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開成教育グループ


2013 年 5 月 13 日 のアーカイブ

英語で伝える

2013 年 5 月 13 日 月曜日

 こんにちは。

 シーケンサーというコンピューター楽器を知っていますか。すべての楽器の音源がこの小さな機械の中にデジタル化されていて、一つ一つの楽器の音をボタン操作で入力していきながら作曲することができる、というものです。早い話が、自分一人でバンドが組める優れもの、というわけです。
 私は、どんな機器でもマニュアルを読むのがわずらわしく、あれこれ適当にいじっているうちに操作法を覚えてしまうのですが、このシーケンサーに関しては複雑な構造らしく、なかなか容易には受けつけてくれませんでした。2ヶ月ほど苦闘して、ようやく基本操作をマスターし、現在のところ6曲目のアレンジと編集をしています。
 私が作曲するのは「ラップ」。歌詞はもちろん英語です(英語講師の本領発揮!)。Rhyme(韻)を踏むのは、日本語よりも英語のほうがむしろ簡単なように私には思われます。たとえば、Sing it out, Make it loudといった感じです。
 ラップを作るようになって、これまで以上にいろんなラップをじっくりと聴くようになりました。感性を磨き、inspireされるため、と言えばカッコいいのですが、実は「マネ」をするためなのです。でも、何事も基本が大切、そして基本は「マネ」をすることによって、覚え、身につくものだと思うのです(勉強も同じですね)。
 歌詞は、作ろうとしてできるものではないようです。「歌いたい何か」「訴えたい何か」「伝えたい何か」がふつふつと涌き出てきて、それを言葉として瞬間冷凍させるようなものだと思います。

 大学入試の出題や高校の授業に「英作文」というものがありますね。与えられた日本文を英文に置き換えるという「課題」です。試験に出題される以上、それに即して得点するための技術を身に付けなければなりません。しかしその前に、根本的な英語表現力が養われていれば、これに勝るものはありません。「表現」とは、半ば人間の本能的欲求だと思います。「書きたい何か」「表現したい何か」があればこそ、その強い衝動に突き動かされて、文章は成就するのです。
 あなたが人に、あるいは自分自身に「伝えたい何か」があれば、それを英語で表現してみてはどうでしょう。始めのうちは拙い文章になるかもしれません。語彙の少なさを痛感するかもしれません。だからといって、躊躇することはありません。自分の心内からふつふつと沸き上がってくるものが、必ずや、あなたに書くことを促し続けるはずです。それは英語とて、同じはずだから。