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開成教育グループ


2011 年 8 月 のアーカイブ

「学ぶ」

2011 年 8 月 29 日 月曜日

 こんにちは。

 今回は、「学ぶ」ということについて考えてみたいと思います。

私は、「学問」という言葉を、次のように解釈します。「学問」とは、「学ぶ」ことを「問う」ことである、と。「学ぶ」とは一体どういうことなのか、どんな意味を持つものなのか。それを問い続ける限りにおいて、「学問」は「学問」として何らかの意義を持ち続けるのではないでしょうか。学ぶことの意味・目的を、自分に、そして社会に問い続けない限り、そこからは何も生まれないと思うのです。そして、その問いかけの中から何かを見出した時、おそらく「学問」は「学術」へと発展するのでしょう。「学術」とは「学ぶ術(すべ)」と書きます。学ぶことは、必ずや形をもった「術」となり得ます。自分がそれを意識する、しないに関わらず、「学問」は自己発展の具体的な手段となるのです。

私は、開成ハイスクールの教壇に立ち、英語の教科指導をしながら、「学問」「学術」のもつ醍醐味、世の中の見方や生き方まですっかりと変えてしまう学問の魅力にとり憑かれた者として、実はそのことを、生徒諸君に最も伝えていきたいのです。もちろん、テストの点数や入試といった現実があります。それも現実です。そうした現実の中で、諸君の「学問」への道をいかに切り開いていくか、これが私にとって、取り組むべき大きな課題なのです。

漢文「センター試験対策」勉強法

2011 年 8 月 22 日 月曜日

今回は、センター試験対策としての「漢文の勉強法」を紹介します。

やることは、以下の3点です。

①句型と単語
②文型
③長文の再読

① 句型と単語
漢文は書き下すと、古文の文章になります。助動詞・助詞の使い方なども、古文とほぼ共通しています。
ただ、一点大きな違いは、古文にはなかった句型が文中に出てくる点です。多少は論理でクリアできるものもありますが、受験生は、基本的なものは当然暗記をしておく必要があります。もちろんセンターでは句型がでている部分が設問に絡んできますので、避けては通れません。必ず一冊、「句型集」は完成させておきましょう。そして、漢文にも重要な漢字があります。たとえば「百姓」は、現代語の百姓とは違い「一般の庶民」を表します。このように、独特の意味を持った漢字を、一つの単語として暗記する必要があります。もちろん、古文単語とは違い数も少ないですので、語句の載っている参考書などを見て、一気に覚えてしまいましょう。

②文型
漢文では、英語同様、語順により品詞を見極め読解していくことも必要不可欠です。現代の日本語のように、助詞によって品詞を見分けることが困難なため、基本の語順を暗記しておくと、より読解の精度やスピードが高まり、返り点等の設問にも容易に対応できるようになります。また、古文同様、主語の省略が著しいので、述語の位置は語順から必ず理解できるようにしておきましょう。特に、授業で語順を学んだ受験生は、読解を繰り返すことが肝心です。語順を知っているか否かで、読みのレベルが大きく変わりますので、必ずマスターしてください。

③ 長文の再読
漢文の点数に伸び悩む人は、漢文を読む分量が足りていない場合が多いようです。ですから、問題を解くことは当たり前のことながら、必ず文章を3度は読み返してください。
また、すでに理解できている文章を読み返すことにより、文の構造や使われている句型が頭にしっかりと記憶されていきます。頭の中に漢文の文章のモデルをたくさん作っておくことが、成績上昇の近道ですから、授業を受けている人はかならず復習の仕上げに読み直しを行ってください。
以上が、漢文の勉強法の要点です。とにかく、句型と単語・文型・長文の再読が、漢文の頭を作る一番の近道となるはずです。

                              国語科 重留 英明

日々の勉強で、自分の成長を実感していますか?

2011 年 8 月 17 日 水曜日

 こんにちは。
 残暑、本当に厳しいですね。地球の温暖化を身にしみて感じます。少しでも早く“小さい秋”を見つけたい今日この頃です。
 しかし、この暑さが一年中続くことはありません。確かに昨日、今日というスパンで考えてみればさほど変化はないように感じますが、少しずつ時は巡り、そして、いかなる物も変化していきます。もちろん人間もそうです。毎朝鏡に映る自分を見て、昨日の朝の自分との変化をはっきりと認識できるものではありません。でも10年前の自分とは明らかに違います。それを「老い」と呼ぶか「成長」と呼ぶかは人それぞれですが、変化していることは確かです。
 さて、8月も終わりつつあります。この夏の、あなたの学習生活を振り返ってみてください。夏期講習を経て、また、日々の学習によって、あなたは確実に変化しているでしょうか?一か月前より、一週間前より、昨日より、一時間前より、授業を受ける前より、問題を解く前より、確実に成長しているでしょうか?そしてそのことが実感できるでしょうか?成長している自分を明確に意識できるでしょうか?私は生徒たちに、こんなふうに問いかけるようにしています。「この授業で、何がどのように分かるようになったのか?」「どんな知識が自分のものとして定着したのか?」「昨日より進歩した自分を実感できるか?」
 勉強=問題を解くこと、ではありません。もちろん問題を解くことは、勉強の一つの有効な手段であることは自明ですが、問題を解くこと自体が勉強の目的ではありません。問題を解くことにより、それまでの自分が変化し、新しい自分に成長すること、そしてそのことを実感し、また新しいものにチャレンジすること、それが学ぶ事の目的だと思います。

合格のために、勉強以外の大切なこと!

