2016年度 近畿地区中学入試 入試日程②

2015年10月30日 金曜日

近畿地区の中学入試ですが、2016年度入試における各校の入試要項が出揃い、全体的な様相がつかめる状況になっています。

当ブログでは、前回から全7回のシリーズで来る2016年度近畿地区中学入試の動向について簡単にご紹介をしています。

初回となる前回は大阪府内男子・女子校の入試日程についてご紹介をしましたが、今回は大阪府内共学校の入試日程についてご紹介を致します。

次の画像は、2016年度入試において各校がどの日程で入試を実施するかを一覧にしたものです(画像をクリックすると拡大します)。

※作成には万全を期していますが、入試日程は必ず各校のHP・入試要項等でご確認下さい

(表の見方)
黒い丸印・星印:2016年度入試において入試が実施される日程(星印は午後入試を示す)
白い丸印・星印:2015年度入試では入試が実施されていたが、2016年度入試では入試が実施されない日程(星印は午後入試)
右向きの青矢印:2015年度入試日程から位置取りを「先送り」とした所
左向きの赤矢印:2015年度入試日程から位置取りを「前倒し」とした所
青い丸印・星印:2015年度入試では試験を実施していたが、2016年度入試では「廃止」する所
赤い丸印・星印:2015年度入試では試験を実施していなかったが、2016年度入試から「新たに実施」する所
「入試回数」の字が赤い部分:2016年度入試に向けて入試回数を「増やした」所と回数の変遷
「入試回数」の字が青い部分:2016年度入試に向けて入試回数を「減らした」所と回数の変遷

目立つところとしては、大阪学芸高等学校附属中の開校に伴う入試機会の増加、追手門学院中の初日午後初参戦、大阪桐蔭中の入試機会増加、関西大学中の後期復活、清風南海中の初日撤退+2日目午前へ移動、といった所でしょうか。

特に大阪桐蔭中は、入試機会の増加となっているものの、入試科目においては全日程で「3科4科選択」という事に変更され、「午後入試は算国2科目で受験出来る」という他校の状況とは一線を画した、「入試科目の硬質化」が図られています。

統一解禁日からちょうど1週間が過ぎた23日(土)以降においてもある程度の数の入試回が設けられており、第一志望等で思うような結果が出なかった受験生にも救いの手が差し伸べられている状況です。

次回のエントリーでは、兵庫県各校の入試日程をご紹介します。

 

関連記事:
2016年度 近畿地区中学入試 入試日程①

 

 

英真学園高 通学圏内各地でイブニング説明会を開催

2015年10月29日 木曜日

英真学園高の塾対象説明会に行ってまいりました。

生徒からみた英真学園を示す言葉とそれを裏付ける数字、ということで以下のとおりご紹介を頂きました。

・駅から近い ⇒ 十三駅から366m(徒歩約5分)
・楽しそう ⇒ 専任・常勤講師占有率76%
・優しそう ⇒ 教員の平均年齢36歳

各コースの近況は以下の通りとなっています。

文理特進
・今春入学者数は36名で、男女は共に18名とちょうど半々。「アジアで活躍できる人材」を育成すべく、1年次の英語キャンプや2年次のマレーシア修学旅行などに取り組む

情報進学
・今春入学者数75名中男子が63名を占める。「資格で引っ張る」というコース方針で、1名平均6つの資格を取得して卒業する。特に情報の授業に注力しており、習熟度別授業+教員2名体制で授業を実施したり、オフィス系ソフトにとどまらずアドビ社のソフトも使わせるなど、本格的。

総合進学
・進路先としては、大学・短大34%、専門学校32%、就職24%、その他10%という構成。
・300校以上の指定校推薦枠を使った大学進学を目標とし、講習の充実やマナトレの実施に取り組む。
 
2016年度入試に向けた情報です。

当日の試験、面接、報告書の3つで総合判定する方針とされていますが、当日試験において1科目でも0点があったり、2科目で1ケタ台だと不合格になるという点についてはご注意を頂きたいと思います。

特待生についてご紹介します。入学金・授業料・その他いろいろな費用が免除となり、実質必要な費用は3年間で教育旅行費と進学合宿代の計約20万円となる、というものになります。詳しいことについては、英真学園高に直接お問い合わせください。

