親和中高 2015年度より高校募集を再開

2014年8月21日 木曜日

親和中高の塾対象説明会に行ってまいりました。

タイトルにもございますとおり、高校入試を再開されることになっており、それによって教育体制を再度整えられます。

2015年度入試より再開される高校入試での募集定員は約30名で、複数コース制はもたないことになっています。

中高一貫生との進度の違いが生じるため、以下のように対応されます。

・入試終了~入学前の数日間及び長期休みを利用した補習を実施。特に、併設中は中3で数ⅠAを、理科においては化学基礎の2/3・生物基礎の半分・物理基礎の1/3が終了しているなど、かなり先に進んでいるので、以下のような取り組みでキャッチアップする。
数学 入学前5日間、夏休み7月10日間・8月10日間・春休み10日間に1日3時間程度の補習
理科 化学基礎で併設中からの入学生より1単位増、夏・春休みに各10日間1時間の補習
・高1の間は中高一貫生とクラスは混ぜず、高2進級時に混合する。同時に、文理及びレベル(Ⅰ・Ⅱ)分けを行う。

説明会の中でご説明頂いたのですが、かつて高校入試を実施していた際は、入学直後から中高一貫生とクラスを混ぜて運営しており、高校入学生たちは追いつくためにクラブを犠牲にして補習等に励んでいたそうです。今回の高校入試再開にあたり、その辺りは改められています。

ここからは入試についてです。まずは2014年度の中学入試結果です。

今春より、Sコースと総合進学コースの2コース制とされて募集されています。4教科受験または3教科受験を選択し、4教科受験者は次の①~③のうちの最高得点を、3教科受験者は受験した3教科(理か社選択可能)の得点合計×1.25(350点満点)を「得点」とされました。

①国語・算数・理科・社会4教科の得点合計(360点満点)
②国語・算数・理科3教科の得点合計×1.25(350点満点)
③国語・算数・社会3教科の得点合計×1.25(350点満点)

4科の合計点と3科2種類の合計点で10点差がつけられているのですが、これは「国公立大進学のためには全ての教科を万遍なく学習する必要があり、中学入試段階でもそれを求めたい」という理由から、あえてこのようにされているようです。実に合格者のうち60%が4教科受験者だった、ということです。

この度のSコース設置によって上位の受験者層が集まって平均点が上がることも予想されたのですが、初日に関しては例年通りだった様子。ただし、後期Ⅰは平均点が若干上がっています。

2日目午後に実施され、Sコースのみの募集とした後期Ⅱについてですが、総合進学への回し合格を設けていました。後期Ⅰよりも受験者平均点が20点上になるなど、上位層が集まった形です。

2015年度入試についてです。

中学入試の変更点としては、以下の通りとなっています。

①Sコースのみの募集だった後期Ⅱを、両コース共募集とする。
②後期Ⅰと後期Ⅱに関しては、試験開始時間を30分遅らせる。
⇒ 特に後期Ⅱは午後入試ということもあって今春は多数の遅刻者がおり、その状況に合わせた形
③追加合格連絡開始時間を3日程すべて同じに合わせる(1/20火17時ごろから)

高校入試は次のような形で実施をされます。

・専願併願含む、約30名募集。
・入試科目は英国数3科で、英語には10分程度のリスニング(兵庫県公立高のものと同レベル)を含む。
・午後からは面接が実施される。3~5名の集団面接で、1組15分程度を予定。
・合否は2/12木に届く予定で中学校長宛てに送付し、その中に個人宛通知書等も同封される。よって、家庭に直接合否が届かず、学校から合否を伝えられることとなる。
・1.5次の実施予定はないが、2次に関しては未定。
・過去問については、かつて高校入試をやっていた頃のもの(10年程度前)を今後秋ごろに配布予定としており、それを参考にしてほしいとのこと。ただし、国語の配布は無い予定。

気になる「高校入試のレベル」についてですが・・・

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近畿大学附属中 進化し続ける「ハイブリッド校」

2014年8月18日 月曜日

近畿大学附属中の塾対象説明会にお邪魔してきました。

教育内容についてです。

近畿大への進学を目指すプログレスコースは「大学附属校」として、アドバンストと医薬の2つのコースは「進学校」としての、2つの顔を持つ学校として近畿大学附属中は広く認知をされています。そのプログレスとアドバンストに関する、過去3年間のコース別進学先(比率)は以下の通りとなっています。

