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開成教育グループ


2015 年 1 月 のアーカイブ

センター試験の会場にて

2015 年 1 月 26 日 月曜日

センター試験実施当日、私は会場である阪南大学に出向きました。

高校3年生にとっては運命を決める1日。私は教員達が生徒一人一人へ書いた手紙を持っていきました。

 

試験当日は、教員が生徒にしてあげられることは何もありません。なぜ私が会場に足を運ぶのかというと、生徒の緊張をほぐしたり、手紙を渡して感動を誘ったりということが目的ではなく、「生徒の緊張した表情を見ること」が好きだからです。

 

生徒からは「会場に来てくれてありがとう!」「手紙を読んで感動して泣いてしまいました」といったコメントをもらいますが、私はこういった声をもらうために朝早起きをしているのではなく、これから勝負に向かう生徒の顔が好きだからセンター試験の会場に足を運ぶんだと思います。

 

今年も良い顔をたくさん見ることができました。私は、そういう生徒達を見て、元気をもらっています。努力を重ね、それを存分に発揮しようとしている受験生の顔はいいものです。年に1度しかないセンター試験の会場で、私は来年も生徒を待ちたいと思います。

 

開成ハイスクール数学科 前田佳邦


 

「1日1%合格率は落ちていく」

2015 年 1 月 19 日 月曜日

高2生の多くは、高3になったら受験勉強を本格的に始めようと考えています。しかし、センター試験は1月中旬、私立大学の一般入試もほとんどが2月からスタートするため、4月から始めたのでは本番まで残り10ヶ月もありません。

 

あるデータによると、受験勉強期間と合格率との相関は、

 

10ヶ月で70%

9ヶ月で40%

 

つまり、取り掛かるのが1か月遅れれば、合格率は30%落ちるということです。言い換えれば、

1日に1%合格から遠ざかるということです。

高3になるまでの学力がどの程度のものであれ、4月からスタートをしていては、自らに不利な条件を与えることになってしまいます。高2・高1生の諸君は、「受験勉強は4月から」という誤った認識を、今すぐに捨ててください。すでに本格始動している新たな受験生もいるのだから…。

 

開成ハイスクール英語科 津留天然

 

 

「できる」という前提

2015 年 1 月 12 日 月曜日

こんにちは。

目標達成には、「あきらめない」ということも大切ですね。あきらめないで取り組み続けるその行き着く先こそ、目標の達成です。そのためには、何が必要なのでしょうか。

そのうちの1つは、「できる」という確信だと思います。人は、端(はな)から「できない」と思っていることに対しては、全力を尽くさないものです。当たり前のごとく「できる」と信じているからこそ、その結果を具体的にイメージでき、それが現実化するまで注力するのです。

いつも述べているように、大学受験も目標達成のプロセスです。合格という最終目標に到達するまでに、中期目標や短期目標、日々の課題に至るまで、様々な数多くの目標を達成していかねばなりません。それぞれの目標を設定する際、それに対して「できる」という確信を抱けるかどうかが成否を左右します。日々の課題も同じです。目の前にある演習問題や暗記課題に取り組む際に、「できる」という前提で臨むかどうかが成果の差を生じさせるのです。そしてもちろんその根底には、志望校に合格「できる」という盲信ではない確たる信念が、常に存在していなければなりません。

 

「できる」という前提が結果を変える―私はその具体的事例を、大なり小なり、数えきれないほど見てきました。

センター試験、すべての問題に「できる」という姿勢で臨んでください。