四天王寺中高 中高とも新コース設置

2013年10月31日 木曜日

四天王寺中高の塾対象説明会にお邪魔してきました。

タイトルにもあります通り、中高とも新たにコースを設置されます。順番にご紹介を致します。

まずは中学校からです。

医療に貢献するだけでなく、これからは患者のここを受け止めることが出来る医療人が必要となる、とのお考えから、「志」の文字を織り込んだ新コース「医志」を設置されます。

なお、四天王寺高からは今春国公立大医学部医学科に58名(現役は30名)が合格しており、全国7位、大阪では1位、女子校では全国1位という実績なので、「医」がつくコースとしては信憑性が高いこともあり、受験生の支持を得るものと思われます。

その医志コースですが、既存の英数Ⅰ・Ⅱと違い、早さを追求したカリキュラムとされる予定だそうです。具体的には、中3終了時には英数国においては高1内容が、理科に関しては高1の2学期中ごろ分まで終了している英数Ⅰ・Ⅱに対し、医志ではもう1学期分ぐらいは先に進んでいる予定、とのことでした。ついてこれていない生徒に関しては個別指導で対応するとのことです。

コース間入れ替えについてです。Ⅱから医志は高2進級時まで毎年移動可能となります。医志は早さを追求するカリキュラムとなることから、医志に上がることが決まった生徒は直前の春休みに講習を受けて追いついてもらうことになるようです。反対に、一定基準を設けてクリアできていない生徒に関しては医志からⅡへ下がってもらうこともあるとのことなので、ご注意ください。

では、既存2コースの教育内容、あるいは学校全体のことについてもまとめておきたいと思います。

毎月第4土曜日はお休みなので、その分の振り替え授業を毎週月曜7限に1コマずつ入れておられますが、7限目の授業に関しては超過授業料(1時数超過につき23400円/年)として正規の授業料と別に徴収されているそうです。

英数ⅠとⅡでは後者の方が入試難易度が高いのですが、カリキュラム・教材は両コースとも同一。中学3年間で、英数国に関しては高1内容がほぼ終了しています。

コース変更ですが、中2進級時にⅠからⅡに1クラス分の人数がコース変更出来ることになっています。また、高校進学時には中学3年間の成績を考慮してⅠ・Ⅱの所属が決定されます。また、高校進学時にも入れ替えがあるのですが、その際にはⅡ⇒Ⅰの移動が発生します。

クラブ入部率は中学で約70%、高校で約50%ということで、特に高校からの入学者は大学入試まで時間がないこともあって、クラブ活動にはあまり積極的ではない様子が伺えます。

続いて、高校の新コース「理数」についてです。

2014年度は大阪府公立高において学区の撤廃、隣の兵庫県でも大規模な学区改編が待ち構えているなど大きな動きが予定されており、変わり目としては大きなものとなることから、新コース設置に動かれたようです。

四天王寺高の高校入試状況ですが、例年「専願が少なく、併願者の中でも公立トップ校との併願が圧倒的多数を占める」という状況なのですが、「専願者の増加」を目指して最難関国公立大を目指す、理系に特化した新コースとしてこの度「理数」を新設されることになっています。

この新コースは早さを追求したカリキュラムとされる予定になっています。

コース変更の話題です。英数から理数へのコース変更は高2進級時にのみ発生し、前述の通りカリキュラム上進度が異なることから、該当者には直前の春休みには補習等で進度の差を詰めることが必要となるそうです。

2014年度入試に関する情報です。

中学入試では、例年Ⅰ・Ⅱとも3クラスずつの募集だったのですが、医志コース新設にともない、医志1クラス(35名)・英数Ⅱ2クラス(90名)・英数Ⅰ3クラス(120名)となります。

なお、直近の2年は下位コースであるⅠに関しては6クラス分の入学者を迎えていたものの、設備の都合もあり次年度はそれが不可なようで、Ⅰは5クラス受け入れの予定としているそうです(他コースは設定クラス数通りとする)。

