大阪・滋賀・京都・兵庫・奈良・徳島・東京・埼玉に展開する小学生・中学生・高校生 クラス指導、個別指導の進学塾・学習塾

開成教育グループ


2014 年 5 月 のアーカイブ

次の定期テストに向けて

2014 年 5 月 26 日 月曜日

こんにちは。高校によっては、中間テストが終了し、成績が返却されている頃だと思います。万全のテスト対策を行った開成ハイスクールの生徒たちは、もちろん続々と好成績を出しています。

私自身はと言うと、高校生時代、常に成績がよかったわけではありません。むしろ始めの頃はかなり苦戦していました。特に古典が苦手で、テストで50点を超えるのがやっとでした。しかしそこで諦めることなく、辞書を片手に予習・復習をきちんと行ったことにより、80点まで成績を上げることに成功したのです。

すべての教科で、最初から上位の点数を取ることができればいいのですが、現実はそれほどうまくはいかないかもしれません。当たり前のことですが、そうした時に、前向きな姿勢を維持し、諦めずに取り組み続けることが肝心です。すぐに成果が出るとは限りませんので、非常に根気がいりますが、挫けずにひたすら地道な努力を重ねてください。

さあ、次の定期テストに向けて、新たな取り組みが始まります。最初の定期テストでつまずいてしまった人も、さらなる好成績を目指す人も、私たち開成ハイスクールのスタッフは全力でサポートします!

 

開成ハイスクール数学科 鈴木悠太

テスト三昧

2014 年 5 月 19 日 月曜日

こんにちは!今まさに新学年として最初の定期テスト直前、もしくはテスト中ではないでしょうか。高1のみなさんは、中学校の定期テストとは比べものにならないテスト範囲に戸惑い、テスト勉強に追われているのではないでしょうか。定期テストは大学入試と無関係ではなく、各単元の基礎固めを行うことのできる絶好の機会です。高3になって一から復習しなければならない状態にならないよう、一回一回の定期テストを有効活用し、基礎の徹底を行っていきましょう。また、テスト終了後のやり直しもしっかり行い、弱点の強化も忘れずに!

 

さて、開成ハイスクールでは、6月上旬に「実力判定テスト」が実施されます。みなさんの現在の学力を確認できる実力テストです。日頃の学習の積み重ねを存分に発揮し、重要単元の補強に活用してください。さらに、開成ハイスクールに通う他府県の生徒たちとの比較ができるテストですので、学校内で受ける定期テストとは一味違った経験をつんでいきましょう。

 

「実力判定テスト」が実施される頃には、早くも期末テスト一か月前に突入している高校も少なくないかと思います。テストが続き、より忙しくなるかもしれませんが、一つ一つのテストはこれからのみなさんを大きく成長させてくれるはずです。頑張って乗り切っていきましょう!

 

開成ハイスクール数学科 光畑雄策

「露和会話集」を読む

2014 年 5 月 12 日 月曜日

我が家には「露和会話集」という本があります.これは日本を訪れるロシア人のために編まれた本で,私が四半世紀以上前にロシアに渡航したときに (とはいっても当時は「ソビエト連邦」,略称「ソ連」という国が存在していたので,ロシアから,今問題のウクライナにもパスポートなしで行けたのですが) 買ってきたものです.なぜこの本が,「ベリョースカ」という外貨のみでしか買い物ができない店 (当時のソ連には外貨獲得のためにこんな店がありました.当然ですが,ふつう現地の人は入ることはできません) にあったのか,今考えれば疑問なのですが,いったい誰がこれを買うのかと思いつつ買ったのを覚えてます.

ハードカバーであるにもかかわらず日本円で500円ぐらいだったと思います.ソ連は本が安かった.政府のプロパガンダのためにか,外国人が出入りする空港にはいろんな言語で書かれた冊子が何種類も置かれていて,これなどは無料で取り放題でした.いくつか持って帰ったのですが,未だに何語かさえ分からないものも多数あります.アルファベット系の文字で書かれている言語であれば,それなりにタイトルの意味ぐらいは推測できますが,アラビア語 (あるいはペルシャ語?) の本の場合は,さっぱり解りません.私にはページの順序を追うことで数字だけが辛うじて解るくらいです.でも日本語の本は意外と少なく,ベリョースカに売られていたのが「露和会話集」とあと1 冊ぐらい.空港では1,2 冊しか見かけませんでした.だから,「露和会話集」を珍しく感じて買ったのでしょう.ひょっとしたら,旅行中に使えるかもという魂胆もあったのでしょう (まるで使えなかった).

