同志社香里中高 2015年度入試に向けて

2014年9月6日 土曜日

同志社香里中高の塾対象説明会の様子をご紹介します。

2015年度入試に向けた情報です。まずは中学入試について。

入試日程は、前期1/17土・後期1/19月の2回。募集定員は前期男女とも約95名・後期男女とも約25名で変更ありません。2013年度入試よりB入試(協定校入試)を廃止し、男女募集定員を50:50にされています。

前期は「4科必須受験し、4科で判定」としておられましたが、2015年度入試より「4科受験⇒4科 or 算国理×1.25 or 算国社×1.25のいずれかで判定」とする形になります。これで、前期と後期が同一の判定方法となります。

追加合格については、合格者登校日の様子次第で出されるそうです。前期での辞退者が出れば前期不合格者から、同じ要領で後期から辞退が出れば後期不合格者から、それぞれ追加合格を出す、とのことでした。

中学入試における「教科別出題・対策ポイント」についても詳しいお話をお聞かせ頂きました。開成教育グループにお通いの皆さんには、「学校選びの道しるべ PREMIUM」にてご紹介を致します。そちらをご一読下さい。

続いて、高校入試に関する情報です。同校の高校入試は、「総合評価方式」という、学力検査一本ではない選抜方法を採っておられます。以下、項目・配点・詳細です。

・個人報告書に記載される9教科評定(90点)
3年生の学業成績(内申点)

・特別活動(15点)
中2生以上の記録が対象
地区大会以上で、賞状等で戦績等が証明できるもの
団体の場合、ベンチ入りメンバーである証明が必要
複数ある場合は、特典の高いものを学校側が判断

・生徒会活動(10点)
生徒会役員(会長・副会長・各委員長、選出母体が学校全体(立候補による選挙等))
クラス役員(学級委員長・副委員長・各クラス委員、選出母体がクラス)
クラブ役職(キャプテン・副キャプテン)

・検定(15点)
英検・数検・漢検が対象
それぞれ3級以上で加点するが、上位級ほど加点が大きくなるので出来るだけ準2級以上が欲しい

・自己推薦(5点)
特別活動や3つの検定以外の活動が対象
キリスト教会活動、ボランティア活動など、一芸(幼少期からの習い事など)
各種資格(珠算、書道、ピアノなどの段や級)
各種コンテストの主催団体から中学生の間に表彰されたもの(読書感想文、税の作文など)

・作文(10点)
60分で原稿用紙3枚程度、テーマは平易なもの
正しい日本語で、誤字脱字が無く、論旨のはっきりした文章が書けるように練習しておいてほしい

・面接(点数化しない)
3~4名のグループ面接、立ち居振る舞い・話し方・話の内容等で判断する

同志社女子中 内部進学者の95%は同志社大へ

2014年9月5日 金曜日

同志社女子中の塾対象説明会の様子をご紹介します。

学校概要です。

「キリスト教主義」「自由主義」「国際主義」の3つを重んじる、同志社今出川Cにある女子中高として有名ですが、同志社附属校では唯一の「女子校」であり、「複数コース設置校」である、という特色を持っているのが強みです。

LAとWRの2コース制。前者は同志社大・同志社女子大への内部進学を基本とするコースで、毎年97~8%が内部進学。WRは外部大の医歯薬理工といった理系進学を目指して学力を養成し、毎年約50%が外部受験をします。ただし、LAでも外部大受験・進学を、WRでも内部進学をすることを認めておられます。

教科の指導では特に英語教育に注力されており、中学3年間は両コースとも週6時間受講、WRコースのみの土曜日授業ではさらに2時間確保されます。中1・2ではLL教室での授業、中3はネイティブ講師による英会話の授業が行われます。また、中学ではGTEC、高校ではTOEICといったスコアテストにも参加しています。

WRのみの土曜授業では上記の英語も含めて5コマ授業が行われており、英数国に充てられているとのことでした。

全員必須参加とされる海外プログラムはないものの、国際交流プログラムは多く用意されているのが特徴です。

中学のうちは英数国の基礎科目に重きを置き、中学の間はクラス分けをLAとWR混合で構成。上記のように土曜のみWR生のみ授業を受ける機会があります。高校進級後各コースそれぞれでクラス編成が行われます。