出願に際しては「医志」「英数Ⅰ・Ⅱ」の2種類のコース希望から選択する形となりますので、ご注意ください。ただ、どの出願パターンでも、得点によって3つ(後者の出願の場合はⅠかⅡの2つ)のコースの中から合格コースが決定されることになります。後者出願者の医志コースへの「逆回し合格」はありません。

面接は1グループ5名(本人のみ)、5分程度。「志望動機」「筆記試験の感想」「長所・趣味・目標など個人のこと」が聞かれる主な項目のようで、面接の際、受験生を前半・後半という2つのクラスに分けて各クラス全員の面接が終了したらそのクラスが解散となります(自分が終われば帰れる、というものではない)。前半クラスは15時半、後半クラスは16時半が終了予定時刻なので、午後入試をお考えの受験生は慎重なご判断が必要になるでしょう。

高校入試ですが、新コース「理数」が設置されることによって、理数⇒英数の回しが発生することとなり、若干ではあるが安心感を持って受験に送り出せることになります。

コース新設以外の大きな変更点としては、5科一本だった入試を3科一本と変更される点があります。特に、文理学科との併願をお考えの受験生にとっては朗報なのではないでしょうか。

最後に、新設コースの「レベル予想」についてです。

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帝塚山学院中高 中学入試は2日間で4回入試を実施

2013年10月29日 火曜日

帝塚山学院中高の塾対象説明会に行ってきました。

今回の説明会でもいろいろな発表がありましたが、今回は2014年度入試の情報に絞ってご紹介します。

中学入試内容です。

過日にこちらのエントリー「帝塚山学院中 初日午後入試「エトワール」で輝く星を集める」で詳しくご紹介していますが、初日午後に新入試「エトワール」を追加、従来3日目に実施していた最終回の入試を2日目午後にスライドし、初日・2日目両方の午前・午後で4回の入試を実施されます。

午後入試2回とも、算国2科での判定。17時半までの遅刻対応は行う(要連絡)ご予定になっています。

内部進学者も含めた募集定員は210名とされていますが、V・KGとも120名の入学者数を想定されています。ただし、併設小学校50名中何名が内部進学してくるかによって、外部生の募集定員が変わってくるので注意が必要です。

他の2014年度入試における上記以外の細かい変更点は次の通りです。

①1次A・1次BのW受験者に限り、1次Bで10点加点する
②繰上合格を出す場合は、試験日程の組み合わせを問わず2回以上の受験者を優遇する
③エトワール入試に関してのみ、通常の合格に加え、「エトワールV・K合格」というものも設けられる。これに合格した者は、関学コース出願者は「①関学コース」「②ヴェルジェプロジェクト+特待生」のうちどちらかの入学を選べ、ヴェルジェコース出願者は上記②のみの選択となる。この「特待生」は、成績によって「入学金全免+授業料全免」「入学金全免+授業料半免」のどちらかが適用される。特待生は計10名程度を予定。
④例年2回実施しているプレテストのうち2回目に関しては例年関西学院大 上ヶ原Cでの開催だったが、今年は同会場の他に本校会場も設ける予定。
⑤プレテストにおいては、上記③のこともあるので、ヴェルジェの判定で「AA+」が追加される。この判定があれば、エトワールV・K合格の基準に達していることを示す。

補足説明です。エトワール入試における「エトワールV・K合格」で上記②を選んだ場合のみ特待生制度が適用になり、他の入試日やエトワール入試においても関学コースの入学であれば特待生は適用されないので、ご注意ください。

高校入試です。

関学コースは若干名の募集あり(専願のみ)。ヴェルジェ文系・理系及び同美術が各約20名、同音楽系は約10名の募集となります。入試科目は、関学及びヴェルジェ文系・理系が5教科、美術系及び音楽系は英国+実技となります。

