開明中高 国公立大合格者数が全盛期並みに復調

2014年8月27日 水曜日

開明中高の塾対象説明会にお邪魔してきました。

同校は2014年に100周年をお迎えになられたのを機に、いよいよ新校舎を完成させました。「安心・安全・エコの都市型キャンパス」とのことで、快適な環境で学習に臨めているのではないでしょうか。

中学では、中3及び高1進級時にはコース間移動があり、高2から文理分けとされています。また、高校からの入学生は高1時のみ内進生と別クラス編成とし、内進生39単位に対し週42単位と3単位多くして、特に数理を厚くして内進生との差を詰めるようにされています。高2進級時に合流し、文理別とされています。

高校からの入学生は高1時のみ内進生と別クラス編成とし、内進生39単位に対し週42単位と3単位多くして、特に数理を厚くして内進生との差を詰めることにされています。高2進級時に合流し、中学からの入学生と同様にこの段階で文理別とされます。

大学合格実績です。

目標としては「京都大30名」を大きく掲げておられます。

卒業生数に対する国公立大の合格率は09年度以来の6割超えとなり、京都大の合格者数は12年度6⇒13年度14⇒14年度13と、大きく伸ばした昨年の値を維持されています。最高値は共学1期生卒業時の「17名」でした。

2014年度61.2% 2013年度56.6% 2012年度55.6%
2011年度55.0% 2010年度56.0%  2009年度60.7%
2008年度56.1% 2007年度57.1%

国公立大合格者数は今春183名。昨年133名・一昨年139名なので大幅な増となり、共学1期生卒業年度である2007年度の186名に迫る数となりました。

分母である「卒業生数」が2007年326名⇒2013年度235名と約100名も減っていたのですが、2014年度は299名と久々に多く在籍していたことが、今回の大幅な実績向上に大きく影響していると思われます。

一方で、最難関である東大・京大・国公立大医学部医学科の合格者数は頭打ちが続いている、という印象はぬぐえません。

2014年度入試結果です。まずは中学入試について。

どの日程も例年並みの合格ラインであったと思われます。

実専願合格者における複数回出願者状況は以下の通りとなりました。

2014年度
実専願合格者263名中 3回出願者131名 2回出願者93名 複数回出願者割合85.2%

2013年度
実専願合格者285名中 3回出願者112名 2回出願者107名 複数回出願者割合76.8%

2011年度には出た「追加合格」ですが、2012・2013・2014年度と出ていません。

理数コースでの専願と併願の合格ラインの違いは15点を原則として設定されておられます。

今年度の3回の入試はほぼ同じレベルだった、と上述しましたが、1次前期を専願で受験する者は第一志望ということもあって問題をよく研究していることから問題に慣れており、結果追跡においては模試の偏差値が低めの生徒でも合格している様子があります。

併願合格者のうち、納入金全額または一部返還制度の利用者数は以下の通り。

2014年度 118名中48名 2013年度 137名中53名
2012年度 111名中63名 2011年度 122名中70名
2010年度 124名中74名

2次を出願したものの、受験しなかった場合は受験料返還に応じてくれるという親切なご対応をされています。利用者数は以下の通りです。

2014年度 524名 2013年度 487名
2012年度 498名 2011年度 492名
2010年度 632名

続いて、高校の2014年度入試結果についてです。

トップ10の併願状況としては次の通りとなりました(文理学科・普通科の表記)。

北野 7・6(昨年6・4 一昨年3・2)
茨木 2・1(昨年2・2 一昨年3・3)
豊中 3・5(昨年2・4 一昨年5・1)
大手前 15・15(昨年15・14 一昨年9・8)
四條畷 12・14(昨年10・9 一昨年4・5)
天王寺 0・1(昨年2・3 一昨年6・6)
高津 7・6(昨年6・4 一昨年5・5)
生野 3・1(昨年5・6 一昨年4・4)

入学者は男女とも20名ずつで、昨年男子30名・女子14名、一昨年の32名・8名と、年々女子の入学者数が増えているのが特徴です。

最後、来る2015年度入試に向けた情報です。

中学入試では、日程・コース・募集定員に変更はありません。ただ、全日程で同一としていた出願日程ですが、2次に関しては日程を「拡大」の方向で見直しをされているそうです。

高校入試では特に変更点をお聞きしていません。5科各100点・500点満点と国(1.5倍)・数学(2倍)・英(1.5倍)の3科・500点満点のどちらか高い方での判定の形を2011年度入試から実施されています。

開成教育グループ主催 中高進学フェア!

