追手門学院中高 高槻に移転か?

2012年8月22日 水曜日

JR茨木駅、阪急茨木市駅・同石橋駅、といった所からスクールバスに揺られて通学する必要がある追手門学院中高ですが、今後の展開次第ではもうスクールバスに乗る必要がなくなることになりそうです。

追手門学院中高が移転する可能性がある、という情報をキャッチしました。

候補地となっている所はいくつかあるようで、正式にも決定していないようですが、候補地の中でも最も有力視されているのがJR摂津富田駅から徒歩すぐの所にあるパナソニックの高槻事業場、だそうです。もしこの地への移転が正式に決定した場合、スクールバスに乗らなくても駅から歩いて学校に行けることになり、アクセス面で大変有利になります。

また、こちらのエントリー「西大和学園 JR島本駅前に大きな一手」やこちら「続報! 西大和学園の島本町進出」でご紹介をしたJR島本駅前への西大和学園の進出、こちら「立命館中高 長岡京移転と新コース体制」で詳しいことをご紹介したもののこちら「立命館中高 キャンパス移転を1年延期」で移転が1年延期になることをご紹介した立命館中高の長岡京への移転、といった人気校の新開校あるいは移転がありますし、すでに関西大学の附属校である関西大学中等部・高等部も大学の新キャンパスと共に開校していることも考えますと、ここしばらくの間でJRあるいは阪急の高槻近辺が非常に注目を集めています。

今回のこの追手門学院中高の移転がパナソニック工場の跡地に移転することになれば、更にこの高槻~長岡に人気校が増えることになり、この地域はさながら「学校銀座」といった風情の土地になることでしょう。

加えて、これもまだ確定した話ではないようですが、移転先には追手門学院大の新キャンパスも併置される予定もあるようです。しかも、既存学部を移転させるのではなく、これを機に新しい学部を作るという構想があるようで、いくつかの情報筋からは「看護学部ではないか?」という声があります。設置が後発となった大学であっても、看護学部・学科に関してはどの大学もレベルが高い受験生が多く集まっていますので、こちらについても実現すれば非常に面白いことになると思われます。

追手門学院中高の今後の動き、大変気になるところです。

高槻中 伸びる大学合格実績と中学入試受験者数

2012年7月12日 木曜日

高槻中の塾対象説明会にお邪魔してまいりました。

高槻中

学校での新しい歩みと従来からの教育内容についてまとめます。

高槻中高では昨年から改革に着手されており、東京などの様々な学校を訪問・研究されてきたそうです。その結果、「卓越した語学力と国際的な視野を持って世界を舞台に活躍できる次世代のリーダーを養成する」ことを学校の使命とされ、今改革に取り組まれているようです。

進学等の目標については以下の通りであると発表されました。

①難関国立10大学(旧帝大+神戸大・一橋大・東工大) 130名入学
②国公立医学部+大阪医科大 40名入学
③中学3年学年末 英検2級 130名合格

教育面においては、特に英語に関して大きなテコ入れが行われています。通常6時間の授業に加え、ネイティブによる20人規模の会話中心の授業を週3時間実施(H25入学生から中学3年間、今年度入学制は週2時間で試行中)されています。

また、全教室に電子黒板(85インチ)をこの夏に新設置、希望の教員全員にiPadを配布。スピード感のある授業展開と新しい教育を目指されています。

英語ではすでに導入している習熟度別授業ですが、数学でも中3・高1で導入するそうです。

最近、高槻中高が注目を浴びるようになってきたのは、ひとえに「大学合格実績の向上」があるからだと分析しています。気になる今春の大学合格実績については以下のようなものとなっています。

①国公立大の現役合格者数は109名、昨年103名から微増。過去10年間では2位の数。
②現役進学率は55%、4年ぶりに50%を超えた昨年の56%とほぼ同率。
③大阪大の現役合格者数は20名、浪人の16名も含めた36名は歴代1位の数。
④国公立大医学部医学科は現役で9名、過去10年間で2位の実績。浪人生の合格者数15名を加えると24名が合格。