2011 年 8 月 8 日 月曜日

 「試験に合格する」「テストで良い点数をとる」ためには、勉強することが一番大切です。それはみんなわかっていることなので、今回は勉強以外で大切なことについて書いてみたいと思います。

 たとえば、こんな例を考えてみましょう。
 Aさんは、弁護士を夢みて司法試験に10年間チャレンジし続けています(ちなみに過去の司法試験は日本最難関の試験と言われていました)。10年間、司法試験に向けての勉強をしっかりと積み重ね、短答式(マーク式)試験には合格をしていますが、論文試験(記述式)に合格することができません。(Aさんは自分の学力が足りないと思っているから)毎年、毎年、血のにじむような努力をしていますが、論文試験に合格することができません。
 いったい原因は何でしょうか。

 みなさんは、どう思いますか?

 勉強の仕方が悪い、努力不足といった原因も考えられますが、こういった原因は思い浮かびますか?たとえば「字が汚い」「書くのが遅い」などです。これは勉強以外の要素です。実際に司法試験を受験する予備校に行くと、「ペン習字を習いなさい」と真面目に指導されます。司法試験の論文試験は1科目2時間で計6科目を受験します。この12時間の試験時間の間に、ほぼ休みなく字を書き続け、論文を仕上げます。
つまり、勉強以外の、字を書く早さ・字の綺麗さも要求される試験だということです。字が汚く、書くのが遅い場合には、Aさんは今後いくら司法試験の勉強をしても合格することはできません。しかし、Aさんは学力が足りないと思っているので、司法試験の勉強をさらに続けます。果たしてそれで合格することができるでしょうか。

 この例は、司法試験という超難関試験のことで、あまり大学受験にはつながらないと思うかもしれないですが、非常に大切な示唆を与えてくれます。
 私からお勧めしたい勉強法は「なるべく実践的な状況で勉強する」ことです。具体的に想定してほしい状況は以下の3つです。

 実際の試験場では
 ①隣に他の受験生がいて気になる
 ②音楽プレイヤーは聞けない・耳栓は使えない
 ③試験は朝から始まる

 「壁で仕切られた自習室でないと集中できない」「音楽を聴いたほうが集中できる(または、静かなほうが勉強できる)」「夜、暗いほうが集中できる」といったことを口にする受験生がいます。これらはすべて事実だと思いますし、私もこうした状況で勉強するほうが、学習がはかどると思います。しかし冷静に考えてみると、実際の試験場では、こうした状況は望めません。隣ではライバルの受験生が問題を解いていますし、試験中に音楽プレイヤーは無理ですよね(笑)、また試験は朝からあります。
 というわけで、現時点では、自分が集中できる環境で学習するのは良いことかもしれないですが、今後は、より実践的な状況を想定して勉強することも必要になってきます。
 特に、生活リズムを朝型にするのは大切なことです。センター試験・2次試験ともに6~8時間くらい集中して、朝から問題を解く必要があります。夜にばかり勉強しても、夜に試験はありません。朝から集中できる体を今から作ってください!
 合格に向けて大切な夏!です。自己管理をしっかりして、合格を勝ち取りましょう☆

数学科 前田佳邦

夏休みはチャンスです!

2011 年 8 月 1 日 月曜日

 毎日、暑い日が続いていますが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?旅行に行く人、部活を頑張っている人、勉強に励む人、などなど、夏休みという、まとまった時間をどう使うかは人それぞれですね。
 普段の学校生活では、だいたい皆、同じような生活リズムで1日を過ごしていますよね。同じ時間に学校で勉強して、その後部活をして、家に帰って…、といった具合に。そして、その中からうまく時間を見つけて、コツコツ勉強してきた人と、そうでない人がいるはずです。両者には歴然とした差ができてしまっているはずです。みなさんが前者ならともかく、後者だとすれば、それは深刻な状況かもしれません。
 しかし、夏休みをうまく利用すれば、一発逆転も狙えます!高3生はともかく、高1・高2生は夏休みに入ると、ついだらけてしまいがちです。定期テストまで日数がありますし、学校がないので遅い時間まで夜更かしをし、昼目覚めるといった悪いサイクルを作ってしまう人もいます。だからこそ、ここで集中して勉強すれば、他者を大きく引き離すことも可能となるのです。チャンスですね。そう、この誘惑の多い夏休みだって、みなさんを変えるチャンスにもなり得るのです。
 夏休みをどう使うかは、あくまで自分次第です。みなさんが、悔いのない夏休みを過ごせるよう願っています。

開成ハイスクール英語科 津留天然