2014年8月25日 月曜日

来る2014年9月15日(月祝)に、開成教育グループ主催の「中高進学フェア」をマイドームおおさかで開催します。

詳しい日時及び開催内容は以下の通りです(画像をクリックするとPDF文書が開きます)。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

中高進学フェア

日時:2014年9月15日(月祝)10~17時(私立中高進学相談会のみ16時まで)
場所:マイドームおおさか
申込:https://www.kaisei-group.co.jp/form/shigakufair_osaka/
内容:
■シリウス文理学科模試【要事前申込】
文理学科入試に即した模試で実力を試そう!一般生の参加も大歓迎!
【科目】数学・英語・国語・小論文 【対象】文理学科合格を目指す中3生 【時間】9:30~13:15

■中学入試分析会・高校入試分析会【要事前申込】
私立中学及び高校入試に関する分析会をそれぞれ開催。来春の入試動向予測、最新入試情報など、受験生・保護者必聴の進学情報をご提供。マル秘情報も飛び出すかも!?

■私立中高進学説明会
私立中高の先生方からテーブルを挟んで個別の学校説明をお受け頂けます。お目当ての学校の説明を詳しく聞くことができ、志望校選択に最適です。どんどん質問しよう!

■公立高校教育講演会【要事前申込】
大阪府を代表する公立高校の校長先生などをお招きしての、1校25分の講演会です。
参加校 北野高・豊中高・茨木高・春日丘高・千里高・大手前高・市岡高・天王寺高・高津高・生野高・住吉高・三国丘高・泉陽高

■開成NET お楽しみコーナー
開成NETを利用した学習コンテスト・クイズなどを開催。優秀者、面白い解答を寄せてくれた人に豪華賞品を進呈!(開成NET上でも発表)参加者全員にも参加記念品をご用意!

■開成親学セミナー【要事前申込】
これまで4,500名以上の保護者が参加した「親学セミナー」を当フェアでも開催!受験生の親としての心構え、子どものやる気を引き出す働きかけを、実例を交えてご紹介。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ご参加頂く学校の数と当日の参加者数において、学習塾が行う同様のイベントの中でも比較的「多い」というのが自慢の、当グループが誇る一大イベントです。

一部イベントでは事前申し込みが必要なものがありますので、ご参加をご希望の場合は開成教育グループHP内に設置の、こちらの申込専用ページからお申込み頂きますようお願い致します。

自分に合った受験校選択や、最新の入試情報の入手には最適な教育イベントです。ぜひご参加ください!

大阪私立学校展 開成教育グループが講演をしました!

2014年8月23日 土曜日

こちらのエントリー「大阪私立学校展 開成教育グループが講演をします!」でご紹介を致しました、去る8月16日(土)・17日(日)に開催された大阪私立学校展において、開成教育グループ 入試対策課が講演を担当させて頂きました。

その時の様子をご紹介致します。

両日とも、当方の講演と五ツ木書房様のご講演の2本立てとなっておりました。上の写真は16日(土)の講演スケジュールで、当方の講演が先の開催となりました。

当方の講演は「親子で知ろう!「学校選びの道しるべ」」というタイトルで、近年の私立・公立高校入試動向分析、学校選びのポイント・コツ、説明会の聞き方・廻り方 等について、90分たっぷりとお話をさせて頂きました。

上の写真のように、16日(土)の講演ではおかげさまを持ちまして多くの方にご来場いただきました。立ち見の方が多くいらっしゃっただけでなく、会場に入ることすら出来ない方も多くおられました。