そんな大学合格実績の向上を受けて、高槻中は今春受験者数が大きく増えています。その辺りのことを細かくご紹介したいと思います。

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吹田東高 定員割れ校から脱却した理由

2012年5月14日 月曜日

大阪府立吹田東高の説明会にお邪魔をして参りました。

吹田東高①

説明会開始直後いきなり「本校は校則が厳しい学校です」と言われ、少々驚きました。受験生及び在校生からの評価としてもこの点が多く挙げられるようになってきている、ということを合わせてご紹介されました。

その「厳しい校則」ですが、具体的には「茶髪・化粧・ピアス禁止」「携帯電話は校舎玄関に設置の個人ロッカー内に入れ、下校までは一切触らせない」「遅刻が少ない(年2000件程度で、多い学校はこの10倍はあるそう)」といった点が挙げられます。

吹田東高では約10年前から「スイヒ改革」なるものが着手されています。様々な取り組みのご紹介をお聞きする限りでは、その改革が軌道に乗って良い形で循環していることが伺えました。

具体的にいくつか取り組みをご紹介します。まず、1・2年生で確かな学力の定着と向上を図るために、以下の取り組みを行われています。

①英語・数学・国語の小テストを週1回実施することで基礎学力を向上させる
②漢検・英検は全員受験が必須
③大阪大と提携し、阪大生を「校内家庭教師」として派遣してもらう「青葉台セミナー」
④大手予備校の講師による講習を実施する「S講座」
⑤全国模試は年2回受験(高3は年3回)

特に④については関関同立を狙うレベルの内容となっているため、生徒たちからは「難しい」との声があるそうです。しかしながら、吹田東高では関関同立に一般入試で合格させることが最大の目標とされているため、この講座についてはこのレベルで今後も進められるそうです。

また、3年生には以下の取り組みがあります。

①年間を通じての放課後講習・夏期講習(国語・数学・英語)
②大手予備校の講師による講習を実施する「S講座」、文系は英語・国語、理系は英語・数学

厳しい校則、上記のような学習面での取り組みなどは高校受験生たちにどのように映っているのでしょうか?受験生たちからの「評価」の1つとして測ることができる入試結果についてご紹介します。

今春の吹田東高の倍率は1.28倍、第1学区内の後期入試実施校の中では7番目に高い倍率となりました。数年前は定員割れが出るほどの学校でしたが、ご紹介したような取り組みが評価されて定員割れからの脱却に成功しておられます。

今春入学者の男女比は130:190で、女子が圧倒的に多い学年となっています。女子に人気となっている理由としては「変更した制服が人気となっている」とご紹介がありました。

吹田東高②

こちらが制服の写真です。特に女子はカッターシャツの色のバリエーションが豊富に用意されている点が特にウケている理由なのではないでしょうか?

在籍生徒の地域別割合は以下の通り(カッコ内は前年の占有率)となっています。

吹田市 40.6%(37.5%)、茨木市 35.6%(39.7%)、大阪市 11.3%(9.4%)
摂津市 6.8%(8.4%)、箕面市 2.8%(1.9%)、豊中市 1.9%(1.4%)
高槻市 0.9%(1.4%)

吹田東高が第一志望であったかどうか?の調査結果3年分は以下の通りです。

第一志望だった 現高1生 59.3% 現高2生 68.6% 現高3生 65.7%
現高1生で「いいえ」と回答した生徒の第一志望校:山田、北千里、槻の木、高槻北、刀根山
咲くやこの花、大阪ビジネスフロンティア、千里、箕面、摂津、春日丘、三島、市立東
千里青雲、吹田、関大北陽

特に今年は山田高の第一志望者が50名ほどいたそうで、年々第一志望校の顔ぶれや人数構成が変わってきているそうです。

高校入試に備えて塾に行っていたか?の問いに対する過去3年分の回答は以下の通りとなっており、吹田東高に入学するための塾での対策が重要になってきていることがわかります。

現高1生 85.2%、現高2 82.3%、現高3生 80.2%

学習面・生活指導面ともにしっかりとした面倒見で生徒をひっぱって着実に成績や大学合格実績を上げ、結果として高校入試において人気・レベルとも上昇傾向に入っています。スタートした当初は大変なご苦労があったと思われる「スイヒ改革」は、今完全に軌道に乗っています。