高校に入るとコース間で差が出るカリキュラムですが、大ざっぱな中身は以下の通りとなります。

LA
高1・2では幅広く全ての科目を必修で学び、3年で6科目18単位(33単位中)の選択科目を履修。文理選択ではなく、自分の希望する進路や興味・関心に応じて学びたい科目を学ぶ

WR 国公立大理系学部受験を視野に、111単位中数学21単位・理科21単位・英語22単位を学ぶ。高3になると、進路別少人数演習授業・小論文対策授業・センター試験対策講座・卒業生による進路講演会・合格体験発表会・数学合宿などの取り組みがある。

クラブ活動は、中学90%・高校80%ほどの加入率。運動部ではフェンシング・スキー・アーチェリーが他校では中々見かけない珍しいものかつインターハイ出場など実績もあり、文化部では女子の学校ということもありマンドリン・管弦楽・琴などの音楽系のクラブが多いです。

大学合格実績についてです。

今春は263名が卒業し、同志社大・同志社女子大への内部進学で227名、外部大学へは27名が進学、という状況になっています。

例年、卒業生の約90%が学内推薦で両大へ内部進学するようですが、そのうち実に95%ほどが同志社大に上がっています。

同志社大への内部進学が圧倒的に多い中で同志社女子大を選ぶ生徒ももちろんいるようですが、今春の結果を見ている限りでは「音楽学科」「現代こども学科」「食物科学科」「薬学部」といった同志社大には無い学科ばかりが内部進学先としてならんでおり、「成績が低い生徒は同女へ」という指導はされていない、と断言してよいと思います。

外部大学進学についてです。WRコース生50名中、内部進学は22名、国公立大6名(京都(看護)・大阪(看護・電子情報工学)含む)、私立大10名という進学状況になりました。今春で6期生が卒業した同コースですが、進学先の約9割が理系で、そのうち60%が医学・薬学・看護といった医療系が占めています。

最後、2015年度入試に向けてです。

入試日程・募集定員・試験科目は一切変更ありませんが、細かい変更点は次の通りとなっています。

①後期の出願(窓口受付)最終は統一解禁日で変更はないが、今春の「20時まで」から「18時まで」と短縮される
②自己推薦の合格発表が「翌週月曜日に発送⇒当日中の発送・HP掲載へ変更」へ
③前期・後期で一括して火曜に合格発表だったものを改め、前期は翌18日16時に掲示・HPで発表へ

自己推薦では一定の基準を超えていないと受験資格が得られません。観点別評価ではっきりとした数値が分からない場合、「よくできる」と「できる」が半々ぐらいだと可能性はあるようなので、受験資格確認申請を行って欲しい、とのお話がありました。調査書以外では「駸々堂(第5回か特別回どちらかで4科)」「活動歴」の申告も必要です。活動歴で点がつく受験生は少ないので気にする必要はなさそうです。

最後に注意点です。自己推薦でも「WR⇒LA回し」を希望できるのですが、LAで受験資格を得た場合は受験と入学はLAでということになるので、後々トラブルにならないようにしましょう。

須磨学園中高 高校志願者はⅢ類占有率が過去最高

2014年9月3日 水曜日

須磨学園中高の塾対象説明会に行ってまいりました。

大学合格実績についてです。

国公立大及び最難関国公立大合格者数は以下の通りとなりました。東大京大に関しては兵庫県内公立トップ校に若干見劣りする数ですが、阪大・神大になると公立トップ校と互角かそれ以上の数が出ています。

2014年度 国公立大233名(東大1・京大8含)
2013年度 国公立大200名(東大1(受験者は3)・京大9(受験者は15)含)

なお、医歯薬獣医には98名(昨年83名)が合格。Ⅱ類からも合格者が出ているそうです。中高一貫生の人数の伸びが特に目覚ましいそうです。ちなみに、サンデー毎日にて「国公立・難関私立大10年間で伸びた高校」で西日本1位と掲載されました。

2014年度入試結果です。まずは中学入試から。

これまでで最も多い878名の受験者数を記録した昨年から減り、842名(一昨年は819名)。複数回受験者を精査した「実受験者数」は504名(昨年552名・一昨年516名)となりました。