という事情がありましたので、上の写真内にもありますように、急遽15:15からもう1回同内容の講演をすることとなりました。

立ち見で大変御辛い思いをされました方、午前の講演を聞けず午後の回までお待ち頂いた皆さん、大変申し訳ございませんでした。

また、ご来場頂きました皆さんには厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。今回お話させて頂きました内容が、学校選びに際しご参考になるものであれば大変嬉しいです。

高槻中 入学後にコース分けへ

2014年8月22日 金曜日

高槻中の塾対象説明会の様子をご紹介します。

学校の近況です。

大阪医科大と法人合併を行ったのですが、狙いは次の通りだそうです。

①経営基盤の強靭化・骨太化
②高大連携の新しいカリキュラム
③生徒の視野を広げる教育環境

大阪医科大への夏期医学部実習が行われているそうです。

SSHの指定を受けており、研究開発課題として「先端学力知とグローバルマインドセットを備えた生命科学系リーダーを育成する」こととし、「探究型学習の本格的スタート」「アウトプットが出来る人材の育成」を行っておられます。

また、「卓越した語学力と国際的な視野を持って世界を舞台に活躍できる次世代のリーダーを養成する」ことを使命とし、世界を見据えたグローバル進学校を目指しておられます。その実現に向けて、新たにコース制を導入されます。

そのコース制ですが、今年度より導入されているようです。コースは以下3つですが、入学時は単一コースで中3から分かれることになります。

GL(Global Leader)(標準コース)
中学入学時は全員このコースで、中3から他2つのコースも含めた3つに分割される。従来型カリキュラムを基本とし、独自英語教育などを実践。高2から文理分けし、難関大の理系・文系学部を目指す。

GS(Global Science)(理系コース)
中3でGLから分割となり、SSH事業を核として大学や研究機関と連携し「課題研究」を実践。難関大医学部や理系学部への進学を目指す。

GA(Global Advanced)(文理融合コース)
中3でGLから分割となり、SGHに合わせた文理融合型教育実践によってグローバル課題解決に向けて挑戦する次世代リーダーを育成。文理分けは高3とギリギリまで引っ張る。難関大文系理系だけでなく、海外リーディング大への進学も目指す。

大学合格実績についてです。

国公立大現役合格者数は88名。2010年度83名⇒2011年度103名⇒2012年度109名と増えてきていましたが、2013年度99名⇒2014年度88名と2年連続で減少。次年度志願者数に与える影響が心配です。

浪人も含めた国公立大合格者数は161名で、うち22名が医学部医学科です。また、京大22名中13名が現役、浪人1名が医学部医学科。大阪大23名中18名が現役。医学部医学科は現役で10名が合格、浪人含めると22名となります。

2014年度入試結果です。

前期-78名、中期-75名、後期-61名、トータルで218名の志願者数減となりました。

前期では4科受験者が減っており、中期では合格者平均点と受験者平均点の間ぐらいが入学者平均点、後期は洛星が受験日をズラした関係で戻りが読みづらく合格者数を前年より多めに出した、という状況になっています。

前期不合格でも後期で合格したのは20名ほどおり、前期結果700番台でも後期合格になっています。

前中後期3回受験し、最後の後期で合格したのは8名いるそうなので、最後まであきらめずに頑張ることも大切なようです。

追加合格が前期10名(3点下)・中期77名(8点下)・後期13名(5点下)出ています。2/10ぐらいまでかけてじわじわ電話で打診していったようですが、今後はスピーディーに追加をアナウンスするとのことです。ご注意ください。