私立中学校 入試結果報告セミナー 今年も開催

2012年4月23日 月曜日

毎年4月下旬に西宮で実施されます、「私立中学校入試結果報告セミナー」ですが、今年も開催されることが発表されました。早速ご紹介いたします(画像をクリックすると拡大します)。

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私立中学校 入試結果報告セミナー

私立中学校入試結果報告セミナー

日時:2012年4月27日(金) 10時半~15時
場所:西宮市フレンテホール(JR西宮駅南側すぐ)

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参加校の顔ぶれを見ていますと、昨年までご参加されていなかった高槻中・同志社香里中・帝塚山中といった人気校の名前も見えます。これら3校は今年の中学入試において受験者を増やした学校たちですので、来年度入試に向けての動向が気になるところです。

また、このイベントは数校合同で実施されるタイプの説明会ですが、通常の「ブースによる相談コーナー」の他に「各中学校の入試ご担当者によるミニ講演会」が催される点が他の説明会と大きく異なる点です。

昨年は会場の都合上12校だけしかミニ講演会の実施が無かったのですが、今回は上の画像の通り32校もの講演が3会場に分散して実施されます。

開成教育グループ 入試対策課はここ数年、毎年お邪魔させていただいていますが、このミニ講演会で思いもよらない「ウラ情報」や新年度入試に向けてまだ発表されていないネタなどが聞けるなど、たいへんありがたい会となっています。

今年はどんな爆弾情報が飛び出すでしょうか、今から楽しみです。

大阪青凌中高 「学校初」が続出の今春入試

2012年4月17日 火曜日

高槻の地で着実に「進学校」としての評価を手にしつつある、大阪青凌中高の今春入試結果や大学合格実績をご紹介します。

まずは中学入試結果です。

ジュニアS及びジュニアAのコース制となって今年4年目の入試となりましたが、今年は両コース合計で48名が入学。昨年は44名、一昨年は36名だったことを考えると、着実に入学者数が増えています。後述する大学合格実績がここ数年非常に好調なことが募集状況にも好影響を与えていることは明らかです。

なお、今年のコース・男女別入学者数は以下の通りとなっています。

ジュニアS 男子13名・女子10名 計23名
ジュニアA 男子18名・女子7名 計25名

今年は特に長岡や桂といった京都方面、尼崎方面からの受験者が多い一方で、枚方方面からの受験者が減ったようです。

続いては高校入試の結果です。

今春は349名が入学、学校始まって以来最多の入学者数となったそうです。昨年は275名の入学者数でしたから、75名の増加ということになり、大幅な伸びであることもわかります。なお、受験者数自体も180名の増加となっています。

女子比率も大きく変わっています。今年入学した女子の数がこれまでよりも大幅に増えており、今年は349名中144名、割合にして41.3%となりました。

クラス数としては特進S 1クラス・特進2クラス・進学6クラス、合計9クラスとなりました。特に、特進コースが2クラスとなったのも学校としては初めてのことで、今年の入試結果の中で最も喜ばれている点がこの点だそうです。

ただし、来年度7クラス以上の受け入れとなるとHR教室の面で支障が出てしまう恐れもあるようです。特に、進学コースに合格するのに必要となる成績がアップする可能性が高いことを添えておきたいと思います。

公立高からの戻りは133名、率にして14.6%。昨年は10%を割り込んでいたので、こちらも大きな伸びとなっています。特徴的なのは、その133名中40数名が枚方方面からの入学となっており、枚方から大阪青凌高に目が向いていることがわかるデータとなっています。

ただし、公立高からの戻りのうち特進は30名ほど、特進Sにいたっては2名だけとなっており、圧倒的多数が進学コース生であるそうです。この点に関しては大阪青凌高の目下の課題なのではないでしょうか。