特徴点としては、6年連続で男子が女子を上回る受験者数となっている点があります。第1回は受験者数で言えば男子<女子ですが、合格者数は男子>女子となっているのが2年続いており、男子受験者のレベルが上がってきている様子が伺えます。

入学者数を地域別に見ると、最も多い地域は3年連続で西宮市(24名)。ついで須磨区13名・東灘区12名と続きます。阪神間からの入学者数が年々増えています。

最も高い併願率となる第1・2回連続受験に関する実態は次の通りとなりました。

2014年度 第1回受験者数202名中第2回も受験したのは169名・83.7%
2013年度 第1回受験者数207名中第2回も受験したのは176名・85.0%

第1回202名中、実に半分近くとなる95名が第2回・第3回と連続受験しています。

そして、「リベンジ成功」に関するデータは以下の通り。後の日程での逆転に成功している例も多くみられますから、最後まであきらめないことが大切かと思います。

2014年度 第1回不合格⇒第2回合格25名 第1・2回不合格⇒第3回合格21名
2013年度 第1回不合格⇒第2回合格15名 第1・2回不合格⇒第3回合格10名

成績上位者の併願先としては、第1回受験者では西大和・洛南が増えているようです。第2回は神戸女学院・白陵・四天王寺の併願多く、第3回は灘・甲陽・大阪星光が多くなっています。

高校入試はどうだったでしょうか。

今春も含め過去8年間で最も多い2,925名の志願者数(一昨年2,683名)となった昨年から若干の減少ではあるものの、京阪神で最も多い志願者数となる2,856名を集めておられます。

当日の合格目安ですが、Ⅲ類70%・Ⅱ類60%のラインは例年変わらないものの、Ⅰ類がかつての50%から50%を少し上回るラインが必要になってきている気がします。難化傾向なので、ご注意ください。

志願者においてⅢ類が占める率が71%と、過去最高となった昨年の70%をまた更新されています。ちなみに、03年度はたったの9%だったそうです。

最終的な入学者数は340名で、昨年432名から大きく減っていることになります。評定の高い併願受験生が昨年より多く、併願入学者の併願先として多かったのが神戸高とのことです。評定が高い受験生たちが確実に「押さえ」として須磨学園高の合格を持っておき、その後難関の公立高にチャレンジする、という構図となっています。

公立高のうちで、特に併願が増加している公立高は、市立西宮と明石北の2校だそうで、特に前者は制度変更後急激に増加しているようです。阪神間の受験者が増えており、専願率も高く、受験者の4名に1名が入学と入学率も高い、ということと市立西宮との併願が多くなっているのは大きな相関性がある者と思います。

2015年度入試に向けた情報です。

中学入試では、試験日は土・日・水の位置取りで変更はありません。

ただし、算国各100点⇒各150点、理社各50点・30分⇒100点・40分へと配点や試験時間が変更されます。理社各10分増のため、試験終了時間がこれまでより3科で10分、4科で20分先送りになります。理社の勉強をしっかりやっている受験生に有利にしたいとのことから、この措置に踏み切られたそうです。

高校の2015年度入試情報です。

募集定員ですが、Ⅱ類で160名⇒120名となるのを受け、320名⇒280名と減少します。ご注意ください。

AO受験者は面接(教員2:生徒5~6)があり、作文を出願時に提出する必要がありますが、タイトルが先に決められています。提出した作文を基にして面接が進められるとのことです。

さて、開成教育グループにお通いの方には、中学・高校入試それぞれの出題傾向や注意すべきポイントを、ご紹介します。

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常翔学園中高 高校は女子比率が上昇中

2014年9月2日 火曜日

常翔学園中高の塾対象説明会の様子をご紹介します。

大学合格実績について簡単にご紹介します。

国公立大35名(昨年21名)・関関同立123名(昨年58名)と、昨年から大きく飛躍しています。特に、スーパーから京都大(教育)・大阪大(外国語)が、特進から神戸大(経済)の合格が出たことで、今年は現役で京阪神に合格を出したことになります。入学時の模試成績がたとえが平均よりも下回っている生徒であっても、神戸市看護大・大阪府立大に合格した例があるようです(いずれも薬学医療系コースの生徒)。

