2015年度 近畿地区中学入試 入試日程①

2014年10月10日 金曜日

近畿地区の中学入試ですが、2015年度入試における各校の入試要項が出揃い、全体的な様相がつかめる状況になっています。

開成教育グループにお通いの皆さんに向けては、去る2014年9月15日(月祝)に開催しました「中高進学フェア」内、「中学入試分析会」にて最新情報を詳しくお届け致しました。

当ブログにおいても、来る2015年度近畿地区中学入試の動向について簡単にご紹介していければと思います。今回を含め、4回のシリーズであれこれと情報をお届けしたく存じます。

初回となる今回は、大阪府内各校の入試日程についてお話を差し上げます。次の画像は、2015年度入試において各校がどの日程で入試を実施するかを一覧にしたものです。なお、画像をクリックして頂きますと、今春2014年度入試から来春2015年度入試にかけて、各校がどのように入試日程を動かしてきたのかが分かる画像が表示されます。ご興味・ご関心がある方はそちらも合わせてご覧ください。

※作成には万全を期していますが、入試日程は必ず各校のHP・入試要項等でご確認下さい

(クリック後表示される表の見方)
黒い丸印・星印:2015年度入試において入試が実施される日程(星印は午後入試を示す)
白い丸印・星印:2014年度入試では入試が実施されていたが、2015年度入試では入試が実施されない日程(星印は午後入試)
右向きの青矢印:2014年度入試日程から位置取りを「先送り」とした所
左向きの赤矢印:2014年度入試日程から位置取りを「前倒し」とした所
青い丸印・星印:2014年度入試では試験を実施していたが、2014年度入試では「廃止」する所
赤い丸印・星印:2014年度入試では試験を実施していなかったが、2014年度入試から「新たに実施」する所
「入試回数」の字が赤い部分:2015年度入試に向けて入試回数を「増やした」所と回数の変遷
「入試回数」の字が青い部分:2015年度入試に向けて入試回数を「減らした」所と回数の変遷

日程を前倒しする学校が多いのが目につきますが、17日(土)の午後に入試回を構える学校がまた一段と増えています。

特に注目が集まるのが、こちらのエントリー「金蘭千里中 50周年を迎えるにあたり学校改革に着手」で学校改革の様子をご紹介した金蘭千里中と、こちら「大阪女学院中高 中学は国際特別入試を新設」で国際特別入試についてご紹介をした大阪女学院中が注目です(大阪女学院中の初日午後入試は専願のみの募集)。

また、当ブログでは詳しい情報をご紹介していませんが、初芝富田林中も初日午後に入試回を新設し、過熱する午後入試での受験生争奪戦に割って入ってきました。

初日午後を中心にして日程の前倒しが行われる中、それとは反対に、3日目以降になると入試を実施している所が極端に少なくなっていることもわかります。特に22日(木)以降だとほとんど入試が実施されていません。

そんな中、大阪薫英女学院中(1/24土)・城星学園中(1/24土)・梅花中(1/24土)・履正社学園豊中中(1/25日)など、特に女子校を中心として遅めの日程を持たれています。

初日・2日目で想定外の事態になってしまった場合、あわてて探しても受け入れてくれる学校は見つけにくいことでしょう。初日・2日目で確実に合格を取ることが最重要ではありますが、そうならなかったときはどう動くのか?についてもあらかじめ考え、準備しておくべきです。

次回のエントリーでは、大阪府以外の近畿地区各校の入試日程をご紹介します。

大谷中 新コース「凛花」取り組みの詳細

2014年10月8日 水曜日

大谷中の塾対象説明会の様子をご紹介します。

こちらのエントリー「大谷中 新コース「凛花」で凛と咲く一輪の花を」でご紹介をした、新コース「凛花」の詳しい取り組み内容が明らかになりました。

異文化との交渉力を養い「新時代に生きるグローバルな女性」を育てる、というのが大きなコンセプトとなっています。ただし、グローバルリーダーを育成することを目的としているのではない、という点も特徴です。考える力を持ち、己を知り、この国を知り、多文化を受け入れることが出来る女性、自分の信じるものを発信し行動する、ような女性を育成するものである、とご理解下さい。

