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開成教育グループ


悔しさをバネに

開成ハイスクールでは高1・2年生を対象に、6月、11月、1月の年間3回『実力判定テスト』を実施しています。これは現時点における学習理解度の確認、また塾内順位や志望大学合格の目安を測ることができる試験となっています。今回はこの実力判定テストにまつわる出来事をお伝えしたいと思います。

 

ある生徒に11月実施の実力判定テストを返却した授業後、「こんな点数では悔しいから解き直しがしたい。先生、教えてくれますか?」と尋ねてきました。勿論、そのやる気にすぐ同意し、私は問題を解くためのポイントのみを伝え、生徒は必死に鉛筆を動かし続けました。すると、すらすらと問題が解かれていき、気が付けば自力で満点の答案が作成されていました。その生徒はホッとした表情を見せた後、「試験中頭が真っ白になり、実力が出せなかった…」と言い残し、その日は帰宅しました。

そして迎えた1月の実力判定テスト。試験後に当日の試験感想を伝えに来る生徒はそう多くはないのですが、その生徒は「今日は落ち着いて、丁寧に解きました!」と報告にきました。採点時にその生徒の顔を思い浮かべ、今回の試験に懸けた強い想いを感じながら、○付けの赤ペンを走らせました。

先日そのテストを返却しました。数学の成績は大幅にアップ。笑顔もこぼれていました。が、その日の授業後に解けなかった問題を、同様に解き直ししたことは言うまでもありません。

 

今回の出来事は、勉強の本質ではないかと感じています。どのような試験であれ、結果や成績が伴わないものは目を塞ぎがちになります。ただし、ここで放置すると改善は全く望めません。自分の苦手なものこそ、それを克服するために積極的に取り組み、理解するための努力を惜しまないで継続して欲しいと思います。

 

開成ハイスクール 数学科 中澤宏尚


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