2014年度入試結果です。まずは、中学入試について。

入試結果は以下の通り推移しています。募集定員100名に対して初年度から3年連続で定員充足も、今年度は定員割れとなってしまいました。開校から3年は受験者数の増えに対して合格者数が抑えられており倍率が高騰し続けてきました。しかし、今年度は志願者数の減少に対し合格者数がこれまで以上に出されており、一気に手ごろな倍率になり、落ち着いた入試になっています。

2014年度 志願者数267名 受験者数235名 合格者数209名 入学者数90名
2013年度 志願者数376名 受験者数319名 合格者数191名 入学者数108名
2012年度 志願者数317名 受験者数250名 合格者数185名 入学者数110名
2011年度 志願者数298名 受験者数225名 合格者数178名 入学者数101名

入学者数における女子比率は次の通り(コース別)。Ⅰ類の女子比率が下がり、Ⅱ類の女子比率アップしています。

Ⅰ類:男子20・女子12・女子比率37.5%
(2013年度 男子13・女子19・女子比率59.4%)
(2012年度 男子18・女子19・女子比率51.4%)
(2011年度 男子19・女子6・女子比率24.0%)

Ⅱ類:男子39・女子19・女子比率32.8%
(2013年度 男子57・女子19・女子比率25.0%)
(2012年度 男子54・女子19・女子比率26.0%)
(2011年度 男子54・女子22・女子比率28.9%)

合計:男子59・女子31・女子比率34.4%
(2013年度 男子70・女子38・女子比率35.2%)
(2012年度 男子72・女子38・女子比率34.5%)
(2011年度 男子73・女子28・女子比率27.7%)

A日程全受験者92名中83名がプレテストを受験していたようですが、判定ごとのⅠ類合格率は以下の通りとなっています。

S判定 6 / 6 100%  A判定 8 / 10 80%
B判定 12 / 30 40%  C判定 5 / 37 13.5%

B判定でだいたい半々の確率、C判定でもⅠ類合格率はゼロではない、というのがポイントです。

高校の2014年度入試結果です。

募集定員435名に対し、受験者数1,113名(専願373名・併願740名)・合格者数1,077名・入学者数449名(全て内部進学者抜き)となりました。

今春より中高一貫一期生が内部進学してきたので、募集定員が減らされていました。その分受験者も減り、直近では最も適正な試験となった様子です。

志願者における女子比率の過去5年間推移は以下の通り。年々上昇しています。

2014年度 全体37.8% 専願29.2% 併願42.2%
2013年度 全体33.0% 専願23.6% 併願37.8%
2012年度 全体36.5% 専願27.0% 併願40.9%
2011年度 全体32.8% 専願18.2% 併願37.8%
2010年度 全体34.4% 専願19.5% 併願38.1%

2015年度入試に向けてです。

中学入試の入試日程は次の通りで、今春から変更はありません。

1/17土 A日程・1/18日AM B日程午前・1/19日PM B日程午後

高校では募集定員等での変更は特にないそうです。

関西大学北陽中 募集定員設定で若干の変更あり

2014年8月30日 土曜日

関西大学北陽中の塾対象説明会にお邪魔しました。

教育内容についてです。

単一コースで、高校進学時には全員特進コース(関大及び難関国公立大への進学が目標)とされます。高1時は高校入学組とは別のクラス編成とし、高2から中高一貫組と高校入学組が混成、同時に文系・理系分け及び成績上位生のみ1クラス編成の「アドバンスクラス」が設定される、というのが6年間の大きな流れです。

高校特進コースは月~金全てで7限授業、他コース制から1時間遅れてクラブに参加する必要があるなど「クラブ制限」があるので注意が必要です。ちなみに、クラブの入部率は約88%だそうです。

関西大への内部進学についても触れておかねばなりません。

今春は217名が関西大へ進学。うち、213名(Ⅰ類88 / 113・Ⅱ類125 / 239)が内部進学で、AO及びSF入試で2名、一般入試での合格が2名という内訳になったそうです。内部進学基準に満たない者が関西大の一般入試を受けて合格したのは、なんと今年が初めてとのことです。一般入試でも対応出来るだけの学力がつくようになってきている、という証明になるのではないでしょうか。