中学校から6年一貫で学んでいる生徒たちの動向も気になります。今年の中学からの内部進学生はジュニアS及びジュニアAの2コース制となった1期生となっており、併設高へ内部進学した22名はそれぞれ特進Sに13名・特進に4名・進学に5名が行き先として決まったようです。ジュニアAコースの生徒であっても特進Sへ内部進学している例もあるそうですから、中学時のコース名で高校進学時のコースを杓子定規で決めるのではなく、生徒の成績と希望を考慮して行き先を決定していることがわかります。

大学合格実績ですが、こちらにも「学校初」が続出しています。

今春卒業生は特進S及び特進の在籍生数が少なく、条件的に非常に厳しい学年だったことが前提として挙げられます。その点をご承知おきの上、以下読み進めていただきますと今年の大阪青凌高の大学合格実績がどれだけ素晴らしいものであるかがより一層わかりやすくなるでしょう。

現役国公立大合格者数は18名でした。昨年17名・一昨年8名と着実に伸びている、勢いを維持していることがわかります。また、浪人も含めると国公立大は22名、国公立大合格者数が20名を超えたのは「学校初」であるだけでなく、浪人4名中京都大が2名となっており、京都大の複数人数合格も「学校初」となっています。

特進Sコースは今年3期生が卒業、今や「2人に1人が国公立大」の所まで来ているようで「特進S生は国公立大へ」という図式がもう間もなく完成する勢いですが、一方で国公立大合格者の中には進学コースからも山口大を現役で合格している者も出てきており、進学コースのポテンシャルの高さを示しています。

6年一貫で中学から大阪青凌で学んでいる生徒たちの国公立大合格状況ですが、神戸大・滋賀大・和歌山大(2名)・奈良県立大の5名となっているそうです。

国公立大で大きな成果が出た一方で、課題も見受けられます。特に今年は関西大の合格者数が半減している点がつらい点です。ただ、反対に龍谷大は倍増していますので、あと一押しで関西大に届いたのに、という層が多かったのではないかと推測します。関関同立レベルの大学に通すために特進や進学に籍を置く生徒を鍛えるということが今後の課題なのではないでしょうか。

高校入学者数の多さ、高校特進コースが2クラスになったこと、国公立大合格者数20名超え、京都大複数人数の合格、という点で「学校始まって以来の最多数」を記録した大阪青凌中高。来年度入試もこの勢いは止まることはないと思われます。

2012年度近畿地区中学入試 入試日程⑥

2011年11月24日 木曜日

2012年度近畿地区中学入試 入試日程①
2012年度近畿地区中学入試 入試日程②
2012年度近畿地区中学入試 入試日程③
2012年度近畿地区中学入試 入試日程④
2012年度近畿地区中学入試 入試日程⑤
に続くエントリーです。2012年度近畿地区中学入試における各校の入試日程の位置取りを府県ごとにご紹介し、大きな動き・トピックスや府県ごとの特徴などをご紹介しているシリーズです。

今回は「番外編」とでもいいましょうか、このシリーズ①~⑤でご紹介した入試日程を総合的に見て「来年度入試ではこんな併願パターンが出来る」という例を、2つばかりご紹介したいと思います。

まずは「清風中が統一解禁日午後で新入試を導入」「高槻中が洛星中の後期と同日に入試日を新設」「西大和学園中が入試回数1回減+午後入試化」といった形で話題が集中している、男子難関~上位校の併願パターンについて考察してみたいと思います。

下の画像は、先にご紹介した清風中・高槻中・西大和学園中などを中心とした男子校及び共学校の難関~上位校における入試日程の位置取りを示したものです。

男子難関~上位校 例

男子が受験可能な難関~上位レベルの学校でやはりキーポイントとなるのが西大和学園中の位置取りです。それと同じく、大阪桐蔭中の1回目・2回目の午後入試も大変絶妙な位置取りにいることから、併願パターン作成の際には通らざるを得ない道となっていることがわかります。

図内に黄色く示されている所を順番に受験していくと考えた際、何と14日(土)~20日(金)の1週間の間に実に10校受験が可能となります。

・・・男子受験生でこういった難関~上位校を狙われている皆さん。実際にはここまで過酷な併願パターンとされるご家庭は無いとは思いますが、「1日に2校の入試を受ける」ことや高槻中の後期など「遅くの日程まで頑張る」といった形が来年度入試では起こり得ることで、今回図内で黄色く示したような併願パターンに限りなく近い形となる方が出てくるかもしれません。そうなった場合は「持久力勝負」となります。

