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開成教育グループ


2011 年 1 月 のアーカイブ

自分って文系向き?それとも理系向き?その2

2011 年 1 月 24 日 月曜日

 こんにちは。開成ハイスクール英語科の濱田健太郎です。
センター試験が終わりました。結果を受けての感想はそれぞれでしょうが、勝負はここからです。油断せずに、志望校に挑んで下さい。
 今回は、以前の続編です。
 中学時代、私の好きな科目を順番に挙げろといわれたら、英語・理科・数学・国語・社会です。英語に関しては出会った先生がよかったのか、本当に好きで自信がありました。幸いにして、英語は文系でも理系でも入試で必要な科目なので問題はなかったのですが、その後が困りました。確かに数学は好きだったのですが、それは中学までのお話。高校生のみなさんならおわかりですよね?高校の理系の数学半端ないっす!!しかも、こんな計算なんの役に立つねん!!って思うぐらいえげつないレベルでした。2年の2学期に、本格的な微分積分(こんな表現してる時点で向いてない。。)のテストで、ついに破綻をきたしました。200点満点のテストで8点を取りました。それまで、センターレベルの数学は楽勝だったので、理系への未練を断ち切れなかったのですが、さすがにその日のうちに、学年主任に文転したい意思を伝えました。その時の学年主任の言葉は今でも覚えています。「ようやく決心がつきましたか?」というものでした。やはり専門家から見れば明らかに向いてなかったのでしょうね(笑)。しかし、その後にしっかり、「センターと文系2次の問題なら楽勝なんだから、しっかりやればいい。」というフォローの言葉は頂きました。確かにセンター試験本番では、数学は200点を取ることができました。私立入試では、英数国の3科目受験で挑みました。調子に乗って文系なのに薬学部も受験しました。結果はご想像にお任せいたします(笑)。
 受験科目を絞るということは、かなりの力を必要とします。当然科目数が少なくなった分、1科目あたりに求められるハードルは高くなります。しかし、そればかりにとらわれるのは危険です。どうするべきか。その選択のきっかけは日常生活の中に必ずあります。そのサインを見逃さず、悩んだら素直にその道の専門家に相談すれば、道は拓けるかもしれません。
 みなさんからの相談、お待ちしております。

古英語

2011 年 1 月 17 日 月曜日

 本当に寒くなってきましたね。みなさん体調を崩していませんか?
 久しぶりにブログを書きます。

 先日、S君の補習をしているとき、彼はこう言っていました。
 「英語文法むずすぎ!なんでこんな言葉が世界共通語なんか意味わかれへん!!」
 S君は英語が相当難しいと思っているのでしょう。
 でも、決してそんなことないですよ。
 他の言語と比べても英語は単純な文法です。
 それに、英語自体も昔にくらべてかなり簡単になっているのですから。

 みなさんは大昔の英語の文章を読んだことがありますか?

 英語の歴史を4世紀までさかのぼってみましょう。
 「4世紀ごろの英語(古英語)」の文法を少し紹介しましょう。
 きっと、「現代の英語」で良かったと思うはずです(笑)!

 まず、アルファベットの数は今より多かったようです。最大で33文字まで増えました。
古英語には現在のアルファベットにはない「Þ」や「æ」、「ð」もありました。

 古英語の文法は相当複雑です!
 動詞が主語や文法によって変化しまくるのです!!
 例えば、steal「~を盗む」という動詞の場合、
 現在形で主語が1人称単数のときはstele、2人称単数のときはstilst、3人称単数のときはstilð、 複数のときはstelaþにしなければなりません!
ちなみに過去形は1人称単数はstæl、2人称単数はstæle、3人称はstæl、複数はstælon、不定詞のときはstelan、命令文は単数ならstel、複数ならstelaþ、現在分詞はstelende、過去分詞はstolenとすべて変化させなければなりませんでした!