来たる2016年度入試に向けて、英真学園高は通学圏内の各地へ出向いて「イブニング説明会」を開催されます。詳しい日程や場所は次のとおりです(画像をクリックすると拡大します)。

専願で受験をお考えの方については学校で開催される「オープンスクール」などに来てもらえるようですが、併願で私立高をお考えのご家庭にはオープンスクールなどの機会であっても中々学校に足を運んでもらえないようです。

そういった事態を打開すべく、各地に出向いての説明会開催ということになったようです。行きやすい場所で、1時間で済むというコンパクトな内容に収められていることもあり、気楽にご参加出来るものと思います。

 

 

2016年度 近畿地区中学入試 入試日程①

2015年10月28日 水曜日

近畿地区の中学入試ですが、2016年度入試における各校の入試要項が出揃い、全体的な様相がつかめる状況になっています。

開成教育グループにお通いの皆さんに向けては、去る2015年9月22日(火祝)に開催しました「開成進学フェア」内、「中学入試分析会」にて最新情報を詳しくお届け致しました。

当ブログにおいても、来る2016年度近畿地区中学入試の動向について簡単にご紹介していければと思います。今回を含め、7回のシリーズであれこれと情報をお届けしたく存じます。

初回となる今回は、大阪府内男子・女子校の入試日程についてお話を差し上げます。次の画像は、2016年度入試において各校がどの日程で入試を実施するかを一覧にしたものです。


※作成には万全を期していますが、入試日程は必ず各校のHP・入試要項等でご確認下さい

(表の見方)
黒い丸印・星印:2016年度入試において入試が実施される日程(星印は午後入試を示す)
白い丸印・星印:2015年度入試では入試が実施されていたが、2016年度入試では入試が実施されない日程(星印は午後入試)
右向きの青矢印:2015年度入試日程から位置取りを「先送り」とした所
左向きの赤矢印:2015年度入試日程から位置取りを「前倒し」とした所
青い丸印・星印:2015年度入試では試験を実施していたが、2016年度入試では「廃止」する所
赤い丸印・星印:2015年度入試では試験を実施していなかったが、2016年度入試から「新たに実施」する所
「入試回数」の字が赤い部分:2016年度入試に向けて入試回数を「増やした」所と回数の変遷
「入試回数」の字が青い部分:2016年度入試に向けて入試回数を「減らした」所と回数の変遷

ここ数年は日程を前倒しする学校が多いのが目につきましたが、次年度に向けてはあまり前倒しにしている学校が見当たりません。逆に言うと、ここ数年の間に入試日程をあらかた前倒ししてしまっており、もうこれ以上動かしようがない、という所にまで来ている、という見方も出来ます。

午後入試も含めて、早い日程での入試実施が目立つ状況ですが、それとは反対に3日目以降になると入試を実施している所が極端に少なくなっていることもわかります。特に21日(木)以降だとほとんど入試が実施されていません。

そんな中、大阪薫英女学院中(1/23土)・城星学園中(1/23土・2/6土)・梅花中(1/23土)など、女子校で遅めの日程を持たれています。

初日・2日目で想定外の事態になってしまった場合、あわてて探しても受け入れてくれる学校は見つけにくいことでしょう。初日・2日目で確実に合格を取ることが最重要ではありますが、そうならなかったときはどう動くのか?についてもあらかじめ考え、準備しておくべきです。

次回のエントリーでは、大阪府共学校各校の入試日程をご紹介します。

 

 

アクティブラーニング 新しい時代を創る若者に「真の学力」を!

