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開成教育グループ


2010 年 12 月 のアーカイブ

メリークリスマス

2010 年 12 月 27 日 月曜日

みなさん、こんにちは。今、この原稿をクリスマス・イブに書いています。この原稿がブログに載るのは、クリスマスを過ぎてからになりますが、みなさんはどんな気持ちでクリスマスを過ごしましたか?高2生の皆さんは、「来年は受験でクリスマスを楽しめないから、今年は目一杯楽しもう。」、と思って過ごしたでしょうか。高1生の皆さんの中には去年の高校受験の頃のしんどさを思い出したりする人もいるでしょう。受験というのは、色々な意味でプレッシャーですよね。私も受験の頃は、「お風呂が熱い」なんて些細なことで、プリプリしてしまった記憶があります。また、合格出来るだろうか、と不安に思ったりもしました。人間はどうしても、新しいこと、先の見えない未来のことに不安と恐れを覚えてしまいます。どうすればいいのでしょう。経験からいうと、それを克服することはできません。しかし、その一部を軽くさせることはできます。開成ハイスクールでは定期テスト対策に力をいれています。その理由は、普段の勉強を大事にして欲しい、ということもありますが、テストに慣れて欲しいという狙いもあります。テストの時間は独特の緊張感があり、それに真剣に向き合うことで場慣れします。皆さんも、模試などを受けに行った時、やたらと賢そうな人を見たことはありませんか?テスト結果も分からずに、なぜそのように見えるのでしょう。それは、その人が勉強すること、テストを受けることに慣れているからです。「習うより慣れろ」、という面が勉強には少なからずあります。慣れることを大事にしましょう。勉強は努力した分だけ、自分に帰ってきます。誰のためでもなく、自分自身を成長させるために学ぶことを大事にしましょう。
それでは、今日のこの日に感謝して。遅ればせながら、メリークリスマス。

数学科 村上 豊

ダニューブ・エクスプレス(その1)

