2012年度近畿地区中学入試 入試日程①

2011年11月10日 木曜日

近畿地区の中学入試統一解禁日は2012年1月14日(土)となっており、残りあと約2ヶ月となりました。

毎週土曜・日曜になりますとあちこちの学校で説明会・オープンスクール・プレテストといった受験生対象の行事が実施されています。受験生とその保護者の皆さんにおかれましては相当忙しい毎日をお過ごしのことと思います。

今回から数回のエントリーで、近畿地区中学入試における各校の入試日程についてまとめてみたいと思います。これらのエントリーでは、府県別あるいは府県を越えて各校の入試日程の位置取りを把握していただけます。

1回目となる今回は、大阪府男子校・女子校の位置取りについて確認していきたいと思います。下の表をご覧ください(画像をクリックすると拡大します)。

近畿地区中学入試 入試日程①

※作成には万全を期していますが、入試日程は各校入試要項等で必ずご確認下さい

14日(土)~16日(月)は午前・午後それぞれに欄を設けておりますが、それ以降の日程については分けずに記載しています。その関係で、17日(火)以降で午後入試を行う所については黒丸印の前に「P」と入れています。お知りおきの上、表をご覧ください。

黒丸のあるところは入試を実施するところ、ということになりますが、その丸の位置が全体的に左寄りに分布していることがすぐに分かると思います。つまり、各校とも統一・解禁日以降出来るだけ早い時期に入試を終えたいということで、このような日程を組まれています。

2012年度大阪府男子校・女子校において、土日連続で入試日を設定しているのは以下の通りとなっています。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

14日(土)・15日(日) 連続入試実施校
(大阪府男子校・女子校)

男子校(4校中1校 25.0%)
明星中

女子校(17校中12校 70.6%)
大阪薫英女学院中・大阪信愛女学院中・大阪聖母女学院中・金蘭会中・堺リベラル中・樟蔭中
城南学園中・聖母被昇天学院中・相愛中・帝塚山学院中・梅花中・羽衣学園中

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

日程面において、今年は特に大阪府の男子校で大きな動きがあります。1つが「清風中が統一解禁日午後に新形態の入試を導入する」こと、もう1つが「高槻中が20日(金)に入試日程を追加する」というものです。

清風中については「清風中 理Ⅲ選抜試験を統一解禁日午後に実施!」と「清風中 前期理Ⅲ選抜には遅刻者対応時間割あり!」で、高槻中の入試日程増については「高槻中 入試回数増加へ」で、それぞれ当ブログで過去にご紹介をしています。

高槻中が新たに入試日として設けた20日(金)は、京都府を代表する進学校の1つである洛星中の後期とバッティングしています。例年、多数の優秀な受験生が洛星中の後期試験にやってきています。高槻中の思惑としては、大阪・兵庫の受験生で最後まで頑張る成績優秀生たちを京都に送らずに高槻でせき止めてしまおう、ということなのではないでしょうか。

また、近畿地区の中学入試においては「午後入試」の実施校数が増加傾向にあります。大阪府男子校・女子校で午後入試を導入されている学校には次のような所があります。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

午後入試導入校
(大阪府男子校・女子校)

男子校(4校中1校 25.0%)
清風中(前期理Ⅲ選抜)

女子校(17校中5校 29.4%)
大阪薫英女学院中(B日程2次)・樟蔭中(B・C入試)・城星学園中(B・C日程)
帝塚山学院中(2次)・羽衣学園中(2次A・B・C)

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

清風中が2012年度から午後入試を導入されることとなり、大阪府男子校でも午後入試実施校が初めて出現したことになります。一方で、女子校では常套手段してここ数年午後入試を実施されている学校が多いのが特徴です。女子校の人気が今一つの状況の中、他校の入試が終了したあとの午後に入試日を構えることで、より受験してもらい易く配慮されています。