私立中高 八尾地区入試説明会 2013年も開催

2013年10月25日 金曜日

来る11月2日(土)に、八尾市立総合体育館(ウイング)にて大阪・兵庫・奈良の学校が集まる合同説明会が開催されます。

詳しい内容は以下の通りです(画像をクリックするとPDF文書が開きます)。

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私立中学校・高等学校 八尾地区入試説明会

日時:2013年11月2日(土) 10:00~14:30
場所:八尾市立総合体育館(ウイング)
内容:
講演「どうなった?2013年度入試 そしてどうなる?2014年度入試」(10:00~10:30)
各学校別相談コーナー(11:00~14:30)
※講演終了後、ブースでの相談開始の時間まで少々間が空きます点ご注意ください。

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学校別の相談コーナーとは別に、会の冒頭に30分の入試情報に関する講演会が催されます。今回、大変僭越ではありますが、ご縁がありましてこの講演を、昨年に引き続き開成教育グループ 入試対策課が担当させていただくことになりました。ご来場の皆さまの受験校選びのご参考になるようなお話になるよう、しっかりと時間をかけて準備をしております。

特に、実施初年度ということで大きな混乱があった「公立高校前期普通科入試」について、「厳しい競争を勝ち残ったのはどんな生徒だったのか?」についてなど、お話出来ればと思っています。

もちろん、中学入試についての情報もお届けする予定です。

なお、昨年の講演会の様子は次のような感じでした。

当日は席数で5~60席、資料は100部と若干席数よりも多めの準備をして臨んだのですが、上の写真のように120~130名と予想を大きく上回る方々にご来場いただくことになりました。

・・・ということがありましたので、今年はあらかじめ資料を昨年よりも若干多めに準備し、臨みたいと思っています。

また、その後の学校別相談コーナーの時間帯には、「総合相談コーナー」の担当としてブースに着席させていただくことにもなっております。

当日は1人でも多くの皆さまにお会いできるとうれしいです。ぜひご来場ください。

いよいよ正念場! 2014年度入試向けプレテスト(11月)

2013年10月23日 水曜日

2014年1月18日(土)の近畿地区中学入試統一解禁日に先駆けて、近畿地区の多くの学校では秋~冬に「プレテスト」を実施しています。

各私立中学が実施しておりますこの「プレテスト」は、中学によってテスト自体の名称は異なるものの、ご存知の通り各中学の入試問題と同じ傾向・同じ形式で出題されており、「入試本番の雰囲気に慣れることができる」「出題傾向がわかる」「受験勉強の指針となる」などのメリットがあります。まさに、入試本番へ向けて大変重要なテストとなっています。

以下、11月中に主要な中学で実施されるプレテストの日程をまとめております。「テストに慣れる」という意味もありますので、1回でも多く受験されることをお勧め致します(画像をクリックすると拡大します)。


※学校名の後ろの数字は、○回目の実施であることを示します
(回数は9月以降実施分を対象に集計)

※作成には万全を期していますが、詳細は学校HP等で必ずご確認下さい

学校名の後ろに何も数字等がついていないところは「1回しかプレテストを実施しない学校」ということを示しますが、11月はそのような学校が非常に多いことがわかります。

そんな学校の中で特に注目なのは、次のような所ではないでしょうか。

11月4日(月休)清教学園中・帝塚山学院泉ヶ丘中
11月9日(土)東山中
11月10日(日)上宮中・龍谷大学付属平安中
11月16日(土)関西大学北陽中・初芝立命館中
11月17日(日)関西大倉中
11月30日(土)清風南海中

1回しかプレテストを実施しない学校をまず先にスケジュールに組み込み、その後で複数回実施の学校のいずれかの回をはめ込むようにしていけば、上手に今後のスケジュールを立てられるのではないでしょうか。

この11月は同一日に多くの学校でプレテストが実施され、それが毎週土・日と続きます。プレテストラッシュの一ヶ月となりますが、反対に次月12月になると、入試本番が近くなることもあって、極端に実施校数が減ります。それゆえ、11月の間は毎週毎週テストテストと続くことかと思いますが、最大かつ最後のチャンスとなるところが多くなりますので、ここが正念場となります。