最後に、2015年度入試に向けてです。

帰国生対象入試を刷新し、年内(12/14日)実施とされます。

また、その帰国生入試で定員が約15名となることから、前期が140名⇒130名、中期90名⇒85名と定員削減となります。難化の可能性があるので要注意です。

親和中高 2015年度より高校募集を再開

2014年8月21日 木曜日

親和中高の塾対象説明会に行ってまいりました。

タイトルにもございますとおり、高校入試を再開されることになっており、それによって教育体制を再度整えられます。

2015年度入試より再開される高校入試での募集定員は約30名で、複数コース制はもたないことになっています。

中高一貫生との進度の違いが生じるため、以下のように対応されます。

・入試終了~入学前の数日間及び長期休みを利用した補習を実施。特に、併設中は中3で数ⅠAを、理科においては化学基礎の2/3・生物基礎の半分・物理基礎の1/3が終了しているなど、かなり先に進んでいるので、以下のような取り組みでキャッチアップする。
数学 入学前5日間、夏休み7月10日間・8月10日間・春休み10日間に1日3時間程度の補習
理科 化学基礎で併設中からの入学生より1単位増、夏・春休みに各10日間1時間の補習
・高1の間は中高一貫生とクラスは混ぜず、高2進級時に混合する。同時に、文理及びレベル(Ⅰ・Ⅱ)分けを行う。

説明会の中でご説明頂いたのですが、かつて高校入試を実施していた際は、入学直後から中高一貫生とクラスを混ぜて運営しており、高校入学生たちは追いつくためにクラブを犠牲にして補習等に励んでいたそうです。今回の高校入試再開にあたり、その辺りは改められています。

ここからは入試についてです。まずは2014年度の中学入試結果です。

今春より、Sコースと総合進学コースの2コース制とされて募集されています。4教科受験または3教科受験を選択し、4教科受験者は次の①~③のうちの最高得点を、3教科受験者は受験した3教科(理か社選択可能)の得点合計×1.25(350点満点)を「得点」とされました。

①国語・算数・理科・社会4教科の得点合計(360点満点)
②国語・算数・理科3教科の得点合計×1.25(350点満点)
③国語・算数・社会3教科の得点合計×1.25(350点満点)

4科の合計点と3科2種類の合計点で10点差がつけられているのですが、これは「国公立大進学のためには全ての教科を万遍なく学習する必要があり、中学入試段階でもそれを求めたい」という理由から、あえてこのようにされているようです。実に合格者のうち60%が4教科受験者だった、ということです。

この度のSコース設置によって上位の受験者層が集まって平均点が上がることも予想されたのですが、初日に関しては例年通りだった様子。ただし、後期Ⅰは平均点が若干上がっています。

2日目午後に実施され、Sコースのみの募集とした後期Ⅱについてですが、総合進学への回し合格を設けていました。後期Ⅰよりも受験者平均点が20点上になるなど、上位層が集まった形です。

2015年度入試についてです。

中学入試の変更点としては、以下の通りとなっています。

①Sコースのみの募集だった後期Ⅱを、両コース共募集とする。
②後期Ⅰと後期Ⅱに関しては、試験開始時間を30分遅らせる。
⇒ 特に後期Ⅱは午後入試ということもあって今春は多数の遅刻者がおり、その状況に合わせた形
③追加合格連絡開始時間を3日程すべて同じに合わせる(1/20火17時ごろから)

高校入試は次のような形で実施をされます。

・専願併願含む、約30名募集。
・入試科目は英国数3科で、英語には10分程度のリスニング(兵庫県公立高のものと同レベル)を含む。
・午後からは面接が実施される。3~5名の集団面接で、1組15分程度を予定。
・合否は2/12木に届く予定で中学校長宛てに送付し、その中に個人宛通知書等も同封される。よって、家庭に直接合否が届かず、学校から合否を伝えられることとなる。
・1.5次の実施予定はないが、2次に関しては未定。
・過去問については、かつて高校入試をやっていた頃のもの(10年程度前)を今後秋ごろに配布予定としており、それを参考にしてほしいとのこと。ただし、国語の配布は無い予定。

気になる「高校入試のレベル」についてですが・・・

(続きを読む…)

近畿大学附属中 進化し続ける「ハイブリッド校」

2014年8月18日 月曜日

近畿大学附属中の塾対象説明会にお邪魔してきました。

教育内容についてです。

近畿大への進学を目指すプログレスコースは「大学附属校」として、アドバンストと医薬の2つのコースは「進学校」としての、2つの顔を持つ学校として近畿大学附属中は広く認知をされています。そのプログレスとアドバンストに関する、過去3年間のコース別進学先(比率)は以下の通りとなっています。