全ての教科でグローバルマインド育成を目指し、コミュニケーション力・プレゼンテーション力をつけるようなことを念頭に置いた授業が実施されます。そのため、先取り学習は行われません。英語は発展的な学習はされるようですが、進度を早めることは考えておられないようです。数学も「体系数学」ではなく、検定教科書が使用されます。

要するに、他コースが大学受験に向けた学習をしている時間を、プレゼンやコミュニケーションのような力を養う時間とする、ことになるということです。

中2進級時に特進へのコース替えが一度チャンスとして用意されているものの、以降コース間の入れ替えは一部例外を除き実施されません。

同コース最大の特徴は「凛花」という時間が設けられる点にあります。通常の授業のうち週1~3時間に加え、週3日の朝の小テストの時間、他コースが放課後に行っている週2日の講習の時間、も「凛花」とされるそうです。

例えば、凛花の時間には「茶道」を行うとしましょう。お茶を点てることが出来るようにするだけでなく、茶道の歴史や文化的背景や価値、世界の中での茶道の普及、和食の研究やマナー、着物の着付けなども学び、それらを英語で(例えば姉妹校の生徒たちへ)説明することが出来ようになるまで、を茶道の授業と考える、ということになるそうです。

我が国の文化を深く学び、それを英語で発信出来るようにする。日本に軸足を置きながらも「グローバル」を意識したコース内容となっています。

また、学年が進むにつれて教科を超えた授業を展開することも予定しており、学年を超えての授業や宿泊行事も予定しているとのことでした。

最終的に同コースが目標とする進路は「指定校推薦(文系)」及び「大阪大谷大(教育・文・人間社会)」といった、私立大文系となります。

既存コースの取り組み内容です。

医進と特進の理系は「国公立理系進学が目標」「中1の間は学習進度は同じ」というものに代表にされるように共通点があります。

ただ、医進は「中2から先取りが始まる」「医学部医学科のような難関理系を目指す」ものである一方、特進では中2までは目立った先取りは行わず、学習習慣・方法の確立に取り組んで中3からの先取りに備えることになっています。高1から理系カリキュラムの選択が可能となります。

特進の文系の中でも特に成績優秀な者のみで「特文」を高2から組織されることになっています。

医進と特進は中2進級時に入れ替えが行われ、医進から特進への一方的なコース替えは中3進級時にもあります。

医進と特進の理系は共通点がある一方で、特進の文系と凛花は「別物」と考えて欲しい、というお話もありました。理由としては、やはり凛花での取り組み内容が特進のものとは全く趣が異なるから、です。

一つ懸念点があります。特進の定員が2015年度より80名⇒110名となるので、学力差が生じるのではないか、という点です。

上位生はより医進に近づくように、成績下位者は学習意欲喪失を避けさせるために努力するというお話がありましたが、加えて習熟度別授業を導入する予定でもあるそうです。

指定校推薦枠のうち理系及び併設大薬学部への内部推薦は特進に用意されるそうです。

2015年度入試に向けた情報です。

2日目午後に1次C(凛花の募集なし)、3日目午前に2次(全コース募集)を配置し、午前入試(1次Aと2次)は13時には終了、とされることになっています。

一つ大きな注意点があります。1次Aで凛花に合格し19日(月)に手続きを済ませた後で、1次Cもしくは2次で医進に合格・入学する場合、後者で再度入学手続が必要となる、つまり入学金が二重に必要となることになっています。詳細は直接大谷中にお尋ねください。

四天王寺中高 中学の医志・高校の理数 初年度入試結果

2014年10月7日 火曜日

四天王寺中高の塾対象説明会に行ってまいりました。

中学に文化・スポーツコースが新設されることになっています。

文化・スポーツ各分野で才能ある児童をお預かりになられ、高校の「スポーツ・芸術コース」と連携することになっています。全国レベルの実力を持ち、その分野を将来の進路とする者が対象で、入学後のコース変更は不可とされています。

約20名の募集、実績点+当日の実技店+国社の筆記試験の総合判定、です。

中学における既存3コースの取り組み内容についてです。3つのコースの違いは次の通りとなっています。

英数Ⅰ 実践力・応用力の育成、基礎を固めてから応用力の充実
英数Ⅱ Ⅰコースの内容に深い学習内容が加わり、「深さと量」の充実
医志  Ⅱコースの「深さと量」に「速さ」が加わる、「深さと量と速さ」の充実

