2023年9月20日
9月18日(月祝)4年ぶりに会場開催となった「開成進学フェア2023(大阪会場)は無事終了いたしました。全体の来場者数の速報値は受付方法の関係で、前回リアル開催だった2019年よりも小さい数値となっていますが、実感としてはほぼ同じような盛況ぶりでした。
個々の分析会や説明会、ガイダンスの人数集計もできましたのでお知らせします(こちらは原始的な方法で数えていますので、過去との比較ができます)。
【大阪府高校入試分析会】(全3回合計)1588名(2019年比1.05倍)まあ、こんなものかな。
【私立中学入試分析会】 204名(2019年比 1.71倍)おお、私立中学入試が盛り上がってきたぞ。
【公立中高一貫校説明会】 428名(2019年比 1.38倍)こちらも大阪市立の2校が大阪府に移管され、受験できる地域が広がった影響でしょうか、増えています。
【中1・2高校進学準備ガイダンス】 306名(2019年比 1.32倍)学校選びの時期が早まっているのか?
【大阪公立高校教育講演会】(全18校合計)2570名(2019年比 1.15)なるほど、私学を含めての授業料完全無償化の方針が発表されても公立難関校人気が衰えることは無いのですね。
因みに「英俊社」の過去問題集(いわゆる赤本)も2019年の倍以上、1階に出店していた「ミスタードーナツ」は1200個以上(過去最高)、「ファミリーマート」は10万円以上の売り上げがあったそうです。そこから推測すると現時点で私学の志望校が決まっている割合が上がり、来場者が会場に留まっている時間が伸びたのかな、とも考えられるのでした。
【業務連絡】ご参加いただいた学校の皆様へ。この度はご参画頂きありがとうございました。こちらも至らない点もあったかとは思いますが、運営へのご協力、ご丁寧な来訪者対応等、大変感謝しております。頂きましたアンケートを元にさらに改善して良い形にしていきたいと考えております。次年度のご参画もお待ちしております。会場、日程が決まりましたら改めてお知らせいたします。よろしくお願い申し上げます。
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2023年9月19日
1873年に比叡山の山頂に設けられた「天台宗総黌」をルーツとする比叡山中学校・高等学校は学校として150年の歴史が、延暦寺開設を起点とすると1235年もの歴史があります。その比叡山中学校・高等学校についてのお話です。校地は今では比叡山の上ではなく、大津市坂本の、比叡山の裾野の緑の中にありますが、学校のすぐ横には比叡山坂本ケーブルの駅があり、比叡山の山頂まで10分ほどで行くことができます。
元は男子校でしたが、学制改革の直後の1948年から女子部を開設、しばらく併学が続いていましたが、1967年から共学化、今では高校だけでも1300名以上の男女が学んでいます。進学校としても知られており、今春も国公立に51名、関関同立に90名合格するなどの合格実績をあげています。
さて、こちらの中学校のプレテストが来月行われます。その申し込みは9月21日からとなっています。算数・国語の2教科となっています。比叡山中学校受験を考えている小学6年生は是非、それ以外の中学受験生も力試しとしてお申し込みください。テストの傍らで保護者対象の説明会も開催されていますので、ご一緒にお出かけください。
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2023年9月15日
9月といえば朝晩涼しくなるはずなのに、何だか暑いな。地球はどないなっとんねん。
それはさておき、秋といえばイブニング説明会の季節でもあります。大阪女学院中高からご案内が届きました。
昨年の年末、梅田で行われたイブニング説明会を見に行きましたが、夜だというのに大盛況、卒業生や先生方の熱心なご対応が印象的でした。
今回は学校で行われますので、夜の学校の雰囲気も見ていただけます。
12月の「公開クリスマス」も必見ですので、その下見としても一度学校まで行ってみましょう。お申し込みは16日(土)からとなっております。
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2023年9月14日
いよいよ来週月曜日に迫ってきた「開成進学フェア2023」の申し込みについて、現時点の状況をお知らせします。
大阪会場=4241名(2019年同日=3908名)
中1・2向けのガイダンス(2枠)と中3向けガイダンス第1回目、第2回目、多くの高校の講演会は既に満席となっています。しかし私学のブースに関しては定員を設けていませんのでご来場大歓迎です。ミスタードーナツ、ファミリーマートも会場内に出店していただきます。こちらもご利用ください。
滋賀会場=684名(2019年同日=715件)
京都高校入試分析会と中1・2高校進学ガイダンスは満席となりました。こちらも私学ブースは定員がありませんのでご来場ください。
申し込みがまだの方はお早めに。
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2023年9月13日
【攻める女子短大】京都光華女子大学 短期大学部 新学科新設予定 « 学校選びの道しるべ|開成教育グループ 入試情報室 学校・入試情報ブログ (kaisei-group.co.jp)
6月にこちら(↑)で紹介していた京都光華女子大学短期大学部の歯科衛生学科の設置認可が、今月正式に決定しました。最近は特に、新たな学部や学科の新設が認められないことも多く、やきもきしていたのですが、本当に良かったです。