2015年10月27日 火曜日

文部科学省の高大接続システム改革会議では、昨年12月の中央教育審議会答申「新しい時代にふさわしい高大接続の実現に向けた高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的改革について」、2015年1月の高大接続改革実行プランに基づき、高大接続改革の在り方について検討を進めており、今年9月にはその議論の方向性を「中間まとめ」として取りまとめ、公表されました。

提言の中心となっている「高大接続システム改革の実現のための具体的方策」ですが、「高校教育改革」「大学教育改革」「大学入学者選抜改革」の3本柱で構成されており、それぞれは下の図でご紹介しているような内容が盛り込まれています。

ご覧いただきますと、「高校教育改革」「大学教育改革」の両方に登場している「アクティブラーニング(※)」という表現が目を引きます。

細かい定義などについては注釈をご参照頂くとして、一言で言い表すならば「一方的な講義形式の授業ではなく、調べもの・他者との対話といった「受け身ではなく、自分から動いて学ぶ」ことが必要とされる学習法です。

次にご紹介している図は「学習定着率」に関する有名なもので、下に下がれば下がるほど理解が深まり、定着率が高くなっていくことを示します。

この資料によりますと、中学高校・大学において一般的に行われている「講義」形式の授業を聞いているだけだと、何と5%しか定着しないことが示されています。

従来の学びだと、デモンストレーションまでで30%の定着率となっておりますが、中央教育審議会の提言にもありますとおり、これからの時代にはそれより下の「討論」「体験」「他の人に教える」といった能動的な学習を通した、更なる深い理解が求められるようになってきます。

今後見越されるこのような動きを受けて、大学ではアクティブラーニングの導入が積極的に進められています。次のグラフでご紹介をしていますとおり、文部科学省「平成26年度『学術情報基盤実態調査』について(概要)」によりますと、アクティブラーニングスペース(複数の学生が集まり、様々な情報資源を活用しつつ議論を進めていく学習スタイルを可能にするスペース)は、2014年度は338大学に設置されており、3年間で約2.5倍に増加しているとの調査結果が掲載されています(下の画像をクリックすると拡大します)。

毎日のように報道がなされている「2020年からの新大学入試制度」。新大学入試とは何なのか、まさに手探りの中ではありつつも、日本の未来を担う若者に「真の学力」をつけさせるべく大学が教学面で手を打ち始めている様子をお伝えしました。

※アクティブラーニング
教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れた教授・学習法の総称。学修者が能動的に学修することによって、認知的、倫理的、社会的能力、教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図る。発見学習、問題解決学習、体験学習、調査学習等が含まれるが、教室内でのグループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワーク等も有効なアクティブラーニングの方法である。
(文部科学省中央教育審議会 「新たな未来を築くための大学教育の質的転換に向けて ~生涯学び続け、主体的に考える力を育成する大学へ~(2012年8月28日)」内、用語集より)
 

 

正念場! 注目校が目白押しの11・12月プレテスト日程

2015年10月26日 月曜日

2016年1月16日(土)の近畿地区中学入試統一解禁日に先駆けて、近畿地区の多くの学校では秋~冬に「プレテスト」を実施しています。

各私立中学が実施しておりますこの「プレテスト」は、中学によってテスト自体の名称は異なるものの、ご存知の通り各中学の入試問題と同じ傾向・同じ形式で出題されており、「入試本番の雰囲気に慣れることができる」「出題傾向がわかる」「受験勉強の指針となる」などのメリットがあります。まさに、入試本番へ向けて大変重要なテストとなっています。

以下、11・12月中に主要な中学で実施されるプレテストの日程をまとめております。「テストに慣れる」という意味もありますので、1回でも多く受験されることをお勧め致します(画像をクリックすると拡大します)。

※作成には万全を期していますが、詳細は学校HP等で必ずご確認下さい

学校名の後ろに何も数字等がついていないところは「1回しかプレテストを実施しない学校」ということを示しますが、特に11月を中心にしてそのような学校が非常に多いことがわかります。

11・12月で1回しかプレテストを実施しない学校の中で、特に注目なのは次のような所ではないでしょうか。

11月1日(日)常翔学園中・初芝立命館中
11月3日(火祝)清教学園中・帝塚山学院泉ヶ丘中
11月8日(日)上宮中・龍谷大学付属平安中
11月14日(土)関西大学北陽中・清風南海中・東山中
11月15日(日)関西大倉中
11月23日(月祝)桃山学院中
12月5日(土)大阪桐蔭中
12月6日(日)履正社学園豊中中

1回しかプレテストを実施しない学校をまず先にスケジュールに組み込み、その後で複数回実施の学校のいずれかの回をはめ込むようにしていけば、上手に今後のスケジュールを立てられるのではないでしょうか。