プログレス
国公立大0.9% 難関私立大13.6% 近畿大68.8% その他16.7%

アドバンスト
国公立大42.1% 難関私立大26.7% 近畿大20.0% その他11.3%

近畿大への進学が基本となるプログレスで難関私立大の進学がいるのですが、これは指定校推薦枠での進学だそうで、基本としては近畿大への内部進学が前提となるコースであることをご承知おきください。
 
アドバンストからの外部大学受験に関しては、年々国公立大志向が強くなってきているそうです。これに対応すべく、従来の進路指導部とは別に国公立大に特化した進路指導部を4月から設置されているそうです。

医薬コースは文字通り医療系大学・学部への進学を目指すコースとなっています。このコースからは医学科26.2%、歯学科に4.9 %、薬学科に23.0%が進学しているなど、医歯薬だけで半数を超えています(すべて3ヶ年平均)。

医薬コース1期生で近大医学部へ内部進学した1名が今春医学部を卒業し、国家試験を受験・合格されたそうです。

また、薬学部への入学金免除付の内部推薦制度もあり、医薬だけでなく他コースからも応募が可能となっているそうです。

教育内容における大きな動き・変更点についてです。

高校で先行導入されていた「生徒全員にiPadを持たせる」ことが2015年度に完成予定となっています。中学校については3学年全員に同時に導入し、稼働が開始しています。6学年全てが所有すると、(教員なども含めて)実に4,000台となるそうです。

これまでは高2進級時まで可能だった「転コース」を見直し、高1進級時を最後に転コース不可とすることにされています。コースの確定を1年前倒しすることでよりコース別のカリキュラムを深く追求できる、という利点が生まれます。

中3の後半に入ると、アドバンストでは先取り学習に入っていくことになる(これまでは先取りはしていなかった)そうです。

看護志望者増加の現状を受け、2015年度入試より医薬コースからの内部特別推薦に附属看護専門学校も対象として加えられることとなっています。

また、これは大きな変更となりますが、2017年度入試より近畿大への内部進学基準が改められる予定になっており、英語力・キャリアデザイン能力の向上を焦点としてTOEIC・プレゼンテーション・論文作成などを推薦基準とされる予定になっているそうです。

学校の中身が変わると入学してくる生徒も変わり、それがまた新たな学校改革へとつながる。進化し続ける様子が見てとれます。

2015年度入試に向けてですが、今春から一切変更はありません。ただ、後期での入試難易度がものすごく上がっていますので、その辺りは考慮の上で後期の受験は考えないといけないと思います。

そこで、開成教育グループ 入試対策課が予想する合格ラインは、次のようになります。

(続きを読む…)

大阪私立学校展 開成教育グループが講演をします!

2014年8月9日 土曜日

毎年恒例の、大阪府内の私立中高が全校集まる「大阪私立学校展」が、今年も開催されます。

詳しい日時や内容については以下の通りです(画像をクリックするとPDF文書が開きます)。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

大阪私立学校展

日時:2014年8月16日(土)・17日(日)10時~17時 ※進学相談コーナーは16時まで
場所:天満橋OMMビル 2階展示会場(地下鉄谷町線、京阪線「天満橋」駅下車すぐ)
内容:パンフレット配布、進学相談、制服展示、修学支援相談、書籍販売、特別講演会
HP:http://www.osaka-shigaku.gr.jp/shigakuten/index.htm

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

両日とも同じイベント内容が用意されていますので、どちらかご都合のよい日にご参加頂ければ良いと思います。

また、今回は高校入試に関する特別講演会も用意されています。その講演を、僭越ながらこちら開成教育グループ 入試対策課が担当することになりました。「高校入試内容」ということで仰せつかっています。すでに新聞紙上等での告知でタイトルが明らかになっていますが、改めてこちらでもご紹介させて下さい。