次回のエントリーでは大阪府共学校の入試日程の位置取りをご紹介いたします。

私立中高合同入試説明会 フレンテ西宮で開催

2011年10月24日 月曜日

来る10月28日(金)に、出版社さんが主催される私立中高の合同入試説明会が西宮で実施されます。詳しくは次の通りです(画像をクリックすると拡大します)。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

私立中学校・高等学校 入試説明会

私立中高入試説明会(10月28日)

日時:10月28日(金) 11~15時
場所:西宮市フレンテホール(JR西宮駅南側すぐ、フレンテ西宮5階)
内容:
・各学校の担当者とマンツーマンの相談コーナー(ブース形式で、教育内容や合格の可能性などの相談ができます)
・総合相談コーナー(教育の専門家による進路や学習など全般的な相談ができます)
・パンフレットコーナー(参加校すべてのパンフレットがそろいますが、品切れの場合がありますのでお早めに)
特典:スタンプラリー方式で受験情報誌をプレゼント

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

兵庫県の西宮という場所での実施であるにもかかわらず、例えば近畿大学附属中高・清風南海中高・高槻中高・明星中高といったちょっと離れた場所の学校や、遠くは奈良県から帝塚山中高・東大寺学園中高・奈良学園中高・西大和学園中高、京都府からも洛南中高・立命館中高が参加されるなど、そうそうたる参加校が並んでいます。

もちろん、地元兵庫県からも関西学院中高・神戸海星女子学院中・甲陽学院中・須磨学園中高・六甲中といった所も参加されています。

特に中学受験生たちにおいてはそろそろ併願パターン・出願先を真剣に考え始める時です。最終確認ということで、各校のブースに出向いて「気になる点」を徹底的に解消しておきたいものです。

西大和学園 JR島本駅前に大きな一手

2011年8月24日 水曜日

奈良県にある学校法人西大和学園が、大阪と京都の中間地点に当たる「JR島本駅前」に大きな一手を打つ予定があることをキャッチしました。

すでに島本町の「まちづくり協議会」で具体的な話が出ているようです。大まかには次のような点について西大和学園で検討されているようです。

①JR島本駅前に看護・医療系大学を新設(2014年開学予定)
②将来的には中高も移設
③教育・医療関係附属施設も併設予定

①についてですが、現在奈良県に同学園が経営する白鳳女子短期大がありますので、それを大学に昇格させて移転することが予想されます。が、当然まだ具体的なことは明らかになっていません。

大学の新設も気になる所ではありますが、それ以上に注目すべきは中高の移転が計画されている点にあります。

この「JR島本」ですが、大阪側に1駅進めば高槻駅があり、併設小~高を伴う関西大が陣取っています。また、京都方面に2駅進めば長岡京駅があり、その南側には間もなく立命館中高が移転することが決まっています。

西大和学園が将来的に中高を移設、あるいは奈良の現校地を残したまま島本駅前に新校を作るとなると、大阪・京都の優秀な生徒が大量に流れてくることが予想されますので、関西大学中高及び立命館中高の双方に何らかの影響が出ることは間違いありません。

また、京都駅からの徒歩圏内には洛南中高が位置しています。こちらも京都府を代表する進学校で、西大和学園中高が島本の地に移転してくれば大きな影響を受けることになるでしょう。

さて、この島本という土地ですが、京都や大阪中心部はもちろん、JR沿線ということもあって尼崎・西宮といった兵庫県からであっても乗換ナシでアクセスできるなど、通学圏の「ヨコの広がり」についてもかなり期待が持てる位置取りであるのが大きなメリットになります。よって、兵庫県内にあって比較的大阪方面にアクセスしやすい位置にある進学校においても多少なりとも受験生の動向に変化が出てくるのではないでしょうか。

続いて、移転を受け入れる地域の側に立って少し考えてみたいと思います。

少子化や深刻な不況によって私立大の中には生徒集めに苦戦している所が多いので、大学を誘致出来たからといってすぐにその地域が活性化される、という時代ではありません。ですが、今回は「将来的に中高も移設予定」ということだそうなので、少し話が変わってきます。

