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開成教育グループ


2016 年 10 月 3 日 のアーカイブ

高3生諸君へ ~最高の結果を残すために~

2016 年 10 月 3 日 月曜日

いよいよ10月になった。来年1月14日と15日実施のセンター試験までほぼ3か月。また公募推薦入試を受験する生徒にとっては、過去問演習に全力で取り組むべき時期となっている。これまで地道に勉強を続けてきた全ての受験生にとって、これからの勉強はただ一点、本番で「結果を残すこと」のみに結実させていかなくてはならない。

一部の私大入試を除き、高校のいわゆる評定平均値は合否結果に全く関係がない。合格判定は全て当日の得点のみによってなされる。全国から受験生が集まり、しかも現役・浪人を問わず、入学を希望する者全てに門戸を開いている大学入試は、非常に厳しいものであるが、一方で極めて公平でもある。受験生一人ひとりが置かれてきた環境、歩んできた歴史は当然のことながら千差万別である。しがしながら大学側はそうした受験生の個々の状況を斟酌したりはしない。「当日の試験で合格最低点をクリアーした者に合格通知を与える」だけである。

どんな世界であれ、最後は「結果」が要求される。それまでどれだけ努力を積み重ねたとしても当日「結果」が出せなければ、合格という評価を得ることはできないのである。我々教える側は、これからの時期、個々の受験生の状況を充分に把握しながら、試験当日「如何に結果を出させるか」のみに意識を集中させる。

「結果」を出すために必要なことは何か。それは試験当日に普段の力を100%発揮できる準備をこれから全力で行っていくことである。自分の持てる力を全て発揮できれば、少なくともボーダー圏に入っている大学には必ず合格する。しかし少なからずの受験生が、試験当日押し寄せる凄まじいまでのプレッシャーの中で、自分の力が発揮できず、悔しい結果に終わるという事例が存在するのも、また厳しい現実である。

これから必要なことは、試験当日、完全に力を発揮するための「ルーティーン」の確立である。ラグビー日本代表の五郎丸選手や、40歳を過ぎて未だメジャーリーグの第1線で活躍するイチロー選手が実践する「ルーティーン」が一時期よく話題にされたが、これは受験にも大きく当てはまる。

センター試験の国語を例に説明する。80分で「評論文」「小説文」「古文」「漢文」の大問4題を解くことになるのだが、当然全てを等しく20分で解く必要は全くない。80分で全ての問題を解くことのみが要求されているのであって、時間配分は全て個々の受験生に委ねられている。漢文を15分で解いて、その分評論文に25分かけるということも当然許容される。さらには解く順番も全て受験生が自由に決められる。ここで大切なのは、普段から「解く順番」や「時間配分」の試行錯誤をする中で、自分にとって最良の「ルーティーン」を確立することである。
自分の目指す目標点をクリアーするための過去問演習を通して、成功体験を積み重ねることが今後何よりも大切である。そしてその経験をそのまま試験当日に実践すれば、必ずや目標点を達成できるはずである。これは国語のみではなく全ての教科について言えることである。試験当日「結果」を残せるというイメージトレーニングを、これからの日々の勉強を通して、しっかりとやり遂げてほしい。

「大きな試練は人間を強くもし、優しくもする」

来春このことを全ての受験生が実感するであろう。最高の結果を出せるように、残された時間を全力で過ごすことが、今強く求められている。

開成ハイスクール国語科 森脇 庸介