タイトル:親子で知ろう!「学校選びの道しるべ」
講演内容:近年の私立・公立高校入試動向分析、学校選びのポイント・コツ、説明会の聞き方・廻り方 等
講演者:開成教育グループ 入試対策課
講演場所:天満橋OMMビル 地下1Fギャラリー
講演時間:8月16日(土)10:30~、8月17日(日)13:30~(ともに予定)
HP:http://www.osaka-shigaku.gr.jp/shigakuten/corner.htm#lec

と、いう形でお話をさせて頂く予定になっています。

お忙しい中を、中には遠くからお越しになる方もいらっしゃると思います。こちらとしては、出来る限り「本音」でお話をするつもりでいます。

当日私立学校展にお越しになる方で、もしお時間がおありでしたらどうかこちらの講演もお聞き頂ければうれしいです。よろしくお願い致します。

追手門学院大手前中高 国公立大合格者数が前年比1.6倍

2014年8月8日 金曜日

追手門学院大手前中高の塾対象説明会の様子をお伝えします。

教育内容です。

同校では以下5つの教育に注力し、それぞれの力を養成されています。

①21世紀型 質の高い学力教育 ⇒ 解決力
②豊かに生きる コミュニケーション教育 ⇒ コミュニケーション力
③時代に対応する グローバルキャリア教育 ⇒ 英語コミュニケーション力
④新しい価値を作る ロボットサイエンス教育 ⇒ 創造力
⑤前向きな推進力 主体性教育 ⇒ 成長力

中学には以下3つのコースがあり、それぞれの目標が異なっています。

SSコース
学習に超特化したカリキュラムにより、卓越した学力を養成し、難関国公立大及び医歯薬系大学への進学を目指す

特進コース
ハイレベルな学習内容によってさらに高い学力・学び続ける力を身につけ、国公立・難関私立大への進学を目指す

進学コース
特進コース同様、多様な学習方法の活用により、入学以降の「伸び」を実感できる指導でステップアップを図り、有名私立大・追手門学院大への進学を目指す

大学合格実績です。

国公立大合格者数は以下のように推移。国公立大は前年比1.6倍もの合格者数を出しています。

2014年度23名 2013年度14名 2012年度17名 2011年度11名 2010年度4名

上記の他、関関同立49名(2013年度23名・2012年度31名・2011年度36名)、産近甲龍45名(2013年度55名・2012年度43名)、医歯薬系11名(2013年度8名・2012年度17名)といった結果で、関関同立・医歯薬で伸びているのが良いところです。

2014年度入試結果についてです。

中学入試ですが、受験者数は全日程で255名(併設小からの受験者数35名含む)、昨年214名・一昨年253名と比べて増えました。

入学者数は106名(男子58名・女子48名)で、2013年度104名(男子70名・女子34名)、2012年度124名(男子81名・女子43名)・2011年度133名(男子85名・女子48名)から考えると連続してダウンとなっていたところからは脱しています。

2012年度入試より特待生制度(特待S:入学金免除+授業料(3年間)全額免除 特待A:入学金免除+授業料(3年間)半額免除)を新設しており、以下のような推移で過去3年入学しています。

S 2014年度8名 2013年度10名 2012年度11名
A 2014年度4名 2013年度2名 2012年度4名

高校の2014年度入試結果です。

入学者数は199名で、2013年度182名・2012年度213名と好調に推移しています。

特徴点としては、外部からの受験生が大幅に増えている点があり、2012年度105名⇒2013年度124名(前年比18%増)⇒2014年度170名(前年比37%増)となっています。
 
ただ、3学年全体の在籍数が非常に多くなっており、設備面等での余裕が無くなっていることから、次年度入試では大きく合格ラインが上がる可能性が出てきています。

2015年度入試に向けてです。

中学入試に関してですが、入試日程に関しては今春のものからは変更が出ないものと思われます。

特待生についてですが、詳細については現在検討中とのことですが、これまでよりも厳しい人数制限が入るものと思われます。今後の情報にご注意ください。

高校入試に関しては、説明会開催時点では一切の発表がありませんでした。ただ、上記の通り入学者数が定員を上回る年が続いており、きっちりと規定通りの入学者数とせざるを得ない事情があります。合格に必要となるレベルが大きく上昇する可能性があります。

甲南女子中 Sアド1期生37名中19名が国公立大合格!