「持久力」というのは何も体の面だけを指しているのではなく、むしろ精神面でやる気や根気が持続する方のことがより重要になるでしょう。今のうちに周りの受験生よりもタフな体・精神力を持てるように意識しておきたいものです。

さて、男子難関~上位校では過酷な併願パターン設定が可能であることをお示しした次は、今や大人気の大学附属校の併願パターンです。

数々の男子校と同様に、今年は特に大学系列校の入試日程に大きな変更が出ています。ご存知の通り、同志社香里中と同志社女子中において後期日程が新設される、という点がそれです。

関関同立各大学が直接運営している附属校、あるいはそれに限りなく近い形での運営・内部進学状況となっている学校の入試日程を以下にまとめてみました。

大学附属校 例

男子校の時と同じように、黄色く示している部分をたどるような形で併願することが可能である、ということをお示ししています。

上の画像内の通りに受験しますと、14~16日の3日間で関関同立すべての附属校を制覇することが可能となります。同志社女子中がパターン内に混ざっていますので女子限定のものとなっていますが、15日午前を立命館中・16日午前を同志社香里中とすれば男子受験生でも関関同立の横断が可能となります。

「関関同立附属校 全制覇!」を目指す受験生が出て来てもおかしくは無い日程である、ということがわかります。

しかし、「そんな受験生はいないだろう」とお思いかもしれませんが、実際に今年度入試においては同志社中・立命館中・関西大学中の順番に3日間受験を続けた受験生もおりました。

と、2例とも少し極端な併願パターンの組み方となっている例でしたが、こんなことが出来るぐらい2012年度中学入試は入試日程が混沌としている、ということを申し上げたいのです。

全6回続きました中学入試日程のシリーズは今回で終了となります。一連のエントリー・情報が受験生の皆さんのお役に立てば幸いです。

2012年度近畿地区中学入試 入試日程①

2011年11月10日 木曜日

近畿地区の中学入試統一解禁日は2012年1月14日(土)となっており、残りあと約2ヶ月となりました。

毎週土曜・日曜になりますとあちこちの学校で説明会・オープンスクール・プレテストといった受験生対象の行事が実施されています。受験生とその保護者の皆さんにおかれましては相当忙しい毎日をお過ごしのことと思います。

今回から数回のエントリーで、近畿地区中学入試における各校の入試日程についてまとめてみたいと思います。これらのエントリーでは、府県別あるいは府県を越えて各校の入試日程の位置取りを把握していただけます。

1回目となる今回は、大阪府男子校・女子校の位置取りについて確認していきたいと思います。下の表をご覧ください(画像をクリックすると拡大します)。

近畿地区中学入試 入試日程①

※作成には万全を期していますが、入試日程は各校入試要項等で必ずご確認下さい

14日(土)~16日(月)は午前・午後それぞれに欄を設けておりますが、それ以降の日程については分けずに記載しています。その関係で、17日(火)以降で午後入試を行う所については黒丸印の前に「P」と入れています。お知りおきの上、表をご覧ください。

黒丸のあるところは入試を実施するところ、ということになりますが、その丸の位置が全体的に左寄りに分布していることがすぐに分かると思います。つまり、各校とも統一・解禁日以降出来るだけ早い時期に入試を終えたいということで、このような日程を組まれています。

2012年度大阪府男子校・女子校において、土日連続で入試日を設定しているのは以下の通りとなっています。

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14日(土)・15日(日) 連続入試実施校
(大阪府男子校・女子校)

男子校(4校中1校 25.0%)
明星中

女子校(17校中12校 70.6%)
大阪薫英女学院中・大阪信愛女学院中・大阪聖母女学院中・金蘭会中・堺リベラル中・樟蔭中
城南学園中・聖母被昇天学院中・相愛中・帝塚山学院中・梅花中・羽衣学園中