関西大の内部進学枠は高校募集定員の90%ほどの人数分用意されるそうです。3年間の実技も含む成績・生活状況と3年次実施分実力テスト3回の成績で判定され、条件をクリアすれば関西大への内部進学が可能となります。ちなみに、今春は理系で設定基準を下回る者が多かったようで、理系教育の充実が急務となっているそうです。

上記のように関西大への内部進学は「確実ではない」という事情もあり、公募制推薦入試の受験を薦めているそうです。この辺りの所も留意が必要です。

2014年度入試結果です。

1次では、女子が定員40名に対し35名しか出願が無く、定員割れを起こしてしまいました。

2次Aを昨年の16時開始から今年は17時開始と遅めたことで、志願者数が4割増となりました。ただ、合格者の歩留まり率が予想以上に悪かったようで、ご苦労されたご様子でした。

2次B志願者数は減ってしまっています。

2015年度入試ですが、募集定員の点で変更があります。

①1次の募集定員を80名⇒70名とする
②同じく1次の募集定員は「男女別」で定員をそれぞれ設定していたところ、男女一括募集へ
③1次で減らされた10名の定員は2次に割り当てられ、40名⇒50名となる

開明中高 国公立大合格者数が全盛期並みに復調

2014年8月27日 水曜日

開明中高の塾対象説明会にお邪魔してきました。

同校は2014年に100周年をお迎えになられたのを機に、いよいよ新校舎を完成させました。「安心・安全・エコの都市型キャンパス」とのことで、快適な環境で学習に臨めているのではないでしょうか。

中学では、中3及び高1進級時にはコース間移動があり、高2から文理分けとされています。また、高校からの入学生は高1時のみ内進生と別クラス編成とし、内進生39単位に対し週42単位と3単位多くして、特に数理を厚くして内進生との差を詰めるようにされています。高2進級時に合流し、文理別とされています。

高校からの入学生は高1時のみ内進生と別クラス編成とし、内進生39単位に対し週42単位と3単位多くして、特に数理を厚くして内進生との差を詰めることにされています。高2進級時に合流し、中学からの入学生と同様にこの段階で文理別とされます。

大学合格実績です。

目標としては「京都大30名」を大きく掲げておられます。

卒業生数に対する国公立大の合格率は09年度以来の6割超えとなり、京都大の合格者数は12年度6⇒13年度14⇒14年度13と、大きく伸ばした昨年の値を維持されています。最高値は共学1期生卒業時の「17名」でした。

2014年度61.2% 2013年度56.6% 2012年度55.6%
2011年度55.0% 2010年度56.0%  2009年度60.7%
2008年度56.1% 2007年度57.1%

国公立大合格者数は今春183名。昨年133名・一昨年139名なので大幅な増となり、共学1期生卒業年度である2007年度の186名に迫る数となりました。

分母である「卒業生数」が2007年326名⇒2013年度235名と約100名も減っていたのですが、2014年度は299名と久々に多く在籍していたことが、今回の大幅な実績向上に大きく影響していると思われます。

一方で、最難関である東大・京大・国公立大医学部医学科の合格者数は頭打ちが続いている、という印象はぬぐえません。

2014年度入試結果です。まずは中学入試について。

どの日程も例年並みの合格ラインであったと思われます。

実専願合格者における複数回出願者状況は以下の通りとなりました。

2014年度
実専願合格者263名中 3回出願者131名 2回出願者93名 複数回出願者割合85.2%

2013年度
実専願合格者285名中 3回出願者112名 2回出願者107名 複数回出願者割合76.8%

2011年度には出た「追加合格」ですが、2012・2013・2014年度と出ていません。

理数コースでの専願と併願の合格ラインの違いは15点を原則として設定されておられます。

今年度の3回の入試はほぼ同じレベルだった、と上述しましたが、1次前期を専願で受験する者は第一志望ということもあって問題をよく研究していることから問題に慣れており、結果追跡においては模試の偏差値が低めの生徒でも合格している様子があります。