2010 年 12 月 20 日 月曜日

 修学旅行でグアムや台湾へいく高校も珍しくなくなり、海外旅行がごく一般的になった昨今ではありますが、やはり大学生の間には海外をもふくめて絶対旅に出てほしいと思います。ということで昔、学生時代に乗った「ダニューブ・エクスプレス」の話をします。
 3 週間にもおよぶソビエト連邦(崩壊して早 20 年近くたち最早歴史用語です。ロシアと言ってもよいのですが、今の国名でいうとウズベキスタン、トルクメニスタン、グルジア、ウクライナにも行ったので、やっぱりソ連と言うべきです)の旅を経て、同行の友人とも別れ、モスクワから単身乗りこんだのが、ダニューブ・エクスプレスでした。行先はトルコのイスタンブルです。渡されたチケットの記載を見ると料金が約 3 万円、チケットの経由地を見ると国境通過が 3 回、チケットを手配してくれた旅行会社がくれた旅程表によると、車中泊 2 泊、約 40 時間の旅です。機内で雨を降らし窓からのすきま風が寒い(当時、現状はこうではない…と思いたい)航空会社、ア**フ**トとは違って、水漏れもなく寒くもない(冬でもかなり車内は暑い)、そして安い鉄道の旅なら快適だろうと期待していました。それに山に突っ込みかけた挙句に吹雪の中でも強行着陸をやってのける(当時、現状は少ない…と思いたい)航空会社、*エ***ー*とは違って、レールの上を走り吹雪の中でも落ちることがない鉄道は安心です。しかも、隣は食堂車でした。食いっぱぐれる心配もありません。冷え切った機内食が出る(しつこいようだが当時、現状は改善されたはず)航空会社、**ロ*ロ**とは違って、温かいものが食べられそうです。
 モスクワのキエフスキー駅(モスクワにはモスクワ駅はなく、乗車する列車の経由地によって乗車する駅が異なります。駅名はその経由地がつけられています)から乗り込むとコンパートメントは 3 人部屋で、あとの 2 人はともにイラク人で、留学先のタシュケントから帰省する学生でした。1 人は John Oates 似の日本人の中東のイメージにかなり近い雰囲気を持つ小柄な男、もう 1 人は Bruce Hornsby 似の白人の大柄な男でした(当時の第一印象なのでたとえられる人間が古いです。具体的にどんな顔かを知りたければ YouTube でも御覧ください)。彼らは、しきりに「金を持っているのか」「ビザを持っているのか」といろいろなことを聞いてきました。警戒している私は、ごく一部のキャッシュだけ見せただけでした。彼らは私のことを相当ビンボーだと思ったようです(ヨーロッパから日本に帰るチケットを無謀な私は日本で手配してません。だから実はちょっと金持ちだったのです)。
 発車は夜の 22:30 でした。出発すると早速車掌がやってきました。米ドルを売らないかという話です。公定レートの 5 倍ほどで買うとのことです。とはいっても明日はもうソ連出国する予定のみです。ルーブルは海外へは持ち出せません。もっと早く言ってくれればいいのにと思いつつ断ると、今度はジーンズや腕時計を売ってくれと言ってきます。これは米ドルよりも高くで売り捌けるのですが(当時、いらないものを日本から持って行きこれで旅費を稼いでいる日本人もいました)、売ると自分が着るものがなくなるので泣く泣く断ります。個人で旅行するとこういうことが楽しめます(リスクもあります)。
 翌朝、起きると間もなくキエフです。今はウクライナの首都であるキエフですが、当時はその数年前に大事故を起こしたチェルノブイリ原発から直近の大都市として知られていました。しかもキエフは雨が降っていました。車掌は車両から出るなと言ってきました。停車時間も短いので出ることもありませんが。
2 日間で 3 回の出入国をするはずなのだから、キエフを出ればもうすぐソ連出国だろうと思っていたのですが、なかなかそのような雰囲気ではありません。留学生の 2 人はのんきに昼寝をしています。ちなみに彼らは私をよほどのビンボー人と思ったのか、この日レストランにまで連れて行ってくれ全部奢ってくれました。
 暗くなってきてもまだ国境には着きません。地理的に考えてもこれはおかしい。車内をうろついていると(とはいっても別の車両に移ることは、いつ切り離されるかわからない国際列車内では危険なので、遠出はできません)「ソ連国際列車時刻表」(英語版)というものが置いてありました。それを見ると、どう考えても車中泊は 3 泊でした。これで謎は解けました。これでまともなルートを走っていることはわかりました。ついでにキエフの段階ですでに 2 時間以上遅れていたことも分かりました。すでに日本を離れて 3 週間、ハプニングに鈍感になっていて(死ななきゃいいぐらいで臨むのがポイント)、どうせイスタンブルのホテルの予約もしていない私にとってはスケジュールが 1 日延びても大したことではありませんでした(この先もまだまだハプニングは起こりましたが)。
 深夜、ようやくソ連とルーマニアの国境のソ連側の駅ウンゲニー駅に着きました。車両を切り離す音がかなりの長時間続いた後、ようやく出国の審査が始まりました。ソ連の出国審査は悪名高いものでしたが、とくに完全に個人旅行者である私には苦難の道が待っていました。(続く…)

片岡尚樹

気持ちで負けない

2010 年 12 月 13 日 月曜日

「一度決めたことを忘れないで何度も何度も繰り返そうそうしていつか変わっていく弱い自分」これは,私が尊敬するシンガーソングライターの詩の一節です.

心理学的な見地から考えてみても,人間は環境の生き物とよばれており,自己の行動を完全に制御することは非常に難しいようです.自己にしみついている「日常」や「習慣」といったものを一蹴して自分を変えるというのは思っている以上にエネルギーを必要とすることに違いありません.