西大和学園中高ほどの「実績を出している」「人気の高い学校」が島本に移転してくれば、関西大学が陣取る高槻、今後立命館中高が移転してくる長岡京近辺と合わせて、この「高槻~長岡京 間」が「高水準の教育を享受できる地域」として関西で広く認知され、評価が高くなることでしょう。

まだ構想段階の話ですから、今後どのような展開を迎えるかは分かりません。これからの動向に大注目です。

中高進学フェア

高槻中 入試回数増加へ

2011年8月9日 火曜日

高槻中が2012年度入試から入試回数を1回増やし、合計3回の入試機会となることが判明しました。

詳しい入試要項は下の画像の通りです(画像をクリックすると拡大します)。

高槻中 2012年度入試要項

赤い字にしているところが今年度からの変更点となる部分です。ポイントをまとめますと・・・

①20日(金)の入試日が「後期」として追加された
②昨年は火曜日に実施されていた「後期」が「中期」と名称を変える
③その中期ではこれまでの算国A・B分けが無くなる代わりに理科が追加となる
④これまでの60分だった算国それぞれの試験時間が50分に短縮

といった所が大きな変更点となります。

20日(金)に後期として新たに入試機会を新設されたのが最も大きな変更点となりますが、この金曜日というのは京都の洛星中が毎年後期を実施している日となります。そこにあえて入試日を当てることで、大阪から京都への受験生の流れを食い止めることを狙っておられるのではないでしょうか。

また、その後期は「社会選択型」と「理科選択型」の2パターンから入試科目を選ぶ、という形になります。社会・理科は問わず3教科の力を見たい、ということなのでしょう。

その「3科の力を見たい」という学校側の思いが来年度の中期(今春までの後期)の入試科目変更にも表れています。といいますのは、後期においては今春まで算国2科での受験が可能だった所、2012年度からは理科が追加になっているからです。

高槻中の後期が2科に変更となった年、中学受験の世界では大きな話題となりました。それからまだ5年ほどしか経過していないにも関わらず3科に戻される、ということは、おそらく後期の2科導入はいろいろな面であまり良い成果が出ていない、という学校内での評価に至ったのではないでしょうか。

中期・後期を含めて全日程で最低でも3科が必要となることになりますが、入試機会が1回増える今回の変更は高槻中を熱望している受験生たちにとって朗報でしょう。最後まであきらめずに頑張ってほしいと思います。

同志社香里中 後期入試実施へ!

2011年7月4日 月曜日

先日のエントリー「同志社女子中 後期入試実施へ!」では、同志社女子中が統一解禁日のみで実施していた入試に加え、同志社系列では初となる後期入試(日程は未定)を新設して入学者獲得に乗り出した件について、過去5年間の入試状況等も交えながらご紹介を致しました。

今回のエントリーでは、同志社系列校の1校である同志社香里中もまた後期入試を導入される件についてご紹介を致します。

詳しい入試要項については以下の画像の通りです(画像をクリックすると拡大します)。

同志社香里中 2012年度入試要項

赤字で示している部分が今年の入試からの変更点となります。

先にご紹介した同志社女子中との違いは次の通りです。

①入試科目は国算理社の4教科のみ
②前期はこれまで通り4科のみの判定
③後期は4科判定の他に国算理か国算社の2パターンの3科判定で最も高い者で判定

前期はこれまで通り4科での入試、ということになります。一方、後期については4科を必ず受験しないといけない、という点が同志社女子中と比べて厳しい条件になっているものの、3科での判定は国算社も含まれている、という点が同志社女子中には無い「ありがたい」点となっています。