特に11月は同一日に多くの学校でプレテストが実施され、それが毎週土・日と続きます。プレテストラッシュの一ヶ月となりますが、反対に次月12月になると、入試本番が近くなることもあって、極端に実施校数が減ります。それゆえ、11月の間は毎週毎週テストテストと続くことかと思いますが、最大かつ最後のチャンスとなるところが多くなりますので、ここが正念場となります。

中学受験生の皆さん、大変だと思いますがどうかひと踏ん張りしてほしいと思います。頑張って下さい。
 

 

摂南大 公募推薦A日程が締切間近

2015年10月23日 金曜日

各大学とも出願期間真っ只中の公募推薦入試ですが、今回のエントリーでは摂南大の公募推薦についてご紹介を致します。

間もなく行われる公募推薦入試における前年からの変更点等については以下のとおりとなっています。

①公募推薦A日程の試験日が約1週間先送りになり、11/7・8の実施へ
⇒ それでも主要私立大の中では早い方の実施日となっており、早期の対応が必要となる
②公募推薦B日程の外国語学部に「英語資格等保持者優遇制度」を導入し、一定の英語資格を持っている受験生に関しては「英語の基礎」の試験を免除し満点を与えるが、「推薦書」の取得資格評価のうち英語の試験・資格に関する評価(点数化)は行われなくなる
③公募推薦B日程看護学部の面接内容を「グループディスカッション」へ変更し、20分⇒30分へ
⇒ 薬学部は引き続き「面接」のままで実施(生徒:面接官=5:3だったそう)

さて、出願期間や試験日程等についてもご紹介をせねばなりません。摂南大が発行されている公募推薦に関する資料を以下に添付します(画像をクリックするとPDF文書が開きます)。

特に公募推薦A日程は出願期間が10月27日(火)までとなっており、もう間もなくの締切となります。このA日程の後で実施をされるB日程については募集定員がA日程よりも少なくなっていることもあり、A日程は「大きなチャンス」となっています。

この機会に、摂南大の公募推薦A日程の受験を検討してみましょう。

 

関連記事:
摂南大 志願者増の次は科目負担増など硬質化へ
 

 

清明学院高 大学合格実績良化とそれを支える地道な取り組み

2015年10月22日 木曜日

清明学院高の塾対象説明会にお邪魔させて頂きました。

教育方針は以下の3つとされています。

①しつけ教育 ⇒ 挨拶・服装・基礎体育
②個性に適応した教育 ⇒ 2016年度から5つから選ぶコース制
③ボランティア精神の育成 ⇒ 青少年赤十字団の一員

「生活指導の充実が学力アップにつながる」とし、「回れ右」「集合」といった集団行動の訓練を行う「基礎体育」に重きを置いた指導方針とされています。結果、授業中に突出した行動をとる生徒が減り、授業以外に労力を使う部分が減って授業が集中して行われるという利点を生み出したそうです。それが、後述する大学合格実績の向上にもつながっています。

さて、同校では2016年度より現在の特進・看護医療系特進・普通の3コース体制から、以下のとおり特進系としては3つ、その他で2コースの5コース体制へと一新されることとなっています。

文系特進  理系特進  看護・医療系特進  進学  総合

全コースで英語の単位数を多くしているほか、文系特進では数・理、理系特進では国・社がそれぞれ2・3年でほとんど開講されていないなど、私大型に特化したカリキュラムとされています。また、看護・医療系特進では社会が2・3年次では実施されないというのも特徴です。また、進学コースも私立文系型となっており、理数の開講が高2以降ありません。一方で総合コースは多様な進路に対応するため、理数も万遍なく対応することとされるなど、コースによってカリキュラムの設定が異なります。

近年数値が良化している大学合格実績についてご紹介を致します。今春卒業生の実績値は以下のとおりとなっており、国公立及び関関同立と摂神追桃が大幅に増えて、いずれも開校以来初の数となったそうです。

国公立4名(昨年1名)  関関同立42名(昨年10名)  産近甲龍78名(昨年89名)
摂神追桃196名(昨年155名)  私大薬学部3名(昨年5名)

