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開成教育グループ


2012 年 12 月 のアーカイブ

私の大学受験(その5)

2012 年 12 月 25 日 火曜日

(2012年9月24日「私の大学受験(その4」からの続きです。)

こんにちは。

私は、高校3年間を通じて、ほとんどの先生から嫌われる生徒でした。授業をサボる、いたずら好き、口達者、おまけに成績は2番(最下位から)。そのツケが回って、受験期に人一倍の苦労を強いられることになるのですから、仕方がないですよね。
そんな私を、最後まで見捨てずに面倒を見てくださった先生が2人います。世界史のO先生と、英語のY先生です。
世界史のO先生。授業中に眠りこけていた私を叩き起こし、ふて腐れた私を廊下に引きずり出して、「お前を殴るのはこれ1回きりだ」と思いっきり拳骨をくれたとき、「この先生なら…」と直感しました。体裁を繕って謝るより、勉強でその誠実さに応えなければならない、と思い至った私は、次の日、先生のところへ赴き、厚かましくも「僕のために、世界史の特別プリントを作って下さい。」と申し出ました。先生は、私のためだけに、3日と空けず次々に世界史要点プリントを作ってきてくれました。「合格して、いち早く先生にその報告をしたい。」私に新たな動機付けが生まれました。
Y先生は、その容姿もさることながら、とにかく訳文の日本語が滑らか、美しかったのです。如何に複雑な構造と難解な内容の英文であっても、どうすればY先生のような、自然な日本語による分かりやすい訳文ができるのか。いや、その前に、英文和訳問題の解答は「日本語」であり、最終的にはその日本語としての完成度が評価の対象となる、という至極当たり前のことを、Y先生に気付かされたのです。この先生を超えたい、ならば先生に師事するしかない、と思い至った私は、先生のところへ赴き、厚かましくも「ご自宅の電話番号を教えてください。」と申し出ました。他意はありません。いつでもタイムリーに質問したかったからです。2晩に1度は電話しました。あげく、「このbutは『しかし』と『だが』のどちらの訳がいいでしょう。」などという質問までする始末。いや、実際に私は、これに2日間悩みました。不遜ながら、そこまでこだわらなければ「先生に勝てない」と思っていたからです。先生は言ってくれました。「君には英語のセンスがある。そして、努力がそのセンスをさらに輝かせることになるよ」と。「合格して、いち早く先生にその報告をしたい。」私にまた新たな動機付けが加わりました。
過酷で孤独な受験勉強。それには「拠りどころ」が必要です。常に自分を力強く支えてくれる存在、その有無は、受験の成否を大きく左右するでしょう。ただ、そうした人物は、偶然目の前に現れるのではなく、自ら求め、自ら得なければなりません。飾らずに言えば、学校であれ塾であれ、先生を自分から積極的に「利用する」ということです。先生の惜しみない協力を得るには、当然ながら、まず自分が勉強を頑張るしかない。そして、先生の誠意に報いるには、当然ながら、合格するしかない。こうした状況を築いたことも、わたしの合格の1つの大きな要因であったように思われます。

つづく

ご褒美制度で計画を立てよう!

2012 年 12 月 17 日 月曜日

 日増しに寒さが増し、いよいよセンター試験まであと30日ほどとなりました。そして、現高校2年生にとっては、いよいよ大学受験に向けて、本格的な取り組みのスタートです。

 今回は、達成できる計画の立て方について書きたいと思います。

 まず、ノルマ制度をやめて、「ご褒美制度」を導入しましょう。
 来週の月曜までに数学の問題集をやらないといけない場合、通常は、やるべきことを書き出して、優先順位をつけてやっていきますが、少し発想を変えて、楽しいイベントから計画を立てましょう。それは、テレビかもしれないですし、友達と遊びに行く予定でも構いません。とにかくまずは、ご褒美を設定します。
 例を示しながら、ご褒美制度について説明します。
 ①日曜の夜21:00から見たいテレビを設定する。
 ②日曜の夜までに勉強が終わる計画を立てる。
 ③②を終わらせるように必死で勉強する。
 ④①のテレビを見る。
といった流れです。
 この方法の良いところは、やる気がでるところです。
 