こちらのエントリー「2011年度中学入試 結果分析③ ~大学附属校 その1~」でもご紹介していますが、同志社香里中はじわじわと受験者数を減少させてきています。

同志社香里中の入試状況についてまとめたのが下のグラフ等になります。

同志社香里中 これまでの入試状況

ご覧の通り、倍率はここ数年1.5倍で推移していますが、受験者数を見てみますと2007年度から2011年度にかけて徐々に減ってきていることがわかります。

最近では特にJR高槻駅前に完成した関西大学中の存在も大きく影響しているものと思われます。

同志社女子中と同じタイミングで同志社系列としては初めてとなる後期入試を設定されるわけですが、2012年度入試における最も大きな変更点ということで認識しておいてよいと思います。

気になる後期入試の日程は、同志社女子中同様にまだ決まっていません。続報を待ちたいと思います。

立命館大附属3中高 合同入試分析会&相談会 開催

2011年3月29日 火曜日

2010年春には関西大学中等部・高等部(高槻)と関西大学北陽中が開校し、関西大学の附属校が3校になりました。この件に代表されるように、関関同立の附属校や連携したコースがここ数年で急激に増えています。

大阪では関西大学附属3校が位置しており、今年の中学入試でも大変高い人気を博しましたが、京都では同志社大と立命館大それぞれの附属校複数が大変熾烈な争いをしています。

こちらのエントリー「大学附属校合同説明会 続々開催!」でもご紹介しましたが、昨年は(関西学院を除く)関関同立それぞれの附属校が大学の名の下に1つになって説明会を行う、というスタイルを確立した年でした。附属校それぞれが単体で学校の魅力をアピールしあうよりも、同志社系列なら同志社大を、立命館系列なら立命館大を、というようにそれぞれの大学の魅力や教育理念を前面に押し出して受験者獲得を狙う、という形です。

昨年は夏ごろの実施が目立ったこの「大学附属校の合同イベント」、2011年度入試が終わってすぐではありますが、立命館大の附属校3校が合同で入試分析会と入試相談会を実施することがわかりました。以下、詳しくご紹介します(クリックすると拡大します)。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

立命館附属校 入試分析会&入試相談会

立命館附属校 入試分析会&入試相談会

日時:2011年4月16日(土)10~12時
場所:ホテルグランヴィア京都
内容:入試分析会(中学)、入試分析会(高校)、入試相談会
特典:過去の入試問題(抜粋)と解答(抜粋)がもらえる

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

3校の附属校が一緒に入試の説明会を行うのは、今回が初めてだそうです。JR京都駅直結のホテルが会場となっていることもありますので、アクセス上も大変便利です。

立命館大の附属校が一度にわかるこのイベント、お見逃しなく。

関西大 オータムキャンパスに行ってきました

2010年12月9日 木曜日

関西大が11月20日(土)に実施されました秋のオープンキャンパス「オータムキャンパス」にお邪魔してきました。ちなみに、昨年もこのイベントには参加しました。その時の様子はこちらのエントリー「関西大 オータムキャンパス」でご紹介しています。

関西大 入口

昨年同様、今年のオータムキャンパスでも下でご紹介しているとおり本当にたくさんのイベントが用意されていました。

・関西大学概要説明
・学部別相談コーナー(人間健康・社会安全)
・学部イベント(人間健康・社会安全・理工系3学部)
・入試説明会(一般入試・センター利用入試)
・関大生によるオリジナルプログラム(文系編・理系編・一人暮らし編)
・関西大学学部まるわかり
・英語対策講座
・保護者対象説明会
・入試相談コーナー
・関大生への質問コーナー
・キャンパスツアー
・クラブ見学(体育会)
・学生団体イベント
・施設見学(総合図書館・博物館・年史資料展示室)
・資料配布コーナー

この中で今回参加したのは「学部イベント(社会安全学部)」「保護者対象説明会」「関大生によるオリジナルプログラム(一人暮らし編)」でしたが、特に一人暮らしについてのイベントでは大変楽しく、その上大切なことも教えて下さいましたので、今回はこのイベントについてご紹介したいと思います。

関西大は全国各地から入学者を集めている大学であることは皆さん想像されている通りだと思います。近畿地区以外で最も入学者が多い地域は「中国・四国地方」からで約2500名、次に多いのが中部地方で1600名程度、といった構成になっています。