上記のうち、特進コースからの合格者数が大半を占めるのが国公立(4/4)・関関同立(41/42)・産近甲龍(71/78)で、一方で摂神追桃は57/196となり、特進コース以外からの合格が大半を占めています。

大学からの指定校推薦枠は75大学350名分あるそうですが、実際に進学に際して使用したのは今春は26名どまりとなっているなど、学力試験を課されての大学進学が大半を占めていることをお示し頂きました。

特進コースでこれだけの実績が出せている背景に、問題に対して的確な取り組みがあるからと思われます。

・勉強の習慣が無い ⇒ 日々の宿題・小テストなどで時間管理と計画の重要性を伝える
・勉強量が少ない ⇒ 7限授業・自習室・長期休暇の講習を実施するなど、「学習の場」を提供することで互いに刺激を与え合い意欲を向上させる
・自信がない ⇒ 日々の声かけや2者面談・コース集会で特進全員が「チーム」だという意識で立ち
向かわせる

2016年度入試に向けた情報です。前述の通り、5コース体制へと移行することになっています。

「特進」3コースは合計で120名募集としており、進学80名・総合160名と合わせて計360名募集となっています。特進系3コースは5教科、進学及び総合は3教科での試験となり、専願のみ面接を実施することとなっていますので、ご注意ください。
 

 

関西大 毎年恒例 秋の入試説明会を全国32会場で開催

2015年10月21日 水曜日

毎年恒例、関西大が全国各地をお回りになり、入試説明会を全国32会場で開催されます。

開催日時・場所等については以下の通りです。なお、関西大からお送り頂いたチラシPDF内には近畿地区の日時・場所のみの掲載となっていますが、画像下に全国の開催日時・場所を列挙します。お近くで催される回でご参加ください(画像をクリックするとPDF文書が開きます)。


関西大 入試説明会

日時・場所:
10月24日(土) 14:30~16:30 関西大学 千里山キャンパス
10月31日(土) 14:30~16:30 難波 難波御堂筋ホール
10月31日(土) 14:30~16:30 宝塚 宝塚商工会議所(多目的ホール)
11月1日(日) 14:30~16:30 東京 秋葉原UDX カンファレンス
11月2日(月) 17:30~19:30 京都 メルパルク京都
11月3日(火・祝) 13:30~17:00 広島※1 広島国際会議場
11月3日(火・祝) 14:30~16:30 山口 山口グランドホテル
11月4日(水) 17:30~19:30 和歌山 和歌山英数学館2号館
11月6日(金) 17:30~19:30 なかもず 堺商工会議所
11月8日(日) 14:30~16:30 福岡 エルガーラホール
11月9日(月) 17:30~19:30 神戸 生田神社会館
11月9日(月) 17:30~19:30 加古川 加古川プラザホテル
11月10日(火) 17:30~19:30 姫路 姫路予備校
11月10日(火) 17:30~19:30 奈良(西大寺) ならファミリー
11月11日(水) 17:30~19:30 枚方 枚方市市民会館
11月11日(水) 17:30~19:30 西宮 西宮市民会館
11月12日(木) 17:30~19:30 高知 高知市文化プラザかるぽーと(小ホール)
11月13日(金) 17:30~19:30 福井 AOSSA(6F研修室)
11月13日(金) 17:30~19:30 浜松 アクトシティ浜松
11月13日(金) 17:30~19:30 松山 いよてつ髙島屋(キャッスルルーム)
11月14日(土) 14:30~16:30 金沢 金沢駅西予備校
11月14日(土) 14:30~16:30 小倉 小倉興産KMMビル(第3・4会議室)
11月16日(月) 17:30~19:30 高松 サンポートホール高松(第61会議室)
11月16日(月) 17:30~19:30 熊本※2 くまもと県民交流会館パレア
11月17日(火) 17:30~19:30 津 津市アストプラザ
11月20日(金) 17:30~19:30 奈良(八木) 橿原文化会館
11月21日(土) 14:30~16:30 名古屋 ミッドランドホール
11月22日(日) 14:30~16:30 松江 松江テルサ
11月23日(月・祝) 13:30~17:00 岡山※1 岡山国際交流センター
11月26日(木) 17:30~19:30 草津 クサツエストピアホテル
11月28日(土) 14:30~16:30 鹿児島 宝山ホール
12月7日(月) 17:30~19:30 天王寺 天王寺ミオ(ミオホール)