入学後のコース変更ですが、中2進級時にⅠからⅡに1クラス分の人数がコース変更出来ることになっています。中2・中3進級時にはⅠ・Ⅱコースから医志への変更もあるようです。また、高校進学時には中学3年間の成績を考慮して所属先が再編成されます。

高校の教育内容についてです。コース別の取り組みは次の通りです。コース間移動は高2進級時のみ可、となっています。

理数 高1より理系を重視したカリキュラム(週37時間・数学7時間)で、最難関国公立大や医歯薬系学部を目指す
英数 高2進級時より文系・理系に分かれ、文系最難関及び理系の難関国公立大を目指す
スポーツ・芸術 世界を見据え、スポーツ・芸術それぞれの分野で資質・能力が最大限に発揮できるよう配慮

各コースとも、併設中からの内部進学者とクラスが同じにはならないようになっています。

大学合格実績についても触れておかねばいけません。

今春卒業生数は388名。国公立大合格者総数は208名(現役123名)となりました。

特に同校からの進学希望者が多い国公立医学部医学科は51名(防衛医大2名含む)となり、そのうち現役は26名となりました。この実績は、大阪第1位・全国第10位(昨年は全国7位)となっています。

他、国公立医歯薬72名(現役36名)、東京阪神4大学計73名(現役50名)といった実績もご紹介頂きました。東京阪神4大学は文系:理系が4:6だそうです。

今春、3ヶ年生としては89名(昨年94名)が卒業。そのうち、国公立大は現役で15名・17%(昨年16名・17%)が合格。主な合格先としては大阪大2・奈良女子大2・大阪教育大2・大阪市立大4といった所になっています。

2014年度入試結果についてです。

医志コース新設で注目された中学入試での受験者数は546名(昨年586名・一昨年592名)、合格者数は400名(昨年436名・一昨年448名)となり、倍率は1.37倍(昨年1.34倍・一昨年1.32倍)となりました。

各コースの合格最低点は次の通りとなりました。医志の合格最低点が事前予想の75%を超えた78%となりました。

英数Ⅰ 230点(昨年227点)
英数Ⅱ 274点(昨年270点)
医志 312点

医志コース新設により成績上位層が増えている様子が伺えます。

高校入試においても、今年度から理数コースの新設と3科入試化と、大きな変更点がありました。その入試におけるコース別の合格最低点は以下の通りとなりました。両コースで、専願なら51点差、併願で42点差もあることから、理数のレベルに届いていなくても、英数で合格が出る可能性が大きくなっています。

理数 併願196点(65%) 専願186点(62%)
英数 併願154点(51%) 専願135点(45%)

最後、2015年度入試情報です。

中学入試における募集定員は既存3コースで245名(変更なし)、文化・スポーツが約20名の合計265名となります。今年度の体験学習会エントリー者数は昨年とほぼ同数らしいので、入試難易度は今年並みになるか?と予想します。

中学入試では面接が行われます。前半クラス15時半、後半クラス16時半が終了予定時刻となっています。

西大和学園中高 高校コース名を「東大・京大・国公医」に

2014年10月6日 月曜日

西大和学園中高の塾対象説明会の様子をご紹介します。

教育内容についてです。

中学校では今春入学生より女子の募集を開始し、35名が入学されています。現中1より、高校進学時に高校からの入学生と混ぜずに運営する予定としておられるそうです。

現在、中学1年生は男女は別学で運営されており、予定では高1進級時にクラスが混ぜられるようです。新中1の学年では中3進級時に男女混合とする可能性もあるとのことでした。

こぼれ話として、男女別学とはいえ、男子に関しては「教室がきれいになった」「おとなしくなった」「廊下で転がっている生徒が減った」と、女子入学の影響が色濃く出ている様子をご紹介頂きました。

西大和学園中高では、正規の授業を圧縮することを2年前から取り組まれています。授業時間は60分から50分に短縮し、6限授業にすることで放課後の時間を増やしています。来年度高3生は5限まで減らすなど更に授業をカットする予定です。また、補習に頼っていた授業を、正規の授業で質の高いものを提供し、時間をかけて子どもたちに力をつけさせるところから脱却を図ることにも取り組まれています。質の高いものを提供して物理的な時間を生み、放課後は子どもたちが選択出来るようにしてあげる、ということが目的の施策です。