プログレス
国公立大0.9% 難関私立大13.6% 近畿大68.8% その他16.7%

アドバンスト
国公立大42.1% 難関私立大26.7% 近畿大20.0% その他11.3%

近畿大への進学が基本となるプログレスで難関私立大の進学がいるのですが、これは指定校推薦枠での進学だそうで、基本としては近畿大への内部進学が前提となるコースであることをご承知おきください。
 
アドバンストからの外部大学受験に関しては、年々国公立大志向が強くなってきているそうです。これに対応すべく、従来の進路指導部とは別に国公立大に特化した進路指導部を4月から設置されているそうです。

医薬コースは文字通り医療系大学・学部への進学を目指すコースとなっています。このコースからは医学科26.2%、歯学科に4.9 %、薬学科に23.0%が進学しているなど、医歯薬だけで半数を超えています(すべて3ヶ年平均)。

医薬コース1期生で近大医学部へ内部進学した1名が今春医学部を卒業し、国家試験を受験・合格されたそうです。

また、薬学部への入学金免除付の内部推薦制度もあり、医薬だけでなく他コースからも応募が可能となっているそうです。

教育内容における大きな動き・変更点についてです。

高校で先行導入されていた「生徒全員にiPadを持たせる」ことが2015年度に完成予定となっています。中学校については3学年全員に同時に導入し、稼働が開始しています。6学年全てが所有すると、(教員なども含めて)実に4,000台となるそうです。

これまでは高2進級時まで可能だった「転コース」を見直し、高1進級時を最後に転コース不可とすることにされています。コースの確定を1年前倒しすることでよりコース別のカリキュラムを深く追求できる、という利点が生まれます。

中3の後半に入ると、アドバンストでは先取り学習に入っていくことになる(これまでは先取りはしていなかった)そうです。

看護志望者増加の現状を受け、2015年度入試より医薬コースからの内部特別推薦に附属看護専門学校も対象として加えられることとなっています。

また、これは大きな変更となりますが、2017年度入試より近畿大への内部進学基準が改められる予定になっており、英語力・キャリアデザイン能力の向上を焦点としてTOEIC・プレゼンテーション・論文作成などを推薦基準とされる予定になっているそうです。

学校の中身が変わると入学してくる生徒も変わり、それがまた新たな学校改革へとつながる。進化し続ける様子が見てとれます。

2015年度入試に向けてですが、今春から一切変更はありません。ただ、後期での入試難易度がものすごく上がっていますので、その辺りは考慮の上で後期の受験は考えないといけないと思います。

そこで、開成教育グループ 入試対策課が予想する合格ラインは、次のようになります。

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大阪私立学校展 開成教育グループが講演をします!

2014年8月9日 土曜日

毎年恒例の、大阪府内の私立中高が全校集まる「大阪私立学校展」が、今年も開催されます。

詳しい日時や内容については以下の通りです(画像をクリックするとPDF文書が開きます)。

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大阪私立学校展

日時:2014年8月16日(土)・17日(日)10時~17時 ※進学相談コーナーは16時まで
場所:天満橋OMMビル 2階展示会場(地下鉄谷町線、京阪線「天満橋」駅下車すぐ)
内容:パンフレット配布、進学相談、制服展示、修学支援相談、書籍販売、特別講演会
HP:http://www.osaka-shigaku.gr.jp/shigakuten/index.htm

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両日とも同じイベント内容が用意されていますので、どちらかご都合のよい日にご参加頂ければ良いと思います。

また、今回は高校入試に関する特別講演会も用意されています。その講演を、僭越ながらこちら開成教育グループ 入試対策課が担当することになりました。「高校入試内容」ということで仰せつかっています。すでに新聞紙上等での告知でタイトルが明らかになっていますが、改めてこちらでもご紹介させて下さい。

タイトル:親子で知ろう!「学校選びの道しるべ」
講演内容:近年の私立・公立高校入試動向分析、学校選びのポイント・コツ、説明会の聞き方・廻り方 等
講演者:開成教育グループ 入試対策課
講演場所:天満橋OMMビル 地下1Fギャラリー
講演時間:8月16日(土)10:30~、8月17日(日)13:30~(ともに予定)
HP:http://www.osaka-shigaku.gr.jp/shigakuten/corner.htm#lec

