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開成教育グループ


2016 年 3 月 のアーカイブ

春休みの過ごし方 ~新高3生諸君へ~

2016 年 3 月 28 日 月曜日

高校生の皆さんはもう春休みですね。年度末ということで、まとめの学習の時期かもしれません。さて今日は、新3年生に向けて、春休み(とはいっても短いですが)の過ごし方についてアドバイスします。
「受験生として1年をスタートする前に、総復習をしておきたい」と考えている人が多いのではないでしょうか。

 

その心構えは素晴らしいことです!そして総復習も大事です!しかし、その前にひとつだけやってみてほしいことがあります。

それは、受験に使う科目について、自分に欠けていることをリストアップしてみる、ということです。

いきなり総復習と言っても、範囲が広すぎて、どこから手をつけたらいいのか分からない、という人が多いと思います。

そうなると、とりあえず手を付けたものの、先が見えずに途中で違うところにも手をつけ始めてしまって、収拾がつかなくなる、という事態に陥ります。

だから、まずはこれまでやってきた範囲の中で、自分が「要復習」だと思う範囲に優先順位をつけていくのです。具体的なやり方は以下の通りです。
1.これまで使ってきた教科書や問題集の目次を開く(主に数学、理科、社会)
2.覚えていなければならない公式や文法事項などで、覚えきれていない部分をリストアップする
3.リストアップしたものにある程度の優先順位をつける
4.すべてを春休みに終わらせることは無理であるとしても、最低限一つのことは春休み中に終えるようにする
5.そのリストは、これからクリアするべき課題として、いつまでに達成するのか計画を立てる
リスト作成や計画立てがなかなかできないひとは、担当の先生に相談するのがいいでしょう。

必ずや、適切なアドバイスをしてくれるはずです。

開成ハイスクール英語科 松本泰雄

国公立大学合格発表

2016 年 3 月 21 日 月曜日

受験の最大のイベント、合格発表がありました。
今年、私は、大阪大学の合格発表に行ってきました。大阪大学では、去年からホームページでの合格発表と合わせて、大学キャンパスでの合格発表も追加されました。
駅から大阪大学まで歩いている間も、周りの受験生の緊張が伝わり、私まで緊張してしまいました。

合格発表は9:00からです。私は8:45くらいに会場に到着しました。会場には受験生と保護者の方、新入生を部活に勧誘するための在校生がたくさんいました。
9:00になり、受験番号が発表されると、「うわ~」という声とともに合格者が生まれました。

幸いにも、発表を見に来ていた私の生徒は2名とも合格していて、一緒に喜びを分かち合うことができました。毎年、合格発表に行くと日々しっかり指導をしていかないといけないなと感じます。今後も毎年、合格発表会場に足を運びたいと思います。

これから受験生になるみなさんも、第一志望の大学で、キャンパスでの合格発表がある場合は是非参加して下さい。合格の場合は、一生の思い出になるでしょうし、万一、不合格であっても、人生の糧となるはずです。みなさんが思っているよりも合格発表会場はいいものですよ!

開成ハイスクール数学科 前田佳邦

 

数学と科学・技術 その9

2016 年 3 月 14 日 月曜日

数学と科学・技術 その9

みなさん、こんにちは。今回あは「楕円」について書くことにします。「楕円」は数Ⅲの最後の方に出てきて、数Ⅲを選択していない人には、なじみのないものかもしれませんが、下の図のような、卵(を横倒しした)のような形のものです。

「円」のような丸い形ですが、大きな違いがあります。「円」は、中心からの距離が一定の点の集まりとして有名ですが、「楕円」には中心の変わりになるものとして、焦点というものが2つあります。数Ⅲでは、「楕円」を、焦点からの距離の和が一定、と定義して話が進んでいきます。「焦点」は上の図で、黄緑色をしています。
さて、数学では「定義」を決めて、様々な「性質」を導く、ということが主眼になりますが(そして、そのような順番で教えられますが)、数学の応用を考えるときは、定義ではなく、そこから導かれてきた、「性質」がよく利用されます。ここでは、「楕円」の性質として、2つの「焦点」の性質に触れることにします。
「楕円」の左側の焦点から光が出ているとしましょう。そして「楕円」の縁にあたり、反射して進んでいったとします。ただし、反射するときは、反射の法則(入射角=反射角)に従うとします。さて、この光はどこに到達するでしょう?答えは、下の3つの図を見てみてください。

やや真ん中あたりで反射した場合も、手前のほうに光が進んでいった場合も、奥のほうに光が進んでいった場合も、すべて右側の「焦点」を通っていることがわかります。「楕円」には、このように「焦点」から出た光は、すべてもうひとつの「焦点」を通る、という「性質」をもっています。そしてこの性質を使って、片方の「焦点」に熱源を置いて、もう片方の「焦点」に試料を置くことで、試料を無駄なく高温に加熱することができるのです。まさに、「焦点」は「焦げる点」ですね。他にも、片方の「焦点」に音源をおき、もう片方に手術台をおいて、超音波を人間の器官に当てて治療するという技術もあったりします。
数学の勉強は、なかなか応用にたどりつかないので、退屈に感じる人もいるかと思います。しかし、本当に大事なものというものは、容易に身につくものでもありません。大学進学の後も、若い時分に力を込めて勉強したことを、やがて社会に還元できるよう、自身に磨きをかけていってください。

開成ハイスクール数学科 村上 豊