中学受験生の皆さん、大変だと思いますがどうかひと踏ん張りしてほしいと思います。頑張って下さい。

どうなる? 2014年度近畿地区中学入試④

2013年10月22日 火曜日

開成教育グループにお通いの皆さんには去る2013年9月16日(月祝)に開催を致しました「中高進学フェア」内、「中学入試分析会」にて詳しくご説明申し上げた2014年度近畿地区中学入試の最新情報を当ブログにおいてもご紹介するシリーズです。全5回のシリーズであれこれと情報をお届けしたく存じます。

どうなる? 2014年度近畿地区中学入試①」⇒大阪府内各校の入試日程
どうなる? 2014年度近畿地区中学入試②」⇒大阪府以外の近畿地区各校の入試日程
どうなる? 2014年度近畿地区中学入試③」⇒入試日程前倒し状況

について、それぞれご説明をしております。まだお読みでない方は、上記のリンクから当該記事へお飛び頂き、お読み頂ければ幸いです。

今回は「午後入試の更なる増加」についてまとめます。

2013年度入試では午後入試を実施していなかったものの、2014年度入試では午後入試を新導入する学校は以下の通りとなります。

圧倒的に大阪府の学校が多いことと、日程別だと初日午後が多いのが目を引きます。

また、上記の学校群も含め、2014年度入試において午後入試を実施する学校の数や割合はどの程度に上るのか、についてまとめたのが次の画像です(画像をクリックすると拡大します)。

上の表にもありますとおり、2013年度では近畿地区全校のうち約3割程度だった午後入試実施校が、2014年度には一気に増えて約4割となっています。先にご紹介した各校の入試日程とも併せて考えますと、午後入試を受けずに中学入試を終えることは難しいように思えます。

2014年度入試トピックスの最も大きなものの1つとして、「午後入試実施校が爆発的に増えている」というのがあることを、どうかお忘れ無きようお願いします。

次回は、特に難関校や上位校で起こっている「あるもの」の激しい獲得合戦についてご紹介をします。

2013東京私立中学・高等学校 池袋進学相談会 開催

2013年10月17日 木曜日

来る2013年10月20日(日)に池袋サンシャインシティ文化会館にて、東京都内の私立中高計353校参加の「2013東京私立中学・高等学校 池袋進学相談会」が開催されます。

詳しくは以下の通りです(画像をクリックするとPDF文書が開きます)。

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2013東京私立中学・高等学校 池袋進学相談会

日時:2013年10月20日(日)10:00~16:00(入場は15:30まで)
場所:池袋サンシャインシティ文化会館2F展示ホールD
※入場無料・予約不要
※先着5,000名様にオリジナルエコバッグをプレゼント
※アンケートに協力すると「東京都内私立学校案内」がもらえます

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昨年も同様のイベントが開催されていますが、昨年の来場者は何と3万1,300名だったということで、今年もかなりの数の来場者が見込まれる、まさに一大イベントとなっています。

どうなる? 2014年度近畿地区中学入試③

2013年10月16日 水曜日

開成教育グループにお通いの皆さんには去る2013年9月16日(月祝)に開催を致しました「中高進学フェア」内、「中学入試分析会」にて詳しくご説明申し上げた2014年度近畿地区中学入試の最新情報を当ブログにおいてもご紹介するシリーズです。前回からスタートした、全5回のシリーズであれこれと情報をお届けしています。

初回のエントリー「どうなる? 2014年度近畿地区中学入試①」では大阪府内各校の入試日程について、2回目となる前回「どうなる? 2014年度近畿地区中学入試②」では大阪府以外の近畿地区各校の入試日程について、それぞれお話を差し上げました。

入試日程が出揃いましたところで、今回は全体的な分析や次年度入試に向けての注意点などについてご紹介したいと思います。

次の表は、主要4府県の日程別の入試回数を男子・女子・共学別に集計したものです。「18⇒23」とあるのは、「2013年度入試では18回だったのが、2014年度入試では23回になる」ということを示しています。