こういった近畿地区以外の地域の方が関西大に入学すると、当然「一人暮らし」をする必要があります。このイベントでは、一人暮らしのことをしっかりと理解してもらうことと、不安を解消して入試に臨んでもらうことを目的として実施されたようです。

一人暮らしでまず気になるのが「費用面」です。今回のこのイベントでは、千里山・高槻・堺それぞれのキャンパス付近での家賃の相場が次のようなものであることもお教え下さいました。

千里山キャンパス周辺:3.6~6.5万
高槻キャンパス周辺:4.6~6.3万
堺キャンパス周辺:3.5~6.1万

大学から近い所ほど、また、オートロックがあるマンションだと家賃が高くなる傾向にあるそうです。

一人暮らし編

さて、このイベントの後半部分では、実際に一人暮らしをされている女子学生3人による発表がありました。3人がそれぞれ何県からやってきたのか?を本人が話している言葉を聞いて当てるクイズがあったりと、見ている私たちが楽しめるように工夫されていたのが印象的です。ちなみに、上の写真に写っている3人は長崎・高知・愛知からやってきたそうです。

また、もう1つ面白かったのが「一人暮らしをしていて助けられたアイテム」を3人のうち2人に紹介してもらうもので、1人が「ゆたんぽ」、もう1人が「めんつゆ」を実際に持ってきて紹介していました。

「ゆたんぽ」は冬の電気代節約に大変大きな効果があるのは皆さんにもお分かりだと思います。「めんつゆ」は、これ一本あれば煮物の類は間違いなくおいしい味に仕上がる、ということで薦められていました。

実際、一人暮らしをしている学生に聞くと「自炊」が一番困るそうです。特に、テスト期間中などは勉強時間を優先すると自炊する時間が無くなり、学食やその他の飲食店で済ませるようになってしまう傾向にあるようです。また、外食ばかりしていると今度は仕送りやお小遣いが減ってしまう・・・、ということで、頭が痛いようです。

しかし、自炊・掃除・洗濯のつらさや楽しさを知ることもそうですが、その他にもガス代・電気代・水道代の支払いの仕組みを知ったり、実際にどれくらいの費用がかかるのか、といったことを若いうちに身を持って知っておくと、その後の人生で大いに役に立つはずです。

特に男子諸君、今は女性も仕事を持って社会に出てバリバリ働く時代です。結婚後は夫婦で家事分担出来るよう、炊事・掃除・洗濯のうち何か一つでも得意だったり好きだったりするものを持っておくべきかと、個人的には考えます。そういった意味でも、一人暮らしはこれから先の長い人生を生きる上で大切にしてほしい事を学べるチャンスです。

学食ランキング

キャンパスをあちこち回っていますと、上の写真にもあるとおり「学食ランキング ベスト3」というものに出会いました。各学食で人気のあるメニュー3つずつを、写真付で紹介してくれています。実際に第1学舎1号館にある食堂で(今回のランキングには入って無いものですが)一ついただいてきました。

関大ランチ

上の写真のセットで何と280円!驚きです。ただ、お味噌汁が別売りですので、欲しい方はもう少し費用がかかります。

いろいろご紹介したとおり、本当に盛りだくさんの楽しいオープンキャンパスでした。

金光大阪中 第一回プレテストを終えて

2010年11月5日 金曜日

金光大阪中が10月16日(土)に実施された第一回プレテストの問題・結果などが届きました。受験者数の動向やプレテスト得点率と入試本番との相関関係、などについてもお聞かせいただきましたので、詳しくご紹介したいと思います。

まずは、受験者数についてお知らせします。今回のプレテスト受験者数は75名となっており、昨年の第一回プレテスト受験者数約50名と比べると、実に1.5倍もの数が集まりました。近畿地区の私立中学各校が生徒募集においてかなり厳しい状況となっている中、驚くべき伸び率となっています。

さて、プレテストで一体どれくらいの点数が取れれば入試本番での合格率が高くなるものでしょうか?

