須磨学園中学校・高等学校にお邪魔してきました

2017年9月29日 金曜日

今、多くの高校は試験中ですが、試験期間中の学校を午後に訪れると生徒もほとんどいなくて寂しい感じがするものです。今回お邪魔した午後2時の須磨学園中学校・高等学校も門のあたりは御覧の通りで、生徒もほとんど帰ったのかな?と思いながら学校に入ってみると・・・

お?廊下に机がある?しかも生徒がずらりと座っています。

このフロアだけかなと思うと・・・

こちらでも・・

図書室でも

教室でも

廊下で先生が生徒の質問につかまっている風景もあちらこちらで・・・

中にはクラブ単位で教室を借りて一緒に自習をしている部屋もありました。

実はこの学校はほとんどの廊下に机があって、そこでも自習できるようになっています。廊下の方が先生を捕まえやすい、人目があるので集中できるといったメリットもあるようです。保護者の許可があればですが、夜9時まで学校で自習が可能なのだそうです。それどころか日曜日も学校が解放されているとのことでした。

須磨学園は今年度京都大学医学部医学科2名、神戸大学医学部医学科2名を含む、国公立301名合格など、大学合格実績の伸びが著しいのですが、この光景を見て、納得です。

最初に門のあたりが寂しかったのは、生徒の皆さんがまだ学校に残っているからでした。校内ですれ違う生徒さんも礼儀正しく挨拶をしてくれる、気持ちのいい学校なのでした。

 

10月21日の説明会は学校のホームページから申し込むことができます。どのような素晴らしい教育活動が行われているのか、一度確認してみてはいかがでしょうか。

 

帝塚山中学校・高等学校(奈良)の「エンパワーメントプログラム」

2017年9月28日 木曜日

この夏休み、奈良の学園前の帝塚山中学校・高等学校の広い会議室が、不思議な熱気に包まれていました。高校1年生の生徒のうち、50名弱が順番に、まるでTEDのようなプレゼンテーション番組さながらに、身振り、手振りを交えながら、にこやかに英語で自分の夢を語っています。周りの生徒たちからは歓声や笑いが沸き起こっています。英語圏の学校に来たかのようなこの信じられない光景は、実は希望者が参加するこの学校の「エンパワーメントプログラム」が実際に行われている場面です。

『エンパワーメントプログラム』とは国内でできる海外名門大学への留学体験プログラムとして、カリフォルニア大学やハーバード大学などの大学生・大学院生の協力を得て、英語漬けの議論やプレゼンテーションの練習をして、その発表をするというものになります。

ほとんどの生徒は海外経験や特別な英語学習の経験はありません。普通の高校生です。彼らは5日間、朝から夕方まで英語漬けになります。

これが英語で書かれた5日間のカリキュラムです。段階的に様々な活動を行ったということがわかります。お手伝いのネイティブの学生は10名ほどですので、5名程度の班(チーム)を作って、そこで英語での議論を繰り返します。それぞれのチームには名前がついています。(チームトトロとかディズニーとか・・・)最後のプレゼンテーションは、そのチームが一体となってさらに盛り上げます・・・。

 

海外語学研修や留学制度が充実している学校も増えてきましたが、工夫すれば国内にいながら、それどころかいつもの学校で、それ以上の力を身に着けることができるというお話でした。

 

 

大阪学院大学高等学校 入試説明会

2017年9月27日 水曜日

以前、このエントリーで、体験満載のオープンスクールを紹介しましたが、「体験ばかりで説明は無いの?」と突っ込みを入れた責任上、「入試説明会」のご案内もしておきます。11月から12月にかけて、4回行われる入試説明会、いずれも午前10時~12時とコンパクトになっています。オープンスクールと違い、説明会ばかりかな、と思って案内をよく見ると・・・。在校生による学校見学やランチ(プレミアム神戸牛カレー)体験も用意されています。オープンスクールに参加できなかった人でも楽しめるようになっているようです。

パンフレットや願書はもちろん、入試問題集やシャーペンももらえるそうですので、受験を考えている方は是非、ご参加ください。

 

ところでイベントごとに登場するこの「プレミアム神戸牛カレー」、一度食べてみたいものです。

 

帝塚山中学校・高等学校(奈良) 入試説明会

2017年9月26日 火曜日

今週末から奈良の帝塚山中学校の入試説明会が始まります。

男子と女子が別の教室で授業を受けるけど、放課後は一緒、という別学と共学の良い所取りをしたような帝塚山中学校・高等学校は近鉄の学園前の駅から地上を通らずに到着できる、安全、安心な学校です。中学入試は昨年より難易度が少し上がるといううわさもありますが、この説明会で思い切ってぶっちゃけてくれるかもしれません。高校入試も大阪と別日程ですので受験が可能なこの私立、是非一度説明を聞いてみましょう。

(クリックするとPDFが開きます)

 