 地獄ですね、こんな英文法…。この時代に生まれなくてよかった…。

 でも驚くことなかれ、古期英語は動詞だけでなく、なんと名詞も複雑に変化します。
 これを専門用語で「屈折」といいます。これもほんとにややこしい…。
 すべての名詞は主格「~は」・属格「~の」・対格「~を」・与格「~に」と変化します。
中学校のときにI, my me, mineと変化することを習いましたが、すべての名詞で変化がおこります。名詞は男性名詞・女性名詞・中性名詞と分類され、それぞれ異なった変化をします。
 例えば、現在のshipに相当する古英語のscipは男性名詞で、主格はscip、属格はscipes、対格はscip、与格はscipeと変化します。複数形になれば、主格はscipu、属格はscipa、対格はscipu、与格はscipumとなります。

 気が遠くなりますね、この活用。
 ただ、英語に興味がある人は、ここからどうやって現代の英語に変化をとげていったか調べてみて下さい。すごくドラマティックで面白いですよ!

大道@西田辺

英文解釈―和訳を徹底し「文構造」の分析力を養え。

2011 年 1 月 11 日 火曜日

 こんにちは。新年最初の私のブログ執筆、本来なら「明けまして…」と挨拶をするべきなのでしょうが、私は「おめでとう」という、この素晴らしい言葉を、受験生たちが志望校に合格したときまで取って置きたいので、いつもの挨拶で失礼させていただきます。
さて今回は、英語学習の応用的領域として必須の重要テーマ、「英文解釈」について述べてみたいと思います。お正月気分を払拭するに相応しいテーマでしょう。
英文は、単語の無秩序な集合体ではありません。文中において、各単語は必ず何らかの役割を帯び、また他の単語と結びついていくつかの意味のまとまりを構成しています。ところが、特に難解な英文になると、それが単なる単語の羅列に見えてしまうのは、文章を構成している各単語の働きと結びつき、つまり文の「構造」を意識していないからです。この「文構造」を分析し、把握していく作業こそ、英文解釈なのです。
①「文構造」の分析に必要な視点―その1
 英文は、基本的には文の主要素(SVOC)から成り立ちます。そして、この各要素に様々な形の修飾語句が付け加わり、文章は長く複雑になっていくのです。そこで、まずは文の主要素、とりわけS(主語)とV(動詞)を特定する作業を徹底してください。SVが発見できれば、文の大まかな構造を把握することができるからです。また、実際の英文では、文の主要素や修飾語句は、それぞれが複数の語から成り立っている場合が多く、これを見抜くためには「句」の知識が必要です。英文解釈の演習を始める前に、「句」の形と働きを確認しておいてください。
②「文構造」の分析に必要な視点―その2
 SVを主要素として成り立つ文は、他の文と「接続詞」によって結ばれ、その結果、文章は長く複雑な構造を持つようになります。この「複文構造」もまた、読解を難しくする要因の1つです。複文中に含まれる文(S+V)のうち、頭に接続詞がくっついているものを「従属節」、くっついていないものを「主節」と呼びますが、文全体の最も重要な意味を担うのは「主節」であり、文全体は訳せなくても、まず「主節」の箇所を特定し、そこだけ訳しても大意は把握できます。ですから、「接続詞」の働きや、「主節」と「従属節」を含む「複文構造」の理解は、英文解釈にとって不可欠です。文法の参考書などで完全にマスターしておいてください。
③英文解釈「和訳」のすすめ
 大学入試の長文読解問題は、内容一致問題(選択肢の中から本文の内容と一致するものを選ぶ問題)や空所補充といった、様々な形式の設問から成り立っています。それぞれの出題形式には(特に内容一致問題には)幾つかの解法のテクニックというものがあり、それらはいずれも得点に結びつく重要なものなのですが、基本はやはり読解にあり、正確に読めればどんな設問に対しても確実に正答できるはずです。ですから当面は、読解力そのものを身につけていくべきであり、問題集を選ぶ際も、最初は設問がついているものではなく、できれば全訳するようなものが望ましいでしょう(もちろん、自分の力に合ったものを選んでください)。下線部だけを和訳させるようなテキストもありますが、そうしたものを用いる場合も、ぜひ全訳にチャレンジしてみてください。
 また、訳を行なう場合は、実際に日本語訳を書いてください。頭の中だけで訳すと、曖昧なフィーリングで読解を進めていってしまい、文構造を分析する視点が養われません。構造を意識しないで英文を読んでも、読解力は決して伸びないのです。ところが、訳を書くとなると「ごまかし」がきかなくなり、どうしても構造を意識せざるを得ません。始めのうちは時間もかかり困難な作業となるでしょうが、英文解釈の最初の段階は、この和訳のトレーニングを徹底的に行なってください。