今春2013年度入試から入試回が増えている区分については黄色く示していますが、お気づきの通り、18日(土)と19日(日)の2日間で大きく入試回数が増えています(画像をクリックすると拡大します)。

また、次のグラフでは各日程における入試回数の占有率を示していますが、18日(土)と19日(日)の2日間で、主要2府2県の何と2/3の入試回数が消化されることになっています。つまり、統一解禁日である18日(土)を含む2日間のうちに合格を取っておかないと、それ以降になると受験をしたくても入試が行われていない、という事態に陥ります(同じく、画像をクリックすると拡大します)。

次回のエントリーで午後入試のことについては詳しく触れますが、入試日程の前倒しに午後入試導入も併せて、初日と2日目にすべての入試を終了してしまい、以降の日程では入学チャンスが全く無いという学校が多数出てきています。なお、これらの学校の中には、2日間で3回あるいは4回の入試を実施している学校もあるから、驚きです。

初日・2日目ですべての入試回を終える学校を以下にご紹介します(○内の数字は2日間で消化される入試回数)。また、赤字は2日間で3回以上の入試回数を消化している学校となります。

大阪星光学院① 四天王寺① 帝塚山学院④ 上宮② 大阪学芸④ 関西創価①
関西大学① 関西大学第一① 関西大学北陽③ 関西学院千里国際① 常翔学園③
初芝立命館③ 甲陽学院① 灘① 小林聖心女子学院② 神戸海星女子学院②
神戸女学院① 親和③ 関西学院① 神戸龍谷③ 華頂女子③ 同志社女子②
平安女学院④ 同志社① 同志社国際① 立命館② 龍谷大学付属平安④
西大和学園① 聖心学園④ 奈良学園登美ヶ丘② 近畿大学附属和歌山①

「入試日程の早期化」だけでなく、2日間に3回や4回の入試を実施する「密集化」も進んでいます。

次回は、午後入試導入の状況にスポットを当ててご紹介をします。

清風南海中高 2013年度入試結果の詳細

2013年10月9日 水曜日

清風南海中高の塾対象説明会に行ってまいりました。

中学校の2013年度入試結果です。

10年近く2回の入試合計で1000名規模の志願者数を集めているものの、B日程の志願者数が719名⇒627名⇒今年度663名と減少傾向にあります。一方で入学者数273名中109名と、女子の入学者数が100名を初めて超え、関係者は喜ばれておられます。

A日程では特進の合格ラインが前年度より10点程度上がっており、特進は難易度が底上げ傾向にあります。

3科4科の比較についてです。A日程では理科が易しくて社会が難しかったため、3科判定者が多くなったようです。特にS特進でその傾向が顕著だったようです。逆に3科が得意な生徒が集まるB日程では社会が易しく理科が難しかったので、4科判定者が多くなっています。

理社の平均点の上下で3科4科の損得がすぐ入れ替わるので、やはり4科万遍なく学習するべきです。

昔は大阪南部からの出願が大半だったが、堺市と大阪市が拮抗、岸和田市と和泉市で増加、特にB日程で私立小学校出身者の受験が増加、兵庫県や北摂地域が徐々に増えているなど、出願地域に変化があります。

高校の2013年度入試結果についてです。

併願受験者数が今年441名、昨年302名←一昨年222名なので、ここ数年100名規模で増えています。併願での入学者数は35名で、戻り率11%。そのうち併願から専願に切り替えた(公立前期終了時点で切り替えた)者が10名いるようです。

特に北摂や北河内の地域で受験者が増えているようです。

清風南海(併願)の合格基準点は320点、併願合格者の平均点は354点。併願者の大半が天王寺高と三国丘高の2校との併願のようですが、かつてはそれ以外との併願も多かったものの、現在は減っており、前述の2校に固まっているようです。

今年は文理学科の入試が易しかったこともあり、内申が公立合格の決め手となった入試でした。女子は内申をきっちり取れるので、女子の戻りが少なく、入学者86名中60名が男子と、男子入学者数が多くなっています。