大阪偕星学園高等学校の説明会に行ってきました

2017年9月19日 火曜日

大阪市生野区の大阪偕星学園はかつて「此花学院」という実業色の強い学校でしたが、4年前に校名変更をし、進学校としての実績も追い求めようという学校に変わりました。

今回の説明会はホテルアウィーナ大阪で開催されました。多くの学習塾関係者が集まっています。野球部が2年前の夏の甲子園に出場しましたが、その効果もあるのでしょうか、知名度は2年ほど前から高まったように思えます。

校長先生のご挨拶から始まり、各コースの先生方の説明を頂きましたが、時々生徒たちの様子を短い動画で紹介するなど、手間の入ったプレゼンテーションで非常にわかりやすかったです。大学進学実績の向上が印象的でした。入試広報の先生からはこの10年間で生徒数が倍増しているグラフや受験者数が増加しているグラフを見せていただき、人気が高まっていることが印象付けられました。

最後に運動部の生徒たちが壇上に上がり、部活動の戦績について説明してくれました。とても元気に、話す内容もほとんどメモを見ることも無く堂々としたものでした。今では女子の人数も増え、硬式野球部だけでなく、女子サッカーやソフトボールなど女子の部活も強くなっているようです。

10月22日、11月11日にはオープンスクールが開催されるようです。スポーツも勉強もさらに実績を伸ばし、充実した学校への変化を続ける学校を、確かめてみてはいかがでしょうか。

 

大阪府立大手前高校の文化祭に行ってきました

2017年9月15日 金曜日

先週末には文化祭をやっていた高校が多かったのですが、その一つ、大阪府立大手前高校に行ってきました。

さすが大阪城の正面の伝統ある学校、石碑などもありますが、その反対側の楽しそうな中庭です。案外建物が多いです。

鉄道研究部 進学校は鉄道研究部が盛んなところが多いです。

音楽室でのステージ こういうアコースティックのデュオとか珍しいですね。しかも結構お上手。この後、男子生徒のギターソロもありましたが、高校生としては驚くほど多彩な技術で観客を唸らせていました。

その他さまざまな展示や実験コーナーがあって面白かったのですが、国際交流に関する展示が圧巻でした。この学校では在学中に、希望者は全員、何らかの海外研修に参加できるようにしているそうで、公立高校としては相当力が入っているようです。この学校も来年度から、1学年全員が文理学科になりますが、課題研究などの計画がすでに出来上がっているようです。詳しくは18日の開成進学フェアで校長先生からお伺いするとしましょう。

 

京都産業大学附属中学校・高等学校 入試関連イベント

2017年9月13日 水曜日

京都御所の北、同志社大学の近くの相国寺の緑の中に「成安女子高等学校」がありました。短期大学も併設されており、バレーボールが強く、美術系のコースもあるなど存在感のある学校でしたが、10年前、京都産業大学がその学校を引き継ぎ、「京都産業大学附属中学校・高等学校」と校名も変更したのは驚きでした。今では下京区、丹波口駅の近くの旧専売公社(現JT)跡地に校地も移転し、近代的な校舎には往時の面影はなくなりましたが、その名の通り京都産業大学への内部進学をすることが可能であるとともに、50名以上の国公立への合格者が出るなど、他の大学受験にも力を入れていることで知られている学校です。

(ちなみに相国寺の中の跡地は現在、京都府立鴨沂高校の建て替えのための仮校舎として使われています。)今回はこの学校の入試説明会を紹介します。

(クリックするとPDFが開きます)

 

直前に決まることの多かった学校見学会ですが、今では年度の初めから企画されて、告知していただける学校が増えてきました。もちろんこの学校もその一つなのですが、こちらでは出入り自由ではなく、説明会と校内見学、クラブ紹介などを、午前と午後、中学と高校と組み合わせたツアー形式のイベントにしています。詳しくは添付のファイルをご覧ください。予約不要とのことですので、気軽に参加できますね。

 

中学と高校のつなぎ目の時間帯は食堂の利用もできるようです。高校入試の方は、早めに行って利用してみてはいかがでしょうか。結構美味しいそうですよ。

 

 

【9年一貫】薬剤師をめざすなら、東大谷高校【育成プログラム】

2017年9月11日 月曜日

高大接続の取り組みは、大学付属系の高校を中心に広がりを見せてきました。早く本格的な学問に触れることで、学ぶ生徒のモチベーションを上げる、単位の先取りができる、といったメリットがあるのですが、ここにきて本格的な「9年一貫教育」が生まれました。

薬学部のある大阪大谷大学と東大谷高校のコラボです。

 

当然ですが、薬剤師になるには薬学部(6年制)を卒業して国家試験に合格しなければなりませんが、ここで4つのハードルが待ち構えています。

1.薬学部に合格する学力的ハードル
2.6年間通学する経済的ハードル
3.実習を受けるための試験合格やその後の実習、進級・卒業するための勉強を両立させるための体力的ハードル
4.国家試験合格という最終ハードル