と、いう形でお話をさせて頂く予定になっています。

お忙しい中を、中には遠くからお越しになる方もいらっしゃると思います。こちらとしては、出来る限り「本音」でお話をするつもりでいます。

当日私立学校展にお越しになる方で、もしお時間がおありでしたらどうかこちらの講演もお聞き頂ければうれしいです。よろしくお願い致します。

追手門学院大手前中高 国公立大合格者数が前年比1.6倍

2014年8月8日 金曜日

追手門学院大手前中高の塾対象説明会の様子をお伝えします。

教育内容です。

同校では以下5つの教育に注力し、それぞれの力を養成されています。

①21世紀型 質の高い学力教育 ⇒ 解決力
②豊かに生きる コミュニケーション教育 ⇒ コミュニケーション力
③時代に対応する グローバルキャリア教育 ⇒ 英語コミュニケーション力
④新しい価値を作る ロボットサイエンス教育 ⇒ 創造力
⑤前向きな推進力 主体性教育 ⇒ 成長力

中学には以下3つのコースがあり、それぞれの目標が異なっています。

SSコース
学習に超特化したカリキュラムにより、卓越した学力を養成し、難関国公立大及び医歯薬系大学への進学を目指す

特進コース
ハイレベルな学習内容によってさらに高い学力・学び続ける力を身につけ、国公立・難関私立大への進学を目指す

進学コース
特進コース同様、多様な学習方法の活用により、入学以降の「伸び」を実感できる指導でステップアップを図り、有名私立大・追手門学院大への進学を目指す

大学合格実績です。

国公立大合格者数は以下のように推移。国公立大は前年比1.6倍もの合格者数を出しています。

2014年度23名 2013年度14名 2012年度17名 2011年度11名 2010年度4名

上記の他、関関同立49名(2013年度23名・2012年度31名・2011年度36名)、産近甲龍45名(2013年度55名・2012年度43名)、医歯薬系11名(2013年度8名・2012年度17名)といった結果で、関関同立・医歯薬で伸びているのが良いところです。

2014年度入試結果についてです。

中学入試ですが、受験者数は全日程で255名(併設小からの受験者数35名含む)、昨年214名・一昨年253名と比べて増えました。

入学者数は106名(男子58名・女子48名)で、2013年度104名(男子70名・女子34名)、2012年度124名(男子81名・女子43名)・2011年度133名(男子85名・女子48名)から考えると連続してダウンとなっていたところからは脱しています。

2012年度入試より特待生制度(特待S:入学金免除+授業料(3年間)全額免除 特待A:入学金免除+授業料(3年間)半額免除)を新設しており、以下のような推移で過去3年入学しています。

S 2014年度8名 2013年度10名 2012年度11名
A 2014年度4名 2013年度2名 2012年度4名

高校の2014年度入試結果です。

入学者数は199名で、2013年度182名・2012年度213名と好調に推移しています。

特徴点としては、外部からの受験生が大幅に増えている点があり、2012年度105名⇒2013年度124名(前年比18%増)⇒2014年度170名(前年比37%増)となっています。
 
ただ、3学年全体の在籍数が非常に多くなっており、設備面等での余裕が無くなっていることから、次年度入試では大きく合格ラインが上がる可能性が出てきています。

2015年度入試に向けてです。

中学入試に関してですが、入試日程に関しては今春のものからは変更が出ないものと思われます。

特待生についてですが、詳細については現在検討中とのことですが、これまでよりも厳しい人数制限が入るものと思われます。今後の情報にご注意ください。

高校入試に関しては、説明会開催時点では一切の発表がありませんでした。ただ、上記の通り入学者数が定員を上回る年が続いており、きっちりと規定通りの入学者数とせざるを得ない事情があります。合格に必要となるレベルが大きく上昇する可能性があります。

甲南女子中 Sアド1期生37名中19名が国公立大合格!