高校では2015年度より、コース名を「東大・京大・国公医」とされることになっています。これには、「こういった大学・進路を明確に希望している中3生に集まってほしい」という願いが込められているようです。

新コース体制下では、高2進級時に「東大クラス」「京大・国公医クラス」に分けられ、高3になると中学からの内部進学生とも混合のクラス編成とされます。

将来的には入試段階から「東大」「京大・国公医」に分けて募集をするという構想もあるそうです。こちらに関しても今後情報が入ることと思います。

2014年度入試結果です。

中学入試では、受験者数は男子1311名・女子214名となり、前年(男子のみ)の1231名から考えると男子だけでも大幅な増となりました。

結果、男子2.09倍・女子3.29倍となり、最終的な入学者数は男子199名・女子35名・合計234名(昨年入学者数217名)となりました。

2013年度入試までは65%の得点率が目安となっていましたが、今春は男子の受験者平均が約70%となっています。

今春の入試問題ですが、算数において、レベル設定自体は同等としていたにもかかわらず、平均が男女で大きく違っています(女子58.3%<男子72.4%)。これは、女子で出題された題材が比較的男子向けのものだったことが要因ではないか、分析されておられました。

2015年度入試に向けた情報です。

中学入試では大きな変更点はありません。合格発表は掲示+1/19月の17時からのweb発表、となっています。

高校入試は、上述の通りのコース名変更があるほか、募集定員が100名から90名へ減少しています。ただし、募集クラス数が2つであることは変わりはありません。

合格発表が2/8の13時からのweb発表へ移行されることになっています。

プール学院中高 新取組「グローバルチャレンジプログラム」

2014年10月1日 水曜日

プール学院中高の塾対象説明会の様子をご紹介します。

学校概要です。

学院として、以下3つの取り組みに注力されておられます。

①グローバルな視野
地域からアジア、オセアニア、アメリカ、ヨーロッパを訪れる
②地域貢献・ボランティア活動
プール・相馬(福島県)プロジェクト、生野区との市民協働事業協定
③高大連携
プール学院大との連携(教育学部が出来てから人気傾向?)、桃山学院大及びその中高との連携、同志社女子大(10名程の指定校枠あり)・立教大(指定校枠2名)との連携、神戸女学院大・芸術系大との連携

今年度の重点目標は次の3つとされておられます。

①進路指導の充実
自主的な学習への取り組み、意欲のもてる授業、キャリア教育、具体的な強化スケジュールの作成、英検の取り組み強化(高2までに2級を取得)、各教科・組織的な取り組み(年次ごとの目標設定、反省、留意事項)
②生活面のマナー指導
挨拶の徹底、集団での話の聞き方、学校内でのマナー、公衆(学校外)でのマナー
⇒ マナー指導は「くつのかかとを踏まない」「トイレのきれいな使い方」等にも踏み込む
③行事とクラブ
感動のある行事、クラブ活動の支援

新たな取り組みである「グローバルチャレンジプログラム」についてのご紹介もありました。

「外国語を生活の道具として使えるように」「エリートのためではないグローバル教育」「多様な進路を目指すためのステップとして」ということを目的とし、新たに立ち上げられるプログラムが、「グローバルチャレンジプログラム」です。

中1~高3を3つのステージに分け、それぞれのステージにあったプログラムが用意されています。特に、ステージ2から海外へ出向くことが増えています。また、あえて海外研修を2回以上参加させるプログラムとしておられますが、「海外研修は2回目が大きく成長する」という経験則から、とのことです。

カナダへの1年留学は、高2の1学期~高2の3学期に現地で学習するという、日本の教育課程に合わせたプログラムとし、大学入試に支障が無いようにしているのが特徴となっています。

1年留学は「私立特進グローバル系」が参加対象で、その後も私立文系を進路目標としますが、理系や国公立大を目指す者は1年休学して参加することも可能だそうです。

2015年度入試情報です。

中学入試では、今春初日午後に「算数特別入試」として新参入しましたが、2日目午後に当該入試を移動(算数のみが試験科目で一貫特進のみ募集であるのは変わらず)。また、2日目午前にも1次Bとして入試が実施されます。