お聞きしたところ、金光大阪中のプレテストは「入試本番で出題する入試問題と量・難易度ともに全く同じ」ものにされておられるそうです。よって、「プレテストの得点率=現時点で予想できる入試本番での得点率」と考えてもよいと思います。

今回に限らず、どの回のプレテストでも「算国とも50%の得点率」があれば入試本番で合格出来る可能性がぐっと高くなる、とのことです。今回のプレテストを受験された方でこのラインに届いていない受験生の皆さんは、残りの2ヶ月ほどで算数・国語ともに半分はとれるよう、訓練していきましょう。

その訓練をしつつ、11月13日(土)と12月4日(土)に行われる金光大阪中のプレテストを「腕試し」の場として、これらの2回で算国それぞれで50%を取れるかどうかを確認しましょう。

金光大阪中では、入試成績によっては特待生として入学出来る可能性があります。Ⅰ型・Ⅱ型・Ⅲ型の3タイプの特待生制度があり、それぞれ給付される金額と入試時点で必要となる成績が異なります。以下、ご紹介しますと・・・

Ⅰ型特待生
入試成績:国算の両方が80点以上
給付内容:入学金・授業料の全額を3年間

Ⅱ型特待生
入試成績:国算の合計が150点以上
給付内容:入学金・授業料の半額を3年間

Ⅲ型特待生
入試成績:国算のどちらか一方が70点以上
給付内容:入学金

いかがでしょうか?特にⅢ型であれば手が届く、という受験生は多いのではないでしょうか?

お聞きしたところ、Ⅰ~Ⅲ型が適用されて入学してくる数は、例年全入学者の1/3以上となっているようです。また、特にⅠ型が適用されて入学してくる生徒については、6年後の大学受験の際には京都大・大阪大・神戸大といった最難関国公立大を狙えるレベルに到達している、というデータもあるようです。

先ほどもご紹介したとおり、金光大阪中のプレテストは入試本番の出題傾向とほぼ同じものとなっていますので、プレテストで上記の基準値に到達していれば、入試本番でも特待生基準に乗る可能性はかなり高いはずです。特待生での入学を狙っている受験生は、上記の基準を目標にして学習を進め、出来れば残り2回のプレテストで上記の値をクリアするようにしましょう。

残された学校説明会・プレテストは2回となっています。以下の画像で詳しい日程などをご紹介します(クリックすると拡大します)。

金光大阪中 入試イベント

JR高槻駅前には関西大学中等部が今春開校したり(詳しくはこちらのエントリー「関西大学 高槻ミューズキャンパス 行ってきました!」と「関西大学中高 今春入試を振り返って」)、2013年には立命館中高が長岡京に移転(詳しくはこちらのエントリー「立命館中高 長岡京市へ移転」と「立命館中高 長岡京市へ移転【続報】」)してきたりと、高槻近辺には強豪校が集まりつつあります。そんな中、野球や吹奏楽が強い、という財産があり、昔から教育活動を行ってきている金光大阪中。この機会にぜひ一度その魅力をご覧いただければと思います。

関西大学北陽中 2次実施日を変更へ

2010年7月7日 水曜日

関西大学北陽高の併設中学校として今春より開校した関西大学北陽中が、塾対象に説明会を実施されました。注目された今春入試の結果について詳しくお話いただいただけでなく、来年度入試に向けての大きな変更点が発表されました。

関西大学北陽中 説明会

説明会は関西大学 千里山キャンパスにある「関西大学BIGホール100」にて実施されました。

関西大学は「2010プロジェクト」として法人全体で様々な取り組みを行っておられました。関西大学北陽中の新設とあわせて、JR高槻駅前に新キャンパスを作り、そこに新しい小~高を新設することも行われていました。高槻に出来た新しい中高の様子については、以下2つのエントリーでご紹介しています。

