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開成教育グループ


2012 年 2 月 のアーカイブ

勉強に必要な「プロセス」

2012 年 2 月 27 日 月曜日

 こんにちは。
 以前、このブログで「英文法の正しい勉強法について」という表題の文章を書きましたが(2010年3月16日掲載)、今回は、その内容を少し別の角度から述べてみようかと思います。
 まず、以前に述べた内容をまとめると、以下のようになります。

<英文法の「正しい」勉強法>
●各文法単元について
 ①一つ一つの文法事項を「理解」「確認」(授業、または教科書・参考書を用いて)
 ②「理解」を「確認」した一つ一つの文法事項を頭にIn-Put(暗記)
 ③問題演習
 ④間違えた問題の文法事項を「再理解」「再暗記」

 ①の段階、つまり、参考書を読んで、あるいは授業を受けて、「ふーん、なるほど」と「理解」しただけにとどまっている人は、「分かったつもり」「勉強したつもり」で終わってしまい、まだその内容が全く自分のものにはなっていません。「分かる」を「できる」のレベルに引き上げるには、問題演習が必要となりますが、多くの人は、①で文法事項を理解・確認した後、②の「暗記」の過程を経ずに、③の問題演習を行ってしまいます。しかし、参考書などを見てすぐに演習すれば、問題が解けるのは当たり前です。さらに言うと、参考書を横に見ながら演習すれば、当然のごとく正答できます。これを、本来の実力と勘違いしてしまうのは極めて危険です。勉強全般に言えることですが、「分かったつもり」「できたつもり」で満足し、その状態を放置してしまうと、決して実力は身につきません。
 そこで重要となるのが、②の「暗記」です。問題を解くというのは、正答するために必要な事項を、頭の中からOut-Putすることです。そのためには当然ながら、その事項を事前にIn-Put(暗記)しておかなければなりません。イメージとしては、「頭の中の参考書を見ながら問題を解く」ということです。これこそが、英文法の勉強の目指すべき基準なのです。
 ①と②を行わず、いきなり問題演習に突入してしまうケースもあります。これは、例えて言うなら、ボクシングで効果的なパンチを出すフォームを知らず、またそれを身体で覚える素振りなどの基礎トレーニングも全く行わずに、いきなり実戦に挑むようなものです。ただひたすら演習を繰り返すだけでは、「勉強している」という錯覚を抱きこそすれ、実際には時間と労力を無駄に費やしているだけなのです。
 ところで、英文法の問題を間違える主な原因は以下の2つです。
 原因その1:その問題で問われている文法事項が、そもそも理解できていない。
 原因その2:その文法事項を理解はしているが、In-Put(暗記)できていない。
ここでむしろ気をつけるべきは、原因その2です。問題を解くのに必要な文法事項を「理解はしている」ので、解答・解説を見た際に「あっ、そうだった」と納得し、それで安心してしまい、間違えた原因である「暗記の不徹底」を改善するまでに至らないのです。だからこそ、間違えた問題について、④の「再理解」「再暗記」の過程を経て、初めてこのプロセスは完結するというわけです。
 
 ここに述べた<①理解→②暗記→③演習→④再理解・再暗記>のプロセスは、実は英文法の勉強に限ったことではなく、どの教科においても実践すべき「基本的な勉強法」なのです。要は、①~④のどの過程も欠かすことなく、これを1つのサイクルとして、常に回しているかどうかなのです。
「ちゃんと勉強しているはずなのに成果が出ない」という人は、おそらくこのプロセスのどこかが欠落しているからでしょう。もう一度、自分の勉強の仕方を見直してみてください。

