此花学院高 進路実現に向けての具体的な取り組み

2012年5月17日

此花学院高の塾対象説明会に行ってまいりました。

此花学院高

此花学院高は来春からの校名変更をすでに発表されています。その件についてはこちらのエントリー「此花学院高 校名変更とコース制変更予定」で詳しくご紹介していますので、今回は省かせていただきます。

今年2012年度の入試結果です。

受験者数は1147名で前年から68名増、入学者数376名で前年より23名増という順調な入試となりました。376名の入学者のうち女子は97名で、構成比は25.8%となります。

4つすべてのコースで受験者が増加、入学者数も4つ中3つのコースで増加したそうです。今年から3科⇒5科へと入試科目数を変更した特進コースも含め、特進選抜以外の3つのコースでは募集定員以上の入学者数を確保されています。

その他の特徴としては、特に特進コースの受験者の成績層が広がっているという点を合わせてご紹介されていました。

今後進学面でも成果をあげていきたいと意気込んでおられる此花学院高ですが、具体的な進学指導の内容についてご紹介いただきました。ポイントを以下にまとめました。

・模試事前学習教材を活用するなどし、「教科指導⇒効果測定⇒取り組みの振り返り⇒次の目標設定」の一体化。
・ベネッセの学力到達ゾーン(GTZ)を学力測定尺度として統一。
・中学校内容の早期学び直しのために「マナトレ」を使用。
・平日の講習を充実させて、生徒の「もっと頑張りたい」に答える仕組み作り。
・平日講習の拡大によって教科学力をつける場を増やす。
・「効果測定⇒分析⇒共有化」システムの構築と、教員チームのチーム力強化。
・「学ぶ力」としての学力を鍛える場として、合宿・週末課題・自学自習課題がある。

此花学院高に通う生徒たちが「やってもどうせ・・・」と言わなくてもいい(言えない)状況に持っていくことと、生徒に「諦めさせない」ことを教員が「諦めない」ことを念頭に置いて指導すること、を強調されていました。

このように、進路面で成果を出すために様々なことを仕掛けとして用意されているだけでなく、教える先生たちの気持ちの持ち方についても気を付けられている点に好感が持てました。