関西大学 高槻ミューズキャンパス 行ってきました!
関西大学中高 今年の入試を振り返って

関西大学北陽中の教育目標としては「関西大学及び難関国公立大学への進学」とされており、昨年の春の段階では中高一貫校での指導経験がある先生方を数名採用され、カリキュラムを作られるなどして準備されていました。

注目された今年の入試ですが、120名募集のところ無事121名(男子69名 女子53名)が入学し、1期生の皆さんは元気に過ごされているようです。

入試を迎えるにあたって、学校の先生方が立てた目標としては「1次では定員の1.5倍の志願者数、2次は志願者300名以上」だったそうですが、共に達成されておられます。

ここからは今春入試結果に関する詳しい情報を順にご紹介してまいります。

関西大学北陽中の出願締め切りが早めに設定されていた都合上、他校との「W出願者」が非常に多かったようです。それを物語るエピソードとして、1次男子1位で合格した受験生は系列校である関西大学第一中とのW出願だった、という事をご紹介下さいました。この方は試験当日関西大学第一中ではなく関西大学北陽中を選んだ、ということですね。

中学入試統一解禁日に実施された1次に合格したにも拘らず入学を辞退した方が8名おられたそうです。関西大学北陽中を「滑り止め」として受験した、ということになります。辞退された方の主な第一志望先としては、大阪教育大学附属池田中・関西創価中・大阪女学院中といった、統一解禁日に入学試験が行われていない中学の名前が挙げられています。

1次の合格最低点を見てみますと、女子は男子よりも5点下回っています。とある入試相談イベントでは男子:女子=3:1の着席になるなど、昨年1年間を通してどうやら女子からの反応が鈍かったようです。それが最後まで影響して女子の受験者数が男子よりも下回った、ひいては合格最低点にも影響を及ぼした、ということになります。

変わって2次の話題です。2次での入学者36名に第一志望校を調査され、得た回答をご発表下さいました。それによりますと、関西大学第一中17名、同志社香里中9名、関西大学中等部3名、関西学院中・同志社中・同志社女子中・立命館中・大阪教育大学附属池田中・大阪女学院中・三田学園中 各1名となっており、関関同立の附属校受験者が33名、率にしてなんと92%を占めています。

阪急京都線 上新庄駅という、兵庫県・京都府ともに無理なく通える立地にある学校なだけに、この2つの府県からの志願動向に注目していましたが、結果としては兵庫県からの受験者が多く、逆に京都府からの受験者は少なかったようです。これを受けて、今年は兵庫県でさらに積極的に宣伝活動を行うそうです。

さて、今春入学者の様子、ということで入学後のベネッセの模試結果についてご紹介いただいたのですが、成績の上位数十名については「非常に力がある」一方で、成績下位数十名はこれからしっかりサポートして指導しないと関西大学への内部進学も・・・、という成績だったそうです。この点については今後の課題として学校でしっかりと取り組まれることでしょう。

さて、来年2011年度入試について、いくつか変更点があります。

①2次の実施日を半日前倒しし、16日(日)午後(14時半開始)へ
②募集定員を1次で男女各5名減らして各40名募集、その分2次は10名増の男女40名募集に

①については非常に大きな変更点となります。関西大学第一中の面接は12時30分に終了することが確定しておりますので、それとの掛け持ちを可能にしたということになります。この変更によって、15日(土)・16日(日・午前)は関西大学第一中、16日(日・午後)は関西大学北陽中、17日(月)は関西大学中等部という併願パターンが可能になります。

特に関西大学第一中の合格発表後に入試を行うと欠試者が続出するので、関西大学第一中の合格発表前に2次を何としても持っていきたい、ということと、関西大学中等部より後ろに入試日を設定すると受験者が集まらないことは明らかだ、ということを鑑みての措置だそうです。

②による入試難易度の上下が気になるところですが、今春入学者のデータを見て判断する限りでは、秋以降の五ツ木駸々堂模試で偏差値50あれば1次、偏差値55程度あれば2次、それぞれの合格ラインには到達するものと思います。