一貫特進から特進への回し判定の際は、特進合格者の合格最低点より6点以上高ければ転コース合格とするという規定がありますので、ご承知おきください。

一貫特進の1次Aは3科(理社は選択)で、1次Bは2科で受験が可能な形へ変更されます。

今年度のプレテストは2回実施で、2回目となる11/30日実施分は算数特別入試に合わせた内容となる算数のみの実施となります。また、プレテスト受験者は入学検定料が5000円割引となる(どの入試回でも対象)という特典があります。

高校入試では、両コースとも3科5科の選択が可能になります。

帝塚山学院中高 ヴェルジェの新しい取り組み

2014年9月29日 月曜日

帝塚山学院中高の塾対象説明会の様子をご紹介します。

帝塚山学院の多様性を体現するコースである「ヴェルジェ」に、さらに手が加えられることになりました。

これまでの「ヴェルジェプロジェクト」を「ヴェルジェエトワール」と名称変更し、国公立大進学に絞ったものとして刷新されます。今春入試において、神戸女学院及び西大和学園との併願者は、帝塚山学院の2次においてヴェルジェを第一志望とされていたそうです。成績上位層からも進学面で期待がされていることが分かるエピソードです。そんなこともあってか、より高度な取り組みへとシフトされます。

従来通り、ヴェルジェエトワールに関しては合格発表時に対象者にのみ案内がされ、受験者本人が承諾した場合のみ参加となる、ということになっています。

また、旧来の同校の良さを保つ部分として、「イングリッシュ」「キャリア」「アート」において上質の教育を提供する「ヴェルジェプルミエ」という名称で打ち出されます。特に英語力を中心に学習を進め、自分の個性や夢を見つめながら将来の目標へ向かわせる、というコンセプトとされています。

初日午後「エトワール入試」において「エトワールVK合格」となった者は、関学コース出願者は「①関学コース」「②ヴェルジェエトワール+特待生」のうちどちらかの入学を選べ、ヴェルジェコース出願者は上記②のみの選択となります。②にある特待生は、成績によって「入学金全免+授業料全免」「入学金全免+授業料半免」のどちらかが適用されます。今春は、全免での入学生が4名、半免での入学生は2名だったそうです。

エトワール入試における「エトワールVK合格」で上記②を選んだ場合のみ特待生制度が適用になり、他の入試日や、エトワール入試においても関学コースの入学であれば特待生は適用されない、という点にご注意ください。

2015年度入試情報です。

中学入試における変更点は以下の通りです。

①1次A及び2次Aの集合時間を、8:50から8:30に早めている
②面接試験を廃止

中学入試のポイントは次の通りです。

①1次A・1次BのW受験者に限り、1次Bで10点加点する
②繰上合格を出す場合は、試験日程の組み合わせを問わず2回以上の受験者を優遇する
③エトワール入試に関してのみ、通常の合格に加え、「エトワールVK合格」というものも設けられる。  
④例年2回実施しているプレテストのうち2回目に関しては例年関西学院大 上ヶ原Cでの開催だったが、昨年から同会場の他に本校会場も設けている。
⑤プレテストにおいては、上記③のこともあるので、ヴェルジェの判定で「AA+」が設けられており、この判定があればエトワールVK合格の基準に達していることを示す

高校入試に関しては、関学及びヴェルジェ文系・理系が5科入試から3科入試へと変更。美術系及び音楽系は英国+実技というのは従来通りです。

関学専願であっても、回し合格判定の際にヴェルジェを併願にすることが可能。ただし、ヴェルジェ内の音楽系専攻と美術系専攻は回し合格の対象とならないので、ご注意ください。

帝塚山学院泉ヶ丘中高 関西学院大との進学協定締結

2014年9月25日 木曜日

帝塚山学院泉ヶ丘中高の塾対象説明会の様子をご紹介致します。

大学合格実績について、です。

今春の国公立大合格者数は53名。卒業生数が少ない学年だったので苦戦した模様です。

近年は医歯薬系志望者が多く、特に医進は91%が医歯薬と国公立大への進学で占められています。なお、今春は学校総数で82名が医歯薬系学部に進学しています。

現役での進学率は80%、現役合格率は86%となっています。

大学進学者のうち30~40名程度が指定校での進学、であるとのことです。

タイトルにもありますとおり、今春には関西学院大との進学協定を締結し、推薦人数枠が13名から本年度より26名へ増加されています。うち、16名が国際科指定となっている、とのことです。国際科は1学年約40名の募集ということもあり、半分近くの割合となります。