 もちろん、③で勉強が終わらなかった場合は、④のテレビを見ることはできません。目標が達成できない場合は、当然ですがご褒美はもらえません。
 
 この方法は、みなさんが小学生くらいのときに、お母さん、お父さんがよく使っていた方法ではないでしょうか。「これをやったらお菓子を食べていいよ」といった具合です。同じことを、自分自身にやってみてはどうでしょうか。勉強も頑張れますし、(勉強はやったので)テレビも気兼ねなく見ることができて楽しいです。ご褒美の味は格別ではないでしょうか。
 
 
開成ハイスクール数学科 前田佳邦

部活動

2012 年 12 月 10 日 月曜日

 いよいよ年の瀬が迫り、3年生は受験シーズン目前です。そして、2年生はいよいよ受験に向けての意識をより高めていかねばなりません。ところが、特に部活動に熱中している人はどうしても、まだしばらくは部活中心の生活が続き、勉強に割く時間を多く確保するのは難しいかもしれません。かく言う私も、高校時代は運動部に所属していたこともあり、クラブ三昧の生活でした。通っていた高校も、のんびりとした雰囲気であり、高3になっても受験ムードは乏しいものでした。実際のところ、私も勉強そっちのけで、部活の始まる放課後を待ちわび、授業を終えるともう制服のままストレッチを始めている程の部活大好きぶりでした。
 ただ、今考えると、部活に打ち込んだ姿勢や、そこで培われた集中力・向上心が受験期を迎えた時、大きく自分にとってプラスに転じたと感じています。自身の経験からですが、打ち込むものが勉強であれ運動であれ、また音楽であれ文化活動であれ、何かに熱中することや上達したいという向上心をもつことは、勉学のみならず、大きな人間力を培う上で、とても大切なことだと感じています。
 現在、部活動をがんばっている皆さんは、ぜひとも部活動に精一杯打ち込んでください。とことんやりきってください。そしてそこで培った力を、勉強や受験に向けても大いに活用してください。もちろん、全く勉強が手つかずでは困りものですが、勉強にも部活にも精一杯全力で臨むこと、本気でぶつかることが、皆さんの人間力を大きく成長させてくれるはずです。
 
 
開成ハイスクール国語科 重留 英明

時間意識

2012 年 12 月 3 日 月曜日

 今回は、「時間意識」「時間の捉え方」についてお話しします。といっても、相対性理論などという難しい話をするつもりはありません。もっと日常的な時間感覚のお話です。
 例えば、恋人と過ごす1時間を1分間のように感じたりしますよね。逆に、1分間の苦痛を1時間のごとく長く感じることもあります。そう、時間は人の意識によって長くなったり短くなったりするのです。
 みなさんは、学校や塾、自宅で勉強している時間を、どのくらいの長さで感じているでしょうか。もちろん、時間を短く感じるのは、その勉強や課題に集中している場合ですね。では、長く感じたり短く感じたりする差を生み出している要因は何でしょうか。勉強している環境かもしれません。心理状態かもしれません。いずれにせよ、どんな状況で勉強したときに、その時間を短く感じたのかを、一度じっくりと振り返ってみてください。そこに、みなさんの勉強の仕方を改善するヒントが隠されているかもしれません。そして、「長い・短い」の時間感覚を、自分の今日の勉強の度合いを測る尺度にしてみてください。「今日は短く感じられたな」と思うことができれば良し。そうでなければ、明日への反省材料とするのです。
 私の授業でも、ぜひみなさんと「あっという間の90分」を毎回過ごしたいものです。
 
 
開成ハイスクール英語科 津留天然