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開成教育グループ


2014 年 11 月 のアーカイブ

推薦入試本格化

2014 年 11 月 24 日 月曜日

一昔前の感覚では、大学の推薦入試はごく一部の優秀な生徒が出願するものであって、多くの高校生には関係ないという風に思われていたのではないでしょうか。
しかし今日では、非常に多くの受験生が利用する出願形態の一つです。ここではそのなかの公募制推薦入試についてお話しします。公募制推薦入試って何?という方に簡単に説明しておきますと、

① 大学側の提示した条件面を満たしていること(たとえば平均評定値が3.8以上)
② 出身高校の推薦がもらえること

この2つの条件を満たせば誰でも出願できる制度です(がんばって高校生活を送っていれば大多数の生徒が該当するのではないかと思います)。しかも、併願に制約がない場合がほとんどです。

もちろん志望校の受験機会が増やせるとあって、倍率はかなり高いものにはなります。しかし今年も、この制度を利用して既にいくつかのうれしい知らせが届いています。

この時期に大学生になれる権利を手に入れた高3生は、それが本命の大学であれば、その先は残りの高校生活を満喫できますし、本命の大学でなくても、気持ちに余裕がうまれ、その後の受験勉強により一層打ち込めることでしょう。

高1生のみなさんは、ちょうど文系・理系の選択などが終わり、ひと段落している頃かもしれませんが、来たるべき受験に備えて、この時期から情報収集を始めてみてはいかがでしょうか。

開成ハイスクール英語科 濱田健太郎

 

 

インフルエンザの予防

2014 年 11 月 17 日 月曜日

とうとう11月です。
今年もあと数ヶ月で終わりですね。
受験生のみなさんはインフルエンザの予防接種をうけましたか?

インフルエンザにかからないようにするために日頃からバランスのよい食事も大事です。
肉や魚、卵などのタンパク質を多く含んだ食品、ビタミンやミネラルが豊富な野菜、果物をまんべんなく食べるようにしたいですね。

納豆や山芋に含まれるムチン(ネバネバの成分)は、人の体内では気管や消化管、目などの粘膜の表面をカバーし守ってくれています。
風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりにくくする効果があります。

ビタミンA・C・Eは、免疫系を構成するT細胞をはじめとした免疫細胞の働きを高め、体の免疫機能の低下を防ぐことがわかっています。
ビタミンAはレバーや緑黄色野菜(にんじん、かぼちゃなど)など、ビタミンCは果物やブロッコリーやピーマンなどの野菜、ビタミンEはアーモンドやピーナッツなどに多く含まれます。

また、酸化ストレスを除去する酵素の構成成分である亜鉛やセレン(ミネラル類)をとることで、免疫細胞の機能低下を防ぐこともわかっています。
亜鉛はレバーやカキ、ココア、ごま、大豆など、セレンはイワシやカレイなどの魚、コンブ、大豆などに多く含まれます。

1・2年生はもうすぐ期末試験。
体調に気をつけて乗り切りましょう!

開成ハイスクール英語科 大道英毅

 

 

受験を勝ち抜くメンタル術

2014 年 11 月 10 日 月曜日

受験勉強が終盤に入るこれからの時期、泣いたり笑ったりへこんだり、受験生の心模様はフクザツです。ここでは勉強法からちょっと離れて、受験生のメンタル面の悩みにお答えしよう。

症状①:自信がなく、「どうせダメだ」と思ってしまう
勉強もスポーツも恋も、「できない」と強く思ったり口に出したりすると、本当にできなくなる。逆に、「できる」と唱えることで、本当にできるようになることもある。それくらい、人の行動は気分や感情に左右されるものだ。だから、「どうせダメ」「落ちるかもしれない」というネガティブワードは、受験生には厳禁。問題が解けずに行き詰まったときの「ああ、ダメだ」のひとり言も、友だちとの「ぜったい落ちるー!」の会話も、百害あって一利なし。自信がなくなったときこそ、「大丈夫、できる!」と声に出して言ってみよう。

症状②:やるべきことがたくさんありすぎて、考えるだけで意欲減退…
試験本番までにやるべきことは膨大だ。どれから手をつけていいかわからず、やる気が失せてしまう。そんなときには、「優先順位をつけてから、小分けにする」という方法で心を整理しよう。まず、「やることリスト」に優先順位をつけ、今は順位1 だけに集中すると決める。次に、その総量を期間で割る。たとえば、「優先順位1:参考書A を終わらせる」(でも60ページもあるな…)が、「参考書A を1日6ページずつ10日間やる」と小分けにすることで、「1日6ページならできそう」となるのだ。この「できそう感」こそが、意欲を高め、継続させるカギなのだ。

症状③:失敗を引きずり、なかなか立ち直れない
模試を受ける機会が増える今後、気をつけたいのが、失敗を後悔し、ネガティブモードを引きずってしまうこと。そんなときは、自分の誤答や反省点を書き出す「誤答ノート」を1 冊作り、すべてそこに吐き出そう。最初は自分の過ちと向き合うことに抵抗があるかもしれないが、慣れてくると、失敗にこそ成長のヒントがあることが、体験的にわかってくるはず。ノートを読み返せば、自分がどこでどんなミスをしやすいか、メンタル的にどこが弱いかがわかり、二度と同じことをくり返さないように対策が立てられる。

受験に不安はつきものだ。その「不安」もきっちり対処していけば、受験生の成長の糧となるはずだ。
ぜひ、このメンタル術を日々の学習で実践してみてください。

開成ハイスクール英語科 津留天然

 

 

好きな言葉は何ですか?

2014 年 11 月 3 日 月曜日

自宅の周りの木々が色づいてきました。いよいよ受験の季節が訪れつつあります。みなさん、インフルエンザの予防接種の予約などをして、体調管理に努めてください。

先日、教室で高校1年生の生徒から「先生の好きな言葉はなんですか」と質問を受けたのですが、私は答えることができませんでした。

 普段の生活の中では、「好きな言葉が何か?」ということを考えないので、いい機会だなと思って真剣に考えることにしました。しかし、まったく思いつきません。困ったな、と思いながら考えていると、大学生のときに好きだったバンドの歌詞が浮かびました。
Break out our little world, stand up on your feet.
という歌詞です。

 そういえば、私の携帯のメールアドレスもこの歌詞をもとにして作成しています。そこで、なぜこの歌詞が好きなのかを考えてみました。
 好きな理由は、この歌詞のポジティブなところです。また、「挑戦する」という意気込みが感じられるからです。明日は1週間ぶりに、質問をした高1の生徒に会うので、「先生の好きな言葉は‘挑戦’です。」と答えたいと思います。

開成ハイスクール数学科 前田佳邦