2014年度入試結果についてです。

中学入試結果です。受験者数655名に対し196名が入学となりました。受験者数は昨年604名から増加しているものの、入学者数は昨年217名から減少となっています。しかしながら、160名募集なので、適正値に近づいたといえるのではないでしょうか。

コース別入学者数は次の通りとなっています。

医進78名(昨年74名)
特進A78名(昨年105名)
特進B40名(昨年38名)

特に医進はこの4年間続けて2クラスの構成となっているようです。

日程別の動向は次の通りです。

1次
併願が増えており(10名⇒43名)、43名中37名が当日午後に清風南海を受験しただけでなく、併願からの戻り11名は全て清風南海との併願者。

2次
専願が昨年77名から163名と大幅に増えた。1次2次連続受験者も増えている様子。2次受験者からの入学者数は22名となり、うち13名が併願戻りとなっている。

特に特進Aは1次・2次とも合格者のレベルが上がっているようなので、注意が必要です。

同校はプレテストを実施されていますが、プレテストでB判定以上ならば、1次では100%、2次でも95%の確率でどこかのコースに必ず通っている、というデータをお示し頂きました。C判定でも1次で96%・2次で82%がどこかのコースに合格していますので、かなりの高確率と言えます。

最終的には、入学者196名中190名がプレテストを受験していた、ということになります。

高校入試における2014年度入試結果です。

併願が昨年212名から今年182名と大きく減っていますが、最終的な戻り率が昨年20%(42名)から25%(45名)となり、入学者数は80名(昨年81名)となっています。

併願者の公立併願先(面接時の聞き取り)は次の通りとなったそうです。

泉陽 前期40・後期64
鳳34
富田林 前期12・後期14
岸和田 文理17・普通18
生野 文理10・普通12
三国丘 文理4・普通4
和泉 グロ7・普通29
住吉 計10
泉北 計6
その他(天王寺・高津・大教大平野など) 前期12・後期6

2015年度入試情報です。中学入試では、以下のような変更点が出ています。

・後期入試の集合時間を2時間早める(13時半集合)。
・2次併願合格者の入学手続を1日延長し、21日(水)17時までに。
・従来は「医進のみ判定」があったが、取り止めることに。

高校入試の変更点は次の通りです。

・国際科に限り、英語の配点を150点と変更する。
・「3科5科いずれかを出願時に選択可能へ」変更。普通科の場合、3科なら「3科×500/300」とし、国際科なら「3科×550/350」とされる。なお、5科受験者であれば、5科合計か上記の3科での計算のうち高い方を持ち点とする。

大阪女学院中高 中学は国際特別入試を新設

2014年9月24日 水曜日

大阪女学院中高の塾対象説明会に行ってまいりました。

タイトルにもありますとおり、国際特別入試を中学入試で新設されます。

国際理解教育を通して、国際社会における「共創社会の実現人」を作りたいという願いから、国際特別入試新設に踏み切られるとのことでした。英語教育は国際理解の1つのプロセスと考えておられるので、英語力や海外経験等を持った小学生に門戸を開いたものとなっています。しかし、詳しい出願資格は下に添付する要項をご参照頂きたいのですが、英語の資格や海外経験等が無くても事前エントリーで審査してもらえる方式も用意されている、というのが特徴です。

2014年度入試結果についてです。

中学入試では、前期A(専願型)受験者数211名(2013年度257名・2012年度318名・2011年度349名)ということで年々減少、前期B(併願型)110名(2013年度140名・2012年度166名・2011年度124名)と、2011⇒2012年度と増えたが、2年続けてダウンしています。

入学者の出身地域を見てみると、大阪市を除く大阪府下・兵庫県・奈良県からの入学者数が前年並みですが、地元である大阪市内からの入学者が89名⇒69名⇒60名と年々減っているのが気になります。