※1 岡山・広島会場では特別プログラムが実施されます。
※2 熊本会場では、17:30~入試説明、18:10~英語対策講座が行われます。

内容:
関大「英語対策講座」、2016年度入試説明、個別相談

※事前予約不要、時間内の入退場自由


来場者には「2016年度一般入試・センター利用入試要項(願書)」「2015年度入学試験問題集・解答集」「関西大学オリジナルグッズ」をプレゼントしてくださるそうです。

2016年度入試まであとわずかとなったこの時期、関西大学の最新情報を入手することができる貴重な機会です。オープンキャンパスに参加出来なかった方は、お近くの会場で行われるこの説明会に参加し、必要な情報を得たり、疑問点を無くしておくようにしましょう。

 

関連記事:
関西大 「同一配点方式」を法・経済にも広げる
 

 

樟蔭中高 高校に日本初となる「フードスタディコース」新設

2015年10月20日 火曜日

樟蔭中高の塾対象説明会に行ってまいりました。

コースですが、中学では以下の3つから構成されています。

選抜特進
「努力出来る(コツコツ型)」「英語が好き」「素直な生徒」に向いたコースで、偏差値40台でも指導に素直な生徒であれば難関私大や国公立にも合格可能
総合進学
学習とクラブを両立したバランス良い学校生活、厳しくも温かいマナー教育、特別授業で日本の伝統や文化を学ぶなど、中高大10年間という長いスパンで充実した樟蔭ライフを保障
身体表現
「バトントワリング」「ダンス」「新体操」「ソフトテニス」「バスケットボール」「体操」の強化クラブに所属し、勉強とクラブを両立しつつ、多彩な特別講座も用意

高校でのコース制度は以下のとおりで、健康栄養を「フードスタディ」へ改めることとなっています。

特進
「補習制度の充実」「選抜クラスへの引き上げ」「20時までの自習学習」を掲げ、高2より国公立・私立・文系理系に分かれた充実したカリキュラムとする(併設大健康栄養学部志望者もこちらへ)
進学
「進路HRの充実」「2年次から看護医療・言語文化・芸術身体の3つの専科へ特化」といった取り組みと合わせ、指定校推薦が優先されることもあり高校生活を満喫しつつ大学へ進学する
児童教育
併設大での保育・幼稚園・小学校のトリプルライセンス取得を目指し、高校での保育技術検定取得のためにピアノ・英語が苦手でも得意にさせるカリキュラムを準備
フードスタディ
「食べるのが好き」「料理やお菓子を作るのが好き」「いろいろな料理をやってみたい」という子向けのコースで、「食と健康」のスペシャリストを養成する

なお、従来の健康栄養コースとは違い、将来栄養士などを目指す生徒についてはフードスタディではなく、特進コースへ回ってほしいとの説明がありました。

児童教育コースから直結している大阪樟蔭女子大 児童学部は小学校・幼稚園教諭・保育士を目指す学部で、就職率が100%の年もあるという大変優秀な学部となっています。

2016年度入試についてのですが、中学入試におけるポイントは次の2点となります。

①選抜特進出願者のみ4科目受験が可能で、4科目受験の場合の合計得点算出方法は以下のとおり
・国算+理or社の高い方を2倍
・国算の合計を1.5倍
②総合進学と身体表現にChallenge入試あり

今春より「Challenge入試」を導入されています。これは、学習意欲があって樟蔭への入学を強く希望し、入学後の活躍が期待できる受験生が対象とされています。以下3つの方式があります。

①身体表現コース対象
「夢Challenge」 強化クラブで全国レベルの技術取得を目指す者
作文+実技+面接 で選考
②総合進学コース対象
「Shoin Challenge」 樟蔭入学を強く希望し、活躍の可能性を持つ者
作文+音読+面接 で選考
③総合進学コース対象
「My Challenge」 活動歴・取得資格の評価を希望する者
作文+活動実績+面接 で選考

