大阪・滋賀・京都・兵庫・奈良・徳島・東京・神奈川・埼玉・千葉に展開する小学生・中学生・高校生 クラス指導、個別指導の進学塾・学習塾

開成教育グループ


記憶力と食事

先日、生徒面談をしていて、記憶力に関する質問がありました。
記憶を定着させることは、なかなか容易ではありません。

暗記には、五感を使うことが必要です。
長期記憶にするべく、何度も反復することももちろん大事です。

記憶力に必須な食事・栄養に関して、少しお話します。

まず、ビタミンB群を多く含む食材です。
ビタミンB1、B6、ビタミンB9(葉酸)、ビタミンB12には、脳の正常な機能を保つ役割があります。神経伝達物質の生産、脳と神経細胞のコミュニケーションなどに関わるため、これらの栄養素が不足すると記憶力に障害が出る可能性もあります。ビタミンB群は、雑穀米や雑穀パン、緑黄色野菜と果物、豆類などを食べることで十分に摂取することができます。外食の多い人や、好き嫌いの多い人では不足し易い栄養素です。

次に、脳の健康を守ってくれる魚です。
魚、特に青魚に多く含まれるオメガ3脂肪酸には、加齢に伴う記憶力の減退を防いだり、アルツハイマー病を防ぐ働きがあるといわれています。肉より魚を食べることで、ドロドロ血液の原因になる飽和脂肪酸の摂取量を減らすことができます。

さらに、ブルーベリーにも…
ブルーベリーに含まれるアントシアニン(ポリフェノールの一種)という色素には抗酸化作用があることが知られています。筋肉の機能や加齢に伴う記憶力の減退を改善する働きがあることも示唆されています。

最後に、チョコレート…
チョコレートは、脳への血流を増やし脳の機能を活性化したり、加齢に伴う脳機能の低下を遅らせる働きがあると報告されています。ポリフェノールが含まれるカカオが多く使用されているダークチョコレートを探しましょう。特に健康のために食べたいと思っている人は、カカオが70パーセント程度含まれているチョコレートがお勧めです。もちろん、食べ過ぎはよくありません。

高3生は、第1回全国マークテストが近づいています。毎日のルーティンを大切にし、焦らず着実に進めていきましょう。この時期は、精神的に疲れやすい期間です。辛かったら、すぐに近くのスタッフに声をかけて下さい。

開成ハイスクール英語科 大道英毅

 

 


コメントは受け付けていません。