同志社大 2015年春も全国で入試説明会を開催

2015年6月4日 木曜日

同志社大が毎年全国各地で開催している入学試験に関する説明会ですが、2015年も6月~7月に全国各地で開催されますので、ご紹介します。同志社大が作成・発行されている案内文書も合わせてご覧ください(画像をクリックするとPDF文書が開きます)。


同志社大 入試説明会

日時・場所:
6月13日(土)13:00~16:15 高松 サンポートホール高松 6階
6月14日(日)13:00~16:15 東京 秋葉原UDXカンファレンス 南ウイング6階
6月14日(日)13:00~16:15 新潟 コープシティ花園ガレッソ ガレッソホール
6月14日(日)13:00~16:15 大阪 阪急グランドビル 26階
6月20日(土)13:00~16:15 埼玉 TKP大宮ビジネスセンター 5階
6月21日(日)13:00~16:15 神戸 三宮研修センター
6月21日(日)13:00~16:15 福岡 JR博多シティ会議室 10階
6月28日(日)13:00~16:15 札幌 会議・研修施設ACU (アスティ45)12階
6月28日(日)13:00~16:15 仙台 TKPガーデンシティ仙台 30階
6月7日(日)13:00~16:15  名古屋 ミッドランドスクエア 5階
6月7日(日)13:00~16:15  小倉 KMMビル会議室 4階
7月18日(土)13:00~16:15 千葉 モリシアホール 4階
7月18日(土)13:00~16:15 和歌山 和歌山英数学館 2号館6階
7月19日(日)13:00~16:30 広島 TKPガーデンシティ広島 2階
7月19日(日)13:00~16:15 熊本 くまもと県民交流館パレア 9階
7月4日(土)13:00~16:15  京都 同志社大学今出川キャンパス 至誠館
7月5日(日)13:00~16:15  金沢 金沢市文化ホール 2階
7月5日(日)13:00~16:15  浜松 アクトシティ浜松 研修交流センター 6階

内容:
DVD上映、大学紹介、模擬講義、休憩、入試制度及び概要説明、学生によるスピーチ、個別相談

※予約不要・入退場自由
※受験生以外にもどなたでもご参加いただけます
※予定は変更になることがあります

※作成には万全を期していますが、詳細は学校HP等で必ずご確認下さい


ぜひお近くの会場で開催される回に参加しましょう。

 

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東海大学付属仰星中高 中高とも専願者が増加傾向

2015年6月3日 水曜日

東海大学付属仰星中高の塾対象説明会に行ってまいりました。

2015年度入試結果です。

中学校の入学者数88名となり、2014年度90名・2013年度93名・2012年度88名と比較しても変わらない人数を確保されています。

各入試日程での志願動向は以下の通りです。

A日程
①受験者数83名(2014年度85名・2013年度89名・2012年度76名)で、2013年度から減少傾向。
②受験者数は英数特進で増加、総合進学で減少している。
③5年前から導入している「自己推薦書(上限20点で加点)」は、75名が提出(2013年度85名中80名・2012年度72名中61名)が提出するなど、特色ある受験生を確保できている。
④初日ということもあり専願志向が高く、例年95%以上が入学する。

B日程
①受験者数107名(2014年度112名・2013年度121名・2012年度135名)。A日程同様減少傾向。
②他校の初日午後入試に受験者が流れている様子が伺える。
③A日程総合進学受験者のうち75%がこのB日程も出願しているなど、専願者をきっちり集めている。
④B日程合格者のうち入学したのは16名で、2014年度14名・2013年度16名・2012年度6名・2011年度20名と推移してきており、ここ3年ではあまり変わらない入学者数となっている。

C日程
①合格者14名のうち入学に結びついたのは3名(しかも全員総合進学)で、2014年度11名中8名・2013年度5名・2012年度9名・2011年度4名と比較すると、ここ5年で最も少ない。

受験者数が減っている中で入学者数を毎年一定数確保出来ているのは、ひとえに初日A日程の手続き率の高さに要因があります。関西平均91%に対して同校A日程では96%と高率になっています。言い換えるならば、「専願者」が多いということになります。

受験者数が減っている中でA日程・英数特進で受験者増となっている理由としては、「8限の日を3日から1日に減らし、クラブと両立できる形としたため」というものが主な理由として挙げられていました。やはり学校生活においてはクラブ活動が大変重要である、という事が分かる指標ですね。

