【大阪に】大阪公立大学 学費無償化【いらっしゃい】

2023年5月15日 月曜日

現時点で、大阪公立大学、大阪公立大学高専は以下の二つの条件を満たす世帯年収590万円未満の学生・大学院生には入学金、学費の免除を行っています。

  • 学生本人及びその生計維持者(原則、父母)が、入学日の3年以上前から引き続き大阪府内に住所を有していること。
  • 在学時における基準日(毎年度4月1日)において、学生本人及びその生計維持者(原則、父母)が、大阪府内に住所を有していること。

さて、今回大阪府は高校の全面無償化に合わせて、大阪公立大、大阪公立高専の授業料減免制度に関する世帯年収の基準撤廃も検討中であると報道されました。2024年度の4年生から段階的に始まり、2026年度入学者から4年間無償になる方針のようです。つまり大阪公立大学は大阪府民であれば学費が無料、つまり国立大学に行くよりもお得になるというわけです。因みに今の国立大学の入学金は282,000円、学費(年額)は535,800円。4年間総額は2,425,200円となりますので、大阪府民が大阪公立大学に行くことで250万円近くのお金がおうちに残る、という計算になります。

この補助金は大阪府の予算から支払われるわけですから、大阪府民が対象になる(3年以上在住)という制度は変更しないと考えられます。というわけで、現在中学生以下のお子さんをお持ちの全国のご家庭は大阪府へのお引越しはいかがでしょうか。

(本当にお引越しをするかどうかは、大阪府からの制度の詳細が発表されてからご検討ください)