2014年8月2日 土曜日

甲南女子中の塾対象説明会に行ってまいりました。

甲南女子中には「Sアドバンスト」「スタンダード」の2コースが設置されています。コース間の移動については次のように定められているそうです。

・「Sアドバンスト⇒スタンダード」へのコース間移動は基本的には認めていない。
・「スタンダード⇒Sアドバンスト」のコース移動は、中2・3進級時に門を開いている。ただし、Sアドの進度や難易度に合わせたテストを受けて移動が決められるため、毎年数名受験しても1名受かるかどうか、のレベル。特に、中2終了時点でSアドは中学内容を終えるため、コース移動の難易度は高い。

今春、Sアドバンスト1期生が卒業を迎え、注目が集まっていた大学合格実績についてです。

今春卒業生数160名中、現役31名が国公立大合格となりました。昨年は14名だったので、なんと2.2倍の数になっています。

その中で、Sアドバンスト1期生37名中19名が国公立大合格に合格されたとのことです。東大1名中1名・京大5名中4名・阪大3名中3名・神大5名中2名、その他国公立大17名中9名が同コースからの合格となっています。

スタンダードコースからも、センター試験を受けた17名のうち12名が国公立大に合格していることも大事なポイントです。京大1・神大3・その他8名の内訳となっています。

進学先としては、次のような割合になっています。

国公立大16%(26名)
甲南女子大16%(25名)
その他私立大57%(91名)
浪人等11%(18名)⇒ 浪人は15名で、3名が専門学校進学とのこと

指定校推薦枠についてはスダンダードコースでのみ使用可能とされています。今春の主な大学の枠は、関学14・甲南15・関大7・同志社3・立命館2など。早稲田・立教・中央といった関東の大学の枠もあるそうです。

併設の甲南女子大への内部進学ですが、基準を満たしていれば進学権利を持ちつつ他大学を受験可能とされています。大学受験で不安を抱える受験生たちにとってはありがたい制度です。

2015年度入試に向けた情報です。

1/17土・1/18日・1/21水の3回入試とし、1/21水は今春の火曜日から1日先送りにされています。

1/18日A入試2次はSアドのみの募集で、回し合格もない。

大きな変更点があります。1/21水のB入試では、今春は「回し合格なし」としていたところを「回しあり」に変更されます。ただし、スタンダードコースを第一志望とする受験生を保護する意味もあるのか、スタンダード出願者の合格者数は「10名以上とする」という決め事もあります。したがって、「スタンダード出願での合格者」と「回しでのスタンダード合格者」では合格最低点に差が出る場合ありますから、出願の際には充分ご注意下さい。

1/17土A入試1次と1/18日A入試2次はどちらか片方でも、両方受験でも、20,000円の受験料で可、とされています。

Sアドは「3日程計 約65名」という募集定員にされており、各日程の募集定員が見えにくくなっています。A入試2回で55~60名の入学者を確保出来るように合格者数を調整しているとのことで、2014年度入試においてはA入試1次31名・A入試2次106名に合格が出されています。参考になる情報だと思います。

雲雀丘学園中高 中学・高校とも上位コースに定員を移す

2014年7月28日 月曜日

雲雀丘学園中高の塾対象説明会に行ってまいりました。

同校の学校改革はいよいよ第三ステージに突入し、取り組み内容もかなり高度・骨太のものとなっています。

・「本物の学び」を軸に学びのスタイルを転換
・SPP(Science Partnership Project 科学連携指導計画)・サイエンスキャンプ・最先端科学実験教室の充実・発展
・「文理融合」の取り組み
・中学に「本物の学び」のゼミを導入

大学合格実績も軌道に乗ってきています。

今春は国公立87名、関関同立177名という結果になりました。特に国公立大は2013年度60名・2012年度70名・2011年度55名・2010年度50名だったことを考えると、飛躍的に増えています。