2012年度入試より導入している3科4科選択制についてです。今春は以下のような受験者の人数比率となっています(合格率は2013・2012年度のみ)。

2014年度
前期A 4科選択率74% 3科選択率26%
前期B 4科選択率80% 3科選択率20%

2013年度
前期A
4科選択率87% 224名中199名合格(合格率88.8%)
3科選択率13% 33名中28名合格(合格率84.8%)
前期B
4科選択率79% 111名中108名合格(合格率97.3%)
3科選択率21% 29名中27名合格(合格率93.1%)

2012年度
4科 273名中230名合格(合格率84.2%)
3科 51名中40名合格(合格率78.4%))

最後に、2015年度入試に向けた情報です。

国際特別入試に関して、入試制度面での補足をします。

初日午後実施となる「国際特別入試」は、専願20名募集となっています。単独のコースとしてクラス編成等されるものではないので、ご注意ください。

出願資格④の受験生は、日本人と外国人の2名による英語インタビューテストがあります(英検3級レベル)。①~③に相当するものと同じくらいのコミュニケーション力を見るものだそうですが、一人ひとりのテスト時間は長くとれないそうなので、あまり踏み込んだところまでは聞かれない可能性が高いと思ってもらっていいかもしれません。

また、国際特別入試は定員20名とされており、従来の入試に与える(特に難易度面での)影響についての心配がありますが、既存入試回に与える影響はあまりないと予想します。

国際特別入試における算国の出題予定内容についてご紹介します。次の通りです。

(続きを読む…)

大阪青凌中高 中学はコース制廃止・定員半減へ

2014年9月23日 火曜日

大阪青凌中高の塾対象説明会の様子をご紹介致します。

中高それぞれの取り組み内容についてです。

まずは中学校の話題です。放課後に「学内英会話教室」を開校されており、使える英語の定着と3年間で英検準2級を目指されています。週2回(火木の放課後)に1回90分で行われ、19,000円/月で受講可能だそうです。

夏には「職業体験」「Risingキャンプ」「民泊体験」が行われ、中学3学年が何かしらのイベントに参加することになっています。

高校では3コース計7クラス、1クラス平均約40名という構成になっています。男女比は5:5という1年生の状況ですが、学校全体では6:4なので、今年は女子が多く入学したことになります。

特進S(難関国公立大目標)と特進(国公立及び難関私立大目標)はセンター試験に対応すべく5教科7科目を学習し、7限(~16:20)授業としています。
一方進学コースは、2年次より3科目(文系・理系両方に対応)を中心に授業を行い、6限(~15:20)授業。文系は2年次から数学・理科がないので注意が必要です。理系は、3年次から看護系にも対応出来る様になっています。

大学合格実績についてです。

こちらのエントリー「大阪青凌高 国公立大合格者数で開校以来初の快挙を達成」ですでにご紹介をしておりますが、国公立大合格者数25名は開校以来初、となります。昨年19名・一昨年22名と比べ上昇傾向にありますし、2010年度は8名だったことを考えると、飛躍的な上昇かと思われます。

一方で関関同立合格者数は57名となっており、今後は関関同立レベルの大学に通すために特進や進学を鍛えるということが課題なのではないでしょうか。

ただ、進学コースからも国公立大合格者が出ていることもあるので、指導の体制としてはしっかりとしたものをお持ちなのだと思います。

そんな中、6年一貫生の大学合格実績についてもご紹介頂きました。

今春卒業総数261名中35名が6年一貫生となっており、国公立合格者総数25名中8名を6年一貫生が占めています。特に特進S・特進からの18名の卒業生中8名が国公立大合格と、6年一貫で両コースへ内部進学した者の国公立大進学率が高いのが特徴です。

さて、タイトルにもあります通り、中学校のコース制の見直しについて触れたいと思います。

2015年度入学生より、これまでのジュニアS・ジュニアAのコース制を廃止し、合わせて、2クラス募集だったものを1クラス募集として統合されることになっています。

ただし、英語と数学に関してのみSとAの2つの習熟度別授業とすることで対応されます。入試段階で「英数S(先取り授業)」「英数A(基礎固めを徹底)」とした、入学後の習熟度別クラスの在籍先が発表となります。また、入学後に相互の入れ替えが可能なようです。

従来からある「ベーシック入試」での入学者は英数Aでの合格となりますので、お気をつけ下さい。

最後に2015年度入試に向けた情報です。

上述のように、中学校ではコース制の廃止と募集定員の減少(60名⇒30名)が予定されています。コースが廃止となり、入学生は全員1つのクラスにまとめられるものの、英語と数学に関しては習熟度別クラス編成とされます。合格発表の際に「英数S」「英数A」の2つのうちどちらかが指定されることになり、これが入学後の習熟度別クラスの在籍先となります。