当時はソ連という国が存在し,もちろん社会主義国家でした.この「露和会話集」もその政治情勢が反映されており,挨拶には「同志の皆さん!」が当然入っています (!ももちろんついています).ただ,面白いのはそういったところだけではなく,日常会話のところに登場する例文でした.以下は,収録されている日本語を原文のままに記していきます.

 

「新鮮なおジャガを頂戴」いったいどこで買い物をすることを想定しているのでしょうか.スーパーで,もしこんなことを,しかも外国人に言われたら店員も引いてしまうのでは…?この本には買い物での会話の例として挙げられていますが,これに対する返答は書かれていません.さらにこのあとの会話は「この間の○○○はよくなかったわよ」とクレームが続きます.なぜか女性っぽい言葉になっています.これを使ったロシア人男性に話しかけられたら,ひょっとしたら逃げるかも.

 

「おい,ポポフさん,地震じゃないかい?」悠長な会話です.ロシアにも地域によっては地震がないわけではありませんが,日本とは比較にはなりません.なぜかこのあとの会話は,地震そっちのけで,日本にはいかに地震が多いかの会話が延々と続いていきます.東日本大震災も阪神大震災もまだ起こる前に書かれた本なので,やむを得ないでしょう.今もしこのような本が出版されているのなら,どうなっているのでしょうか.

 

「僕は三角は大嫌いだ」学生同士 (だと思われる) の会話,得意科目は物理だとかなどという会話が交わされたあとに突然このフレーズが登場します.三角関数のことでしょうか.物理といった教科のあとで登場するのだから,もしかしたら「三角」という教科があるのでしょうか?三角関数を苦手とする学生は国籍を問わず多いということでしょうか.

 

「膃肭臍」「海豹」「雲円」やはりロシア人で日本人と接する機会が多いのは漁業関係者でしょう.そういった人たちのために,海の生き物についてはやたら語彙が豊富です.それは当然なのですが,そのほとんどが漢字とキリル文字の併記で書かれています.最初のものは「オットセイ」ですが,私はこの漢字は読めず,その下に書かれているキリル文字での表記でようやく読めました.漢字の勉強になりました.私のパソコンでは「おっとせい」と入力しても変換できません.その次は「アザラシ」.これもキリル文字でようやく読めました.ただ,こちらは「あざらし」と入力すればきちんと「海豹」と変換できるので,「膃肭臍」よりはメジャーなようです.しかし,これでは漢字クイズの本を読んでいるような錯覚に陥りかねません.こんな難しい漢字が次々と登場するのですが,最後の「雲円」は果たして何でしょうか?これは「ウニ」です.もちろん間違っています.正しくは「雲丹」です.外国人の目からすると「円」と「丹」は紛らわしいようです.というか,私もどうやって区別できているのかと改めて考えてしまいました.これを考えると,日本語の読み書きがちゃんとできる外国人 (ときには負けると思うほどの方もいらっしゃいます) はすごいと思います.

 

こういうのを見ていると,月並みなことですが,異文化を理解する,異文化を記述するというのは,本当に難しいのだと思ってしまいます.バイアスや誤りといったものが入るのが当然.鵜呑みにせず自分でも考えていかないといけません.でも,それは何にでも当てはまることですが.

 

開成ハイスクール 片岡尚樹

英単語の覚え方

2014 年 5 月 5 日 月曜日

みなさんこんにちは。

高1生のみなさんは新生活に慣れましたか?早いところでは,5月中旬から中間考査が始まります。早め早めに準備をしていきましょう!

 

ところで、生徒たちと面談していて,「英単語が覚えられない」という悩みをよくききます。それに対する暗記法をいくつか紹介したいと思います。

 

◆ 大学入試に向けて覚えなければならない単語数は4000以上!?

 

大学入試を見据えて英語を学習していく上で,語彙の習得の必要性は言を待ちません。しかし,忙しい高校生活の中で「やらなきゃ・・・」と思いつつも,なかなかはかどらず挫折した(しかけている)経験はないでしょうか?