併願合格者のうち、納入金全額または一部返還制度の利用者数は以下の通り。

2014年度 118名中48名 2013年度 137名中53名
2012年度 111名中63名 2011年度 122名中70名
2010年度 124名中74名

2次を出願したものの、受験しなかった場合は受験料返還に応じてくれるという親切なご対応をされています。利用者数は以下の通りです。

2014年度 524名 2013年度 487名
2012年度 498名 2011年度 492名
2010年度 632名

続いて、高校の2014年度入試結果についてです。

トップ10の併願状況としては次の通りとなりました(文理学科・普通科の表記)。

北野 7・6(昨年6・4 一昨年3・2)
茨木 2・1(昨年2・2 一昨年3・3)
豊中 3・5(昨年2・4 一昨年5・1)
大手前 15・15(昨年15・14 一昨年9・8)
四條畷 12・14(昨年10・9 一昨年4・5)
天王寺 0・1(昨年2・3 一昨年6・6)
高津 7・6(昨年6・4 一昨年5・5)
生野 3・1(昨年5・6 一昨年4・4)

入学者は男女とも20名ずつで、昨年男子30名・女子14名、一昨年の32名・8名と、年々女子の入学者数が増えているのが特徴です。

最後、来る2015年度入試に向けた情報です。

中学入試では、日程・コース・募集定員に変更はありません。ただ、全日程で同一としていた出願日程ですが、2次に関しては日程を「拡大」の方向で見直しをされているそうです。

高校入試では特に変更点をお聞きしていません。5科各100点・500点満点と国(1.5倍)・数学(2倍)・英(1.5倍)の3科・500点満点のどちらか高い方での判定の形を2011年度入試から実施されています。

開成教育グループ主催 中高進学フェア!

2014年8月25日 月曜日

来る2014年9月15日(月祝)に、開成教育グループ主催の「中高進学フェア」をマイドームおおさかで開催します。

詳しい日時及び開催内容は以下の通りです(画像をクリックするとPDF文書が開きます)。

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中高進学フェア

日時:2014年9月15日(月祝)10~17時(私立中高進学相談会のみ16時まで)
場所:マイドームおおさか
申込:https://www.kaisei-group.co.jp/form/shigakufair_osaka/
内容:
■シリウス文理学科模試【要事前申込】
文理学科入試に即した模試で実力を試そう!一般生の参加も大歓迎!
【科目】数学・英語・国語・小論文 【対象】文理学科合格を目指す中3生 【時間】9:30~13:15

■中学入試分析会・高校入試分析会【要事前申込】
私立中学及び高校入試に関する分析会をそれぞれ開催。来春の入試動向予測、最新入試情報など、受験生・保護者必聴の進学情報をご提供。マル秘情報も飛び出すかも!?

■私立中高進学説明会
私立中高の先生方からテーブルを挟んで個別の学校説明をお受け頂けます。お目当ての学校の説明を詳しく聞くことができ、志望校選択に最適です。どんどん質問しよう!

■公立高校教育講演会【要事前申込】
大阪府を代表する公立高校の校長先生などをお招きしての、1校25分の講演会です。
参加校 北野高・豊中高・茨木高・春日丘高・千里高・大手前高・市岡高・天王寺高・高津高・生野高・住吉高・三国丘高・泉陽高

■開成NET お楽しみコーナー
開成NETを利用した学習コンテスト・クイズなどを開催。優秀者、面白い解答を寄せてくれた人に豪華賞品を進呈!(開成NET上でも発表)参加者全員にも参加記念品をご用意!

■開成親学セミナー【要事前申込】
これまで4,500名以上の保護者が参加した「親学セミナー」を当フェアでも開催!受験生の親としての心構え、子どものやる気を引き出す働きかけを、実例を交えてご紹介。

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ご参加頂く学校の数と当日の参加者数において、学習塾が行う同様のイベントの中でも比較的「多い」というのが自慢の、当グループが誇る一大イベントです。

一部イベントでは事前申し込みが必要なものがありますので、ご参加をご希望の場合は開成教育グループHP内に設置の、こちらの申込専用ページからお申込み頂きますようお願い致します。

自分に合った受験校選択や、最新の入試情報の入手には最適な教育イベントです。ぜひご参加ください!

大阪私立学校展 開成教育グループが講演をしました!