今年度中学入学者の実に25%(昨年15%・一昨年25%)が兄弟・姉妹が卒業・在籍、保護者が卒業生となっているそうです。

また、女子の入学者数は26名(昨年25名)で、率にして30%(昨年28%)と順調に上昇しています。女子に受けが良い吹奏楽等のクラブが充実していることと、女子受験生に限定した入試イベントを開催していることが実を結んでいると分析されています。

高校入試はどうでしたでしょうか。

受験者数701名(回し合格分含む)2014年度763名・2013年度764名・2012年度740名と比べて少々寂しい数となっています。

受験者数を詳しく見てみますと、併願者数440名(2014年度525名・2013年度540名・2012年度507名)で減少している反面、専願261名(2014年度238名・2013年度224名・2012年度233名)となり、併願減+専願増の動きが2年続けて起こっています。今年は特に英数特進での専願増が垣間見えます。

最終的な入学者数は382名となり、「380名以上の入学者数は約20年ぶり」「昨年も373名で、ここ10年で最も多かった2013年度の378名や2012年度377名の規模を維持し、4年連続370名以上を維持」と記録を更新されています。

トータルの受験者数が減っていても、専願できっちりと前年以上の受験者数を集めていることから、最終的な入学者数で大変な記録を打ち立てられたということになります。

専願者に加え、併願での入学者についても大事になってきます。コース別の併願戻り率は以下の通りとなっており、両コースとも戻り率が回復し、大阪府平均よりも高い値になっているのが大きな特徴です。

英数特進18%(2014年度12%・2013年度15%・2012年度11%・2011年度13%)
総合進学14%(2014年度11%・2013年度14%・2012年度16%・2011年度10%)

大学合格実績についてです。過年度からのコース別・区分別の合格者数は次の通りです(画像をクリックすると拡大します)。

英数特進は「国公立増・関関同立減」で、総合進学は「国公立増・関関同立昨年並み・産近甲龍大幅増」といった状況で、特に総合進学で国公立と近畿大を中心に産近甲龍で大幅増しているのが目立ちます。

併設大学である東海大への内部進学は37名となり、2013年度は医学部2名を含む32名が進学したものの、2014年度48名に続き今年も医学部はゼロでした。海洋学部に10名が進学している、という点が特筆点で、全国的に見ても珍しいこの学部を目当てとして仰星に入学してくる者もおられるとか。

 

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森ノ宮医療大 来春作業療法学科・臨床検査学科を新設

2015年6月2日 火曜日

森ノ宮医療大の高校予備校対象説明会に行ってまいりました。

2007年開学、今年で9年目をお迎えになる大学です。開学時は理学療法学科と鍼灸学科の2学科でスタートし、5年前に看護学科を新設。来春には作業療法学科と臨床検査学科の2学科及び助産学専攻(1年課程)を新設されるご予定とされています。

今春は看護学科1期生が卒業を迎え、看護師国家試験は96.9%の合格率(全国平均90.0%)と上々の滑り出しとなりました。また、看護学科の就職率は100%となり、公的医療機関+国立医療機関を合わせて約70%が進むなど、こちらも大変よい結果となっています。保健師としての就職も3名いらっしゃるようです。

その他の国家試験合格率ですが、理学療法士は93.4%(全国平均82.7%)、はり師95.1%(全国平均76.5%)、きゅう師100%(全国平均77.1%)という結果になっています。

さて、森ノ宮医療大では2016年完成予定とし、新設学科向けの最新設備を主としつつも「新図書館」「オープンスペース」「体育館」を有する、7階建ての新棟をお造りになられます。作業療法学科で使用するための、陶芸用の窯も用意されるとのことです。

作業療法学科・臨床検査学科の新設が予定されており、「医療系総合大学」へと本格的に変貌されることとなります。

作業療法学科
①定員40名、作業療法士国家試験受験資格取得可能
②理学療法学科と連携した学びを用意
③チーム医療を担い、協調・連携できる人材を育成する
④東洋医学の考え方を取り入れた教育と、地域医療への貢献を見据えた学び

臨床検査学科
①定員60名、臨床検査技師国家試験受験取得可能
②全人的医療を実践できる基礎的能力を修得
③医療者としてのコミュニケーション能力を修得
④画像診断に強い臨床検査技師を育成