2014年8月2日 土曜日

甲南女子中の塾対象説明会に行ってまいりました。

甲南女子中には「Sアドバンスト」「スタンダード」の2コースが設置されています。コース間の移動については次のように定められているそうです。

・「Sアドバンスト⇒スタンダード」へのコース間移動は基本的には認めていない。
・「スタンダード⇒Sアドバンスト」のコース移動は、中2・3進級時に門を開いている。ただし、Sアドの進度や難易度に合わせたテストを受けて移動が決められるため、毎年数名受験しても1名受かるかどうか、のレベル。特に、中2終了時点でSアドは中学内容を終えるため、コース移動の難易度は高い。

今春、Sアドバンスト1期生が卒業を迎え、注目が集まっていた大学合格実績についてです。

今春卒業生数160名中、現役31名が国公立大合格となりました。昨年は14名だったので、なんと2.2倍の数になっています。

その中で、Sアドバンスト1期生37名中19名が国公立大合格に合格されたとのことです。東大1名中1名・京大5名中4名・阪大3名中3名・神大5名中2名、その他国公立大17名中9名が同コースからの合格となっています。

スタンダードコースからも、センター試験を受けた17名のうち12名が国公立大に合格していることも大事なポイントです。京大1・神大3・その他8名の内訳となっています。

進学先としては、次のような割合になっています。

国公立大16%(26名)
甲南女子大16%(25名)
その他私立大57%(91名)
浪人等11%(18名)⇒ 浪人は15名で、3名が専門学校進学とのこと

指定校推薦枠についてはスダンダードコースでのみ使用可能とされています。今春の主な大学の枠は、関学14・甲南15・関大7・同志社3・立命館2など。早稲田・立教・中央といった関東の大学の枠もあるそうです。

併設の甲南女子大への内部進学ですが、基準を満たしていれば進学権利を持ちつつ他大学を受験可能とされています。大学受験で不安を抱える受験生たちにとってはありがたい制度です。

2015年度入試に向けた情報です。

1/17土・1/18日・1/21水の3回入試とし、1/21水は今春の火曜日から1日先送りにされています。

1/18日A入試2次はSアドのみの募集で、回し合格もない。

大きな変更点があります。1/21水のB入試では、今春は「回し合格なし」としていたところを「回しあり」に変更されます。ただし、スタンダードコースを第一志望とする受験生を保護する意味もあるのか、スタンダード出願者の合格者数は「10名以上とする」という決め事もあります。したがって、「スタンダード出願での合格者」と「回しでのスタンダード合格者」では合格最低点に差が出る場合ありますから、出願の際には充分ご注意下さい。

1/17土A入試1次と1/18日A入試2次はどちらか片方でも、両方受験でも、20,000円の受験料で可、とされています。

Sアドは「3日程計 約65名」という募集定員にされており、各日程の募集定員が見えにくくなっています。A入試2回で55~60名の入学者を確保出来るように合格者数を調整しているとのことで、2014年度入試においてはA入試1次31名・A入試2次106名に合格が出されています。参考になる情報だと思います。

雲雀丘学園中高 中学・高校とも上位コースに定員を移す

2014年7月28日 月曜日

雲雀丘学園中高の塾対象説明会に行ってまいりました。

同校の学校改革はいよいよ第三ステージに突入し、取り組み内容もかなり高度・骨太のものとなっています。

・「本物の学び」を軸に学びのスタイルを転換
・SPP(Science Partnership Project 科学連携指導計画)・サイエンスキャンプ・最先端科学実験教室の充実・発展
・「文理融合」の取り組み
・中学に「本物の学び」のゼミを導入

大学合格実績も軌道に乗ってきています。

今春は国公立87名、関関同立177名という結果になりました。特に国公立大は2013年度60名・2012年度70名・2011年度55名・2010年度50名だったことを考えると、飛躍的に増えています。

現役のみの国公立大合格者数は71名。これまでの浪人も含めた国公立大合格者数の最高値(恐らく70名)を、今年の現役生だけで更新したとのことです。また、現役に限るデータですが、卒業生総数における国公立大合格者の率は次のように推移しています。卒業生の1/5⇒1/4⇒1/3と徐々に比率を上げている点は好感が持てます。

2014年度36.4%
2013年度25.5%
2012年度24.5%
2011年度20.2%
2010年度19.1%

2014年度入試結果についてです。

中学入試における過去4年間の志願者数及び入学者数の推移は以下の通りとなっています。今春は対前年比84.3%(一貫89.6%・発展54.3%)と大きく志願者減となりました。発展の志願者数が年々減っており、一貫選抜の比重が重くなっているのが大きな特徴です。

2014年度
志願者数648名(一貫585名・発展63名)入学者数184名(一貫108名・発展76名)