受験する大学のランクにもよりますが,大学入試センター試験(国公立大学を受験する場合必ず受けなくてはならない試験)の英語の問題を解答するのに必要な語彙量は4000語程度といわれています。それに対し中学校で習う語彙レベルはappleとかbookとかisとかを含めて900語です。ここから3000語以上も積み上げなくてなりません(もちろん,国公立大学の二次試験や関関同立の一般試験はそれ以上の語彙量が必要です)。その際に何に気をつけて単語を学習していくべきかについて以下に述べていきますので,今後の学習の参考にしてください。

 

◆  英単語学習のポイント① 感覚器官をフル活用するべし!

みなさんは単語を覚えるときに,どうやって覚えていますか?

⑴ 単語帳や教科書を眺める

⑵ ひたすら書いて覚える

⑶ 音読する

大概の高校生はこのような勉強法をとっているように思います。

これは心理学の研究で結果が出ていることですが,人間は,使った感覚器官が多いほど,事物が記憶に残りやすいそうです。

このことを踏まえて,上の勉強法を考察してみましょう。

まず⑴ですが,これは文字を目で追っているので「視覚」情報に頼って記憶をしようとしていることがわかります。

次に⑵では,書く作業が加わることにより,「触覚(書いた感覚)」が視覚情報にプラスされます。当然,使っている器官が増えているので,暗記効率はよくなります

さらに⑶になると,発音することにより別の「触覚(発音するときの唇の動き)」が脳に記録されるので,さらに暗記効率はUPします。

 

しかし・・・

 

人間の感覚器官は大きく分けて5つあります(「五感」と言いますよね)。そのうち,上の勉強法で用いた器官は「視覚」と「触覚」のみでした。あと3つ,「聴覚」「味覚」「嗅覚」が人間には備わっています。

味覚と嗅覚を単語暗記には使えないのですが,「 聴 覚 」は使 え ま す よ ね 。これをフル活用しない手はありません。

簡単に言うと「リスニング」を上記の学習サイクルの中に取り入れるだけで,すべての器官が統合化され,単語が飛躍的に覚 えやすくなる ということです。

 

英単語学習のポイント② 複数回反復を基本とし,各回ですべきことを明確にする!

 

単語の学習は1回で完結することはまずありません。2回,3回と繰り返しの中で定着していくものですが,その際に注意するべき点があります。

それは「回ごとに追及する深さを変える」ことです。

どういうことかというと,例えば最低3回は単語帳を反復するとして,1周目=意味のみ,2週目=つづりと発音,3週目=アクセントや派生語・関連語まで全部といった具合に徐々に負荷をかけて勉強をする方が無味乾燥にならずに取り組むことができます。理想的には最低3回のサイクルで,学年および自身の英語の学力に応じ,先生と相談して追及する深さを決定するとよいでしょう。

同時に,そういった目標を設定するときに,無理なく達成できる目標を立てるべきでしょう。無理な目標設定をすると挫折してモチベーションが低下するばかりか,英語が嫌いになってしまうことも考えられます。受験生ともなればそんなことも言っていられませんが,高1からこつこつ勉強を始めておけば,3年間で着実に力を付けることができるでしょう。

 

英単語学習のポイント③ 自分の暗記の「クセ」を見抜け!

これはポイント①とも関連するのですが,事物を認知する際に依存する割合が高い感覚器官には個人差があると言うことが心理学の研究で明らかになっています。文字情報(テクスト)を読むことが記憶の定着を促進するグループ,音声情報(リスニングなど)が定着しやすいグループ,そして映像情報(ビデオや図形など)からの定着が強いグループの3要素に分類されます。

基本的にはこの3要素のうちのどれかに強く依存している場合が多いので,その認知特性にあわせた勉強法を採用すると効率よく学習することができます。

英単語学習のポイント④ 忘却を前提とした計画を

「私は1日20個単語を覚えることにします!だから1週間140個で月に・・・」なんていう計画を立てる人がいますが、これは間違いです。

1日も休まずに,毎日進み続けることができるでしょうか?

人間も生き物なので、1度覚えたことも時がたてば忘れてしまいます。それを前提に,復習を視野に入れた計画は立てられていますか?

例えば、上の例なら、私は面談時に以下の提案をします。

1日20個×平日5日間=100個を1週間のノルマとし、

土曜にその週覚えた100個を復習。

日曜に前の週に覚えた100個を復習テストしよう。

こうすると,最低でも同じ範囲を2回覚えることになるので,一見効率が悪く見えるかもしれませんが,実は定着度が上の例よりはるかに高まります。

 

以上のポイントをうまく組み合わせて,自分にピッタリの暗記法を模索していきましょう!

開成ハイスクールの教師陣は,いつでも相談に乗ります!!