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日程面において、今年は特に大阪府の男子校で大きな動きがあります。1つが「清風中が統一解禁日午後に新形態の入試を導入する」こと、もう1つが「高槻中が20日(金)に入試日程を追加する」というものです。

清風中については「清風中 理Ⅲ選抜試験を統一解禁日午後に実施!」と「清風中 前期理Ⅲ選抜には遅刻者対応時間割あり!」で、高槻中の入試日程増については「高槻中 入試回数増加へ」で、それぞれ当ブログで過去にご紹介をしています。

高槻中が新たに入試日として設けた20日(金)は、京都府を代表する進学校の1つである洛星中の後期とバッティングしています。例年、多数の優秀な受験生が洛星中の後期試験にやってきています。高槻中の思惑としては、大阪・兵庫の受験生で最後まで頑張る成績優秀生たちを京都に送らずに高槻でせき止めてしまおう、ということなのではないでしょうか。

また、近畿地区の中学入試においては「午後入試」の実施校数が増加傾向にあります。大阪府男子校・女子校で午後入試を導入されている学校には次のような所があります。

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午後入試導入校
(大阪府男子校・女子校)

男子校(4校中1校 25.0%)
清風中(前期理Ⅲ選抜)

女子校(17校中5校 29.4%)
大阪薫英女学院中(B日程2次)・樟蔭中(B・C入試)・城星学園中(B・C日程)
帝塚山学院中(2次)・羽衣学園中(2次A・B・C)

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清風中が2012年度から午後入試を導入されることとなり、大阪府男子校でも午後入試実施校が初めて出現したことになります。一方で、女子校では常套手段してここ数年午後入試を実施されている学校が多いのが特徴です。女子校の人気が今一つの状況の中、他校の入試が終了したあとの午後に入試日を構えることで、より受験してもらい易く配慮されています。

次回のエントリーでは大阪府共学校の入試日程の位置取りをご紹介いたします。

私立中高合同入試説明会 フレンテ西宮で開催

2011年10月24日 月曜日

来る10月28日(金)に、出版社さんが主催される私立中高の合同入試説明会が西宮で実施されます。詳しくは次の通りです(画像をクリックすると拡大します)。

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私立中学校・高等学校 入試説明会

私立中高入試説明会(10月28日)

日時:10月28日(金) 11~15時
場所:西宮市フレンテホール(JR西宮駅南側すぐ、フレンテ西宮5階)
内容:
・各学校の担当者とマンツーマンの相談コーナー(ブース形式で、教育内容や合格の可能性などの相談ができます)
・総合相談コーナー(教育の専門家による進路や学習など全般的な相談ができます)
・パンフレットコーナー(参加校すべてのパンフレットがそろいますが、品切れの場合がありますのでお早めに)
特典:スタンプラリー方式で受験情報誌をプレゼント

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兵庫県の西宮という場所での実施であるにもかかわらず、例えば近畿大学附属中高・清風南海中高・高槻中高・明星中高といったちょっと離れた場所の学校や、遠くは奈良県から帝塚山中高・東大寺学園中高・奈良学園中高・西大和学園中高、京都府からも洛南中高・立命館中高が参加されるなど、そうそうたる参加校が並んでいます。

もちろん、地元兵庫県からも関西学院中高・神戸海星女子学院中・甲陽学院中・須磨学園中高・六甲中といった所も参加されています。

特に中学受験生たちにおいてはそろそろ併願パターン・出願先を真剣に考え始める時です。最終確認ということで、各校のブースに出向いて「気になる点」を徹底的に解消しておきたいものです。

西大和学園 JR島本駅前に大きな一手

2011年8月24日 水曜日

奈良県にある学校法人西大和学園が、大阪と京都の中間地点に当たる「JR島本駅前」に大きな一手を打つ予定があることをキャッチしました。

すでに島本町の「まちづくり協議会」で具体的な話が出ているようです。大まかには次のような点について西大和学園で検討されているようです。

①JR島本駅前に看護・医療系大学を新設(2014年開学予定)
②将来的には中高も移設
③教育・医療関係附属施設も併設予定

①についてですが、現在奈良県に同学園が経営する白鳳女子短期大がありますので、それを大学に昇格させて移転することが予想されます。が、当然まだ具体的なことは明らかになっていません。