2014年8月23日 土曜日

こちらのエントリー「大阪私立学校展 開成教育グループが講演をします!」でご紹介を致しました、去る8月16日(土)・17日(日)に開催された大阪私立学校展において、開成教育グループ 入試対策課が講演を担当させて頂きました。

その時の様子をご紹介致します。

両日とも、当方の講演と五ツ木書房様のご講演の2本立てとなっておりました。上の写真は16日(土)の講演スケジュールで、当方の講演が先の開催となりました。

当方の講演は「親子で知ろう!「学校選びの道しるべ」」というタイトルで、近年の私立・公立高校入試動向分析、学校選びのポイント・コツ、説明会の聞き方・廻り方 等について、90分たっぷりとお話をさせて頂きました。

上の写真のように、16日(土)の講演ではおかげさまを持ちまして多くの方にご来場いただきました。立ち見の方が多くいらっしゃっただけでなく、会場に入ることすら出来ない方も多くおられました。

という事情がありましたので、上の写真内にもありますように、急遽15:15からもう1回同内容の講演をすることとなりました。

立ち見で大変御辛い思いをされました方、午前の講演を聞けず午後の回までお待ち頂いた皆さん、大変申し訳ございませんでした。

また、ご来場頂きました皆さんには厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。今回お話させて頂きました内容が、学校選びに際しご参考になるものであれば大変嬉しいです。

高槻中 入学後にコース分けへ

2014年8月22日 金曜日

高槻中の塾対象説明会の様子をご紹介します。

学校の近況です。

大阪医科大と法人合併を行ったのですが、狙いは次の通りだそうです。

①経営基盤の強靭化・骨太化
②高大連携の新しいカリキュラム
③生徒の視野を広げる教育環境

大阪医科大への夏期医学部実習が行われているそうです。

SSHの指定を受けており、研究開発課題として「先端学力知とグローバルマインドセットを備えた生命科学系リーダーを育成する」こととし、「探究型学習の本格的スタート」「アウトプットが出来る人材の育成」を行っておられます。

また、「卓越した語学力と国際的な視野を持って世界を舞台に活躍できる次世代のリーダーを養成する」ことを使命とし、世界を見据えたグローバル進学校を目指しておられます。その実現に向けて、新たにコース制を導入されます。

そのコース制ですが、今年度より導入されているようです。コースは以下3つですが、入学時は単一コースで中3から分かれることになります。

GL(Global Leader)(標準コース)
中学入学時は全員このコースで、中3から他2つのコースも含めた3つに分割される。従来型カリキュラムを基本とし、独自英語教育などを実践。高2から文理分けし、難関大の理系・文系学部を目指す。

GS(Global Science)(理系コース)
中3でGLから分割となり、SSH事業を核として大学や研究機関と連携し「課題研究」を実践。難関大医学部や理系学部への進学を目指す。

GA(Global Advanced)(文理融合コース)
中3でGLから分割となり、SGHに合わせた文理融合型教育実践によってグローバル課題解決に向けて挑戦する次世代リーダーを育成。文理分けは高3とギリギリまで引っ張る。難関大文系理系だけでなく、海外リーディング大への進学も目指す。

大学合格実績についてです。

国公立大現役合格者数は88名。2010年度83名⇒2011年度103名⇒2012年度109名と増えてきていましたが、2013年度99名⇒2014年度88名と2年連続で減少。次年度志願者数に与える影響が心配です。

浪人も含めた国公立大合格者数は161名で、うち22名が医学部医学科です。また、京大22名中13名が現役、浪人1名が医学部医学科。大阪大23名中18名が現役。医学部医学科は現役で10名が合格、浪人含めると22名となります。

2014年度入試結果です。

前期-78名、中期-75名、後期-61名、トータルで218名の志願者数減となりました。

前期では4科受験者が減っており、中期では合格者平均点と受験者平均点の間ぐらいが入学者平均点、後期は洛星が受験日をズラした関係で戻りが読みづらく合格者数を前年より多めに出した、という状況になっています。

前期不合格でも後期で合格したのは20名ほどおり、前期結果700番台でも後期合格になっています。

前中後期3回受験し、最後の後期で合格したのは8名いるそうなので、最後まであきらめずに頑張ることも大切なようです。

追加合格が前期10名(3点下)・中期77名(8点下)・後期13名(5点下)出ています。2/10ぐらいまでかけてじわじわ電話で打診していったようですが、今後はスピーディーに追加をアナウンスするとのことです。ご注意ください。