 

このうち、国公立の薬学部に進学できれば②は軽減されますが、当然競争は激烈ですので合格できる人は限られます。

というわけで、薬剤師になる夢をあきらめてしまう人も多いわけですが、東大谷高校と大阪大谷大学のプログラムは、そこんとこ、よぉわかってはります。

1.理科、数学の課外授業を行い、高校での成績を元に薬学部への入学が許可される。
2.大学の入学金は免除、その他特待生制度や奨学金(貸与)も用意され、奨学金も国家試験に合格したら返還は免除。
3.高校の課外授業を受け、レポートを提出等で、大学の単位が認定される。

 

というわけで、あとは国家試験に向けて頑張ってね、ということになります。2016年の国家試験の合格率は私立大学平均で76.32%に対し、大阪大谷大学は64.90%と今は負けていますが、このプログラムで優秀な生徒が入学することによって向上していくことでしょう。

大学受験準備が間に合わず、薬学部を目指して浪人することを考えれば、とても経済的で安心できる制度ではないでしょうか。

詳しくは9月18日(月祝)開成進学フェアの、東大谷高校のブースでお聞きください。

 

 

園田学園高校 入試説明会&オープンキャンパス

2017年9月8日 金曜日

テニスファンの一人として、大きな時代の終わりを感じた、8月28日、2度目の引退を表明した伊達公子の母校である園田学園高校のお話です。

尼崎の阪急塚口駅から徒歩8分、住宅地の中に新たに建築された校舎に、BEAMSの制服を着た元気そうな生徒さんたちが吸い込まれていきます。

伊達公子だけでなく、ほかにもプロのアスリートを輩出している事からもわかるように、スポーツの分野でも頑張っている学校です。一部学校のHPから紹介しますと・・・

 

陸上競技部(2016年 走り幅跳び全国優勝)

テニス部(2015年 全国選抜 団体3位)

バドミントン部(2016年 全国団体ベスト16)

水泳部(2016年 全国出場 50m、100m自由形)

モダンダンス部(2016年 全国出場)

バレーボール部(2016年 近畿大会出場)

ソフトボール部(2016年 県3位)

バスケットボール部(2016年 県7位)

 

などなど、素晴らしい実績ぞろいです。

 

一方、この学校は海外研修にも力を入れています。ニュージーランドに学園が研修施設を保有しており、中学生は10日間、高校生の希望者は半年間、安全な環境で語学研修を受けることができます。その効果もあるのでしょうか、併設の園田学園女子大学・短期大学以外を受験する生徒も増えているようです。

 

というわけで、勉強もスポーツもしたい元気女子は、こちらの入試説明会に参加してみてはいかがでしょうか。阪急の駅が最寄ですがJRの駅からも歩けますので、大阪市内からでも通学は可能ですよ。

 

(クリックするとPDFが開きます)

 

 

★学校説明会特集!(追手門学院中学校高等学校)

2017年9月4日 月曜日

追手門学院中学校高等学校(茨木)の学校説明会に行ってきました!8/29(火)まだ8月の夏休み?の最中に学校説明会がありました。今回は、大阪(梅田)にあるイベントホールで開催されました。約100組の参加だったでしょうか・・・。

まずは、学校長のご挨拶からでした。来年2018年に創立130年を迎えられ、さらに翌年の2019年には新校舎移転が実施されるということで益々前進される様子です。何か節目になることがあれば、新たな動きがあるのがつきものです。大いに期待できることと思います。

今回特に注目されることは2点。まず、中学校教育における成績の向上です。中1から中2、中3さらに高1と五ツ木模試・ベネッセ模試や進研模試の成績の伸びが飛躍しています。『リフレクション学習』(授業⇒週末課題⇒サイクルテスト⇒フィードバック講習のサイクル学習)が定着しつつあるのではないでしょうか。その他、『コミュニケーション教育』や『志の教育』『情報サイエンス教育』など様々な取り組みも後押ししているようです。

もう一点は、大学合格実績です。この数値については、以前から受験する生徒の学力からすると少し物足りなさを感じておりましたが、2015度⇒2017年度大学入試では、【国公立】68%増、【関関同立】23%増となっています。特に【国公立】については、2015年入試:28名、2016年度入試:29名、2017年度入試:47名と勢いが出てきた感じです。生徒数が増えても【国公立】の合格者数はなかなか増えないのが現状です。今後にさらに期待したいと思います。

 

★オープンスクールは、9/2(土)に実施され、「1,000名以上の生徒・保護者の皆さまにご参加いただきました。」とご連絡もいただきました。

★今後は・・・、

【中】授業見学9/27(水)/ 入試説明会10/21(土)11/18(土)〔プレテストあり〕/ ミニオープンスクール10/7(土)

【高】入試説明会10/14(土)11/11(土)12/9(土)/ イブニング説明会(高槻・池田・吹田・豊中)で11月実施予定

 

是非とも一度足を運んでみてください。