高校受験、大学受験

2012 年 2 月 20 日 月曜日

 現在、高校3年生が大学受験の真只中にいるように、中学3年生もまた高校受験の最中にいます。先日行われた高校入試当日、中3生の塾生諸君を応援するべく、高校の校門前まで出向いてまいりました。入試に赴く生徒達を、校門の前で激励するというものですが、彼らが緊張した面持ちで校門に近づいてくる様子を見ていると、「本当にがんばってほしい」という思いがこみ上げてきます。その一方で、自分が一体どれだけのことを、この生徒にしてあげられたのだろうか、という自問が頭をよぎります。この思いは、何年教師をしていても変わりません。
 現在高校生である皆さんのほとんどが、高校受験を経験したと思います。その時の自分を、もう一度思い出してみてください。きっと様々な思いを抱えて受験に臨み、そして入学の際には、高校への希望に満ちていたことでしょう。今、皆さんは、その希望であった場にいるのです。
 皆さんに質問します。今、どのような思いで毎日の高校生活を送っていますか。高校受験の時の頑張りに負けないくらいの生活を送ることができていますか。高校に合格したときの自分が今の皆さんを見て、満足してくれますか。高校生活に慣れて、日常に少し手を抜いたりしていませんか。
 もちろん高校生活は勉強一色ではありません。今という時間と高校という場を大切にしながら、勉強に部活に友達との付き合いに、全てに精一杯、全力を費やして欲しいのです。
 そして大学受験。それは高校生活の集大成です。今日一日、今この瞬間も、皆さんの夢に繫がっているのです。

開成ハイスクール国語科 重留英明

受かったときの喜び

2012 年 2 月 13 日 月曜日

 生徒との付き合いが長くなる程、私たちには一体感が生まれます。生徒の喜びが私の喜びであり、生徒が辛いときは私もまた辛いのです…。だからこそ、彼らには最高の喜びを感じて欲しいと思うのです。

 受かったときの喜びは、
 いくら私の言葉で伝えようとしても、
 100%伝えることはできません。
 だから、
 受かったときの喜びを、
 コツコツ地道に頑張ってきた君に、
 いっぱい辛い試練を乗り越えてきた君に、
 どんな逆境にあっても諦めなかった君に、
 本当に分かって欲しい。
 その喜びを知れば、社会に出てからも頑張れるから。
 最高の宝物になるから。
 だから頑張れ!

 開成ハイスクール英語科 津留天然

雪の季節に思う

2012 年 2 月 6 日 月曜日

 皆さん、こんにちは。毎日寒い日が続いています。時々、雪がちらつくこともありますね。雪国の人にとっては大変な季節でしょうが、私は、雪がちらつく姿が好きです。また、雪の結晶を見たりして、目と心の保養をしたりもします。ところで、雪の結晶というと、日本人の有名な研究があるのを知っていますか?中谷宇吉郎さんという人が、どんな温度のどんな条件のもとで、どのような雪の結晶ができるかを丹念に調べ、まとめあげた研究で、石川県にその科学館が作られています。私が大学生だった頃、旅行のついでに、1度見に行ったのですが、そこにいた職員の方がいろいろと興味深い話を、楽しそうに話してくれたのを覚えています。
 ところで、唐突ですが、皆さんは何のために勉強し、受験をするのでしょう。もちろん、いろいろな考えがあると思いますが、その1つに、広いしっかりした見識・知識をもつということがあるのは、間違いありません。現代は情報化の時代で、パソコンのクリックひとつで様々な情報を手に入れることができます。実際、「中谷宇吉郎雪の科学館」へのリンクを張れば、かなりの情報を手に入れることができます。また、他のリンクを張れば、別の情報も手に入れることができるでしょう。しかし、その情報に気づくことができるのは何故でしょう。その情報が正しいものだと判断できるのは何故でしょう。最終的には、自分の中に正しいアンテナと、それを判断できる知識がないと、情報に流され、リンクをクリックしているばかりになります。
 受験の知識は、長い歴史の中で培われ、確かめられてきたものばかりです。そして、それを通してでないと、広い知識の世界に出会うことができません。より大きな視点で、自分のため、自分自身を成長させるために、日々学んでいくことを続けて下さい。

数学科 村上 豊