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開成教育グループ


2018 年 9 月 のアーカイブ

イベント盛りだくさんの秋!

2018 年 9 月 24 日 月曜日

開成ハイスクール生のみなさん、こんにちは!

 

夏期講習もあっという間に終わり、3学期制の高校では約1ヵ月後に、2学期最初の定期テストが待っています。

 

高1・2生にとっては、この定期テストは1学期中間テストと同様、とても大切です。

ここで理解が不十分なままだと、その続きとなる期末テストでも点がとれないということになってしまいます。逆に、しっかりと好成績を残せば不安要素はなくなり、学年末テストまで上位をキープし続けることができるでしょう。高1・高2生のみなさんは、しっかりと定期テストの勉強時間を確保し、結果を残してください!

 

高3生にとっては、定期テストというよりは各自の志望校に特化した入試対策を行う時期ですね。開成ハイスクールでは、夏期合宿や夏期講習で徹底して基礎固め・受験対策を行ってきましたが、その延長線上にあるのが、現在実施している「志望校突破ゼミ」です。このゼミを通して、出題形式別に実戦力・得点力を身につけて、志望大学合格の確信を揺るぎないものにしてください!また、冬期講習前にも恒例の年末特訓がありますので乞うご期待!

 

入試が間近に迫ってくると、不安になったり、くじけそうになったりすることもあると思いますが、われわれ教員一同、全力で支えていきますので、みなさんは、今できることに全力を集中してください!今を頑張るすべての高校生が、有意義な秋を過ごせるよう祈っています!

 

 

開成ハイスクール英語科 福原 俊幸

粘り強さ

2018 年 9 月 17 日 月曜日

精一杯努力してもなかなか結果が出ないことを経験したことがある人も多いと思います。努力すると結果が欲しくなります。なぜなら、成果を感じたいからです。自己の行為を無駄だと感じたくないからです。しかし、結果が出ないと無駄だと感じてしまい、急にやる気がなくなります。

「苦労はいずれ報われる」この言葉で努力を持続できる人はよいのですが、なかなかそんな人ばかりではないと思います。「この努力、報われるのかな」等、不安になることもあります。そして、残念なことにその努力を途中でやめてしまう人が結構な割合でいるような気がします。

「成長曲線」というのをご存知でしょうか。ある時期まで努力を続けると必ず結果が出るというのがこの曲線です。その時期まで努力を続ける前にやめてしまう人が、努力しても結果が出ないと言ってしまうのです。成長曲線は個々によって違います。高校生であれば、成績が上がったり下がったり、初めは成長曲線が波打つかもしれません。しかしこの波は少しずつ右上がりに伸びていくことを知っておきましょう。結果が出るまで努力して下さい、もう少しで結果が出る直前で努力を怠るのはあまりにももったいないです。個人差はあるものの、必ず最後は結果が出るものであることを把握し、諦めず学習を続けてください。

最後には大輪の花を咲かせられることを願っています。

開成ハイスクール数学科 堀川 大介

高3生諸君へ ~実りの秋を実現するために~

2018 年 9 月 10 日 月曜日

今年もいよいよ残すところあと3か月半と少しとなった。公募推薦入試を受験する受験生にとっては、入試本番まで既に1~2か月となっている。また来年1月19日と20日実施のセンター試験までほぼ4か月。これからはひたすら得点力を身につけることに全力を注いでいかなければならない。限られた時間の中でしっかりと実力をつけて合格点に達することが出来るかが今後の勝負となる。過去問演習に取り組む機会もこれまで以上に増えていくであろうが、毎回の演習に本番同様の緊張感を持って臨まなくてはならない。何の問題意識もなく漫然と演習に取り組むだけでは、全くの時間の無駄である。合格最低点に届くために、確実に解き切らなければならない問題、部分点が取れればよい問題などを確実に見極めていくことも大切なことである。そうした優先順位をつけていく訓練も全て含んだ問題演習を積み重ねていかなくてはならないのである。

私立大学の公募推薦入試は、理系は英語・数学、文系は英語・国語という2教科入試が多い。公募推薦入試を受験する受験生は、まずはこれらの受験科目のピークを入試当日に持ってこなくてはならない。一般入試でもこれらの科目は当然入試科目となるので、仮に公募推薦入試を受験しない私大受験生も、これらの科目に関しては年内にかなりの仕上がりを目指して努力を続けなくてはならない。

 

公募推薦入試であれ一般入試であれ、例年1~2点差での合格・不合格の報告をしばしば受ける。当然のことながら、合格最低点の辺りに得点分布の人数が集中するので、およそ1問が2点~4点ぐらいだとすると、わずか1問の成否が合否を分けるのである。言うまでもなくケアレスミスなどは断じて許されないのであり、逆に言えばそうしたミスを完全に払拭する努力が強く求められているのである。

 

更に国公立大学受験生は、これからはセンターと二次試験のバランスをしっかりと考えながら、勉強のスケジュールを組み立ててもらいたい。センター重視・二次重視・完全に同一比率と、大学・学部によってその配点は様々である。限られた日数の中で、数多くの入試科目の準備をしていかなくてはならない国公立受験生は、バランスよく実力を仕上げていく勉強に全力で傾注してもらいたい。

 

入試当日は頼れるものは自分の力のみである。これまでに培ってきた知識、技術、忍耐力、全てを投入して確実に合格最低点をクリアーしなければならない。しかしながら、入試までの道のりは決して孤独なものではない。ご家族・友人・先生に支えられながら、入試当日を迎えるのである。自分を支えてくれた全ての人々に感謝しながら、試験会場に向かえば、あとは普段通りの力が発揮することが出来るはずである。

 

阿部真央の名曲「Believe in yourself」の中で、

 

君にしか分からなくたって楽な道は選ぶな

最後に報われるのは逃げずに居た君自身だから

 

というくだりがある。どんなに苦しくても受験生が己に鞭打ちながら、懸命に闘う姿は本当に美しい。その闘いから逃げずに積み重ねた努力が、必ずや「合格」という結果で報われるであろう。

 

全ての受験生の健闘を心から祈念している。

 

 

開成ハイスクール国語科 森脇 庸介