夏バテしない食事
2014 年 6 月 30 日 月曜日いよいよ6月も終わり、7月です。
気温が30度を超え、受験生は体調の維持も重要になってきますね。
みなさんは夏バテを経験したことはありますか?
夏は汗を大量にかきますので、予想以上に栄養分が外に出てしまいます。
その分、普段よりも栄養を考えて食事をしたいものですね。
夏バテに効く栄養素は、特にクエン酸とビタミンB1・B2です。
これらがなければ、いくらエネルギーの元となる炭水化物をとってもエネルギーには変わりません。それどころか、疲労物質の元となる乳酸や脂肪に変わってしまいます。
豚肉(特にモモ肉やひれ肉)、レバー、豆腐、玄米、枝豆、納豆、うなぎ、いわし、ゆずなどは特に上記の栄養素を含んでいます。
ビタミンB1・B2はアリシンと一緒に摂取すると吸収がよくなります。ねぎ、にんにく、にら、たまねぎなどにはアリシンが含まれていますので、一緒に取ると、なお良しです。
上記の食材を使った料理は、例えば、豚しゃぶ(ニンニクをアクセントに)やレバニラ炒め、卵とたまねぎのうな丼、豆腐の肉あんかけなどです。
食欲がないときは、酢、ゆず、レモン、わさび、唐辛子、梅干などを使うと食欲を刺激してくれます(香辛料は摂り過ぎに注意)。
バランスよく食べて、この夏を一緒に乗り切りましょう!
開成ハイスクール英語科 大道英毅