大阪・滋賀・京都・兵庫・奈良・徳島・東京・神奈川・埼玉・千葉に展開する小学生・中学生・高校生 クラス指導、個別指導の進学塾・学習塾

開成教育グループ


2012 年 3 月 のアーカイブ

旅立ちの日に思うこと

2012 年 3 月 26 日 月曜日

 みなさんこんにちは。滋賀県では、3月14日に公立高校一般入試の合格発表があり、高校生活に期待を持った明るい新高1生との出会いのなか、日々元気をもらっているところです。
 3月は、「出会い」の季節であると同時に「別れ」の季節でもあります。大学入試もほぼすべての結果が出そろい、高3生たちは、長くて8年以上学んだ「開成」という塾を巣立っていきます。
 当然のことですが、私たちは生徒が合格を手にしたときの心からの笑顔を見るために、日々指導にあたっています。進路は様々ですが、受験を終えた生徒に「ありがとう」の言葉をもらうことで、「この仕事をしていてよかった」「しんどいこともたくさんあったけど、来年も生徒たちを笑顔で送り出したい」という気持ちになります。
 今年、私の担当する草津駅前教室・大津京駅前教室の高3生のうち、半数以上の生徒が「国公立・関関同立現役合格」という高い目標を達成してくれました。例えば、守山高校の生徒が京都大や滋賀医科大に現役合格、草津東高校の生徒が滋賀医科大や大阪府立大などに現役合格しています。これらは、生徒のひたむきな努力と、それに応える私たち教師の強い思いの相乗効果で生まれたものに他なりません。
 開成ハイスクールは歩みを止めません。2012年度を更なる飛躍点とするために、私たち教師一同、一切の妥協を許さず邁進していきます。
 最後に、卒塾生のみなさん、私たちはいつまでもみなさんを応援しています。また会える日まで「ありがとう、さようなら。」

開成ハイスクール草津駅前教室

「新高1準備授業」続報

2012 年 3 月 19 日 月曜日

 高校入学前に、高校での学習内容を先取り学習する「新高1準備授業」では、英語は【自動詞と他動詞・過去完了・関係詞】、数学は【絶対値・連立不等式】といった重要項目を扱い、その早期完成を目指します。毎年のことながら、それを懸命に理解しようとノートを取っている生徒たちを見ると、本当に心の底から応援したくなります。友達と遊んだり、買い物に出かけたい気持ちもあるでしょうが、その一方で、今自分のやるべきことを見失っていない姿は、頼もしいかぎりです。
 さて、大阪公立高校後期入試の合格発表後は、「新高1準備授業」の後期日程が始まります。高校での学習生活において最高のスタートを切ってもらうべく、私たちも全力で臨みます。

開成ハイスクール英語科 濱田健太郎

私の大学受験(その1)

2012 年 3 月 12 日 月曜日

 こんにちは。

 私は高校の頃、アメリカンフットボール部に所属しており、一方でヘビーメタルのバンドを組んでボーカルを担当。何を隠そう、本気でプロのミュージシャンを目指していたのです。あげく、高校卒業後は「音楽修行でロンドンへ行く」などと言い出す始末。大学進学など全く視野になく、3年生になるまで、部活とバンドに明け暮れる毎日。その実、2年生末までの学年順位は、つねに2番(最下位から)でした。
 3年生の5月、引退試合の後で、部活の仲間たちが皆、口をそろえて言ったのです。「明日からは、いよいよ受験勉強だ」と。私は急に不安と孤独に苛まれました。アメフトのことしか考えていないと思っていた連中が、実は進学や将来のことを堅実に考えていた…。
 大学進学。受験勉強。夢に溺れ、夢に甘える若者にとっては、余りにも唐突に突きつけられた「現実」です。
 あれこれ逡巡するにつれ、不安は募るばかり。逃げるように、苦し紛れに思いついたのが、「とりあえず大学へ行って、ロンドンはそれから考えよう。」まさに逆説的ともいうべき、現実逃避から始まった大学受験なのでした。
 さて、まずは志望大学の選択です。「ロンドンへ行くには、やはり英語力が必要」とばかりに、瀟洒なイメージのある、同志社大学の英文科を選びました。父親に告げると、「うちには金がない。国公立しか行かせられん。」けんもほろろに却下されました。「ん?国公立?私立大とどう違う?」情けないことに、このとき初めて、センター試験や二次試験、そして受験科目について知ったのでした。
 とにかく2番(最下位から)から這い上がり、現役で国公立大に合格するには、二次試験の科目ができるだけ少ないほうがいい、と単純に考えた私は、学校に備え付けの受験情報誌を隈なく探し、ようやく探し当てたのが、群馬県の高崎経済大学。二次試験の科目(当時)は「小論文」のみ。これぞうってつけです。ところが父親曰く「お前を下宿させる金がどこにあるんだ。」また却下です。受験情報誌を開いて、検索のやり直し。「自宅から通え、しかも二次試験の科目が少ない国公立大学…」ありました。神戸市外国語大学。二次試験(当時)は英語と世界史の2教科。もうここしかありません。志望大学決定です。父親も了承。
 まったく何という大学選びでしょう。信念も志向もへったくれもありません。しかしともかくも、私の大学受験はこうして始まったのです。

つづく

新高1準備授業

2012 年 3 月 5 日 月曜日

 この春、新たに高校生になる皆さん!開成ハイスクールでは、高校1年生の内容を先取りし、最初の定期テストの早期対策を行う「新高1準備授業」を実施します。「高校合格直後に、さっそく勉強開始だなんて…」と思うかもしれませんが、この時期だからこそ、大きな差をつけるチャンスなのです。新高1生の「春休みの課題」は、高校の実際の授業では扱わずに、最初の定期テストの出題範囲になるという場合もあります。これまでにしっかり身につけてきた勉強の習慣をそのままに、新しい高校生活に向けて、絶好のスタートを切りましょう。そして、ゴールデンウィークまでの学校の授業を完璧に理解し、最初の定期テストで好成績を取ることができれば、その後の皆さんの高校生活は、順調に、楽しく充実したものとなるでしょう。そのためには、入学までの充分な準備が不可欠です。
 開成ハイスクールは、高校での皆さんの成績アップに全力で取り組みます。「新高1準備授業」で皆さんに会えることを楽しみにしています。

開成ハイスクール英語科 濱田健太郎