2015年度入試結果についてです。

どの学科とも後の方の日程になるに従い倍率が上昇しており、特に理学療法学科の公募推薦は2回目で21.67倍、3回目で29.50倍というとんでもない倍率になっています。第一志望でこの大学を受験する生徒の皆さんは出来るだけ早い日程で、第二志望以下で「押さえ」として考えている生徒の皆さんであれば少々高めの競争率になることを考え、実力をつけて挑戦する必要があると思われます。

2016年度入試に向けてですが、大きく入試が変わることが発表になっています。以下、主な変更点です。

①入試名称
AO入試①② ⇒ AO入試Ⅰ期・Ⅱ期
公募推薦入試①②③ ⇒ 公募推薦入試前期・中期・後期
一般入試①②③ ⇒ 一般入試前期・中期・後期

②入試回数
看護学科 AO1回(1回減)・公募推薦2回(1回減)
理学療法学科 公募推薦2回(1回減)

③入試科目の選択肢増加(化学追加)
国英数生⇒国英数生化(化学基礎・化学)

④出題範囲変更(範囲縮小)
数学ⅠA(全範囲)⇒数学Ⅰ(全範囲)+数学A(場合の数と確率、図形の性質)

⑤一般入試での入試科目数(減少)
一般全日程 3科 ⇒ 一般前期 3科or2科、一般中期・後期 2科

入試科目においては、「生物の難易度が上がる」「国語は大問3の問題数を減らし大問4で問題を増やす」、新設の化学は「大問5つ・小問35問」「化学基礎:化学=1:2」が検討されているようです。ご注意ください。

 

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神戸学院大学附属高 2016年度に向けて話題満載!

2015年6月1日 月曜日

神戸学院大学附属高の塾対象説明会に行ってまいりました。

当ブログで同校をご紹介するのは初めてです。

2016年度より、以下のように多くの変更点が予定されています。話題が豊富です。

①2016年4月 ポートアイランドへ校地移転(移転翌年には中学も開校予定)
併設大ポートアイランドCのすぐ近くに移転、甲子園球場1.3倍の敷地面積の中にこれまでの弱点であった設備面についても充分なものを持つ
②コース制とカリキュラムの変更
現在「特進理数」「特進文理」⇒変更後は「特進サイエンス」「特進アカデミック」「特進グローバル」「総合進学」
③制服一新
④1人1台のノートPCから、1人1台のタブレット端末へ
⑤「北区」「西区」「三田」「三木・小野」方面へのスクールバス運行

校地が変わり、コースが改編になり、制服も一新されるということで、大変大がかりな変更になっています。
  
大学合格実績についての情報です。

併設大には40%が進学。高3の10~11月に進学先学部が決定し、その権利を有しつつ他大学をチャレンジ可能となっています。

指定校推薦枠については、関西学院大(理工9)・関西大(環境理工1)、近畿大・甲南大・神戸薬科大・関西外国語大・京都外国語大・神戸女学院大・甲南女子大・武庫川女子大等が用意されています。

外部大学受験の中でも特に国公立大合格実績が伸びており、今年7名となりました。昨年2名・一昨年4名から大きく増加しています。

2015年度入試結果です。

受験者数は昨年1,221名⇒今年935名と大きく減少し、入学者数は203名(特進理数45名・特進文理158名)となりました。入学者数の男女内訳は男子112名・女子91名となり、男子が多くなっています(例年はほぼ半々とのこと)。

教科別のポイントは以下の通りです。

英語
長文を多くだしており、並べ替え問題は並べ替える語数が多い。スペルミスや英作文での前置詞ミスが目立つ。

数学
公立高や他私立高よりも計算問題を多目に出している。また、小問集合では食塩水濃度の問題を毎年出している。

理科
理数コース受験生のみ対象ということもあり、難易度については高め。記述問題を多く出すようにしており、漢字ミスや文章にまとまりがなかったりする点が目立つそう。

国語
公立高に合わせた出題傾向としているが、出典選びにはこだわりがある様子。古文では一部高校レベルのものも出題されているようだが、よく読めば答えは出せるものだとのこと。

2016年度入試に向けてです。

先にご紹介をしました通り、コース編成の変更が発表されていますが、それ以外の入試に関する詳細は発表になっていません。「評定(3年分)+当日試験+評価点(+専願加点20点)」という合否判定方法についても見直しが入る可能性ありますので、今後ご注意ください。