2013年度
志願者数769名(一貫653名・発展116名)入学者数185名(一貫113名・発展72名)

2012年度
志願者数792名(一貫604名・発展188名)入学者数221名(一貫94名・発展127名)

2011年度
志願者数696名(一貫536名・発展160名)入学者数191名(一貫86名・発展105名)

日程別の志願状況を細かく見てみますと、前期Aでは減りはないものの、前期AとBのW出願が大きく減少していることで前期Bでの志願者減少が大きくなっています。近年の難化傾向で受験生が逃げた形でしょう。その分、今春の前期Bは例年よりも合格率が上昇したようです。

前期A日程における、一貫選抜と発展の合格最低点の差が年々縮まってきているのも見逃せません。このことが、後述する2015年度入試からの「単一コース化」の最も大きな理由となっています。

2014年度7点差
2013年度10点差
2012年度34点差
2011年度42点差
2010年度51点差

高校入試における過去4年間の志願者数及び入学者数の推移は以下の通りです。3年連続で1,000名を超える志願者数となっていますが、年々特進の志願者数が減り、その分以上に選抜特進での志願が増えています。このことが、後述する2015年度入試から「選抜特進に定員のウエイトをおいて募集」することの理由となっています。

2014年度 志願者数1,183名(選抜特進938名・特進245名)
2013年度 志願者数1,046名(選抜特進788名・特進258名)
2012年度 志願者数1,036名(選抜特進727名・特進309名)
2011年度 志願者数886名(選抜特進610名・特進276名)

兵庫県に位置しながら大阪府との県境にある同校ということで、大阪府からの志願も多くなっています。ただ、兵庫県からの志願が圧倒的に多い一方で入学者は大阪の方が多い。

志願者 兵庫県774名・大阪府398名
入学者 兵庫県58名・大阪府102名
併願者の入学率 兵庫県3.3%・大阪府16.7%

大阪府在住者で併願戻りとして入学したのが今春は61名いるが、その約70%が北野・豊中・茨木の受験者だったようです。公立トップ校の併願先として定着した感があります。

2015年度入試に向けた、大変重要な情報です。

中学入試では、発展コースを廃止し、一貫選抜コース一本での募集とされます。理由は上述の通りです。2015年度入試での入学者が高校に進級する際、高校でも選抜特進一本の募集になる予定となっています。

募集定員は「前期150名・後期10名」の配分で、入試日程や入試科目等は例年通りとなっています。プレテストは実施されません。

高校入試においても募集定員を以下のように変更し、選抜特進に比重をおいた募集とされます。

A日程:一貫選抜若干名(変更なし) 選抜特進80名⇒100名 特進20名⇒若干名
B日程(全て変更なし):一貫選抜若干名 選抜特進15名 特進若干名

出願の際は、全受験生が「選抜特進コースを第一志望」とされ、合格最低点に満たない場合のみ特進への回し合格が出る、という構造になります。よって、特進のみの出願は「不可」となりますので、ご注意下さい。

就学補助(いわゆる特待生)は、入試成績で一定のレベルを超えていれば人数の制限が無く出されているようで、今春は合格者の半分程度に資格が与えられたそうです。

同志社合同学校説明会 8/3日に開催

2014年7月25日 金曜日

小学校から大学まで、同志社に存在する学校すべてが集まる合同学校説明会が今年も開催されることになりました。

同志社の目指すもの、教育理念、教育方針がわかると同時に、併設校それぞれの特徴がしっかりと理解できる大変ありがたい会となっています。

詳しくは次の通りとなっています(画像をクリックするとPDF文書が開きます)。

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同志社 合同学校説明会

日時:2014年8月3日(日)10:00~15:00
場所:同志社大学 寒梅館
参加校・園:
同志社大、同志社女子大、同志社中高、同志社香里中高、同志社女子中高、同志社国際中高
同志社小学校、同志社国際学院初等部・国際部、同志社幼稚園

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学校法人同志社のHPには、今回のこのイベントについて以下のような記載があります(以下転載)。

