センター試験をひかえて
センター試験が近づいてきました。
本番では自分の力を100%出してほしいと思っています。ただ、センター試験は予想以上にプレッシャーが大きく心理的な重圧もあり、いつもの模試以上に緊張することも大いにあり得ます。
みなさんの力を出し切るために、以下のことを注意してみてください。
1.不必要なことを考えない。
色々な考えがでてくると、違和感・不協和を感じて体が緊張し始めます。「失敗したらだめだ」「いつも以上に点数をとらないと」と考えるだけで体は緊張し始めます。心理学で言われている認知的不協和理論です。そんなことを絶対考えてはいけません。「普段通りにやろう。あれだけやったのだから大丈夫。」と考えましょう。開成ハイスクールでは、他の受験生と比べても圧倒的に演習量を多くこなしてきています。試験の経験値は他の受験生の倍以上と強気に自信をもって受験に臨んでみてください。
2.とれるところで点をとる。完璧主義はすてる。
試験で解けない問題に遭遇し、進まなくなると、緊張が増幅します 。難解な設問などで止まってしまったら、あれこれ考えないで次の問題へ行き、得点を取れるところから取りましょう。また、試験前後も一点を見つめ続けないようにしましょう。緊張が増幅します。試験前は遠くの景色を見るなど視点を変え、呼吸を整えて文章を読みましょう。細かな心掛けで緊張感もほぐれます。
3.休憩時間の過ごし方に注意
センター試験の休憩時間は30分以上あるため、この時間に緊張や終了したテスト結果への不安が増幅します。不必要なことは考えず、暗記事項の確認を軽く行う程度でOKです。試験当日までに、休息時間にやることを決めておきましょう。また、休み時間に終わった科目の話をするのは絶対にしないでください。終わった科目のことは一切考えないことが非常に重要です。
みなさんが入試へ向けて受験勉強ができる期間もあとわずか。
開成ハイスクールでは年内最後の模擬演習と受験へ向けた追い込み講座を兼ね備えた「年末集中特訓」を、12月30・31日に高槻本部教室にて行います。各自の志望大学への合格を目指してラストスパートをかけましょう。
開成ハイスクール 英語科 大道英毅