2014年度入試情報です。

中学入試ですが、当ブログでは過日にこちらのエントリー「清風南海中 2014年度入試では大規模な改革を断行」でご紹介をしていますので、そちらも合わせてご一読下さい。

初日午前入試から退場し、初日午後に2つの入試「A入試」「SS入試」を置かれます。B入試は従来通り実施されます。

SS入試は16時半集合・17時開始、18時55分終了で、算理2科。AとSSの算理は同問題となります。共に午後入試であるAとSSですが、Aは試験開始5分前までの遅刻を認め、SSは17時50分から開始という遅刻者対応をされることになっています(要連絡)。17時50分に間に合わない場合は、事前連絡の上でB入試に受験料振替を認めて下さるそうです。

ただし、願書提出後の受験日程の変更は不可。AとSSの併願は不可で、両方に出願しておいて当日決めるという手も不可です。

AなりSSなりでS特進に合格している生徒は、B入試の受験が不可(特進合格者の再チャレンジは可)となりますので、そちらもご注意ください。

この新しい午後入試の形となり、合否予想が大変困難となりますが、実際はA入試のラインを見てSSのラインを引かれるものと予想します。当然SSの方がラインが高くなるでしょう。また、この午後入試化でB入試の受験者数は減るだろうと予想しています。ただ、「もう少し(250名程度)入学者を出したい」とのお話がありましたので、AとSSで少し多めに合格者数が出るかもしれません。その分B入試では合格者数が例年より少なくなる可能性があります。

プレテストを新たに開始されます。4000円の受験料が必要で、申込は学校の窓口でのみ受付です。

高校入試ですが、5科で受験⇒5科or4科の高い方で判定、というシステムです。なお、2014年度入試では1.5次は実施されないご予定だそうです。

この説明会では、中学・高校ともに「各教科の出題傾向・次年度の予定」を発表頂きましたので、ご紹介を致します。

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どうなる? 2014年度近畿地区中学入試②

2013年10月8日 火曜日

開成教育グループにお通いの皆さんには去る2013年9月16日(月祝)に開催を致しました「中高進学フェア」内、「中学入試分析会」にて詳しくご説明申し上げた2014年度近畿地区中学入試の最新情報を当ブログにおいてもご紹介するシリーズです。前回からスタートした、全5回のシリーズであれこれと情報をお届けしたく存じます。

初回だった前回はこちらのエントリー「どうなる? 2014年度近畿地区中学入試①」で、大阪府内各校の入試日程についてお話を差し上げました。

引き続き今回も入試日程についてご紹介します。今回は、近畿地区内でも大阪府以外の兵庫県・京都府・奈良県・滋賀県・和歌山県の各校の入試日程の位置取りを確認します。

次の画像は、2014年度入試において各校がどの日程で入試を実施するかを一覧にしたものです。なお、画像をクリックして頂きますと、今春2013年度入試から来春2014年度入試にかけて、各校がどのように入試日程を動かしてきたのかが分かる画像が表示されます。ご興味・ご関心がある方はそちらも合わせてご覧ください。


※作成には万全を期していますが、入試日程は必ず各校のHP・入試要項等でご確認下さい

(クリック後表示される表の見方)
右向きの青矢印:2013年度入試日程から位置取りを「先送り」とした所
左向きの赤矢印:2013年度入試日程から位置取りを「前倒し」とした所
青い丸印:2013年度入試では試験を実施していたが、2014年度入試では「廃止」する所
赤い丸印:2013年度入試では試験を実施していなかったが、2014年度入試から「新たに実施」する所
「入試回数」の字が赤い部分:2014年度入試に向けて入試回数を「増やした」所と回数の変遷
「入試回数」の字が青い部分:2014年度入試に向けて入試回数を「減らした」所と回数の変遷

