大阪産業大学附属中高 高校は多彩なコース設定

2013年9月20日 金曜日

大阪産業大学附属中高の塾対象説明会に行ってまいりました。

まずは教育内容のご紹介から。特に高校は多彩なコースが用意されています。

中学校
・中2まではコース分けなく、中3から「中高連携(内部進学)コース」「3年受験(他校受験)コース」に分かれる。中3の1学期までは中学校の学習内容の完成(基礎力養成期)として同一カリキュラムで進行し、中3の2学期より中高連携コースでは高校学習内容の先取り学習を、3年受験コースは高校受験対策授業を実施する。
・3年受験コース生は、他校受験の他に大阪桐蔭高への系列校専願推薦制度(10名)もある。毎年6~7名がこの制度で進学している。
・週6日制、7限(土曜は4限)授業、週39時間。1年次より学期ごとに習熟度別クラス編成を行う。
・1・2年次では週1回(英数、隔週)7限授業終了後に補充授業を実施。3年次2学期以降は中高連携コースは英国数で週3回、3年受験コースでは英国数理社で週5回の補充授業を実施。
・早朝テストは、1年次では英国数、2・3年次は英国数理社で実施。20点満点。これ及び復習テストで合格基準に達しない生徒対象に随時個別指導が実施される(7限終了後)。
・発展的学習としては、英検・数検・漢検の対策補講を受験級別で実施することで対応。
・クラブ加入率は75%で、中学ではテニスが個人・団体ともに近畿でトップレベル。

高校
普通科と国際科の2つの科があり、それぞれに4つと2つのコースを設置。以下概略。

普通科
特進Ⅰ 国公立・難関私立大への進学を目指す。平日7(土曜4)時間授業、週39時間。90分のサポート授業は全員必須(無料)。
特進Ⅱ 産近甲龍等の難関私立大への進学を目指す。平日7(土曜4)時間授業、週39時間。90分のサポート授業は希望制(無料)。
進学 学業とクラブ活動の両立、主に大産大への進学となり、多くの生徒が内部推薦により同大へ進学。3年次より文系・理系分け(本人の希望を尊重)。多くの生徒がクラブ活動に参加。週33時間。
スポーツ 様々なスポーツを体験し、スポーツ推薦による進学を目指す。平日6(水金各5、土曜3)時間授業、週31時間。運動部への所属が必須の、男子のみのコース。スキー・ゴルフ・テニスの実習あり。

国際科
特進 外国語大・難関私立大の外国語学部への進学を目指す。平日7(土曜4)時間授業、週39時間。90分のサポート授業は希望制(無料)。1年及び3ヶ月の留学制度(希望制)や、関西外大との高大連携Pによる特別入試制度あり。
進学 英語力を伸ばし、大学進学を目指す。平日6(土曜3)時間授業、週33時間。1年及び3ヶ月の留学制度(希望制)や、関西外大との高大連携Pによる特別入試制度あり。

大阪産業大学の附属、ということで、同大へは多くの生徒が内部推薦で進学しているようです。大阪産業大への内部推薦は、高2と高3で実施する実テ(計5回)と3年間の全科目の評定平均値、欠席日数、生活態度を見て判断されることになっています。進学及びスポーツに209名、特進に68名、その他コースに関わらず3名の枠が2012年度実績として与えられているそうです。