注目しておくべきでしょう。

 

 

和歌山信愛中学校・高等学校 入試関連イベント

2017年8月25日 金曜日

南海和歌山市駅とJR和歌山駅の間に和歌山城がありますが、そのすぐ近く、大きな通りに面したきれいな5階建ての校舎が和歌山信愛中学校・高等学校になります。実は和歌山県内に女子高は2校しかありませんが、そのうちの一つです。(もう一つは海南市立海南下津高等学校という、近畿圏唯一の公立の女子高です。)

交通の利便性が高いために大阪からでも通学が可能な女子進学校です。

 

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その和歌山信愛中学校・高等学校の入試関連イベントが届きましたので、紹介いたします。9月24日は岸和田、10月28日は泉佐野でも説明会が開かれますので、お近くの方は一度参加してみてはいかがでしょうか。

 

 

英真学園 「大開放day」(学校見学会)

2017年8月24日 木曜日

大阪の阪急十三駅近くの英真学園、かつては淀川女子高校という女子校でしたが、2000年から校名が変更され、共学化されました。今では男子の方が多くなり、コース制も「文理特進」「情報進学」「総合進学」と改組され、かつての実業色の強い女子校だったころと印象がかなりかわっています。「文理特進」では難関大学を目指して、始業前の朝学習や7時間授業後の先生方による個別指導などの進学対策が行われています。

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こちらの学校見学会は体験型ではなく、学校説明会が軸となり、相談会や見学会が付随しているタイプです。土曜日の授業や進学合宿などの大学受験対策だけではなく、海外語学研修や情報処理系の資格取得対策など、この学校独自の取り組みを知ってもらうためにも、このようなスタイルにしたのでしょう。時間内は出入り自由のオープンスクールですので、午前中だけ参加、というのも可能です。事前申し込みも必要ありませんので、気軽に参加してみてはいかがでしょうか。

ところで英真学園の本館と南館の間には阪急京都線の線路がありますが、その踏切には「女子職」という踏切名のプレートが付いています。実はこの踏切は90年前に「大阪高等女子職業学校」が開学した時に作られたもので、その当時の名前がそのまま残っているというわけです。今では毎日その踏切を多くの男子も渡っているのでした。

 

 

大阪学院大学高校 オープンスクール

2017年8月23日 水曜日

大阪府吹田市の阪急京都線正雀駅、またはJR岸辺駅近くの大阪学院大学高校は、もともと共学校だったのに、1971年に女子の募集を停止し、2000年に国際情報コースを作って女子の募集を再開させ、2012年には全面共学化に移行したという珍しい歴史のある学校です。

この学校は硬式野球部の活躍でも有名ですが、今年のインターハイでは弓道部が男子団体で準優勝、ゴルフ部や男子バスケットボール部もインターハイに出場するなどスポーツも盛んです。

 

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その強みを生かして、ということでしょうか、この学校のオープンスクールは体験オンリーのイベントとなっているようです。午前中に部活体験、お昼にはランチ体験(保護者には、アイスコーヒーも付くという芸の細かさ)午後には授業体験(といっても座学ではなさそう)という、中学生の目からすると魅力的なイベントとなっています。入試の話は無いの?と突っ込みたくなりますが、入試説明会は別の日に設定されていますので、オープンスクールの日は中学生にともかく楽しんでもらうことにしたのでしょう。

事前申し込みが必要となっていますので、参加希望者はWebで申し込んでください。

部活生もこの日に向けての準備やスケジュール調整など大変だと思いますが、未来の部員獲得に向けて、盛り上げてほしいと思います。

 

 

天理高校 ミニオープンスクール

2017年8月22日 火曜日

甲子園でも活躍中の天理高校ですが、強いのは硬式野球部だけではありません。軟式野球部も昨年全国優勝していますし、ラグビー部も全国優勝の常連です。その他柔道やホッケーもインターハイの常連です。ダンス部、吹奏楽部も全国大会レベル、珍しいところでは全国学校合奏コンクール優勝の経験もある弦楽部が少人数ながら音大生顔負けの安定した技術を誇っています。

入試要項には「天理教信者であること」と書かれていますが、親族に信者がいれば大丈夫だといわれていますし、スポーツなどの技能が優れている場合は特別の計らいがあるようです。

 

というわけで、天理教徒でない皆さんも、この学校を目指すことができそうですので、スポーツや音楽で全国レベルを目指す皆さんは、一度天理高校のオープンスクールに参加してみてはいかがでしょうか。

 

 

京都明徳高校 入試関連イベント

2017年8月21日 月曜日

夏の甲子園(全国高校野球選手権大会)もいよいよ終盤戦を迎えましたが、惜しくもすでに敗退してしまった京都府代表、京都成章高校と同じ法人である、「京都明徳高校」の入試関連イベントの紹介です。まず、このチラシ、非常に見やすいです。入試関連イベントが年間でお知らせいただけるのは、生徒・保護者にとって非常にありがたいのですが、この学校はそれが一目でわかるように写真入りで紹介しています。クラブ体験も、どのイベントで体験できるのか、部活ごとの表で一目瞭然です。

 

(クリックするとPDFが開きます。)

この学校に興味のある中学生は9月以降のスケジュールを確認し、いずれかのイベントを申し込んでみましょう。