文理選択―将来を考えるということ
2015 年 10 月 19 日 月曜日こんにちは。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。季節の変わり目ですので、体調を崩さないようにしっかりと休息を取るようにしましょう。
さて、私は1年生を多く受け持っているのですが、文系と理系の選択についてよく相談を受けます。先日もある生徒が「理系を選択したいのだけれども、果たして理系でやっていけるかわからない」と不安を述べていました。一般的に、文系よりも理系の方が、勉強量が多くなる傾向があり、理系は数学を数Ⅲまで学習するので、苦手な生徒からするとかなりきびしいものがあります。私も1年生の文理選択のときに理系を志望したのですが、2年生のときに心理学に興味を持ち、文系へ志望を変えようとしたことがあります。
文理選択で悩むということは、自分の将来について真剣に考えている証拠ですので、とてもいいことだと思います。ただ、ある科目が苦手だから、嫌いだからという理由で志望変更することはやめて下さい。あくまで自分の将来を考えた上で選択をすべきだと思います。
開成ハイスクール数学科 鈴木悠太