現役のみの国公立大合格者数は71名。これまでの浪人も含めた国公立大合格者数の最高値(恐らく70名)を、今年の現役生だけで更新したとのことです。また、現役に限るデータですが、卒業生総数における国公立大合格者の率は次のように推移しています。卒業生の1/5⇒1/4⇒1/3と徐々に比率を上げている点は好感が持てます。

2014年度36.4%
2013年度25.5%
2012年度24.5%
2011年度20.2%
2010年度19.1%

2014年度入試結果についてです。

中学入試における過去4年間の志願者数及び入学者数の推移は以下の通りとなっています。今春は対前年比84.3%(一貫89.6%・発展54.3%)と大きく志願者減となりました。発展の志願者数が年々減っており、一貫選抜の比重が重くなっているのが大きな特徴です。

2014年度
志願者数648名(一貫585名・発展63名)入学者数184名(一貫108名・発展76名)

2013年度
志願者数769名(一貫653名・発展116名)入学者数185名(一貫113名・発展72名)

2012年度
志願者数792名(一貫604名・発展188名)入学者数221名(一貫94名・発展127名)

2011年度
志願者数696名(一貫536名・発展160名)入学者数191名(一貫86名・発展105名)

日程別の志願状況を細かく見てみますと、前期Aでは減りはないものの、前期AとBのW出願が大きく減少していることで前期Bでの志願者減少が大きくなっています。近年の難化傾向で受験生が逃げた形でしょう。その分、今春の前期Bは例年よりも合格率が上昇したようです。

前期A日程における、一貫選抜と発展の合格最低点の差が年々縮まってきているのも見逃せません。このことが、後述する2015年度入試からの「単一コース化」の最も大きな理由となっています。

2014年度7点差
2013年度10点差
2012年度34点差
2011年度42点差
2010年度51点差

高校入試における過去4年間の志願者数及び入学者数の推移は以下の通りです。3年連続で1,000名を超える志願者数となっていますが、年々特進の志願者数が減り、その分以上に選抜特進での志願が増えています。このことが、後述する2015年度入試から「選抜特進に定員のウエイトをおいて募集」することの理由となっています。

2014年度 志願者数1,183名(選抜特進938名・特進245名)
2013年度 志願者数1,046名(選抜特進788名・特進258名)
2012年度 志願者数1,036名(選抜特進727名・特進309名)
2011年度 志願者数886名(選抜特進610名・特進276名)

兵庫県に位置しながら大阪府との県境にある同校ということで、大阪府からの志願も多くなっています。ただ、兵庫県からの志願が圧倒的に多い一方で入学者は大阪の方が多い。

志願者 兵庫県774名・大阪府398名
入学者 兵庫県58名・大阪府102名
併願者の入学率 兵庫県3.3%・大阪府16.7%

大阪府在住者で併願戻りとして入学したのが今春は61名いるが、その約70%が北野・豊中・茨木の受験者だったようです。公立トップ校の併願先として定着した感があります。

2015年度入試に向けた、大変重要な情報です。

中学入試では、発展コースを廃止し、一貫選抜コース一本での募集とされます。理由は上述の通りです。2015年度入試での入学者が高校に進級する際、高校でも選抜特進一本の募集になる予定となっています。

募集定員は「前期150名・後期10名」の配分で、入試日程や入試科目等は例年通りとなっています。プレテストは実施されません。

高校入試においても募集定員を以下のように変更し、選抜特進に比重をおいた募集とされます。

A日程:一貫選抜若干名(変更なし) 選抜特進80名⇒100名 特進20名⇒若干名
B日程(全て変更なし):一貫選抜若干名 選抜特進15名 特進若干名

出願の際は、全受験生が「選抜特進コースを第一志望」とされ、合格最低点に満たない場合のみ特進への回し合格が出る、という構造になります。よって、特進のみの出願は「不可」となりますので、ご注意下さい。

就学補助(いわゆる特待生)は、入試成績で一定のレベルを超えていれば人数の制限が無く出されているようで、今春は合格者の半分程度に資格が与えられたそうです。