というわけで、ここから本格的な募集スタートとなります。定員が70名に限られ、主に年内入試での募集が多いようですので、ご希望の方はお早めに。
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2023年9月12日
NHK全国学校音楽コンクール(通称Nコン)の近畿大会が先週末行われました。
各府県の予選を経て近畿大会に出演したのは、中高各8校ずつです。
中学校では、30人以上の素晴らしいハーモニーで会場を魅了した武庫川女子大学附属中学校が、高等学校では、兵庫県立神戸高校が金賞、全国コンクールに出場です。おめでとうございます。全国では、審査結果を待つまでの間の「歌回し」(御存知でない方はYouTubeなどでご覧ください)も楽しみですね。
因みに高校私学では、武庫川女子大学附属高等学校が銀賞、京都女子高等学校、清教学園高等学校が銅賞となりました。来年も楽しみです。
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2023年9月11日
来春で開学10年目を迎える大阪府吹田市の大和大学はご存じの通り拡大成長を続け、今では6学部17学科体制で、学生数も5000名規模の大学となっていますが、次年度からさらに「学科新設」するとのお知らせが届きました。
ここで育成しようとしているのは「世界トップクラスのビジネスシーンで活躍する力」だそうで、まず入学時点で例えば英検準1級を持っていたら、授業料の減免があるなどの優遇制度があります。さらに、海外研修に行くのなら30万円支援、ということで、大学に入ってから英語を勉強しましょう、というよりも、英語力があるのが前提で海外でのコミュニケーションスキルやマインドを獲得し、ビジネスに関する国際資格やITスキルを身につけ、グローバル企業の戦力として、または起業して世界で活躍してもらいましょう、というものです。このように、ビジョンが明確です。80名募集となっておりますので、英語の民間検定をお持ちの方、チャレンジされたし。
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2023年9月8日
昨日に引き続き京都光華学園に関するお話です。今日は高校のオープンスクールについてです。30日がメインのオープンスクールで第2部では体験講座、第3部では見学ツアーなどが企画されています。しかし9月30日といえば中学校の定期テストが迫っているところもあると思います。その悩みを抱えたあなたのために、明日9日に「ミニオープンスクール」が企画されています。こちらは文化祭を見学できますよ、という催しになっているようで、生徒さん方の普段の様子を見ることができそうですね。
というわけで、女子中学生の皆さん、どちらか考えて参加してみましょう。
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2023年9月7日
関西の中学入試の多様化(1教科入試も含む幅広い科目選択、英語利用、自己推薦型などなど)は恐らく日本一進んでいるのでは、と思うのですが、京都光華中学校では自己推薦型にもバリエーションを出してきました。
その1、自己推薦型「ひかり特技入試」
各種スポーツや英検などの特技などを事前に審査され、出願資格が得られるというもので、従来型だといえるでしょう。面接も事前に行われます。
その2、自己推薦型「ひかり成長型入試」
こちらは「ひかり成長プログラム」というセミナーに参加し、面談を受けることが出願条件となっています。大学入試のセミナー参加型総合選抜と育成型選抜(追手門学院大学や関西国際大学のアサーティブ入試)を合わせたようなイメージでしょうか。プレテストの受験も必要となっていますので、そこで成果をみるということでしょう。よく考えられています。
というわけで、いずれも専願制となっていますが、中学受験に向けた準備が遅かった受験生にも門戸が開かれているようです。出願資格など詳しくは学校の説明会でご確認ください。
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2023年9月6日
突然ですが、日本の人口は減少しています。2050年には総人口が現在の約4分の3の9500万人、若年(14歳以下)人口は半減以下になるという推計がなされています(国土交通省)。一方で在留外国人は約296万人(2022年)、日本語学習をしている人が約28万人(2019年)と過去最高を記録し、さらに増加が続いています。
日本の子どもが増加していた頃は、大学でも外国語を習得し、ビジネスで活用するばかりではなく、子どもに英語を教えるという道も開かれていたのに対し、今では海外から来た人に日本語を教える人が求められるようになってきたわけです。ぶっちゃけるとこの分野、人材不足なのです。
したがって、実質世界共通言語である英語力があり、海外の風習や価値観など文化面なども理解したうえで、日本語を教え、日本の文化も紹介できる、という人がいれば「引っ張りダコ」間違いなし、となります。
というわけで、航空業界に強いなどキャリアに向けた教学面でのリニューアルに積極的な関西外国語大学は、次年度から「国際日本語学科」を立ち上げると発表しました。
いやぁ、流石、関西外大、目の付け所が違いますね。
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