これら3つの入試については「専願であること」「プレテストを受験すること」が条件となります。

初年度である今春入試における3つのChallenge入試での作文に関する出題内容が明らかになっています。「中学生になってがんばりたいこと」「小学生の時にがんばったこと」「小学生の時に楽しかったこと」の3つから1つを選び、600~800字で記載をするというものだったそうです。

高校入試に関しては、前述の通り「フードスタディコース」が設置されることが大きな変更点となっている以外は、特段の変更点はございません。

なお、このフードスタディコースの難易度予想ですが、併設大の健康栄養学部への内部進学は特進コースから、という指定がされていることもあり、フードスタディコースは進学コースとほぼ同等の難易度と考えておけばよいのではないか、と予想します。

 

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関西大倉中 2016年度入試に向けて

2015年10月19日 月曜日

関西大倉中高の塾対象説明会にお邪魔させていただきました。

今回は、2016年度の中学入試に関するお話に絞ってご紹介をしたく思います。

1/16土AM・1/17日PM・1/18月PMの3回入試で実施されることになっており、1/18月PMのC日程では当日出願を昨春より開始されています。「A日程とB日程の受験の無い方に限り」という条件はつくものの、1/18月の13~15時という、C日程入試の直前に願書を受け付けることになっています。また、出願用のバスも運行が予定されているとのことです。

入試科目についてですが、初日のみ3科4科選択制、以降2回は算国2科での実施となっています。

プレテストは11/15日に開催されますが、約2週間後の11/28土の説明会では、午後にプレテスト対応の入試対策会が開催されることになっています。

プレテストの判定と各日程の合否の相関に関してもお話がありました。昨年はB判定以上あれば100%近くで合格が可能であるのと、C判定あればどの日程でも70%前後の確率で合格しているとのデータがあります。

プレテストの結果によっては、当日試験で合否ライン上にいる際に限り優遇措置を講じて頂けるのですが、その他には「複数回受験者には有利な配慮(B・C日程にて)(受験料は入学手続充当)」「受験生の関係者に同校在籍生徒及び卒業生が居る場合(要届出)」の2種類で「優遇措置」を設けられることになっています。プレも含めた3種類のうち複数を組み合わせての優遇措置はせず、どれか1つだけを適用する、ということになっています。

2016年度入試における各教科の傾向と対策については以下の通りです。

国語
・説明文、物語文、知識問題の大問3題形式で、小問は30問程度。
・第一題「説明文」、第二題「物語」、第三題は漢字書き取り・読み・語句(慣用句)の意味などの知識問題。
・乱雑な字や読めない字は減点。漢字問題はトメ・ハネの部分も採点対象とする。
・説明問題には部分点がある。
・文末表現に注意すること(~だから、~のこと)

算数
・小問集合2題(ここで50~60点ある)、図形1題、文章題2題、推論1題の大問6つで変更なし。
・第1題が標準からやや複雑な計算問題。第2題は基本事項の確認問題。60点程度の配点になっている。ここの出来が合否を分ける。
・第3題から6題については、図形の面積や周囲の長さを求める問題、水量の問題、速さの問題、推論の問題を出題。
・記述の問題は途中までの部分点あり。解答だけでは0点の場合もあり。

理科
・大問6題で変更なし。小問は35問程度。
・物理と化学分野で4題、生物と地学分野で2題。
・物理・化学分野は計算問題に注意。
・生物・地学分野は知識問題が中心。正誤問題に注意。
・設問の要求通りに応じること。例えば「四捨五入する小数桁の誤り」「漢字指定の漢字誤りやひらがな書き」「記号の解答を求めているのに語句で記述」などは不正解とする。
・漢字指定が無い場合でも、漢字の誤りは不正解。

社会
・大問2問の構成は変更なく、長い説明(リード)文が出題された場合、正確にある程度のスピードで
読むことが必要になる。
・「環境問題をベースとした時事問題」「日本の歴史を中心にした問題」とも、地理的な内容も含んでの解答を求めている。
・時事問題に関しては、地図・図表・グラフなどが必ず出題。諸外国の話題にも関心を。
・正誤判定問題で逆の方を選択する場合があるので、注意。
・漢字指定ではひらがなは不正解。ただし、指定がなければひらがなでも可とする。