「大学入試に向けて勉強を始めないと!」と意気込んでみても部活でヘトヘトになって帰宅したら睡魔が・・・なんてこともあるでしょう.しかし,高2のみなさんはあと数ヶ月のうちに受験生として目覚めることが求められてきます.自分を変える労力をいつまでも惜しんでいては結局変わることなんてできません.人間ってやっぱり自分に甘いから.

就職活動やその他の場面でいわゆる「難関大出身者」が優遇されるのはなぜでしょうか.その理由は単純で,彼らには自己を律してその大学に入学するに相当する労を惜しむことができる人間である,ということが,それらの大学に入ることで証明されるからです.その大学自体に価値があるというよりも,むしろそこに入るまでの過程を評価されるのです.しんどい時に踏ん張れる人間だけが自分を変え、周りの人々を変化の渦へと巻き込み,結果社会を良い方向に動かせるチカラを持つのだと一般に考えられるからです.

大津京駅前教室・草津駅前教室で私が面談で約束の課題のテストをするときに「部活の大会で忙しかった」「テスト前やったからできてない」という生徒がたまにいます.たしかに高校生の1日は非常に忙しい,やりたいこともやらなければならないこともたくさんあります.しかし,それを言い訳にしてほしくない.受験勉強とは「夢」を叶えるための投資と考えられます.そうすると,もろもろを言い訳に受験勉強をしない=夢ともろもろを天秤にかけて,夢を軽視していることにほかなりません.それが懸命な選択と言えるでしょうか?

今,自分が何をすべきかということを統合的視点から判断できる様になってください.妥当な計画を立て,それをしっかり消化することこそ,学習の1番の成功要因ですよ.

ライバルに,そして自分に気持ちで負けるな!!

(英語科)

自分って文系向き?それとも理系向き?その1

2010 年 12 月 6 日 月曜日

 こんにちは。開成ハイスクール英語科の濱田健太郎です。さてさて季節はさらに進み、本格的に寒くなってきました。インフルエンザにノロウィルス、身の回りには危険がいっぱいですが、対策は万全でしょうか。今年のインフルエンザの予防接種は3種混合ワクチンで例年より強い成分らしいので、接種のタイミングにも配慮しましょう。
 さてさて、いつもながら話は急に変って、1年生、2年生の皆さんは来年度のコース選択を完了された頃だと思います。即決できた人も、ギリギリまで悩んだ人もいるのではないでしょうか。
 では、何を基準にコース選択をしたのでしょうか。小学生や中学生の頃は、「好きだから」で何事も決めることができたのに、高校生になると色々なことを考えてしまいますよね。中には、「早く数学とバイバイしたい!」という理由から私立文系を即決した人もいるでしょうし、何が何でも国公立の医学部って人は、ほとんど選択の余地なしの時間割になったことでしょう。
 私は高校1年生の時、選択は本当に悩みました。最初は文系で提出し、理系に修正して再提出をしました。ですから、高校2年生は、物理・化学選択のバリバリの理系の生徒として過ごしていました。私が理系を選択した理由は極めて単純です。私の志望は国公立理系だったのですが、それは募集定員の多さに魅力を感じたからという理由だけでした。確かに化学は好きでした。しかし化学を好きな理由は点数がとれるからということに気付いたのはしばらくたってからでした。この時点でハッキリ言えることは、点数がとれるから○○を選ぶという単純な発想は危険だということです。理系を選択しようとしている人、本気で数学の世界に飛び込む勇気がありますか。今の数学で点数がとれているからといって数Ⅲができる保証はどこにもありませんよ。その単元がどの内容までを必要としているのか、ちゃんと調べて下さい。コース選択は立派な入試の一部ですよ。
 まだ悩んでいる人、相談に乗りますよ。

 コース選択で失敗しないためにも失敗した人の所に相談に来て下さい。次回こそは、悩みつつ文転する心境と環境の変化について述べたいと思います。