中学入試は4回設けられ、その内1/18日は午前と午後の両方あるものの、両方を受験することは出来ません。

通常型である2科目入試とは別に、基礎力の確認に留まる「ベーシック」という形態もあります。語彙力・計算力の確認テストで、合否判定は英数Aのみ、奨学生の判定はありません。

1次A受験者は「第一志望」であるとみなされ、英数Aの判定で20点の加点をしていただけます(ベーシック対象外)。

そして、漢検・数検のいずれか6級、英検5級のいずれかがあれば入試で10点加点される、という特典もあります。

奨学生は3通りで、大よその基準は次の通り。英数S合格者が対象となります。

授業料全額免除:当日180 / 200
授業料半額免除:当日160 / 200
入学金免除:当日150 / 200

高校入試に関しては、大きな変更点はありません。5科受験をし、5科もしくは3科×5/3の高い方で合否を判定。リスニングと面接はありません。

近江兄弟社中高 学校名は現行のままの予定

2014年9月22日 月曜日

近江兄弟社中高の塾対象説明会に行ってまいりました。

当ブログでは初めてご紹介する学校です。

説明会の冒頭に、春に報道された校名変更の件について、続報が伝えられました。校名は現行のままとし、法人名に創立者のヴォーリズの名をつける、という方向で協議が進んでいるそうです。正式な発表までもう少しかかるようですから、待ちたいと思います。

中学からの高校合格実績についてです。

年によって差はあるものの、毎年だいたい半数が併設高校に進学している一方、県内トップクラスの公立高校に毎年合格を出しているのが魅力的です。

膳所17名(昨年13名・一昨年13名)
彦根東18名(昨年11名・一昨年22名)
八日市14名(昨年9名・一昨年3名)
石山6名(昨年1名・一昨年7名)

2014年度入試結果ですが、中学入試のみご紹介します。中学校は152名定員のところ179名が入学し、今春は例外的に予定より1クラス多い5クラスで運営されています。

2015年度入試に向けた情報です。

中学入試は3回で、位置取りは今春と全く同じとなっています。

A日程は県立中の合格発表日ということもあり、同3中学校との併願者が多く受けに来ている様子。県立中の押さえにするのであれば、A日程併願よりB日程専願の方が合格しやすいのでそちらに、とのことでした

3回目となる2/14のC日程は、A・B日程終了後に定員に空きがあるときのみの実施、とのことです。過去数年では実施していない年の方が多いとのことなので、ご注意ください。

面接は保護者同伴、自己推薦は面接不要、となっています。

高校入試に関する情報です。

定員355名で変更はありません。国際コミュニケーションクラスは専願のみの募集で、英300・国200・他は各100の800点満点換算。問題は他クラスと同一のもの、となっています。

回し合格の制度も採用されていますが、回し先はグローバルクラスのみとなります。

9科評定と当日試験を500点満点に換算した得点でもって合否判定が行われます。二つの比率は以下の通りです。

専願 評定4:当日6
併願 評定3:当日7

複数在籍者の授業料減免及びファミリー奨励金は、次のような規定となっています。

・同一家族で2名在籍の場合、授業料20%減額
・同一家族で3名以上在籍の場合、授業料30%減額
・入学者の親が本学園の卒業生である場合と、入学者の兄姉が同高等学校の卒業生である場合は、入学金の10%を入学後奨励金として交付

学外推薦(指定クラブ)及び併願受験者以外は全員に面接が行われるのですが、出願期間終了後に面接時間等が中学校に連絡されることになっています。面接は次のような形で実施されます。

・学内推薦・一般専願者は5名・15分のグループ面接
・帰国・国際コミュニケーションクラス、アバンダントクラス(単位制)受験者は5分の個別面接
(ただし、国際コミュニケーションクラスは一部英語)

指定クラブ対象の推薦ですが、卓球(男女)と陸上(男女、短・中距離のみ)の2つが新たに追加されます。指定クラブの制度を使って近江兄弟社高への入学を考えている方は、通っている中学校の先生にご相談下さい。