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開成教育グループ


モノの値段とは

こんにちは。暑い日が続いています。ワールドカップも結果的には残念かも知れませんが、よくやったと思いますし、なにより寝不足に悩まされずにすみそうです。みなさん、体調管理はしっかりして、この夏を乗り越えましょう。

さて、話はガラリと変わりまして、今日はモノの値段について考えてみたいと思います。高校生になりますと、1日に1円も遣わなかったという日はほとんどないのではないでしょうか。特に暑いこの時期ですから、アイスやジュースという冷たいモノを買い求めることが多いでしょう。買い物上手な方であれば、少しでも安い店で購入することでしょう。当たり前のことですが、安い方がうれしいですよね。
先日、中3のある生徒が、夏の受験合宿の費用が高いから行きたくないと言っていました。(過去に参加してくれた生徒さんもかなりいるはずですよね。)よくよく話を聞いてみると、保護者の方は参加していいよって言って下さっているのに、本人がビビってしまって、値段を口実にしているようにも感じました。私も自分が中学生だった頃、7泊8日で、11万円という夏合宿を経験しました。(開成はこんな値段ではありませんから、ご安心を。)私も幸いなことに、親がお金を出してくれると言ってくれましたが、正直、その中3の生徒と同じようなことを口にした記憶があります。その当時の先生は、私にこう言いました。『高いモノになるか、安いモノになるかはお前次第や。』ということでした。
確かに当時の11万円は大金です。(もちろん、今でも11万円は大きいです。)さらに、こんなことを言われた記憶があります。
『同じ値段でも早く決心した方が価値が高く、安いモノとなる。』
 どうせ営業トークだろうと当時の私は思いました。
 では、今の私はどう感じているかといいますと、まさに言われた通りと感じています。その困難に自分から向かっていくという気持ち、そして合宿での空気。この2つは、非常に大きな糧となりました。気持ちや空気は目には見えないかもしれません。しかし、確実に人間が変わっていくキッカケになったと思います。年をとるにつれて、人間が変わるのは大変なことです。そう思えば、全然高いとは感じません。

 みなさん、モノは安く買いたいですね。

濱田@弁天町教室


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