大阪府の入試日程一覧をご紹介した際にも触れましたが、こちらでも左向きの赤い矢印である「入試日程前倒し」が目立ちます。

また、大阪府ほどではないにせよ、兵庫県と京都府においても初日午後に入試回を新設する学校があります。

上の2つのことがあって、全体を見渡すと初日と2日目に極端に入試回が設定されています。反対に、週が明けるとグッと入試をやっている学校が減り、木曜日である23日以降にもなると受験生個々人にフィットする学校を探すことがかなり難しくなります。

今回ご紹介した府県における入試日程上の注目校ですが、初日午後や2日目午後など積極的な午後入試策を取られるだけでなく、コース制を2014年度から新導入される甲南中、高槻中の後期とバッティングしていた入試回(後期)を1日前倒しすることにした洛星中、新たに開始する女子募集に関しては男子の入試回と分けて実施する西大和学園中、といった所でしょうか。

西大和学園中の女子募集開始についてはこちらのエントリー「西大和学園中 2014年度入学生より女子の募集を開始!」やこちらのエントリー「西大和学園中 世界に大輪を咲かす「やまとなでしこ」を」で詳しくご紹介していますので、合わせてご覧ください。

前回・今回の2つのエントリーで近畿地区各校の入試日程をご紹介し、合わせて前年度からの日程の位置取りの動きも確認しました。これによって見えてきたことについて、次回以降の3回のエントリーに分けて分析を進めて参ります。

どうなる? 2014年度近畿地区中学入試①

2013年10月1日 火曜日

近畿地区の中学入試ですが、2014年度入試における各校の入試要項が出揃い、全体的な様相がつかめる状況になっています。

開成教育グループにお通いの皆さんに向けては、去る2013年9月16日(月祝)に開催を致しました「中高進学フェア」内で実施をしました「中学入試分析会」にて最新情報を詳しくお届け致しました。

当ブログにおいても、来る2014年度近畿地区中学入試の動向について簡単にご紹介していければと思います。今回を含め、5回のシリーズであれこれと情報をお届けしたく存じます。

初回となる今回は、大阪府内各校の入試日程についてお話を差し上げます。次の画像は、2014年度入試において各校がどの日程で入試を実施するかを一覧にしたものです。なお、画像をクリックして頂きますと、今春2013年度入試から来春2014年度入試にかけて、各校がどのように入試日程を動かしてきたのかが分かる画像が表示されます。ご興味・ご関心がある方はそちらも合わせてご覧ください。

※作成には万全を期していますが、入試日程は必ず各校のHP・入試要項等でご確認下さい

(クリック後表示される表の見方)
右向きの青矢印:2013年度入試日程から位置取りを「先送り」とした所
左向きの赤矢印:2013年度入試日程から位置取りを「前倒し」とした所
青い丸印:2013年度入試では試験を実施していたが、2014年度入試では「廃止」する所
赤い丸印:2013年度入試では試験を実施していなかったが、2014年度入試から「新たに実施」する所
「入試回数」の字が赤い部分:2014年度入試に向けて入試回数を「増やした」所と回数の変遷
「入試回数」の字が青い部分:2014年度入試に向けて入試回数を「減らした」所と回数の変遷

日程を前倒しする学校が多いのも目につきますが、18日(土)の午後に入試回を構える学校が今春と比べて極端に増えています。特に注目が集まるのが、こちらのエントリー「清風南海中 2014年度入試では大規模な改革を断行」で詳細をご紹介した清風南海中、こちら「帝塚山学院中 初日午後入試「エトワール」で輝く星を集める」でご紹介の通り「エトワール入試」なる名称を設けた帝塚山学院中の2校です。

反対に、3日目以降になると入試を実施している所が極端に少なくなっていることもわかります。特に23日(木)以降だとほとんど入試が実施されていません。

初日・2日目で想定外の事態になってしまった場合、あわてて探しても受け入れてくれる学校は見つけにくいことでしょう。初日・2日目で確実に合格を取ることが最重要ではありますが、そうならなかったときはどう動くのか?についてもあらかじめ考え、準備しておく方がよいでしょう。

次回のエントリーでは、大阪府以外の近畿地区各校の入試日程をご紹介します。