プレテストですが、今年も実施されます。下記のとおり11月3日(祝)に実施されます。

関西大学北陽中 プレテスト

受験料として1000円かかりますが、関西大学の附属校3校の中で唯一のプレテストを実施校ということもありますので、関西大学第一中や関西大学中等部を受験する予定の方であってもこの関西大学北陽中のプレテストは受けておくとよいでしょう。

高校入試結果や来年度入試に向けての情報についてもこの説明会でお話いただきました。それについてはまた後日のエントリーでご紹介いたします。

関西大学中高 今春入試を振り返って

2010年6月8日 火曜日

関西大学中高の塾対象説明会が行われましたので、ご報告いたします。なお、先日のエントリー「関西大学 高槻ミューズキャンパス 行ってきました!」では新キャンパスの様子ならびに開校記念式典の様子をご紹介していますので、そちらも合わせてご一読ください。

関西大学中高 説明会

今回の説明会は、今春行われた入試の結果と入学した生徒たちの様子をお教えいただくことがメインでした。

まず、中学校の方からご紹介していきましょう。

今春入試においては、特にB日程での不合格の多さ・追加合格による混乱がありましたので、それについて少しお話がありました。B日程受験者の併願先として、男子は洛星・高槻・六甲、女子は四天王寺・神戸海星といったところを挙げられておられたことからも、B日程では相当レベルが高い(ss65以上)受験生が大量に受験してきたことが原因となっているようです。

ここからは説明会でおっしゃられた内容ではないことを前置きした上で申しますと、そういった受験生たちは当然合格ラインに到達しますが、初日・2日目で他校を合格しているケースが多く結局は関西大学中への入学には至らず、それにより同校は結局一旦引いた合格ラインから大幅に下げて追加合格を出さざるを得ず、結果として混乱が起こったのではないかな?と推測しています。

また、今回の入試と五ツ木駸々堂模試との相関に関するデータについても公表いただきました。A日程ではss57、B日程ではss62が合格者のおおよそのラインとされており、AとBでは5ポイントの開きが出ただけでなく、B日程は当初の予想を大きく上回る合格者のラインとなっているのが驚きです。

さて、科目別平均点が発表されておりましたが、科目間でばらつきがあるものの4教科総合においては学校側が当初目していた「平均60~65%」というレンジにほぼ収まっているのが特徴です。昨年秋に配布された「出題の狙い」で記載されていた「思考力・記述力を問う」という内容通りの出題内容だったようです。

続いて、高校入試についてもご紹介いたします。

専願126名・併願81名を集め、最終的には男子67名・女子63名が入学しました。公立高校無償化による公立高校人気である一方で同高は授業料が年間100万近くかかるというハンデがある上、定員増加による公立の倍率低下という逆境の中、新設1年目としてはよく集まったと分析しています。

科目別平均点についても発表されましたが、英語の平均点が他の4科と比べて著しく低くなっており、「受験生が充分に慣れていない記述型の問題が多かったから」と分析されていました。来年受験予定の方は、英語の過去問を解く際にこの点を覚えておきましょう。

大阪府以外からの受験者数は、京都府23名・兵庫県24名・滋賀県9名・他1名となっていることも発表されました。兵庫県からの受験者数が京都府とほぼ同数、ということが驚きです。

気になるレベルですが、学校側の集計によりますと専願でss58程度、併願ならss60は超えないと合格は難しかったようです。

さて、説明会の後に校舎内をご案内いただいたのですが、写真はNGとのことでしたので、残念ながらそちらの様子はお伝え出来ません。代わりと言っては何ですが、ミューズキャンパスの食堂のディスプレイを一枚撮ってきました。

ミューズC 食堂

「いかにも大学の食堂」といった感じです。「この食堂は中高生も利用できるのですか?」と食堂の方にお伺いしますと「はい、でも中学生は給食です。」と言われていました。

中学生は給食なのでともかくとして、高校生が大学生が利用するこのような恵まれた所で食事が出来るなんて・・・。非常にうらやましい学生生活です。