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開成教育グループ


センター試験を振り返って

センター試験が終わりました。今年のセンター試験では、17年ぶりに理科で得点調整が行われたり、数学ⅡBの平均点がとても低かったりと、受験生の皆さんは二次出願校の選択に大いに頭を悩まされたようです。

先日、ある浪人生が私のもとを訪ねてきました。聞くところによると、理科と数学で大失敗をしてしまい、思ったほどの結果が残せず、出願校を決めきれないというのです。その生徒のセンターリサーチを見ると、第1志望がC判定に近いB判定、第2志望がA判定でした。私はその生徒に対して、「これは勝負だろ?」という話をしたのですが、「もう失敗はできない」というのです。結局A判定の第2志望の大学に出願しました。その生徒は去年でも第2志望の大学なら合格していたと思います。本人はとても悔やんでいるようでしたが、最後には「これがセンター試験」と考えたようです。本当に何が起こるかわかりません。

その翌日、高2の生徒に、「センター試験って、どんなレベルだと思っている?」と聞いてみたところ、大半の生徒が、「国公立大学への通過点やから、そんなに難しいというイメージはない」と答えました。その後、実際に行われた問題を解いてもらった後に、同じ質問をしたら、さっきとは全く違う答えが返ってきました。

現役生の成績上位者ほどセンター試験を甘く考えるようですが、本当にしっかりとした実力がないと思わぬところで足元をすくわれかねません。国公立を目指す皆さん、センター試験を甘く見ないで、しっかりと対策をしておきましょう。

 

開成ハイスクール英語科 濱田健太郎

 

 


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