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開成教育グループ


金環日食と数字

 去る5月21日の金環日食。私が住む大阪では、282年ぶりに見られるとあって、少し雲もありましたが、日食用のメガネを通して金の指輪のようにきれいな円を描く美しい太陽を見ることができました。次に大阪で観測できるのは、今から300年後の2312年ということで、「遠い未来の話だなぁ」と思いつつ、少し切なくもなりました。
 ところで、300年後が遠い未来だというのは、1年が365日あり、300年 = 109500 日という、とてつもない日数になるからですが、かつて昔は1年が360日であったことをご存知でしょうか?月の満ち欠けが約30日で繰り返され、それが12回続くとだいたい同じ季節がやってくるということでそのように決められていました。
 ここで、360という数字に何か思い浮かばないでしょうか?そうです。円の角度が一周で360°ですね。この360°は上記の1年が360日であったことに由来しているそうです。私も昔から360という中途半端な数字に疑問を抱いていましたが、地球が太陽の周りを一周するところから引用したといわれると納得です。しかも、360という数字は、100のようなきりのいい数字よりも実用的で、
 1,2,3,4,5,6,8,9,10,12,15,18,20,24,30,36,40,45,60,72,90,180,360の24の約数をもつので、円を簡単に分割しやすい・正多角形が書きやすいなどのメリットがあります。
 普段は360のような数字をあまり気にすることがありませんが、この世の中には多くの数字が存在し、至る所で使われています。今回のブログでも多くの数字が使われていますね。ふと、数字の由来を考えてみると、先人が考えた素晴らしいアイディアや意外な一面を垣間見ることができるかもしれません。

開成ハイスクール数学科 鈴木悠太


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