大学の新設も気になる所ではありますが、それ以上に注目すべきは中高の移転が計画されている点にあります。

この「JR島本」ですが、大阪側に1駅進めば高槻駅があり、併設小~高を伴う関西大が陣取っています。また、京都方面に2駅進めば長岡京駅があり、その南側には間もなく立命館中高が移転することが決まっています。

西大和学園が将来的に中高を移設、あるいは奈良の現校地を残したまま島本駅前に新校を作るとなると、大阪・京都の優秀な生徒が大量に流れてくることが予想されますので、関西大学中高及び立命館中高の双方に何らかの影響が出ることは間違いありません。

また、京都駅からの徒歩圏内には洛南中高が位置しています。こちらも京都府を代表する進学校で、西大和学園中高が島本の地に移転してくれば大きな影響を受けることになるでしょう。

さて、この島本という土地ですが、京都や大阪中心部はもちろん、JR沿線ということもあって尼崎・西宮といった兵庫県からであっても乗換ナシでアクセスできるなど、通学圏の「ヨコの広がり」についてもかなり期待が持てる位置取りであるのが大きなメリットになります。よって、兵庫県内にあって比較的大阪方面にアクセスしやすい位置にある進学校においても多少なりとも受験生の動向に変化が出てくるのではないでしょうか。

続いて、移転を受け入れる地域の側に立って少し考えてみたいと思います。

少子化や深刻な不況によって私立大の中には生徒集めに苦戦している所が多いので、大学を誘致出来たからといってすぐにその地域が活性化される、という時代ではありません。ですが、今回は「将来的に中高も移設予定」ということだそうなので、少し話が変わってきます。

西大和学園中高ほどの「実績を出している」「人気の高い学校」が島本に移転してくれば、関西大学が陣取る高槻、今後立命館中高が移転してくる長岡京近辺と合わせて、この「高槻~長岡京 間」が「高水準の教育を享受できる地域」として関西で広く認知され、評価が高くなることでしょう。

まだ構想段階の話ですから、今後どのような展開を迎えるかは分かりません。これからの動向に大注目です。

中高進学フェア

高槻中 入試回数増加へ

2011年8月9日 火曜日

高槻中が2012年度入試から入試回数を1回増やし、合計3回の入試機会となることが判明しました。

詳しい入試要項は下の画像の通りです(画像をクリックすると拡大します)。

高槻中 2012年度入試要項

赤い字にしているところが今年度からの変更点となる部分です。ポイントをまとめますと・・・

①20日(金)の入試日が「後期」として追加された
②昨年は火曜日に実施されていた「後期」が「中期」と名称を変える
③その中期ではこれまでの算国A・B分けが無くなる代わりに理科が追加となる
④これまでの60分だった算国それぞれの試験時間が50分に短縮

といった所が大きな変更点となります。

20日(金)に後期として新たに入試機会を新設されたのが最も大きな変更点となりますが、この金曜日というのは京都の洛星中が毎年後期を実施している日となります。そこにあえて入試日を当てることで、大阪から京都への受験生の流れを食い止めることを狙っておられるのではないでしょうか。

また、その後期は「社会選択型」と「理科選択型」の2パターンから入試科目を選ぶ、という形になります。社会・理科は問わず3教科の力を見たい、ということなのでしょう。

その「3科の力を見たい」という学校側の思いが来年度の中期(今春までの後期)の入試科目変更にも表れています。といいますのは、後期においては今春まで算国2科での受験が可能だった所、2012年度からは理科が追加になっているからです。

高槻中の後期が2科に変更となった年、中学受験の世界では大きな話題となりました。それからまだ5年ほどしか経過していないにも関わらず3科に戻される、ということは、おそらく後期の2科導入はいろいろな面であまり良い成果が出ていない、という学校内での評価に至ったのではないでしょうか。

中期・後期を含めて全日程で最低でも3科が必要となることになりますが、入試機会が1回増える今回の変更は高槻中を熱望している受験生たちにとって朗報でしょう。最後まであきらめずに頑張ってほしいと思います。