同志社は、知・徳・体を兼ね備えた人物を育成すべく、「キリスト教主義」「自由主義」「国際主義」を教育理念に掲げ、各学校・園がそれぞれ特色を活かした 全人格教育を展開しています。同志社は、推薦入学制度をベースに一貫教育を行っており、大多数の者が、幼稚園から小学校、小学校から中学校、高校から大学 というように上級の学校へ進学しています。そこで、同志社が、幼稚園から大学までの教育を通して、どのような人物を育成したいと考えているのか、各学校・園ではどのような教育が行われているのかに ついてご理解いただきたいとの思いから、同志社の学校が合同で学校説明会を開催します。当日は個別相談も行いますので、ぜひご来場ください。

特徴
・同志社、そして各校の教育理念、教育方針がわかります。
・中・高校、大学における取り組みをまとめて聞けるので、先を見据えて進路を考えることができます。
・中学校や高校受験を考えている方は、同志社の4つの中学校・高校の説明をまとめて聞くことができます。
・同時に開催している大学や女子大学のオープンキャンパスも見学できます。
・個別相談を行っているので、説明を聞いての疑問点や不安など、その場で相談できます。

(以上転載)

なお、3月には系列中高4校の合同説明会がすでに西宮で開催されています。開成教育グループ 入試対策課が参加をし、当日の様子をこちらのエントリー「同志社系列中高合同学校説明会 当日の様子」でご紹介をしております。こちらも合わせてご覧ください。

大阪桐蔭中 入試要項大幅変更の「なぜ?」

2014年7月24日 木曜日

大阪桐蔭中が実施されました、生徒・保護者向け説明会にお邪魔してきました。

説明会では、特に生徒さんたちのスピーチが印象に残りました。

さて、その説明会の中で、2015年度入試の要項が発表されました。詳しい中身は次の通りです(画像をクリックすると拡大します)。


※作成には万全を期していますが、詳細は学校HP等で必ずご確認下さい

赤い字で示しているところが、今年度入試から変更されている部分となります。入試日程だけでなく、入試科目についても手が入っています。特に、統一解禁日から5日目となる水曜日に後期を「先送り」されたのは、中学入試が「早期決着」となっている昨今の状況を鑑みますと、驚きです。

ここからは、開成教育グループ 入試対策課の「推測」でお話を進めます。

入試日程・入試科目の変更に至った背景には、2015年度から募集を開始する「神戸大学附属中等教育学校」の存在があるのではないでしょうか。

同校は、2015年度では40名募集、2016年度以降では80名募集の予定とされているなど、決して大きな募集定員を持っている訳ではありません。しかしながら、開催する説明会は大盛況で、7月20日(日)に実施が予定されている「KUチャレンジ」と銘打った一般適性検査の試行テスト(私立中でいうところのプレテストみたいなものでしょうか)には、300名定員のところに667名(男子304名・女子363名)という多数の申込があり、抽選で受験出来る300名が選ばれるなど、かなり注目を浴びています。

神戸市東灘区にあるこの学校のことを大阪桐蔭中が意識する「理由」について、次の画像をご覧ください(同じく、画像をクリックすると拡大します)。

大阪桐蔭中に通う中学1~3年の居住地についてまとめられた資料(同校学校案内より)なのですが、地元である大東市よりも西宮市在住の生徒が多く、尼崎・宝塚・川西・伊丹の各市からも多く通っています。

これらの地域は、JRに乗れば一本で学校最寄りの住道もしくは野崎に着きます。地理的には大東市に近いとはいえ、川を挟んだ向こう側にある吹田・高槻・茨木の各市と比べると、意外と通いやすさでは兵庫県の方に分があるようにも思えます。

兵庫県からの通学者が多いので、神戸大学附属中等教育学校に受験生が流れてしまう可能性が高い、ということになります。

反対に言うと、今回の神戸大学附属中等教育学校の募集開始によって「併願の私立中学を探そう」となった際に、大阪桐蔭中は通学圏内であることを充分にアピールすることで「受験者増」を狙っている、ということも考えられます。

ということで、同校を意識した(と思われる)入試要項の変更が各所に見られます。

①初日の入試科目を「算国+理or社選択」にした
⇒ 神戸大学附属中は「言語表現」「数理探究」の両領域に加え「自然環境」「市民社会」のどちらかの領域を選択、という試験科目

②今春は火曜日実施だった後期を、2015年度では水曜日に先送りにした
⇒ 神戸大学附属中の入試日は1月20日(火)