最後に、2015年度入試に向けてです。

帰国生対象入試を刷新し、年内(12/14日)実施とされます。

また、その帰国生入試で定員が約15名となることから、前期が140名⇒130名、中期90名⇒85名と定員削減となります。難化の可能性があるので要注意です。

親和中高 2015年度より高校募集を再開

2014年8月21日 木曜日

親和中高の塾対象説明会に行ってまいりました。

タイトルにもございますとおり、高校入試を再開されることになっており、それによって教育体制を再度整えられます。

2015年度入試より再開される高校入試での募集定員は約30名で、複数コース制はもたないことになっています。

中高一貫生との進度の違いが生じるため、以下のように対応されます。

・入試終了~入学前の数日間及び長期休みを利用した補習を実施。特に、併設中は中3で数ⅠAを、理科においては化学基礎の2/3・生物基礎の半分・物理基礎の1/3が終了しているなど、かなり先に進んでいるので、以下のような取り組みでキャッチアップする。
数学 入学前5日間、夏休み7月10日間・8月10日間・春休み10日間に1日3時間程度の補習
理科 化学基礎で併設中からの入学生より1単位増、夏・春休みに各10日間1時間の補習
・高1の間は中高一貫生とクラスは混ぜず、高2進級時に混合する。同時に、文理及びレベル(Ⅰ・Ⅱ)分けを行う。

説明会の中でご説明頂いたのですが、かつて高校入試を実施していた際は、入学直後から中高一貫生とクラスを混ぜて運営しており、高校入学生たちは追いつくためにクラブを犠牲にして補習等に励んでいたそうです。今回の高校入試再開にあたり、その辺りは改められています。

ここからは入試についてです。まずは2014年度の中学入試結果です。

今春より、Sコースと総合進学コースの2コース制とされて募集されています。4教科受験または3教科受験を選択し、4教科受験者は次の①~③のうちの最高得点を、3教科受験者は受験した3教科(理か社選択可能)の得点合計×1.25(350点満点)を「得点」とされました。

①国語・算数・理科・社会4教科の得点合計(360点満点)
②国語・算数・理科3教科の得点合計×1.25(350点満点)
③国語・算数・社会3教科の得点合計×1.25(350点満点)

4科の合計点と3科2種類の合計点で10点差がつけられているのですが、これは「国公立大進学のためには全ての教科を万遍なく学習する必要があり、中学入試段階でもそれを求めたい」という理由から、あえてこのようにされているようです。実に合格者のうち60%が4教科受験者だった、ということです。

この度のSコース設置によって上位の受験者層が集まって平均点が上がることも予想されたのですが、初日に関しては例年通りだった様子。ただし、後期Ⅰは平均点が若干上がっています。

2日目午後に実施され、Sコースのみの募集とした後期Ⅱについてですが、総合進学への回し合格を設けていました。後期Ⅰよりも受験者平均点が20点上になるなど、上位層が集まった形です。

2015年度入試についてです。

中学入試の変更点としては、以下の通りとなっています。

①Sコースのみの募集だった後期Ⅱを、両コース共募集とする。
②後期Ⅰと後期Ⅱに関しては、試験開始時間を30分遅らせる。
⇒ 特に後期Ⅱは午後入試ということもあって今春は多数の遅刻者がおり、その状況に合わせた形
③追加合格連絡開始時間を3日程すべて同じに合わせる(1/20火17時ごろから)

高校入試は次のような形で実施をされます。

・専願併願含む、約30名募集。
・入試科目は英国数3科で、英語には10分程度のリスニング(兵庫県公立高のものと同レベル)を含む。
・午後からは面接が実施される。3~5名の集団面接で、1組15分程度を予定。
・合否は2/12木に届く予定で中学校長宛てに送付し、その中に個人宛通知書等も同封される。よって、家庭に直接合否が届かず、学校から合否を伝えられることとなる。
・1.5次の実施予定はないが、2次に関しては未定。
・過去問については、かつて高校入試をやっていた頃のもの(10年程度前)を今後秋ごろに配布予定としており、それを参考にしてほしいとのこと。ただし、国語の配布は無い予定。

気になる「高校入試のレベル」についてですが・・・

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