高2の秋、現役合格への第一歩を歩みだそう!
『受験勉強っていつから始めればいいの?』『高2からの受験勉強って、まだ早い?』
そんな疑問を抱いている高校2年生はきっと多いはず。あなたも今、こんなこと考えていませんか?今回のブログでは、高2生からの受験勉強をテーマに、今高校2年生が持つそんな疑問に答えていきたいと思います。
では、先ほどの疑問、『受験勉強はいつから始めればいいのか?』という質問の答えをズバリお答えしますと・・・
高2からの受験勉強は当然!
それどころか、『高2の秋』は、受験勉強をスタートしなければいけないデッドラインです。
そう答えるのにはしっかりとした理由があります。
まず1つ目。それは、難関大合格者の多くは、すでに高2生から受験勉強を開始しているということです。これは開成ハイスクールの授業カリキュラムからもわかります。開成ハイスクールでは、高2の夏以降からは、学校の定期テスト対策から受験対策の内容へとカリキュラムが移行していき、冬期講習ではすでに大学の過去問を全員が解き始めます。この時期の授業の予復習を着実にこなすことで一足早い受験勉強を開始できます。この秋から受験勉強を開始することは早いということはなく、むしろ入試問題の実践へと移行していく冬への準備として当然のことであると分かりますね。
そして2つ目。受験勉強を本格的に始めた時期と第一志望大学への現役合格率には密接に関係があります。大学受験は高校受験に比べると学習の質も量も大幅にアップします。受験の範囲の基礎を固めるだけでも多くの時間を費やす必要となり、勉強にかけた時間と成績がこれまで以上に比例していきます。つまり、『高3から頑張る』とか『部活が落ち着いたら頑張ろう』というような考えでは、勉強にかけられる時間の絶対量が不足し、気が付くと周囲の受験生にすでに追いつくことができなくなり、志望校を下げるといった例は少なくありません。早くから本格的に勉強時間を確保できた生徒は、その分だけ学力が伸び続ける期間が長くなります。
この結果から分かるように、受験勉強を開始する時期がキミたちの1年半後の受験結果を大きく左右します。第一志望に残念ながらあと1歩届かなかった受験生が漏らす言葉、それが「あと3か月、いや1か月あれば、合格できたのに…」という受験勉強のスタートをうまく切れなかった後悔の念です。今、この文章を読んでいるキミたちにはそのような思いをしてほしくはありません。大学受験で後悔が残ることは、本当に良くないことだと思います。第一志望大学への現役合格率が85%から35%へ落ちる前、つまり高2の秋の『今』が受験勉強を始めなければいけない時期です。
さぁ、そろそろ歩みだすときです。気合いと準備はいいですか?
開成ハイスクール 英語科 坂田 和彦