入試要項に大きく変更が入った理由は他にもあるのでしょうけども、最も大きな影響を与えたのは神戸大学附属中の存在ではないか?と思った次第です。

金光大阪中 入学者数過去最高+女子過半数超えも初

2014年7月22日 火曜日

金光大阪中高の塾対象説明会の様子をご紹介します。

中学校の内容について今回は焦点を当ててご紹介します。

6年一貫生の高校進学後の扱いについてです。従前は「クラスは混合、授業は6年一貫生と高校入学生を分けて実施」という形だったものを、現在の高3生の学年より「クラス分けそのものから6年一貫生と高校入学生とを分割し、授業もこれまで通り分けて実施」という形にしてされておられます。

2014年度入試結果です。

入学者数は49名で、昨年34名から一転して大幅増となり、過去最高の入学者数となりました。手元の古い資料によると、2002年度は11名の入学者数だった模様なので、この10年少しで随分と入学者数が増えています。また、開校以来初めて入学者数のうち半分以上(49名中25名)が女子となったという事もご報告頂きました。

最後に、2015年度入試についてです。

日程の位置取りは例年通りで、4回の入試を実施されます。

特待生制度は以下の3通り。4回実施される入試での成績で資格が与えられますが、プレテストでも「当日の可能性」を判定してもらえます。

①Ⅰ型特待生(全額免除学習特待生)入学金全額免除並びに授業料全額を3ヶ年間免除
 国語・算数の両方が80点以上

②Ⅱ型特待生(半額免除学習特待生)入学金半額免除並びに授業料半額を3ヶ年間免除
 国語・算数の合計が150点以上

③Ⅲ型特待生(入学金免除学習特待生)入学金全額免除
 国語・算数のどちらかが70点以上

中学と高校の両方を対象とし、「兄弟姉妹が(金光八尾中高や関西福祉大を含む)関西金光学園の設置校に在学している志願者」「関西金光学園の設置校を卒業された方の子女」を対象とした、入学金が半額となる減免制度があるそうです。詳しくは、金光大阪中高にお問い合わせください。

四條畷学園中 驚異の高校合格実績!

2014年7月18日 金曜日

四條畷学園中高の塾対象説明会に行って参りました。

中高共にご説明を頂いたのですが、今回は特に中学校の方に焦点を当ててご紹介をします。

教育内容です。

今年で設置5年目を迎えた6年一貫コース(2クラス)、外部高校を受験することが可能な3年コースの位置づけとなる英数発展コース(1クラス)と英数コース(3クラス)の3つのコースで構成されています。

6年一貫では中1・2では週38時間で年間1330時間、中3年は週40時間・年間1400時間もの学習時間を確保。公立中は年間980時間なので、年間にして300~400時間ほどの違いが出てきます。「社会人講座」「勉強合宿(年2~3回実施)」に注力しており、この取り組み分で3年コースとは授業料にして年間6万円の違いが出てくるという点もお忘れなく。

3年コース(英数と英数発展)からの今春を含む過去2年の主な高校合格実績は以下の通りとなっています。

公立高校
北野 14年度2(文理1) 13年度0
大手前 14年度4(文理3) 13年度9(文理7)
四條畷 14年度11(文理4) 13年度12(文理4)
寝屋川 14年度1 13年度3
東 14年度7(理2英1) 13年度6(理1英2)

私立高校
灘 14年度1 13年度1
大阪星光 14年度1 13年度3
東大寺 14年度1 13年度3
洛南 14年度2 13年度3
西大和 14年度4 13年度5

地元のトップ校四條畷高は2年連続で2ケタ、大手前は合格者総計の大半が文理学科であるなど、公立難関校にめっぽう強い実績となっています。

また、英数発展の子ばかりが優秀であるわけではなく、今春は英数から大手前(文理)・四條畷(普通)、西大和・明星・大阪女学院・同志社香里といった所に合格が出ているそうです。

英数発展では、五ツ木模試において6年連続3人に1人が偏差値70超えを実現している、というご報告も頂きました。

2014年度入試結果ですが、今春は入学者数は199名で、昨年の193名から増加しています。

2015年度入試に向けてです。

入試日程は、1次1/17土・2次A 1/19月PM・2次B 1/23金PM、で決定しています。2012年度入試からそれ以前に比べて日程が前倒しとなっており、それが2013~2015と踏襲された形になっています。一点マイナーチェンジとなっているのが、来春より2次Bが午後入試化されている点です。